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2017年8月 6日 (日)

Eno Cafe ステイタス夏マサ店@ステイタス 長崎

釣り船の上で挽きたて自家焙煎コーヒーを淹れては船長を始め釣り師一同に無理やり飲ませるEno Cafe、今回は九州を代表する近海遊漁船である長崎の「ステイタス」号でやっちゃいました。

昨年爆発していた「夏マサ」狙いの釣行に乗じてのEno Cafeですが、ステイタスさんでの開店は昨年九月に続いて二度目の開店。

今回のEno Cafeは厳しい条件下での開店となりました。
その厳しい条件とは、暑さとの戦いです。

思えば7月後半の盛夏の真っ只中にEno Cafeを開いた経験がなかったので、暑さに対する準備が甘かったのであります。さらに我々の釣行時の長崎方面の天候が30度はか〜るく超える普段にもまして高温な上に海上でも無風という信じられない気象条件。

こんな暑い中でホットコーヒーなんか飲めるかよ!という声が聞こえてきそうな暑さの中でしたが、五島列島方面を疾走する船の上、窓を開けたキャビンには風が吹き込んで心地よい、その一瞬を見逃さんと強引にコーヒーを淹れることにしましたよ。

Dsc00002 ギンバルの使用例(よいこはマネしないでください)

すでにお気付きの方もいらっしゃるかと思いますが、前回の沖縄のよせみや店からコーヒーミルが新しくなったんですね。これまでのミルのパーツを迂闊にも無くしてしまったことから携帯性に優れた国内製のコーヒー・ミルを購入したのであります。新しいミルは細長い筒状なので写真のようにギンバルに丁度よく治り、ゴリゴリするのも上機嫌!

この日の豆は最近最も好んで飲んでいるホンジュラスの豆。
ところが、ここでアクシデントが発生。
挽いたホンジュラスをドリッパーに入れてキャビンの床に置いたら、風に煽られてドリーパーが床に転落しホンジュラスの粉を床のマットに全部ぶちまけてしまった。

「あ〜あ!」と落胆とも諦めともつかない声がキャビンに上がったもののワタクシは動揺しませんでしたよ。
ためらうことなくマットを手に取り、ドリッパーを再びセットし支えていただいたところにマットの上のホンジュラスをパラパラと戻して、目に見えるゴミだけ取り除いてコーヒーを淹れてしまうという暴挙を強行したのであります。

Dsc00007 マットの汚れが物悲しさを語る

無言の釣り師一同に淹れたコーヒーを手渡した時はいかなる反応が返ってくるかと心配しましたが、優しい皆さんはこのコーヒーを飲んでくださった。

「いつもとちょっと味が違う」「マットの味がする」という声も上がったので、今回のコーヒーはEno Cafe始まって以来初のブレンドコーヒーの提供という記念すべき一杯になったのであります。名付けて「ホンジュラス・マットブレンド」。

マットブレンドをちびちび飲みながら、疾走する船の上で、このような不本意なブレンドコーヒーを淹れてしまったことについて深く反省するとともに、ストレートコーヒーのみを提供するEno Cafe最初で最後のブレンドコーヒーとなることを願ったのでありました。

今回の遠征は二泊三日なので本来ならば二日目もどこか隙を見計らって開店するところであったのですが、二日目の海はこれまた風がなく暑い上に、昨日の暑さからの肉体的ダメージ、精神的ダメージが大きく、「コーヒーを淹れよう」という気持ちが全く湧いてこない。早朝5時過ぎに出航して5時に長崎の港に着くまでの間、時間はいくらでもあったもののとうとう二日目のEno Cafeは開店せず敗退となりました。


さて、三日目。
昨日の反省を踏まえ、今日は早い段階で勝負してしまおうと狙っていたところに持ってきて、朝一番は長崎から五島列島中部までの大移動で時間がたっぷりあると知り、早速朝からEno Cafeを開店しました。

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一昨日の失敗を踏まえて、この日は同校の釣り師の皆さんにも手伝っていただき、ドリーパーを抑える人、お湯を注ぐ人、カメラを構える人など役割分担を自然発生的にしていただき、みなさんの協力のおかげで無事グァテマラのストレート・コーヒーを淹れることができました。

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一同、協力して淹れた達成感からか一杯を手にした表情はみなさん充実感が漂います。朝一のストレート・コーヒーを失踪する船の上、心地よい風にあたりながら外を見れば五島列島がもう間近に見え始めている。

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一同の半分お世辞とも言える「美味しい」の言葉や「以前は酸味のあるコーヒーは好みじゃなかったけれど最近は好きになってきた」とおっしゃる昆虫大好きさんの嬉しいお言葉に、ああ、ここまで来てコーヒーを入れてよかった、としみじみ思うのでありました。

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この一瞬の喜び、充実感を得たいがためにわざわざコーヒー豆を煎って準備し、ミルやドリッパーなどのコーヒー野点道具一式をバッグに押し込み出かけてくるのでありますが、今やワタクシにとってはこのヨロコビは魚を釣り上げるのとほぼ同列に感じるほど重要な行いになってしまったのであります。

Dsc00066


このような、ある種の奇行にバカだなあ、とお思いの方も多数いらっしゃるかと思われますが、いいんです!楽しければ!
ここまで来たら「日本で初めて自家焙煎コーヒーを釣り船の上で淹れた男」と認定されるまで(誰が認定するんだ!?)やっちゃいましょう!

肝心の釣りの方のお話は、また別な機会に書くことにしまして、今回のEno Cafeステイタス店を開店できたことに、船を汚しても一言も文句を言わなかった船長を始め、ご協力いただいた釣り師一同の皆様に感謝するのでありました。


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