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2017年7月 4日 (火)

潮止まりはのんびりと遊ぶ 沖縄船中泊遠征その三@よせみや丸 那覇

移動後に入ったポイントは島の近く、慶良間諸島のどこからしい。

水深五十メートルから三十メートルの場所。
ここもGT狙いだ。

ところがオリオンビールの昼のみですっかりいい気持ちになってしまった僕はちょっと投げるのが面倒になり小物釣りに変更した。

Img_7405


根掛かりしないように慎重にジグで底を取りながら探っていくと、こちらもそう簡単には釣れない。
何度か流し変えて、ネチネチ底付近を探っていると、コン!という小さいバイトがあり竿が曲がる。
ああ、やっと一匹目が釣れた、と安堵しながら手に伝わる魚の感触を楽しみつつ上げてくると小さなアカハタちゃん。
おチビでも色は鮮やかで美しい。
胴体の縞模様はくっきりと、背びれの先のトゲトゲの先端は鮮やかな黄色をしていた。しばらくその美しい色を楽しませてもらってからリリースする。

僕がおチビちゃんと遊んでいる間もキャスティング組はひたすら投げ続ける。
ジギング王も青物ジギンングには向かないポイントではひたすらGTを狙って投げ続けていた。

Img_7408



ネチネチ組は僕と五十肩でキャスティングがしんどいと言って仕方なくネチネチやってた上州親分と根魚王の三人。
それぞれにバラハタやらカワハギの仲間など、どれも色鮮やかな魚をぽつぽつと釣り上げていた。

Img_7396

ゆっくりと流れる船の前を人の横顔のような岩礁がゆっくりと通り過ぎていく。
南の海の上の時間もゆっくり流れていった。

Img_7409



午後二時半を回ったあたりで潮の動きが止まってしまい、さすがにこの時間にGTは難しいだろうという船長の判断で泳がせ釣りのエサになるムロアジを釣りに行くことになり深場に移動する。

レーダーと魚探を使ってムロアジの群れを見つけては船をその上につけるのだが、群れがまとまりなく、泳ぐスピードも早いのでなかなかサビキ仕掛けにかかってくれない。
僕も面白そうなのでタックル・ボックスに忍ばせていたジギングサビキを落としてムロアジ狙いをやっていたのだが、すぐに釣れるだろうと甘く見ていたのは大きな誤算で落としては上げるの繰り返し。

他の釣り師はジギングでムロアジの周りにいる大物を狙う人や午後の休憩に入る人など思い思いにやっている。

Img_7418


再び群れを探して船をつけて・・・というのを何度か繰り返していたらやっと大きな群れを発見。指示された水深まで落として巻き上げているところにお魚ちゃんのかかった感触。これはどんな魚でもたまりません。

ゆっくり巻いているとさらに重くなったように感じたのでこれは何匹かついているな、シメシメとニヤニヤしながらあげてきたら太いムロアジが三匹もついてる。
船べりで一匹落としてしまったものの二匹キャッチ。


もう一度群れを探し直したところでさらに追加、と、これはこれで楽しいぞ!

中乗りくんの枝鈎がいっぱいついたサビキには随分たくさんのムロアジがかかったようで生簀には十数匹のムロアジが泳いでいた。

エサを確保したところでそろそろ潮も動き始めると船は再びGTポイントへ移動する。
時間はすでに夕まずめの時間帯に入り、潮も動いて釣れる雰囲気はムンムンする。

僕も再びGTロッドを手にしてベベちゃんを投げることに。

いい時間帯なので集中して投げてはフォールさせ巻く、というのを繰り返したのですがどうもこの日はお魚ちゃんのやる気があまりなかったようでバイトはなく、ひたすら夕日に向かって投げるというのを繰り返しました。

午後七時過ぎ、西の国の遅い日没とともにこの日の釣りは終了。
今夜の宿営地は渡名喜島の沖あたりとか。

またまたビールを飲みながら走る船の切る風も心地よく、南国の美しい夕景を見ながら酔っていったのでありました。

今日一日はおもわしい釣果はなかったけれど明日がある。
よせみや丸の船中泊遠征に参加するのは今年で四年目だけれど、振り返ると二日目が良かったことが多い記憶もあったので焦りはありませんでした。

船中泊の楽しみの一つは何と言っても宿営地の船上からの夜釣りです。

最初に釣れるのは巨大アオリイカ。
辺りが薄暗くなってきた頃の時間が狙いどきです。
今年初参加のナベテツさんに「でかいの釣れるんだよう」「自己記録なんかすぐ更新できちゃうよう」と話してシャワーを浴びて僕もやろうと思いシャワーに入ったら、その途端に外から「キタ〜!」という根魚王の声。慌ててシャワーを済まして顔を出したら「キタ〜」とナベテツさんも竿が大きく曲がっている。

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お二人とも五十センチは越えようかという巨大アオリイカを仕留めご満悦の様子。
以下の釣れる時間は一瞬なので服を着てエギを落とした時にはすでに時遅し。
僕の竿は空振りで終わってしまったのでした。

Img_7426

ナベテツさんはGTにアオリイカになんだか満喫しているなあ。
そんなことをして遊んでいる間に中乗りくんがテーブルと椅子を用意してくれたので夕食の時間となりました。

近くの島の灯台の光と遠くに残照の残る海を見ながら出てくる料理は恒例のステーキとハンバーグ。年寄りの僕にはいささか重いディナーなのでありますが、一日投げ倒して疲れていたためかどちらもペロリと平らげてワインをいただけば心は天国。

この後、船尾につけられた集魚灯に集まる魚を狙っての夜釣りに一同期待に胸膨らませていたのでしたが、この日の分の体力を全て使い果たしてしまった感のある僕は早々に冷房の効いたキャビンのベッドで毛布をかぶれば、やがて外から時折聞こえる歓声がだんだんと意識の中で遠くなっていくのでありました。

参考:よせみや丸
釣りに関するお問い合わせはルアー・ショップEbb&Flow

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