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2018年1月11日 (木)

初釣りは大笑い、じゃなくて大洗@アーネスト

年が明けて10日にもなるというのに今年は釣りに行けずにおりましたが、実は年末から今年の初釣りはぶりを釣りに行こうと遠征でよくご一緒する「昆虫大好きさん」と年末から計画を立てていたんです。

初めの予定では9日に伊勢湾に行こう。という話だったのですが、伊勢湾の釣況がイマイチだったので年末にルアーショップ、エブアンドフローさんご一行がいい釣りをしてきた茨城の大洗はアーネストさんという船はどうかという話になり、たまたま空きがあったので乗り合いに潜り込みました。

ところが今度は天気の方に問題があり、8日の成人式から9日にかけて二つ玉低気圧とそれに伴う前線通過により日本列島は大荒れの天候になってしまい釣りどころではなくなってしまった。
年明け早々運のつかないことが連続して起こったわけですがそれでもめげずに日程を一日ずらしして10日に出ることになりました。

ところが10日も北海道沖の強力な低気圧からのびる前線に向かって強風が吹くというので出船が危ぶまれたのですが、最悪は当日の朝ダメかもしれないというのを承知で出かけることになりました。

午前6時涸沼川にある桟橋から出船。
海釣りに行くのに川から出船というのは初めての経験なのでなんとなく不思議な気分。川はさほど風もなく穏やかでした。

河口から海に出てもしばらくは大した波もなく、これなら行けそう!と思っていたのですが30分ほど走ると次第に波が高まりうねりも出てきた。

Imgp8337


ああ、やはり予報通り荒れ模様か。それでも釣りができればいいや。くらいの気持ちでいるとポイントに到着。

この日の釣り客は我々2名を含めて5名だったので風を船の側面に当てて船を流す「ドテラ流し」で船を流すかと思ったのですが風が強すぎてドテラは無理、と船長は判断。風に船首を当てて流すことになりました。

ジギングの場合はドテラの方が釣りやすいのですが、この風と波では仕方なく釣りができるだけでもラッキーという程の風でしたので船長の合図とともに釣り開始です。

船首近くに釣り座を取り「水深65メートル、そこから10メートルにベイトの反応」という船長のアナウンスにテンションが上がり釣り始めると、まもなく船尾の方にヒット。

小ぶりながらお腹がパンパンに太ったコロッコロのワラサが上がってきました。
魚は居る!となれば気合も入ります。

この日いくつかのパターンを作戦立てしてきたのですが、まずはアンチョビット・シャープ180gのイチゴミルクカラーを普通にしゃくってみた。

15分くらいしゃくったところで早くも幸先よくヒット。良く引くので期待してファイトするも上がってきたのは船尾の方と同サイズの小ぶりのワラサちゃん、でもお腹パンパンで美味しそう!

同行の昆虫大好きさんも間も無くヒットさせ今日はいい釣りになりそう!と波に翻弄される大きく揺れる船の上で思わずニヤリとしてしまう。

この日実は新しいタックルを持って行ったので釣りが楽しみで仕方なかった。
これまでハイギアのスピニングリールしか持っていなかったのですが、「ジギングならローギア」とジギング王に言われてからず〜っと欲しかったのがやっと手に入れたので初めて使うローギアのリールの感触を楽しみながら使っていたのでありました。

二匹目がきたのはちょっと釣り方を変えてから直ぐでした。
釣行直前にエブアンドフローに行き年末に釣行した店長から色々情報を聞いたところ、ただのワンピッチだけでは攻略は難しい。早巻きを入れるなど色々試してみたらいい。という話だったのでジグが着底してから一気に全速で糸を巻き上げる早巻きを試してみたところ直ぐにきたのでありました。

この一匹で魚がベイト(餌になる魚)を追い回している時にはゆっくりジグを動かして弱った小魚を演出するよりも素早く逃げようとする小魚を演出する方が効果的だな、とピンときたのであります。

この釣り方は昨年最後のシーバスジギング時にイナダが入れぐいになった場面でルアーデザイナーの若林氏から教えていただいた釣り方で「魚に狩をさせるイメージで」という氏の言葉が頭に思い浮かんだ。
世間では「丹後ジャーク」と呼ばれているテクニックなのだけれど、この日はこのパターンがハマっていたようで、船尾でよく釣り上げている方もこの釣り方で数を伸ばしていた様子なのでした。
船長も「底から8メートルにベイトボール」とアナウンスしてくださるので常に海の中の様子を知ることができ、小魚が追われて団子状になる「ベイトボール」のあるところで集中して早巻きをやってみたのでした。

おお!やはりこういうことは事前に聞いておかないとわからないので釣りも情報戦だなあ、などと感心しつつさらに早巻きで三匹目をかけた。

ところがこの魚、ファイト中にすっぽ抜けて外れてしまった。ルアーごと持って行かれたので歯の鋭いサワラに切られたのかと思いながら糸を巻いてきたらなんと、PEラインとリーダーの結び目が残っているじゃあありませんか!そうリーダーがすっぽ抜けちゃったんです、いわゆるシステム抜けというやつ。初めてやらかしてしまったのでちょっとショックだったのですが直ぐに気を取り直して別のタックルに替え、こちらはシステムが万全なのを確認した上で同じアンチョビットシャープの色違いをつけた。

すると直ぐに巻いてくる魚にアタリがあるのだけれど魚がかからない。そのまま巻き続けたらまたアタルのだけれどかからない。さらに巻き続けたらやっと手元にググン!という感触が伝わり思わず「やったー!」と声を上げてしまう。

さほど重くないのでサイズは小さいかな?と思いながらファイトして上げたら、あれえ?魚が二匹ついてる!
いわゆるダブルヒットとうやつですね。サイズはイナダクラスのおチビちゃんだけれど初めてのダブルヒットは嬉しかった。
このあと一匹かけたのですがまたまたバラしてしまう。
今度は針がハリスから抜けていたのでまたまたがっくり。自分の手抜きミスで二匹もバラすなんて。と初釣りから大反省することばかりが起こる。

でもまあ、これを教訓にすれば今年の今後の釣りはうまく行くかも!と気を取り直してフックも交換して再開。

時は既に10時頃に差し掛かり波はさらに高くなり、船長から「この流しで港へ帰ります」と早上がりのアナウンスをされ、まあ、安全のためなら仕方ない、でももう一匹でいいからいいサイズを釣りたいと思って汗だくになりながら早巻きを繰り返します。

Imgp8341


この時点で既に上腕筋および大胸筋は時折ピクピクと痙攣を起こし、「もう釣りなんかやめてよ」と言ってくる。2リットル入りの烏龍茶も真冬だというのに8割がた飲んでしまうほど喉が渇き、時折みよしの一段高くなった所にへたり込んで休憩をとりながら釣りをしていたのに船長の「この一流しで・・」のアナウンスに気合いを入れ直して釣りを再開するのでありました。

Imgp8346

            当たりルアー、アンチョビット・シャープ180g


身体中汗だくになりながら早巻きを繰り返していたら、巻き終えてジグを落とし直そうとした瞬間にヒット!これまた良く引くのだけれど上がってくると同じくらいのサイズのワラサちゃん。ああ、今日はこのサイズで終了か?ブリクラスのデカイのを釣りたい!と思っていたらにわかに風が穏やかになってきて波高も下がってきた。

船長からも「波は下がってきたので流し直します」と嬉しいアナウンス。
風も弱まったので今度は船を「ドテラ」で流すことにして下さった。
やはりジギングはこちらの方が釣りやすい。とはいうものの体はもう一杯一杯になってしまっていたのだけれど、それでも釣りをやめないのが釣り師のサガか?

2回目に落として早まきを始めたところで今までとは違うドスン!という手応えと共に竿は曲がりリールのドラグもジリジリと音を立てて出て行く。

おおお!これはいいサイズかも!
と慎重にファイトしていたら船長がタモを持ってきて横に立ちカメラを構える。
時折ドラグを鳴らしてせっかく巻いた糸を引き出しながらのファイト。船長から糸の太さを聞かれて、PEは5号、リーダーは35ポンド、と答えると「リーダー細いねえ」と心配そうなお返事。「エブフロの店長から太いリーダーは食いが悪いと聞いたもので」と答えると、「ううむ、さすがその辺りは店長抜け目ない」と感心なさっておられた。

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そんなやりとりをしながらも慎重に、というよりも体が疲労していてゆっくり、ちびちびしか巻き取る力がなかったというのが本当のところ。それでもなんとかあげてきたらやはりいいサイズ。やっとブリと呼べるサイズの魚がタモに入り船に引き上げられた時にはこちらも疲労でへたり込んでしまった。
この一匹で力尽きた感じ。

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直後に隣の昆虫大好きさんにも大物らしきヒット!しかし非情にもバレてしまう。
さらにみよしで釣っていた若者にも大物らしきヒットがあり竿を絞り込んでいくが、なんと針を伸ばされてバレてしまった。

Imgp8338

          大物をバラしてしまった昆虫大好きさん、悔しそう!

どうやらこの瞬間だけ大型が回遊してきていたようで連発となったのでありますが、運良く取れたので嬉しかった。

このあとはアタリが遠のいたと思ったら、治っていた風が先ほどよりさらに激しくなってきたため11時半頃早上がりすることになり釣り終了。

12026


帰りは向かい風の強風の中を三時間もかけて慎重に船を走らせ、その間針を伸ばされた若手釣り師の方と船長の三人で色々な釣り談義ができたのが楽しかった。

とりあえず、ミスは二つ犯してしまったけれど、ブリは釣れたし8ヒット6キャッチとまあまあの出来という「大笑い」とまではいかなかったけれど「中笑い」くらいの新年の明けての初釣りとなったのでありました。

大波の中操船に注力いただいた船長、色々とお世話になった同船者の皆さんありがとうございました。皆様にとっても今年一年いい釣りができますように。


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