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2018年3月27日 (火)

JAZZ AND BOSSA II @岩見淳三ギタートリオ

大学時代のジャズ研の先輩でギタリストの岩見淳三がギタートリオで新作CDを発売した。

タイトルはJAZZ AND BOSSA II

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数年前に出て好評だったJAZZ AND BOSSA というアルバムの第二弾ともいえこのアルバムの発売記念ライブというのを見に行き、ついでに早々とご本人から購入しサインまで貰う。

ライブではこのアルバムのメンバーにヴォーカルのSHIZUKAが入り楽しいものだったが、ここではニューアルバムのご紹介をしましょう。

と申しますのも、本アルバムの出来が実に素晴らしいと感じたからです。
岩見淳三のギターというのは実にオーソドックスなモダンジャズギタースタイルなので、ぱっと見新しいサウンドが散りばめているものとは対照的に渋いギターの世界であります。

言い方を悪く言えば地味、派手なテクニックも多用しないし音色もオーソドックス。
今回はさらに全ての曲をガットギターで演奏されているのでよりオーソドックスな印象を受けるのですが実はこれがよかった。

録音が素晴らしいところにも寄与されているのであろうけれど、音の一音一音の細かなニュアンスや彩りの変化の付け具合が実に忠実に再現されていて、演奏者の気持ちの入れようがその音にはっきりと聞き取れるのであります。

テクニックというのはこのように音に生かされて初めて結実するものだと思うと岩見のギターは素晴らしいテクニックを持っていると言えるでありましょう。

ベースの中村新太郎もよく実に歌心溢れた実にメロディアスなベースラインでサポートしているし、ドラムの山口新語のタイトで繊細な音づかいも良い。

最初に家でかけた時は質のいいBGMくらいの気持ちで聴いていたのだけれど、聴いているうちにだんだんゾクゾクしてきた。

選曲はスタンダード曲中心なので、ぼーっと聴いていいると聞き逃してしまう音がたくさんあって、すぐさま続けてかけ直すと何度聞いても新しい発見がある。

最近僕の買ったCDは一度聞いたら、「ああこんな感じね」と棚にしまってしまうことが多かったのだけれどこのCDは何度も聞いた。
聴けば聴くほどノシイカか貝ヒモかのように味が滲み出てくるのであります。

難しい曲を演奏してカッコイイという方向を目指すのもアリだけど、スタンダードをこれだけ弾きこなす方がシロート演奏者の僕あたりには勉強にもなりました。

伊勢秀一郎のトランペットが二曲入っているのもアルバムにアクセントをつけているし、伊勢トランペットがまたいい。

発売記念ライブに行った時(この時はトリオ演奏)もいいなあ、と思ったけれどもこうしてCDで何度も聴くとまた違った良さがわかって、ライブとレコード芸術は別なものだというものもつくづく認識されるのでありました。

録音がこれまた素晴らしいので今までオーディオにそこそこお金をかけておいてよかった、とも思える一枚なのであります。i- podしか持っていない方はジャズ喫茶(まだ残ってる)に持って行ってかけてもらってみてください。
ビックリしますよ。

こう書いていると、自分の先輩のCDだから宣伝しているのだろうと思われるかもしれませんが、そういう身内の宣伝は嫌いなので決してそんなことはございません。

機会があったら皆さんも是非聞いてみてください。

一つだけ注文があるとしたらジャケットですねえ。
裏のジャケットの写真を表に持ってきた方が雰囲気のあるアルバムになったような気がするなあ。     

Dsc04073

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