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2018年3月

2018年3月29日 (木)

大笑いは二度続かない@アーネスト 大洗

今年一月に訪れた茨城県大洗のアーネストさんに再び釣行することになりました。

狙うはブリなどの青物と真鯛、どちらもダメな時はサバを釣ってきて晩御飯のおかずにしようという作戦です。

午前二時、横浜のルアーショップ、エブアンドフロー に集合。
今回の参加者は六名。レーサーF氏、車関係のM氏、Dさん、急遽会社をズル休みして参加することになったPZ3さんに僕と店長であります。

荷物を積み込み即出発、茨城の大洗は涸沼川にあるアーネストさんの船に向かいます。

前日充分に寝られなかった僕は車に乗るとすぐに爆睡。
パーキングエリアの休憩で一度目を覚まし、次に目が覚めた時にはもう目的地近くまで来ていた。

出船予定の五時半より一時間近く早く到着

あたりがうす明るくなるのを待って準備をし、6時前出船

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海に出ると予想よりもうねりと波があった。
沖に進んで行くと大きな漁船が四隻何かを取り巻くように回り込みながら操業しているのが見えた。

すぐに網による漁だな、と分かり船長に聞くと底引き網漁らしい。
漁船のいる場所は僕らが目指すポイントのあたりだったので、この時点で本日一番のポイントは見事に潰れてしまったことになる。

仕方ないので船はさらに沖に向かい、小一時間ほど走ったところで釣り始めた。
こちらには魚探に魚の反応はある。
全員期待を込めてジグをしゃくりはじめるがしばらくしてもアタリがない。

更に少ししてPZ3さんにヒット!
おお!、魚はいたか!と安堵するも上がってきたのはサバ。

このポイントに見切りをつけしばし移動して入ったポイントではレーサーF氏が大きなホウボウを釣り上げたのとまたまたPZ3さんにサバがきたくらいで終わってしまった。

さらに大移動してポイントを探ったが10時半近くまでやって、サバとホウボウ以外に釣果はなくこの日の青物は見切りをつけてマダイ狙いに切り替えた。

20180329_164018 サバの連チャンで絶好調のPZ3さん


30分ほど移動して全員ジグからタイラバに持ち変えて釣りはじめるが、これまたアタリが全くない。

昼までやってアタリなし。
船はマダイポイントを何箇所か移動するがどこも変わらず。

折しも潮の流れと風がぶつかってしまい船が全く流れなくなってしまった。

二日前にはそこそこの釣果のあったポイントだったが、その日に比べ水温が一度下り濁りもキツイという。

移動中初めて釣り師一同に昨夜の北茨城地方を震源とする地震の話を僕がしたら、誰も知らなかったようで、「あああ、そのせいでこんなに反応悪いんですね」と悲しくも納得の様子。

それでも船長はあの手この手を尽くして3時近くまでマダイ狙いで船を流してくださったのだがノーバイト。

僕は2時を回ったあたりですっかり諦めきって、クーラーボックスでキンキンに冷やしてあったビールをグビグビ飲みながら春霞に霞む海の風景を楽しむことにした。

暑いくらいの日差しの中、大海原の上でキンキンに冷えたビールを飲むのはマコトに幸せで釣りはもうどうでもよくなってしまった。
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           電池の切れたPZ3さんに春の陽光が心地よく

酔いが少し回ったあたりで「もう上がりましょうよ」ということになり釣りは終了。

ここまで書くと何も成果のない一日のように思えるでしょうが、僕的には新しく買っったって竿のテストをして使用感を確かめたり、今までに使ったことのないジグを試したりと、次につながるテストが色々できたのでそれなりに楽しかった。

3時半過ぎに上陸し船長にお礼を言った後、ラーメン屋に移動してラーメンにおろしにんにくをたっぷり入れたのを食べて帰ったのでありました。

前回一月の釣行では大笑いだった大洗釣行、今回は笑えない内容で終わりましたとさ。

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2018年3月27日 (火)

JAZZ AND BOSSA II @岩見淳三ギタートリオ

大学時代のジャズ研の先輩でギタリストの岩見淳三がギタートリオで新作CDを発売した。

タイトルはJAZZ AND BOSSA II

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数年前に出て好評だったJAZZ AND BOSSA というアルバムの第二弾ともいえこのアルバムの発売記念ライブというのを見に行き、ついでに早々とご本人から購入しサインまで貰う。

ライブではこのアルバムのメンバーにヴォーカルのSHIZUKAが入り楽しいものだったが、ここではニューアルバムのご紹介をしましょう。

と申しますのも、本アルバムの出来が実に素晴らしいと感じたからです。
岩見淳三のギターというのは実にオーソドックスなモダンジャズギタースタイルなので、ぱっと見新しいサウンドが散りばめているものとは対照的に渋いギターの世界であります。

言い方を悪く言えば地味、派手なテクニックも多用しないし音色もオーソドックス。
今回はさらに全ての曲をガットギターで演奏されているのでよりオーソドックスな印象を受けるのですが実はこれがよかった。

録音が素晴らしいところにも寄与されているのであろうけれど、音の一音一音の細かなニュアンスや彩りの変化の付け具合が実に忠実に再現されていて、演奏者の気持ちの入れようがその音にはっきりと聞き取れるのであります。

テクニックというのはこのように音に生かされて初めて結実するものだと思うと岩見のギターは素晴らしいテクニックを持っていると言えるでありましょう。

ベースの中村新太郎もよく実に歌心溢れた実にメロディアスなベースラインでサポートしているし、ドラムの山口新語のタイトで繊細な音づかいも良い。

最初に家でかけた時は質のいいBGMくらいの気持ちで聴いていたのだけれど、聴いているうちにだんだんゾクゾクしてきた。

選曲はスタンダード曲中心なので、ぼーっと聴いていいると聞き逃してしまう音がたくさんあって、すぐさま続けてかけ直すと何度聞いても新しい発見がある。

最近僕の買ったCDは一度聞いたら、「ああこんな感じね」と棚にしまってしまうことが多かったのだけれどこのCDは何度も聞いた。
聴けば聴くほどノシイカか貝ヒモかのように味が滲み出てくるのであります。

難しい曲を演奏してカッコイイという方向を目指すのもアリだけど、スタンダードをこれだけ弾きこなす方がシロート演奏者の僕あたりには勉強にもなりました。

伊勢秀一郎のトランペットが二曲入っているのもアルバムにアクセントをつけているし、伊勢トランペットがまたいい。

発売記念ライブに行った時(この時はトリオ演奏)もいいなあ、と思ったけれどもこうしてCDで何度も聴くとまた違った良さがわかって、ライブとレコード芸術は別なものだというものもつくづく認識されるのでありました。

録音がこれまた素晴らしいので今までオーディオにそこそこお金をかけておいてよかった、とも思える一枚なのであります。i- podしか持っていない方はジャズ喫茶(まだ残ってる)に持って行ってかけてもらってみてください。
ビックリしますよ。

こう書いていると、自分の先輩のCDだから宣伝しているのだろうと思われるかもしれませんが、そういう身内の宣伝は嫌いなので決してそんなことはございません。

機会があったら皆さんも是非聞いてみてください。

一つだけ注文があるとしたらジャケットですねえ。
裏のジャケットの写真を表に持ってきた方が雰囲気のあるアルバムになったような気がするなあ。     

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2018年3月26日 (月)

お手軽クチボソ釣り@横浜の某遊水池

例年より十日も早く桜の花が開花し利根位ではすでに満開、こちら横浜ではまだ七部、八部咲きといったところか。何れにしても三月末にしては暖かく日中の気温が二十度にもなる日がつずいております。

そんな暖か陽気につられてなんだかウキウキしてきて、日頃放置している庭の整理でもしてみるか、という気分に珍しくなった。

最初に目についたのは三年ほど前に購入したアクアリウムセット。
当時タナゴ釣りにはまっていて、何匹か飼っていたのだけれどすぐに飽きてしまい放置していた。濾過のモーターは三年間回りっぱなし。水槽の中はアオミドロ系のドロドロ藻が席捲しカナダ藻を覆い尽くしている。あまりに汚いのでまずこれを掃除することにした。

花粉症の鼻水涙と戦いつつも小一時間で掃除し、セットし直して日よけの屋根もつけたらいいじゃないか!アクアリウムらしくなってきたぞ。あとは魚が入ればそれらしくなる。ということで、じゃあ近所の遊水池にクチボソでも釣りに行って入れようか、という安易な流れになったのでありました。

翌日午後、暖かくなったところを見計らって出撃。
車で5分ほどの遊水池に行ったら子供たちがタモで何か捕まえていた。
聞いてみたらバケツの中に小さなミドリガメが入っている。
「これとったんだよ!」と目がキラキラしている。
こういう子供を見るのも久しくなかった。この遊水池も子供達が落ちないようにと高い柵で囲まれているのに、それをもろともせずにミドリガメを捕まえている子供達のたくましさが嬉しかった。

僕に向かって、釣りですか?亀ならいますよ。と声をかけてくれた。
亀はいいんだ、お魚ちゃんが欲しいの、と別れて早速釣りの準備に。

道具は以前従兄弟Aが作ってくれた竿に従兄弟Mからもらった仕掛けと他力本願。
餌も数年前に購入したヘラブナ釣り用のグルテン餌。

数年間車のトランクの片隅に眠っていたグルテン餌は明らかに変質していて、薄黄色くなっている。こんなので釣れるのか?と心配しつつも餌を練って釣りの開始。

初めは柵の隙間から竿を出して釣ろうとしたが、体制がうんこ座りになるのでいささかキツイ。仕掛けと竿を長くして柵の上から柵越しに釣ることに方針変更。

どよんと濁った池に練った餌を少しまき餌にしたらすぐに魚の影が見えた。
きらりと時々光る魚体を見ただけでテンションが上がります。

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これならもう楽勝!釣れたも同然!と釣り始めるが、アタリはバンバンあるけれど針に乗らない、おかしいなあ、と針先をチェックしたら甘くなってる。

釣りに一番大事な道具は針と糸である、という師匠の言葉を思い出し即針の交換。
今度こそと思うが意外と餌取りがうまく針に掛からない。

どうも問題は餌持ちの悪さによるようで、投入後一発目のアタリで勝負しないと餌を取られてしまうようだ。
少し餌を練りこんで粘り気をつけてクチボソの口には大きすぎるだろうというくらいの餌をつけたらこれがよかったようで、あたりも大きく合わせやすい。早速おちびちゃんが一匹釣れて一安心。

ピカピカ光る魚体を見ていたら、生まれて初めて自分で釣ったクチボソ、人生初釣魚を思い出した。
あれはまだ僕が小学校に入る直前の春休みだったと思う。
親父と一緒に実家の近くの川に釣りに行った。
埼玉の南部を流れる新河岸川の志木の堰である。

ここは江戸時代から江戸と川越を結ぶ舟運の要所で河岸があり市場もあった。
ここには堰がありその高低差を船が行き来できるように大きな水門もあって、下流からきた船は水門に入ったら下流の門をしめて上流を開ける、すると上流からの水で水位が上がり船は高く上がって上流に向かい、降る船はその逆をやる、というパリのサンマルタン運河より大きいくらいの立派な水門だった。

僕が子供の頃はすでに使用されなくなったおりただの水たまりだたのだが、ここにたくさんの魚がいたので釣りのメッカになっていた。当時は柵などなく自由に釣りができたが、ここに子供が落ちて水死したという話は一度も聞いたことがない。
近所の釣具屋で当時50円の竹ののべ竿に10円で10本の針、20円くらいの道糸に10円の板おもり、やっぱり10円くらいのウキに餌の赤虫も10円くらいと当時の釣具の基準嚇々は10円だった。いい時代だ。合計100円ちょいの初期投資で釣りが楽しめる天国のような環境だった。
初めて釣り上げたクチボソはそこそこいい型で7〜8cmはあり、手のひらの中でキラキラか輝く姿は一生忘れられない一匹だ。

6歳の少年時代に釣りを覚えてから55年。色々な魚を釣ってきたけれど最初の一匹の記憶というものは鮮明に覚えているものである。
遊水池で釣れたクチボソにそんな55年前のクチボソの姿を重ね合わせ至福のひと時。先ほどのミドリガメの少年たちにも同じような思いが残ったらいいなあ。

クチボソ釣りの方に戻ると、そのあとはだんだん餌の練り具合や付け方のコツが掴んできて釣り上げるペースも上がり小一時間で十五匹程度。水槽に入れるのにはちょうどいい数になったところで釣り終了。

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10キロオーバーのカンパチを釣り上げた時も嬉しいが、こういう繊細な釣りもまた楽しい。

持ち帰ったクチボソ君たちは無事水槽に入れられて悠々と群泳する姿がまた良い。
久しぶりに観賞魚をじっくり見ると心も癒され、なんだかとても和やかな気持ちになってくる。
しばらくはクチボソちゃんたちの世話に明け暮れそうな日々となりそうであります。

五月の連休の時には埼玉でタナゴを数匹釣って持ち帰り一緒に入れてみようかな?
意外と縄張り意識の強いタナゴとクチボソの相性はどうだろうなどと思いを馳せる春のうららかな一日なのでありました。

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2018年3月23日 (金)

おニューのカメラで悪戦苦闘

カメラを買った。

釣りの時に使う濡れても大丈夫なアウトドア用カメラでオリンパスのTG-5というモデルだ。

これまでアウトドア用のカメラはペンタックスのWG-1というモデルを持っていたのだけれど購入して6年くらい経つと、今のデジタルカメラの超光速的進歩によりずいぶんとスペック的に劣る感じは否めない上に撮影画像自体が購入当時に比べるとキレが甘くなってしまったので最近はすっかり出番がなくなっていたのだ。

WG-1の代わりは一昨年買ったソニーのミラーレス・デジタル一眼レフα6000が活躍してくれていて、デジイチらしいキレのいい美しい画像を楽しませてくれていたのだが、僕の場合、撮影というと釣りに持っって行くことが圧倒的に多いので、いつか水に濡れてオジャンになってしまうのではないかという恐怖と常にタタカイながらの使用に最近は甚だ疲れてしまったのでした。

そんな折釣りの現場でルアーデザイナーの若林さんが使用していたカメラが防水で綺麗な画像だったので何を使っているのか聞いたところこのオリンパスのTGシリーズだと教えていただいたので早速購入となったのでありました。

ところがいざ購入しようと近所のカメラのキタムラに電話で在庫を問い合わせたら、なんと入荷まで一ヶ月半待ち!だというではないか!

一ヶ月半も経ってしまったら4月までのシーバス釣りシーズンに間に合わない。「こっちは来週には使いたいんだよう」ということで他を当たってみたところヨドバシカメラに在庫を発見し即購入。

めでたく手に入れたのでありました。

さて、新しいカメラを手にして早速取説とにらめっこしながら色々機能を見ていたら知らなかった機能がたくさんついている。

普通はこういうカメラのスペックや機能を十分に検討してから購入に至るものなんでしょうが僕の場合すっかりあべこべで、買ったらこんな機能がついてる!と喜んでいるのだから能天気というしかない。

購入半月でまだ未知の機能がたくさんあるのだけれど、とりあえず把握しているのは通常の撮影にプログラムオート的機能や小さなものを顕微鏡的に拡大して撮影できる顕微鏡機能など様々あるのでありますが、ビデオ屋の僕が反応してしまったのは4K動画やハイスピード撮影さらにコマドリ撮影。

とりわけコマドリ機能にはまってしまった。コマドリと言っても鳥の名前じゃない。
シャッターを一定の間隔をあけて撮影し、撮影後に一連の画像を流すと普段はあまり動きのないもの、雲の流れや花が開く様子などが生き生きと動いて見られる、あれです。インターバル撮影と取説には書いてある。

かつては昭和の40年代50年代にテレビでみたものはハイスピードカメラでのフィルムによる特殊撮影でしか見られなかった。花の蕾がわーっと広がる様子や雲が湧き上がっては消える様子などをテレビで見ては感動したものでありますが、それがお手軽に家庭用のコンパクトデジタルカメラで取れてしまうのだからいい歳のおじさんにはびっくりなのであります。

早速試しにと二階のベランダに設置し大空の雲の動きを撮って見た。
どのくらいの間隔でシャッターを切ったらいいのかもわからず感に頼って3秒に一コマで撮って見た。

このカメラは299コマまで撮影でき再生時にはそれが1分に凝縮される。

とりあえずベランダに仕掛けたカメラをず〜っと見ているのも退屈なので別の作業をしていたら老化の激しい脳みそはカメラのことをすっかり忘れて出かけてしまった。

出かけた先で思い出して慌てて帰り早速カメラのところに行ったらセットした三脚が風に煽られて傾いている。三脚を固定しないのは超基本的ミスで、まあちょっとお試し、程度の撮影だったから手を抜いてしまったのでありますが深く反省しつつ画像を再生してみたら、あら、動画が撮れていない。

静止画が299枚取れているだけで、カメラの再生機能で素早く送っていくと動画に見えることは見えて、湧き上がっては消える雲が思った以上に狙い通り撮れていたのでそれなりに感動し、心配した三脚が傾いたのも撮影後のことだったようで画像に問題はなかった。しかし、動画が撮れていなかったので取説を手に取り失敗の原因を探ればただの設定ミスでありました。

つまりこのカメラ、静止画でのコマドリと、それを動画に合成する機能が両方ついていたのでありますね。さらにこのコマドリの開始時刻をあらかじめ予約できることも分かった。

一応問題が解決したので、今度こそはと翌日の朝日が登ってくるのを狙ってみた。

薄暗い東の空がぐんぐんと明るくなりやがて太陽が刺したかと思うとこれまたぐんぐん空に上がってきて眩い陽光を指す、というイメージの動画を取ろうとしたのであります。

日の出の時間を調べて、日の出の前後どのくらいの時間を撮影すればいいのかを計算して一時間とし、日の出30分前にカメラが撮影始めるようにセッティングして見たのでありますが、ここで大きな問題が起こった。

自分の寝室である二階の窓から撮影するにあたって、撮影には当然窓を開けておかなければならない。しかし三月初めの朝方に窓を開け放って寝るというのはなかなかの勇気と体力がいる、一つは寒さの問題、そしてもう一つ花粉の問題だ。

前者はそれなりの対応が取りようがなくはないものの花粉の方は対処のしようがない。ひどい花粉症の僕はこの時期には部屋の窓は一切締め切り洗濯物部屋干し、外に出る時どころか室内でもマスクをして花粉対策をせねばならないほどひどい花粉症なのに、窓を開け放って寝るなんて、まるで狼の群れの中に放り込まれたこウサギちゃんのようなもので、たちまちに狼花粉にやられてしまうのは火を見るより明らか。

仕方ないのでタイマーにセットするのは諦め、早朝早めに起きてカメラをセットしたら窓を開け放ち自分側の部屋に逃げる作戦をとったのでありました。
朝5時半、目を覚まして早速カメラにと起き上がってみたら東の空はすでに明るくなリ始めているではないか。

慌ててセットして撮影開始。一時間ほどシャッターを切れるようにし、動作を確認したらカメラの横にいただけで鼻水が垂れてきそうなのでキッチンに逃げ込んで早朝のコーヒーなどいただき一時間後にカメラを回収し再生してみたら、おお!今度は動画で撮れている。

青みがかった東の空がやがて茜色になり太陽が小さくみあたかと思ったらぐんぐん上がってくる。と思ったら、太陽はあまりぐんぐん上がって来ずどうも全体の動きが遅くてダイナミックさに欠ける映像になってる。

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                朝日 イメージ

どうやらシャッターを切る間隔が短くすぎたようで、次こそはもう少し長くしてダイナミックな映像をと、数日後再トライしてみた。

前回より少し早く来てまだ暗いうちからの撮影を敢行したのでありますが、なんと午前3時半に目が覚めてしまった。年寄りの朝は早い、と言っても3時半から日の出を待つのも辛いのでタイマーを使ってみることにし、セットしたらあとはカメラ任せでうたた寝していようと決め込んだのであります。

ところがカメラをセットして再び布団に潜り込んだが寝付けない。
カメラが気になるのかアドレナリンが分泌してテンションが上がってしまったのか、布団の中で30分もぞもぞしていたがどうしても眠れない。さらに30分なんとか寝ようとしたのでありますが目は冴えてギラギラとしてくるばかり。

気づけば4時半近くなってしまっている。こうなりゃあもうこのまま起きて撮影だ、
と起き上がってカメラを確認し、花粉から逃れるために別の部屋に移動。

NHK-FMのラジオ深夜便など聞きながらパソコンをいじりつつ、時間が来るのを待った。そろそろ取り始めている頃、という頃合いを見計らってカメラのところに行きシャッターが切れるのを待っていたのだが設定した時間の感覚を過ぎてもシャッター音がしない。またしてもオペレーションミスでカメラが動作していなかった。原因究明は後にしてすぐに撮影開始にセットし直してなんとか撮影開始。

ふと視線を窓の向こうにあげると大空は暑い雲でびっしりと覆われているじゃありませんか。

雲には隙間もなく無情なくらい重苦しく垂れ込めている。
あらあ天気予報では朝から晴れだったはずなのに、そりゃあないよ。
おれの3時半起きはなんだったんだあ!!!と思わず朝から大声で叫んでしまいそうになるのをグッとこらえるも、やり場のない失望感。
しかしすぐに気を取り直し予定通り撮影を決行。

重く垂れ込めた雲だってなんらかの動きはあるに違いないし、劇的なお天気の好転で雲間から太陽が差し込んできたりしたら、これはこれでなかなかドラマチックじゃあないか。と思ったのであります。

カメラをセットしてからおよそ二時間半。
朝メシに肉うどん卵入りをたべ、犬の散歩をし、洗濯物を干してもまだ時間が余るのでごろ寝してたらいい時間になった。

ウキウキ、ワクワクしながらカメラを三脚からはずし早速再生。と思ってスイッチを入れたら電池切れの表示。

どうやら撮影中に電池が切れたらしいのだけれど、撮れた分はちゃんと動画処理されるんだろうか?

しばらく充電してからスイッチを入れ再生ボタンを押したら、おおお、撮影できている。

再生してみたらこれが思いのほか良い。
重く垂れ込めた雲は思いなりに動いてくれていた。それもなかなか重厚感のある動きで感動的である。太陽は出てこなかったけれど日の出時間を過ぎると光量が上がり雲間から光がさしたりしてなかなかドラマチックだ。

ということでやっとの事で思いがけなくもコマドリ撮影に成功!と喜んだのだけれどPCで再生してみたら大きな失敗に気がついた。

写真の画角を4:3で撮影してしまったのでビデオにした時の16:9の画面の両脇に黒いマスクがかかってしまい、まるで昔のビデオで撮った画像をハイビジョンにコンバートしたかのような古臭い感じの画像になってしまったのであります。

しかし、これで諦めることはしない。
あらかたの失敗は一通りやったので次こそはイメージ通りの映像を取る確信があります。うまくいったときにはYouTubeにでもアップしてご覧いただきますので乞うご期待。


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2018年3月18日 (日)

ヤスモノスコッチは最強なのだ!

本ブログで酒の話はあまり書いていないことに今になって気がついたのだが、決して酒が嫌いなわけではございません。というよりむしろ酒好きのブルイに入る方でして日頃から酒を飲まない日よりも飲む日の方が圧倒的に多い、いや飲まない日は年間を通じて数日か、というほどお酒は好きなんであります。

基本的にはビール好きですね。キンキンに冷えたビールがあれば幸せ!なのでありますが、ビールばかり何リットルも飲むのも芸がないので、というよりビールの後は濃い酒が欲しくなるので、自ずとアルコール度数の高い酒に移行するのが常なのであります。

濃い酒部門ではここ数年は芋焼酎が圧倒的に多かったですね。これは種子島、長崎など九州方面に釣りの遠征に行ったあたりからの傾向でありました。一時は屋久島の三岳に惚れ込んでしまい一升瓶を大人買いするほどでありましたが、三岳の高級ブランド化による?大幅な値上げなどがあっていつの間にか僕の中の芋焼酎ブームは去りました。沖縄の泡盛もよく飲みます。久米仙、八重泉などが好きでよく飲みますね。

焼酎のいいところは何と言っても安くて濃い、つまり安上がりに酔っ払えるところなのでありました。過去形に書くのは、かつては焼酎といえば40度くらいはみなあったのに最近は25度くらいの度数(濃さ)でいささか物足りない、言い方を変えればコスパが悪いのであります。

それでも美味しいから特に疑問も持たずに焼酎の日々を過ごしていたのですが、最近ふとしたことで近所のお酒の量販店KYリカーというお店でスコッチのコーナーを物色していたら、なあんと、むかしは高嶺の花だったジョニー・ウォーカーやらカティ・サークやらのブランドものウィスキーが千円ちょいで棚に並んでいるのを発見してちょっとクラクラするくらいのショックを受けてしまったのであります。

さらに、その棚を見ていたら本場スコッチの初めて見る名前のものがずらりと並んで僕に向かっておいでおいでをしているじゃあありませんか。お値段の方もビックリの千円切りというものまであって、本当に中身は大丈夫なのだろうか?と疑ってしまったものの、その中に「フォートウィリアムス」という名前のものを見つけて、「あ、ホンモノだ!」とピンときたのであります。

フォートウィリアムスというのは恐竜伝説で有名なスコットランドのネス湖から流れる川伝いに北へ北へと進んで行ったちょうど川の河口のにある北の果て的な街の名前なのであります。
なぜそんなことを知っているのかというと、今から三十年ちょっと前、まだセーネンだった僕が初めて行ったヨーロッパの長期滞在ロケの時にこの街を訪れたことがあったからなのであります。

当時の僕は駆け出しのディレクターでこの仕事が初めての海外ロケ。にも関わらず、というか自ずというか、とにかく低予算の仕事だったのでスコットランドにはカメラマン氏と僕の二人だけでロンドンから空席待ちの便で飛ぶというほどのケチくさいもので、「海外ロケ行ってきたんだよ!」なんてエラそうに胸を張ってエバれるようなものとは程遠い仕事でありました。
スコットランドに行って何に一番驚いたかというと、川の水も水道から出てくる水もみ〜んなスコッチウィスキーの色をしていることですね。

スコットランドの地質は泥炭(ピート)と呼ばれるもので、この地層を通る雨水はタンニンの色がついてウィスキーのような琥珀色になるんです。
琥珀色というとキラキラした明るいイメージですが、これが大量に集まり川となり湖となると鉛色になるのであります。僕が行った季節(初冬)が曇りの多い季節ということもあり、重く垂れ込めた雲に少ない光を反射させた水は鉛色をして流れ、あるいは重く輝いておりました。

ネス湖などは一面鉛を張ったように波立たぬその湖面が一瞬でも揺らごうものなら何まブキミな生き物が出てきたと思わざるを得ないほどのブキミな湖でありました。

僕とカメラマンはグラスゴー空港からレンタカーに乗り撮影をしながら、ハリー・ポッターの二作目で車が空を飛んだシーンの舞台のあたりを経由しネス湖を撮影してたどり着いたのがフォートウィリアムスの街だったのであります。

小さな民宿みたいなホテルを行き当たりばったりで探し、古い街並みの街のスーパーで酒のつまみをカタコトも喋れなかった英語でなんとか買い求め宿に帰ったら部屋の風呂のお湯が出しっぱなしになっていて、ウィスキー色のお湯が湯船から溢れ出して風呂場の床までびしょびしょに濡らしてしまい、なんて叱られるのかドキドキしたっけ。

幸い温厚な店主はロクに話が通じないだろうと思ったのか、いくらかの床の補修料を請求しただけで許してくれたのも深い思い出になっている。

このようなぎっしりあった思い出がKYリカーの棚のウィスキーの瓶を見た途端に一気に頭の中に溢れ出してしばらくラベルを見て立ちすくんでいたのでありました。店員さんから見たらさぞや怪しいおっさんに見えたでありましょう。万引きするんじゃないかとチェックしていたかもしれません。
すっかり話が長くなってしまいましたが、そんな経緯でフォートウィリアムスという税別990円のスコッチを買って帰った夜、まだホントにこの値段でスコッチなのか?と疑いつつ、あの日の溢れたお風呂のお湯と同じ色の液体をグラスに注いでストレートでちびりと舐めてみれば、口に広がる香りと風味は間違いなく正しいスコッチの味で再びスコットランドの思い出に浸ってしまったのであります。

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ブレンドウィスキーとはいえこれだけ美味しいお酒が税抜きたったの990円。しかも40度もあるから少量で酔っ払えるしアルコールが体から抜ける飲む比較的スムーズで日本酒の酔い醒めのように翌日の朝までクネクネと絡みついてくる女のようなしつこくない。
こんなにコストパフォーマンスの良いお酒は他にないのではないのか?ということに気づいたのであります。

最近はバーボンなどにもこのくらいの価格のものが登場してきましたが、僕の感じるところでは同じ銘柄のものでも安くなったもの中にはかつての高級値段時代より味が落ちたと感じるものがありメーカーさんとの信頼関係が崩れてしまったので最近はすっかり敬遠がちになってしまったのであります。

その点でスコッチの小規模酒造会社の気合いのブレンドものに軍配をあげるところなのでありますね。

思えばわしらのセーシュン時代にはスコッチなどというのは高嶺の花だった。
中学二年生の時にわざわざ家から離れた酒屋まで買いに行ったサントリーレッドのコークハイ(死後か?)でゲロを吐いたのが我がウイスキー人生の始まりでありますが、当時のレッドが500円。サントリーの角瓶が1500円で、それすら買えず、なんとか買えて飲めるのは1000円のホワイト止まり。ダルマと呼ばれた2000円のサントリーオールドは買えなかった。

当時のスコッチとなると今や1000円ちょいで売られているジョニーウォーカーの赤が3000円くらいしていてお目にかかることすらなかった。その後海外旅行のお土産といえばスコッチという時代になりましたが、当時は一ドル360円時代でまだ海外旅行に出かける人なんてお金持ちの一部くらいだったんです。

そんなセーシュン時代憧れのスコッチが日常的に安価で、しかも焼酎より安く飲める時代が来るなんて思いもよらなかったっちゅうもんです。長生きはしてみるもんだ。

ということで、目下のところ酒といえば安いスコッチにすっかりハマっていまい、くだんのフォートウィリアムスはすぐに空となり先日2本目を購入。
今度も1000円前後のブレンドスコッチで「エインシェント・クラン」( Ancient Clan)というシロモノ。

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これも前出のフォートウィリアムスと同じスコットランドの北部ハイランド地方のスコッチなのでありますね。

早速飲んだら、これもまた美味しい。
同価格の国産ウィスキーとは比べ物にならないおいしさ。
うまさ、お値段、アルコール度数の高さとコスパは抜群。

これでまた一週間くらいは幸せな日々を送ることができると思うとヤスモノスコッチは今の僕にとっては最強のお酒なのであります。


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2018年3月12日 (月)

でかいロースト網を購入!

実に久しぶりのコーヒー・ローストネタです。

ローストをしていなかったから更新していなかったわけじゃあございません。
昨年何に逆上したのか飲みきれないほどのコーヒーの生豆を一度に大量購入してしまい、一時は我が家の生豆在庫は10キロを超えていたのであります。

日々地道にコーヒーを一杯また一杯と飲み続け、またある時はEno Cafeと称して釣り船や釣具店などに出向いて皆様にコーヒーを振る舞うなどの努力の結果、10キロオーバーのコーヒー豆の在庫が先月末になってやっとなくなったので実に久しぶりに新たなコーヒーの生豆を買うことができたのでいざ、ブログの方もコーヒーネタで更新ということになった次第でございます。

買い足したのは生豆だけじゃありません。
新兵器も買いましたよ。兵器と言いましても物騒なものじゃあございません。実に平和的にコーヒー・ローストの増産体制を構築するべく、以前から使っていた網よりも大型のものを購入したんです。

これまでのローストの最大の悩みは一度にローストできる量が150グラムくらいまでしかできなかったことなんです。

自分の家で飲むだけならこれで十分なんですが、釣具屋さんやイベントに出向いてカフェを開いたりするとなると、それなりの種類と量のコーヒー豆をローストせにゃあならんわけで、そうなると一度に150グラムでは何度もコンロの上でシャカシャカしなくてはならず実に効率が悪かった。
そこで今回清水の舞台から飛び降りた気持ちで、えいやっ!と新しい網を購入したのであります。

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写真右の大きい方がその新兵器。
見た目にはふた周りくらい従来品より大きいので一度に煎る豆の量も倍くらいできちゃう。ただ、あまり欲張って一度にたくさんの豆を入れると網が重くなりすぎて、シャカシャカした時に網と取っ手継ぎ目部分に加わる力が大きくなりすぎて壊れそうなので限度があります。

というわけで、増産体制も整ったことなので早速シャカシャカしました。
今回シャカシャカしたのは我が家の定番であるコロンビア・エスメラルダと初めて購入したインドネシアのマンデリン・シナールの二種類であります。

エスメラルダの方はここ二年くらいの間に色々試した結果最も自分の好みであると分かったハイ・ローストに照準を合わせ、慣れた手つきでサクサクと、いや、シャカシャカと一度に250グラムもローストしちゃいました。新兵器ならではの大量ローストです。

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この豆は今週末に出かけるルアー・ショップさんの釣り遠征に持って行くためのものなので人数分少し多めに煎りました。釣りの方も大漁になるのを祈願しつつ。

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もう一つのマンデリン・シナールというおまめちゃんは初めてローストする豆なのでまずはオーソドックスにミディアム・ローストにしてみて、一度味見をしたところで次はどうするか様子を見ようということにしました。

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お味の方は?というとまだ飲んでいないので後日レポートを。
とりあえずは新兵器導入のご報告まで。

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2018年3月 5日 (月)

シーバスジギングでタタカウのだ@長崎丸 本牧港 横浜

今シーズンの東京湾シーバスジギングも今回で四度目の釣行であります。乗る船は今回も本牧港の長崎丸さん。

今年の僕のシーバスジギングは毎回ご一緒する仲間が違うのが特徴で、これもまたシーバス釣りを通じての知り合いが増えたことの証でありとてもヨロコバシイことなのであります。

今回は前回と同じくルアーショップ、エブアンドフロー(以下エブフロ)さんを通じて知り合った釣り仲間二人、ナベテツさんとPZ3(本名不詳)さんとともに三人での釣行となりました。

いつもより少しゆっくり目に港に行ったらすでに二人船に乗っているお客さんがいる。
挨拶しに近寄ったら、これまたエブフロで何度かお会いしている Iさんという方とそのお友達でした。先日 Iさんとお店であった時に今日来るという話を聞いていたので驚きはしませんでしたが、エブフロ関係で片舷五人並んでの釣り、知り合い同士でワイワイと楽しい釣りになりそうな予感。

少しすると朝からテンション高めのPZ3さんと一方こちらはなんだか眠そうな顔したナベテツさんが順に港に現れ全員集合です。
遠征でよくご一緒するヨッシーさんも参加予定だったのですが、体調を崩されて今回は大事をとって不参加に。

このあと続々と釣り客がやってきましたがこの日は日曜日の釣行でしたので船が混むかと予想していましたが、総勢12〜13人と一人当たりのスペースが十分に取れる程よい人数でありました。

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                我らが第十長崎丸

午前8時過ぎ出船!
20分ほど走った最初のポイントは運河のストラクチャー周り。
すでに出ていた仕立て船がおり、見てみればガンガン釣り上げている。

おお!最初のポイントから入れ食いだ〜!と気合いを入れてしゃくってみればすぐに僕に一匹来た。続いてPZ3さんにもヒット。
さらに僕に立て続けにヒット!いいぞう!今日は久しぶりの入れ食いか〜!とテンションが上がります。

PZ3さんもポツポツ釣っているのですが三人並んだ真ん中のナベテツさんにまったくこない。ご本人も「何がみんなと違うのかわからない」とボソボソ言いながら釣っているのですが、確かに横から見てもよくわからない。

今日はこのポイントが勝負か?と思いきや四匹上げたところでアタリがピタリと止まってしまいました。地合いが終わってしまったようで先にきていた仕立て船の姿はすでになく、間も無く我らの船も移動となりました。
次に入ったのが、同じ運河の中のポイントで前回岐阜の帝王と来た時によかったポイント。しかしここは反応はあるものの全くアタリなくすぐに移動ということに。

「20分ほど走ります」というイサオ船長のアナウンスがあり我らはキャビンに潜り込んで潮をかぶるのを避けておりました。

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             栄養補給するナベテツさん

船はどうやら運河から東京湾に出て、羽田空港沿いに北に向かっている様子で、ああ、また着陸誘導灯の橋脚に行くんだな、と察しているとその通り赤い橋脚が見えて来た。

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                 怪しい二人

ここにもすでに仕立て船がおり、見てみるとポツポツ釣れている。
我らも早速釣り始めます。

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いきなり連チャンで釣り上げたのはPZ3さん。
ルアーはゴビアス・ダイルのピンクシルバー。すかさず僕も同じルアーに替えて一匹追加。

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                ドヤ顔のPZ3さん
ナベテツさん、相変わらず釣れないなあ、なんて言っていたのがここで一変する。

同じゴビアス・ダイルのオレンジ金に替えて釣り始めたらいきなりきた!
ボウズ脱出!と写真を撮って喜んでいると、間も無く二匹目、そして三匹目とコンスタントに釣り上げて行く。

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            この一匹でスイッチの入ったナベテツさん

一方の僕は一匹釣った後はアタリがなくルアーチェンジを繰り返すも、なかなかハマらない。ナベテツさんと同じルアーにして見たらポツリと一匹釣れただけ。
色々やるうちにゴビアス・アンセスターで何匹かやっとこさ釣れた。

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この日は午後から南風が吹く予報で、この頃すでにかなりの風が吹いていて、着陸するジェット機も進行方向にまっすぐ入らないで幾分左寄りに機首を向けて着陸するほどになっておりました。

朝早く出た仕立て船はすでに上がってしまいいなくなり、わしらはしばらくこの橋脚周りで粘ったのですが次第にあたりも減ってきてイマイチの様子。

船長に何本釣れました?と聞かれ八本と答えたら反対側の左舷の小学生が十一本釣ってる、とのこと。

ううむ、小学生に負けるわけにはいかん。
とそれまでなんとなく漫然と釣っていたココロにタタカイの火がつき戦闘モードに入るものの、気持ちが空回りするばかりで全く釣れない。

風が強まり沖の波が高くなってきたところで移動することになり、波の低い運河のポイントに戻ってきた。朝とは違うポイントだけれどなんとか釣りになる波の高さ。

この時点で僕が十匹、PZ3さんが八匹、羽田の橋脚で数を着実に伸ばしたナベテツさんが九匹とほぼ横並びなのがわかり、この三人の間にもタタカイの心の火がつきます。

運河のポイントに入り釣り始めるとすぐにナベテツさんが一匹あげて僕に並び、一歩遅れたPZ3さんも意地で二匹釣り上げ三人横並びになるとタタカイの火はさらに火柱のごとく燃え上がり、誰かが魚をかけると「バレろ!」(魚が針から外れろ)と叫んだり、魚がかかると大声で「きたー!」と相手にプレッシャーをかけたりと子供みたいになりふり構わなくなって来た。

この後白熱のシーソーゲームで誰が勝つかわからない展開となりながらも全員十二匹で横並びとなった。

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               我こそ!と気合が入る!

さあ、残り時間も少ない、ここからが勝負だ!と意気込む三人!
最初にかけたのはナベテツさん。思わず横から「バレろ!バレろ!」と僕
ナベテツさん余裕の笑みを浮かべて魚を引き抜こうとしたら、なあんと、ポロリと落ちてしまった。「やった、やった」と二人は喜び、よーし今度は俺だ!と気合いを入れます。

なんたって僕なんかどうせ結果をブログに書かなくちゃいけないのに「負けちゃいました」なんてブログ書きたくないし、こういう時は妙に闘争心が燃え上がる性格なんです。

そしてそんな僕に待望の十三匹目が来た!
抜き上げて落とさないようにタモで大切に取り込み「やったー!」と勝ち誇ります。
「あああ、やられた」「まだまだ」などと二人も負けてはいない。

ここで船長から「あと5分くらいで上がりますね」とアナウンス。

よーし最後に駄目押しの一匹を釣っちゃる!と気合いを入れてしゃくるとドスン!と来ました。「来ました〜〜!」という僕の雄叫びにPZ3さんの「ああ、やられたあ〜!」という諦めとも嘆きとも言えない声。

集中して大事に取り込んだら今日一番のサイズで50cm以上あった。
「PZ3さん、釣りなんかしてないで写真撮ってよ!」って釣りしているのに無理やり写真を撮らせて勝ち誇ります。「やられたあ〜駄目押しだあ!」とPZ3さんの声。ナベテツさんはまだ黙々と集中して釣っている。

P3040164

            駄目押しとなった一匹にドヤ顔のワタクシ

ようし!さらにもう一匹!と思ったところで「この辺で上がります」という船長のアナウンスでタタカイは終了し、僕十四、ナベテツさん、PZ3さんの二人が仲良く十二匹で終了した。勝った!と喜んでいるところにPZ3さんの向こうで釣っていた Iさんが「十六匹釣りました」とぽそりと。

ううう、こんなところに伏兵がいたあ!

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              伏兵 I さん 恐れ入りました

結局船中トップが Iさんの16匹、二番手が14匹の僕、以下12匹から10匹くらいの人が多数だったようです。小学生は11匹から数を伸ばすことができなかったようで、なんとか小学生に負けずに済んでホッとしたり。

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          僕が一番釣ったゴビアスダイル・オリジナルカラー

気心知れた仲間とこういう勝負をするのもなかなか楽しく、帰りの船のキャビンでは三人ともタタカイを終え全力で燃焼しきった体の疲れからかウトウトと居眠りをこいていたのでありました。

写真提供:長崎丸

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2018年3月 2日 (金)

爆釣Tシャツを作ってみた

一月の僕の誕生日に二番目の娘から誕生日プレゼントとしてイラストを一枚もらった。釣竿を担いで口笛を吹きながら歩いている僕をモデルにした絵で背中の背負い籠には魚が入っており、衣装は大黒様か浦島太郎かというおかしなもの。

なんとなく僕の特徴を捉えていて気に入ったのでこのイラストをモチーフにTシャツを作ってみることにしたんです。


オリジナルTシャツは以前この娘たちの通っていた保育園の記念イベントの時に作った経験があるのでノウハウはあった。

娘のイラスト部分のみを切り取っていらない線や文字を消して背景を切り抜き、といった地道な作業を何日かかけて行い、さらにイラストに「爆釣」の文字を付け足し、その上にはAngler Always Hopes」と入れたらなんとなく釣り師のTシャツっぽいデザインになってきました。

印刷の版を作る元のデータをフォトショップで作ったところで横浜のオリジナルTシャツ屋さんに連絡して見積もりを取ります。
見積額を見てしばらくにらめっこ。とてもリーズナブルな価格なのですが、とりあえず家族の分と中のいい釣仲間へのプレゼント用に10枚ほど作ることにしたものの、はたしてこのようなプライベートなTシャツをだれが着るのか?!は謎だったのですが、まあいい、記念品を作ったというつもりで発注しちゃえ!誰もきてくれなかったら自分で十年かけて着ればいいや!てなもんです。

Tシャツ屋さんに発注しておよそ2週間後、Tシャツの入った段ボール箱が家に届いたのでワクワクしながら開封してみた。

Tシャツをとりだしてみたら、おおお!イメージ通りの出来上がり。
でも予想通り誰も着てくれないかも!(^_^;)

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とりあえず自分で着てみて鏡に映してみて自己満足に浸り、勢いビールなど飲んで何かコトを一つ成し遂げたという達成感をも味わいました。

後日、何人かのお世話になってる釣関係の人に無理あり差し上げたら概ね作った分が無くなった。

ここでお終いにならないのがお調子者のワタクシの悪いところで、先日岐阜の帝王が東京湾シーバスを釣りに来た前夜祭に集まった面々にも売りつけることを目論む。

ちゅか料理屋で酒が回ったあたりを狙って、自ら着ていったTシャツを見せて、今ならカスタムメイドで好きな色とサイズで作っちゃうよん、と誘いつつ、みんなこれを着ている時に着ていない自分だけ釣れなくても知らないよん、などど根拠のない脅しもかけたら、「そんなTシャツ着たら釣れる気しない」「キモイ」などと忌憚のないご意見をいただきながらも最終的には皆さん快く作ることを受けてくださった。

さらに翌日のシーバス釣りには早速このTシャツを上着の下に着て釣りをしたところ
珍しく好調に釣れて竿頭と一本差の十匹も釣れたのだからまんざら「爆釣」もご利益があることが実証できた。(気がする)
もう数枚欲しい方を無理やり集めて再度発注しちゃおう。
本ブログをご覧の身内の方で欲しい方がいらしたら連絡ください。


この夏は謎の集団がこの「爆釣Tシャツ」を着て釣りをしている光景を皆さんも目にするかもしれません。


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2018年3月 1日 (木)

帝王 東京湾に降り立つ!@長崎丸 本牧港 横浜

前夜の美味しい中華料理でテンションが上がった岐阜の帝王、ワシの我ら釣り師二名、寝坊することもなく午前6時半に本牧の長崎屋さんの釣り宿にて受付を済ませ港に向かいます。

昔はこの船宿の目の前が海で、おそらくそこに船が係留してあったりカモメが飛んでいたり時折カップルがいちゃついたり、などということが想像されるのですが、現在は高速道路と海の名残といえるのか細い運河が残るのみで港は車で5分ほど走った本牧埠頭D突堤の一部にあるのでそちらに移動します。

7時頃港に着いたらルアーデザイナーのトム若林さんがいらしたので、ご挨拶をし先日僕が遊びで作ったオリジナルTシャツを一枚差し上げた。以前若林さんから彼のデザインしたルアー、アンチョビットをデザインしたTシャツをいただいたお礼のようなものですが、僕のTシャツのいなたいデザインと若林さんのカッコイイデザインのTシャツを等価としてしまうのはあまりにも無謀と知りながらも、自分のオリジナルTシャツを作ったのが嬉しく無理やり受け取っていただきました。

少し後からやってきた昆虫大好きさんがきたのを見ていつものように倉庫でEno Cafeを開店しみなさんにコーヒーを振る舞いこのところの釣況などについて話します。

実は先々週の後半あたりからシーバスが全くというほど釣れていなくて、プロの若林さんの腕を持っても一桁しか釣れないという厳しい状況が続いておりまして、先週後半あたりから幾分盛り返しているものの食いにムラがあるとのことでした。

「東京湾のシーバスは入れ食い」という話を聞いてはるばる岐阜からやってきた帝王にとっては厳しい話なのでありますが、それでも初めての東京湾での釣りに帝王のテンションは上がっているようでワタクシとしても一安心なのでした。


午前8時出船。
「20分ほど走ります」というイサオ船長のアナウンスを聞き我等三人はキャビンに潜り込んで今日の釣りの作戦会議。

17600

帝王は初めて見る東京湾の風景に見入っている。
ガントリークレーンの林立、停泊する大型貨物船など見つつこの先にくぐるベイブリッジの写真を橋の真下から撮るのだと外に出て行きました。その気持ちわかるなあ。我が家にもベイブリッジの下から撮った写真がたくさんあるものなあ。

ベイブリッジをくぐると釣況のいい時にはすぐその近くで釣りをするのですが、この日はみなとみらいの風景を見ながらスルーして京浜運河に向かいます。
ああ、やっぱりあまり良くないんだ、というため息が漏れ。

Dsc03609

最初に入ったポイントは工場地帯のど真ん中、運河での釣りでありましたが、ここは魚探の反応の割に魚のルアーへの反応はなくすぐに移動。

同様に二度くらい移動しては釣りというのを繰り返して入ったポイントで昆虫大好きさんが船中初ヒット!ルアーを見たらゴビアス・ダイルのブルーピンク、それ昨夜ルアーショップ、エブアンドフロー(以下エブフロ)で散々冷やかした最後の帰り際に店長から勧められて買っていたルアーじゃないの。

僕も素早く同じルアーに交換して釣り始めるもアタリはなし。
ふと横を見たら帝王の竿が曲がっている。東京湾初ヒット!素早くさなかをいなして取り込んで東京湾初フィッシュをパチリと写真に収めます。

Dsc03610

上手い人はどこでも釣るんだなあ、と感心している場合じゃない。ワシだけ置いてきぼりにされているじゃないの。焦りつつもしゃくっているとルアーのフォールにググッという手応え。なんとかボウズを脱出であります。

ホッとしたものの後が続かないのでルアーを替えることに。
目に入ったのはアンチョビット・シャープ80gのイチゴミルクカラー。正式にはなんちゃらグロー何ちゃらピンク、という長い名前のカラーなんですが、見た目がイチゴミルクの色なのでイチゴミルクと勝手に呼んでいるんです。

このイチゴミルクカラーはアンチョビット・シャープ180gで初めて採用されたカラーで他のメーカーのルアーでもこの色は見たことない。
一見こんな色で釣れるの?という印象なのですが昨年秋に発売以来ブリ、ワラサ、にヒラマサその他様々な魚によく効くし日本海、伊勢湾、大洗沖、沖縄方面、五島列島と場所も選ばないんです、僕自身もそれでブリ、ワラサでいい思いをしている。

それでエブフロの店長が特注で80gのこのカラーを何本か作ったのを目ざとくお店で発見し手に入れたのを持ていたというわけであります。

試しに、というくらいの軽い気持ちでこのルアーを投げたらあっさりと一匹釣れてしまった。「釣れるじゃん!イチゴミルク!」と気分良く使ったらなんと三連ちゃんで三匹も立て続けに釣ってしまったのでちょっと自分でもビックリ。

そのうちの一匹の背びれにタグが打たれていたのでサイズを計って後日タグに書いてある電話番号に連絡してみることにしました。タグ付きの魚を釣ったのも初めてなのでなんだか嬉しい。

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この三連ちゃんでトップに立ったかと思われたのですが帝王も素早くグロー系のルアーに替えてすぐに一匹釣り上げる、こういう引き出しの多さは流石なのであります。


次第にこのポイントの反応も悪くなったので移動し、運河の中を拾い釣りしていくのでありました。
ワタクシはルアーをダイルに戻しつつカラーローテーションでポツリポツリと拾い釣りをし数を伸ばしました。

01

やがて船は運河から東京湾に出ていくことになり帝王にとっては初めての東京湾内での釣りとなるのでテンションも上がっているご様子。鶴見、川崎方面の工業プラントを見て風景を楽しんでいらっしゃる。


東京湾に出て入ったポイントは沖のバース。
ここの未来複雑工業機械的造形にも帝王はいたく感動し写真をとっておられた。
僕はここでもダイルのカラーチェンジで追加。帝王に写真をとっていただく。


17599

それではお礼にと、写真を撮るから釣ってください、と半分冗談で帝王に向かってカメラを構えていたら本当に一投目でヒット!


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流石!プロは違うね!などと声をかけあげた魚をパチリ。
狙い通りに釣り上げた帝王も満足げなのでありました。

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このあと20分ほど船は走って木更津沖の停泊するタンカー周りを責めるのですが、魚探にはびっしりと映る反応に反比例して魚のルアーへの反応は皆無。

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どうやら水温の低下やら何やらの諸条件で、普段はタンカーの下で周辺を泳ぐベイトを狙っては目の前に来たベイトに食いつくシーバスちゃんたちが、「ワシら動くのも億劫じゃけん」と船の下にコタツに潜り込んで煎餅をかじるどこかのおばさんのごとくひたすら潜り込んでじっとしている状態にあるらしい。

ルアーを色々替えてあの手この手で攻めるも全く反応がない。

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初めてのタンカーでの釣りにまたまたテンション全開の帝王でありましたがここでは釣れることなく、結局タンカー三隻を回ったものの全く釣れず次のポイント、海ほたる沖へと移ったのでありました。



海上要塞のような海ほたるを近くに皆がらの釣り。
ここも渋い状況でしたが、流石の帝王はここでクロダイをキャッチ!

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この人僕と一緒に釣りをしていると必ずタイを釣り上げる。

しかしこの一匹でこのポイントも移動。

次なるポイントは風の塔。
今シーズン僕の開幕戦ではこの「風の塔」で入れ食い30匹というのがあったので(お願い!風の塔で入れ食って〜!」と祈ったのでありますが、船は風の塔の周りをぐるりと回っただけで次のポイントへ移動。魚の反応がなかったのでありました。

目まぐるしくポイントを移動し次なるポイントは羽田空港北側の着陸誘導灯の橋脚周り。ここは小型ながらいつもたくさん釣れるポイントです。

着陸直前のジェット機が頭上をかすめるように轟音とともに飛んで行くのに帝王はいたく感動しておりましたが、釣らないと!

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なんて思っていたら、そんなこちらの心中を見透かしたように帝王は一匹釣り上げた。背景に飛び立つ飛行機を入れて写真をパチリ。

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この誘導灯周りもいつもの入れ食いはなく帝王の他に一匹釣れた位の貧果に終わり最後は午前中攻めたバース周りに再び戻ってやってみたのですがあまりパッとせずタイムアップ。


釣果は僕が十匹、帝王七匹、昆虫大好きさん五匹くらい(忘れた)と少々数的にはさみしいものだったのですが、釣りとしては色々考えながら結果を出して行く面白い展開で色々と勉強になったのでありました。


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               この日僕の釣ったルアー 

 

何よりも帝王が東京湾半周ツアー的に風景を含めて釣りを楽しんでくれたのが僕にも嬉しかった。
また機会があったら来てね、と夕方5時40分新横浜駅発の新幹線に合わせて素早く帰り支度をして新横浜駅に向かったのでありました。

写真提供:長崎丸、帝王

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