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2018年3月26日 (月)

お手軽クチボソ釣り@横浜の某遊水池

例年より十日も早く桜の花が開花し利根位ではすでに満開、こちら横浜ではまだ七部、八部咲きといったところか。何れにしても三月末にしては暖かく日中の気温が二十度にもなる日がつずいております。

そんな暖か陽気につられてなんだかウキウキしてきて、日頃放置している庭の整理でもしてみるか、という気分に珍しくなった。

最初に目についたのは三年ほど前に購入したアクアリウムセット。
当時タナゴ釣りにはまっていて、何匹か飼っていたのだけれどすぐに飽きてしまい放置していた。濾過のモーターは三年間回りっぱなし。水槽の中はアオミドロ系のドロドロ藻が席捲しカナダ藻を覆い尽くしている。あまりに汚いのでまずこれを掃除することにした。

花粉症の鼻水涙と戦いつつも小一時間で掃除し、セットし直して日よけの屋根もつけたらいいじゃないか!アクアリウムらしくなってきたぞ。あとは魚が入ればそれらしくなる。ということで、じゃあ近所の遊水池にクチボソでも釣りに行って入れようか、という安易な流れになったのでありました。

翌日午後、暖かくなったところを見計らって出撃。
車で5分ほどの遊水池に行ったら子供たちがタモで何か捕まえていた。
聞いてみたらバケツの中に小さなミドリガメが入っている。
「これとったんだよ!」と目がキラキラしている。
こういう子供を見るのも久しくなかった。この遊水池も子供達が落ちないようにと高い柵で囲まれているのに、それをもろともせずにミドリガメを捕まえている子供達のたくましさが嬉しかった。

僕に向かって、釣りですか?亀ならいますよ。と声をかけてくれた。
亀はいいんだ、お魚ちゃんが欲しいの、と別れて早速釣りの準備に。

道具は以前従兄弟Aが作ってくれた竿に従兄弟Mからもらった仕掛けと他力本願。
餌も数年前に購入したヘラブナ釣り用のグルテン餌。

数年間車のトランクの片隅に眠っていたグルテン餌は明らかに変質していて、薄黄色くなっている。こんなので釣れるのか?と心配しつつも餌を練って釣りの開始。

初めは柵の隙間から竿を出して釣ろうとしたが、体制がうんこ座りになるのでいささかキツイ。仕掛けと竿を長くして柵の上から柵越しに釣ることに方針変更。

どよんと濁った池に練った餌を少しまき餌にしたらすぐに魚の影が見えた。
きらりと時々光る魚体を見ただけでテンションが上がります。

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これならもう楽勝!釣れたも同然!と釣り始めるが、アタリはバンバンあるけれど針に乗らない、おかしいなあ、と針先をチェックしたら甘くなってる。

釣りに一番大事な道具は針と糸である、という師匠の言葉を思い出し即針の交換。
今度こそと思うが意外と餌取りがうまく針に掛からない。

どうも問題は餌持ちの悪さによるようで、投入後一発目のアタリで勝負しないと餌を取られてしまうようだ。
少し餌を練りこんで粘り気をつけてクチボソの口には大きすぎるだろうというくらいの餌をつけたらこれがよかったようで、あたりも大きく合わせやすい。早速おちびちゃんが一匹釣れて一安心。

ピカピカ光る魚体を見ていたら、生まれて初めて自分で釣ったクチボソ、人生初釣魚を思い出した。
あれはまだ僕が小学校に入る直前の春休みだったと思う。
親父と一緒に実家の近くの川に釣りに行った。
埼玉の南部を流れる新河岸川の志木の堰である。

ここは江戸時代から江戸と川越を結ぶ舟運の要所で河岸があり市場もあった。
ここには堰がありその高低差を船が行き来できるように大きな水門もあって、下流からきた船は水門に入ったら下流の門をしめて上流を開ける、すると上流からの水で水位が上がり船は高く上がって上流に向かい、降る船はその逆をやる、というパリのサンマルタン運河より大きいくらいの立派な水門だった。

僕が子供の頃はすでに使用されなくなったおりただの水たまりだたのだが、ここにたくさんの魚がいたので釣りのメッカになっていた。当時は柵などなく自由に釣りができたが、ここに子供が落ちて水死したという話は一度も聞いたことがない。
近所の釣具屋で当時50円の竹ののべ竿に10円で10本の針、20円くらいの道糸に10円の板おもり、やっぱり10円くらいのウキに餌の赤虫も10円くらいと当時の釣具の基準嚇々は10円だった。いい時代だ。合計100円ちょいの初期投資で釣りが楽しめる天国のような環境だった。
初めて釣り上げたクチボソはそこそこいい型で7〜8cmはあり、手のひらの中でキラキラか輝く姿は一生忘れられない一匹だ。

6歳の少年時代に釣りを覚えてから55年。色々な魚を釣ってきたけれど最初の一匹の記憶というものは鮮明に覚えているものである。
遊水池で釣れたクチボソにそんな55年前のクチボソの姿を重ね合わせ至福のひと時。先ほどのミドリガメの少年たちにも同じような思いが残ったらいいなあ。

クチボソ釣りの方に戻ると、そのあとはだんだん餌の練り具合や付け方のコツが掴んできて釣り上げるペースも上がり小一時間で十五匹程度。水槽に入れるのにはちょうどいい数になったところで釣り終了。

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10キロオーバーのカンパチを釣り上げた時も嬉しいが、こういう繊細な釣りもまた楽しい。

持ち帰ったクチボソ君たちは無事水槽に入れられて悠々と群泳する姿がまた良い。
久しぶりに観賞魚をじっくり見ると心も癒され、なんだかとても和やかな気持ちになってくる。
しばらくはクチボソちゃんたちの世話に明け暮れそうな日々となりそうであります。

五月の連休の時には埼玉でタナゴを数匹釣って持ち帰り一緒に入れてみようかな?
意外と縄張り意識の強いタナゴとクチボソの相性はどうだろうなどと思いを馳せる春のうららかな一日なのでありました。

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