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2017年7月 7日 (金)

爆発と沈黙 沖縄船中泊遠征その六@よせみや丸 那覇

沖縄船中白遠征二日目の午後、昼食に水浴び、食後のビールに午前中のキャスティングの疲れも出てきた僕はなんだかまったりして移動中のキャビンでうたた寝したり、ポイントについてからも今日の後半戦の一番いいところに向けて体力を温存してお香などと企てて、体力を使う投げる釣りから、午前中後半と同様の落としてしゃくるジギングをメインに釣りをしておりました。

爆発する時間帯は必ずある、という確信めいたものがあったのでとにかくその時までは体を休めようとしたのでありました。

釣りのポイントはお昼を食べた渡名喜島から少し走ったところ。まだ島が近くに見える。

船内ではGTの方はあまり魚の反応が良くないようで、投げる人は次第に減ってジグをしゃくる人の方が増えてきた。ポツリポツリとバラハタなどの小物が上がる中、今回の遠征でスターの座を確保しつつあるナベテツさんが不思議な魚を釣る。

Img_7565

その魚は真っ黒なカワハギの仲間なのだが、地元での呼び名は「ドラキュラ」
真っ黒だからだけではなく、尾びれの先が妙に長く伸びていてなんだか悪者の雰囲気を出している上に口を開けたら歯が鋭い。
指を噛まれたら穴が何個か空いてしまうのではないかと思うような、まさしくドラキュラが人の血を吸う時の牙のような歯が何本も生えているのです。

周りから「バス持ちして」(手に親指を入れて魚を持つこと)と冗談を飛ばされながら記念日写真を一枚。

このほかにもカラフルな魚が色々上がり身を楽しませてくれたのでありましたが、そんなことして遊んでいるときに船首(ミヨシ)の方から叫び声が。

何大声出してんの?
って聞いていたらおさむしくんが「ヒット!ヒット!」と叫んでいる。
慌ててそちらに駆け寄ってみれば先月購入したばかりの硬い竿が大きき曲がり、あまりの竿の硬さにおさむしくんは海に引きずり込まれそうになるのを堪えている。
昼下がりのまったりとした空気は吹き飛び船上は一気に興奮のルツボと化す。

Img_7567

おさむしくんの辛そうなファイトから魚の大きさが想像させられたのでありましたが
、上がってきたのは想像通りの立派なGTでありました。


Img_7569

おさむしくんは昨年のGT初釣行でのキャッチに続きこれで二年連続のGTキャッチとなりとても嬉しそう。
多くの釣り師が楽なしゃくりに向かっていたときに黙々と投げていた甲斐があったというものです。

やはり、投げないことにはGTは釣れない。

この一匹を機に船上はGTモードに切り替わり六名がキャスティングを始めます。
ところが突然海の中が大きなプラグの水音で騒がしくなったのが良くなかったのか、このポイントではその後魚の反応がなくなったため移動し次のポイントに。

ここでは魚の反応はたくさん出ます。
まずは僕の投げていたペンシルベイトの後ろに大きな魚の影が見えた。

しばらくしてアームスの引いていたポッパーを回収しようとした直前に大きな水柱がどーん!!!と上がった。

「出たー!」という叫び声。
しかし次の瞬間波紋は消えて海は元に戻ってしまった。
「四匹ついていました!」とアームスが興奮気味に話すのも無理はない。
自分のルアーの周りを奪い合うように泳ぎ回るGTの姿を見てしまったら釣り師ならこうしないものはいないだろう。

さらにジギング王のルアーにも魚がバイトしてきたがこれも針にかからず。
悔しい思いばかりを一同で共有しつつ、その悔しさをバネにキャストを続けます。

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その後も何度かバイトがあるものの針にかからず、時は刻々と過ぎ早くも五時を回っていました。
期待と焦燥が混じり始めるこの時間帯。僕はなんとか一匹釣りたいという思いで少し重くなってきた肩と相談しながらキャストし続けました。

「投げなければ釣れない。」と何度も心の中でつぶやきながら、「いつ出てもいいぞ!」という緊張感を持って投げている僕の横で、スターの座に突き進むナベテツさん、今度は泳がせ釣りでアオチビキをキャッチ。
南国の大魚および珍魚を次々と釣ってグランドスラム達成かとさえ思わせるノリノリ具合に手がつけられなくなりつつある。

Img_7597

しばらくして、GTのバイトがたくさん出たポイントでしたが、何度か流すと反応は薄れていったという船長の判断で船は大移動することになりました。

渡名喜島がぐんぐん遠ざかり水平線の向こう側に行き始めたあたりで船は速度を落とし流すポイントを特定します。
どこかで見た場所だなあ、と思ったので「ここ、去年のあのポイントですよね?」とY店長に聞いてみたら「そうですよ」というお返事。
ここは昨年の遠征二日目の夕まずめ、最後のふた流しでGTをなんと八匹も釣り上げた場所です。前代未聞の大爆発だったのですが今年もまた二日目のクライマックスを同じポイントに持って来た船長ったら、演出がお上手。

今回のメンバーは全員去年のその事件を知っているので、同じポイントと聞いて気合の入らない人はおりません。

時間も昨年と同じような時間帯。
太陽が大きく傾き水平線に近づいて来ている夕まずめどきです。

潮の流れも悪くない「出ますよ〜」とY店長もハッパをかける。
昨年と違ったのは風向きが逆なのに僕は気づいていました。昨年は落ちる太陽を背に見ながら投げていたのですが、今年は斜め前方に太陽があったので分かったのであります。

つまりポイントの上を船が風に流されて通過するルートが逆ということなんですね。
このことが魚の反応にどれだけ影響するのかは知る由も無いのですが、どうも心に引っかかる。

それでも、最後の最後まで投げて見なければ何が起こるかわからない、ということは昨年の経験で痛感しているので手を緩めません。
投げては引き、投げては引き、肩は痛くなり腕も重い、もういい加減やめたいと思う気持ちと、今やめたら悔しい思いをするかもしれないという思いが交差しつつも後者の思いが強くキャストを続けました。

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ルアーへの反応はなかなかなく、一方で船長の泳がせ釣りの仕掛けには次々と獲物がかかり、イソマグロや珍しいキツネフエフキなどという魚も釣れているのをチラ見しながら、こちらは本命GTを狙い投げ続けます。

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おそらく一人で釣りをしていたならとっくに諦めてやめているだろうと思う位に疲労し、隣で投げ続けるジギング王の姿を見ては自分を奮い立たせ、「とにかく今日は最後まで投げる」「何が起こるかわからない」と強い気持ちで投げ続けたのでした。

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太陽が西の海に沈んだところで船長の「あと一回投げたら終わりにしましょう」の声。
残念な気持ちと安堵の気持ちが同時に湧き上がり最後のキャストをします。
「最後の最後に出ろ!」「出ろ!出ろ!」と声に出しながらルアーをリトリーブするもとうとうドラマは起こることなくこの日の釣りは終了。

竿を置いたら目の合ったジギング王と思わず握手をしてお互いの健闘をたたえ合ったのでした。

釣れないけれど楽しいぞ。
この後は午前中に釣ったスマガツオの刺身とアカジンのマース煮に舌鼓を打ち、さらにメインディッシュの大盛りうな丼に食らいつき、釣れなかった鬱憤を晴らすかのように泡盛をあおり心地よくなっていったのでありました。


夜釣りの方は、潮の流れが早くて釣りにならず、アームスの釣り上げたイソマグロを見たところでこの日も早めに寝ることに決めたのでした。

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さあ、残るは後正味半日。果たしてGT初れるのか?
いよいよ最終日です。


参考:よせみや丸
釣りに関するお問い合わせはルアー・ショップEbb&Flow

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