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2018年4月

2018年4月29日 (日)

GWはサンタナでスタート

GWだというのに、お天気は快晴だというのに、家の中で一人PCに向かい、これといった用もないのにあれこれ検索しているオノレにふと気付いて、「これでいいのか!」と思った時に天の声が聞こえた。

「部屋を片付けろ!」と

棚に入る隙間がなくなっちゃって出しっ放しになってるレコード群が目についたのでとりあえずはこれから片付けようとした。

パラパラとミュージシャン、ジャンル別に仕分けしていたら金ぴかジャケットの一枚が出てきて、「ワタシをカケテ」とこっちを見ている。

そのレコードとはCBSソニー ゴールド・ディスク・シリーズー7 決定盤 サンタナ
と黄色い帯に書かれている。

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このゴールド・ディスク・シリーズ、確か僕が高校に入った頃盛んに発売されて、当時2400円というお金がなかなか貯まらず、喉から手が出るほど欲しいのを我慢していたものなのだが、去年のGWに東京ドームにポール・マッカートニーのライブを見に行った時、水道橋の中古レコード屋さんで500円くらいで売っていたのを買ってきたのであります。

さっそくかけてみるといきなりサンタナ・サウンドの爆発!

ノイズもほとんどないし音が素晴らしくいい。

次々と飛び出す70年代初期のサンタナサウンドに涙すら浮かんでくる。
なんだかあの頃は学生運動とか安保とかベトナム戦争とか世の中が騒がしかったけれどいい意味で活気があったなあ、などとチンタイ気味の昨今の情勢を悲しみつつ我が青春の思い出に浸るのであります。

このゴールド・ディスク・シリーズは35枚も出ていてロック系ではサンタナ、BST、シカゴ、ジャニス・ジョプリン、ボブ・ディランなどが顔を連ね、ジャズ系はフランク・シナトラ、セロニアス・モンク、アン・バートン、トニー・ベネット、デイブ・ブルーベック、渡辺貞夫など、その他サイモンとガーファンクル、アンディ・ウィリアムス、パーシーフェイス・オーケストラ、ジョニー・キャッシュ、カラベリときらめくストリングスなどなど70年代の香りがプンプンと湧き上がってくる。

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                                        サンタナが若い〜!

昔は良かったよ的な懐古趣味はないけれど、華やかないい時代でもあった。

などと思っているところでサンタナの大ヒット曲「ブラック・マジック・ウーマン」が流れてきた。この曲は中学生の頃初めてサンタナの名前を知った曲で思い出深い。

このレコードで素晴らしいのは、この曲の終わりはそのままサンタナのギターソロ曲であるジプシー・クイーンに繋がり、このサンタナのソロが素晴らしくかっこいいのだけれど、最近出ているCDモノなどではほとんどがジプシー・クイーンの頭でフェード・アウトしてしまってる。そういうCDを何枚かもっているので実に悔しい思いをしたのだが、ここではちゃあんとオリジナルのままに聴くことができる。

そしてジプシー・クイーンの官能的なサンタナソロが終わったと思うと間髪いれてOYE COMO VA(邦題:僕のリズムを聞いとくれ)「聞いくれ」じゃあないんですよ「聞いくれ」何ですよ、こんな邦題も70年代っぽいなあ。

ええっと、そうそう、間髪入れずにOYE COMO VAのオルガンのイントロが怪しく始まる瞬間がまたたまらないんですよ。

あの頃はラテンロックなんて呼ばれ方していたけれどサンタナのサウンドは今でも古く感じないなあ。

A面はこの曲でおしまい。裏返してB面にするとこれまたサンタのギターがかっこいいSAMBA PA TI(君に捧げるサンバ)から始まり六曲。最後はタワー・オブ・パワーと共演したEVERYBODY'S EVERYTHING(新しい世界)で終わる。確かこの曲はブラック・マジックの次にシングルカットされて流行った記憶がある。

ということで部屋の片付けは一向に進まず70年代にマインド・トリップして心地よく浮遊するGWの始まりとなったのでありました。


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2018年4月25日 (水)

山中湖まで半日ツーリング@カワサキ バリオス

昨日バイクのオイル漏れからの顛末を書きましたが、実はFacebookでお友達の皆さんは既にご存知の通り昨日山中湖までツーリングに行ってきたのであります。

横浜の我が家から富士五湖の一つで最も近い山中湖までの道のりは大きく分けて三つであります。

最もポピュラーなのが東名高速を使って横浜町田ICから御殿場IC経由で行くルート、遠回りなのであまり使わないけれど中央高速を使って行くルートもあります。今回はオートバイで出かけたのでまっすぐの高速道路をビュンビュン行くより山道をのんびり行く方を選び、行きは高速道路を使わずに神奈川県北部の相模原緑区から道志みちと呼ばれる山梨県の道志村(いまは町になったっけ?)経由で出かけてきました。

この道は道志川という川の渓谷沿いに走る道で信号機も少なくバイク乗りにはたまらない道なんです(どのあたりがたまらないかはお後のお楽しみであります)。季節柄新緑も楽しめそうということでこの道を選んでみました。

朝6時半横浜の自宅を出発。
空は曇り空、午後からは天気が崩れそうなので早めに出て早めに帰る、もしも途中で降り出しそうな気配があったら早めにその場で引き返してしまおうという、とにかくハヤメをテーマとしてでもスピードはゆっくりめで、と出かけたのでありました。

道志みちまでのルートは様々あるのですが本来なら最近開通した圏央道という高速道路を利用して海老名から相模原まで行けば一時間弱で行けてしまうのでありますが、250ccのバイクで高速道路を時速100キロも出して走るというのにビビってとりあえず下道です。

朝の渋滞に捕まりつつも川沿いの信号のないルートを選んだにも関わらず2時間近くかかってしまい8時半頃にやっと道志みちに入ることができました。

ここからは距離にして50キロメートル弱。走る車は少ないし信号もびっくりするほど無いので予定では1時間あれば山中湖まで行くことになっていました。

空の方はどんどん怪しくなり、左右の谷が深くなってきたらきりもかかってきて今にも降り出しそう。

神奈川県と山梨県の県境近くに到達する頃にはポツポツと降り始めました。
引き返そうかと悩みましたがこの先に道の駅があるので、とりあえずそこまで行ってみようと走っているうちに雨は止んでしまい一時的なものだったようで一安心。

道の駅道志に着くとトイレ休憩し山に目をやれば新緑が美しいし、うちのあたりではすっかり葉桜になってしまった八重桜が満開で咲いている。
青空だったらさぞかし美しい風景だろうと想像しつつ写真を撮り一休み。

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5分ほどの休憩で道の駅を出るとあとは一気に山中湖までの上り坂であります。
路面は大変コンディションが良く綺麗な舗装路で凹凸も少ない。飛ばす人はこういう道をガンガン攻めていくんでしょうが老年ライダーの僕は前の車の後ろをのんびり時速40キロくらいで走って行きました。

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途中パトカーが3台もいるのにギョッとしたら軽トラックが道端に突っ込んでしまっていた。山側だったから良かったけれど川側だったら落ちちゃって大変。

なんていうのを見ながら右に左にうねる道を走っていくとトンネルを二つくぐったところで視界が急に広くなって山中湖が近いことがわかりました。
なんだか妙な建築物も増え始めて西洋のお城みたいなのが建っていたり。コンビニが競うように立ててる「あと何百メートルにコンビニ!」みたいな看板を見ながらゆるい坂を下っていけばやがて湖を一周する周回道路との交差点に到達しました。

時刻は9時半。おお!ちょうど一時間くらいだった。
右に行こうか左に行こうか一瞬迷ったけれど右周りだと湖畔側の車線を走れるので右に決定。曲がったらすぐに営業中のガソリンスタンドを見つけたのでほんのちょっとだけれどガソリンを足して満タンにしました。何しろ平日の観光地なのでしまっているお店が多い。ここに車でもガソリンスタンドを何軒か見たけれど開いていたのは一軒だけでした。

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             バイクで訪れたのは初めての山中湖

スタンドのおっちゃんによれば、今吹いている南風が止まったら雨が降り出す。とキッパリいうのでガスを入れたらそそくさと湖を一周。
昔バス釣りで毎週のように通い、釣り用のボートでは何周もした湖だけれどバイクで回るのは初めてなので妙な感慨がこみ上げてきます。

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           湖を見れば思い出すのは釣りのポイントばかり

一番富士山が見えるところで止まって見たけれど富士山は雲の中、それどころか「オラオラ!雨降らすぞ〜!」的な雲が押し迫ってくるので写真を撮って素早く走り始めます。
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            オラオラ雲にビビってそそくさと退散
きっちり一周したところでお茶も飲まず食事もせず帰路につきます。

帰りは来た道をそのまま帰るので距離感や風景が分かっている分走る気持ちに余裕ができるというもの。

先行車もなく右へ左へを続くワインディング・ロードを走れば、なんだかいいぞいいぞお!と気分が高揚してくる。

己の人生もあっちにフラフラこっちにフラフラのワインディング・ロードだったけれどそれなりに楽しんでいる、バイクでのワインディング・ロードはさらに楽しい。いや、気がついていなきだけで人生も真直ぐコースよりもグネグネコースの方が面白いのかもしれない。若きポール・マッカートニーにはこの人生の機微がわからなかったか?なんてなことを考えながら走っていたらあっという間に「道の駅道志」に到着。


トイレ休憩してすぐに走ればこの時間になってようやく登ってくるライダーも見かけるようになり、すれ違いざまに左手を上げて挨拶などしカッコイイではないか。

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ところどころ気に入った風景を写真におさめながら走ればやがて神奈川県に入ったなあと思ったら人生高揚のワインディング・ロードは意外とあっさりと終わってしまった。

ここからの道、帰りはお腹も空いたので高速を使ってさっさと帰ることにしたら12時ちょい過ぎには家に帰ってきてしまった。

メーターを見たら湖畔のスタンドでゼロにしたメーターの距離がちょうど100キロメートルを指していた。100メートル余分だったけど。

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大した雨に降られることもなく無事帰着。
半日で楽しんだにしてはなかなか楽しく身の濃いツーリングとなったのでありました。
さて次はどこに行こうか?蒼い海を見ながらのんびりというのもいいなあ。
次はお天気の心配のない日に出かけてのんびり走って見たいと思うのでありました。

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2018年4月24日 (火)

バイクがオイル漏れ@カワサキ バリオス初期型

ずいぶん前に一度だけバイクの話を書いたのですが、一昨年の秋に知人からカワサキのバリオス250というバイクを譲ってもらってから晴れの日の街中の移動はバイクで楽しんでいるのであります。

先月エンジンオイルの交換をしに近所のホンダ専門店にカワサキのバイクを持ち込んみ、「オイル換えてください」と行ったら「ホンダのオイルしかありませんけど」と言われるも、なんでもいいですエンジンオイルならば、とお願いして無理やり交換していただいた。

とてもシビアなバイクファンには聞かせられないような話なのでありますが、その時にオイル交換をしてくださったホンダの方が「このエンジンあちこちからオイル漏れしていますね。ヤバイです」と指摘された。
「ヤバイですか、どのくらいヤバイですか?」と聞き直したら「すぐにでもカワサキのお店に行ってみてもらった方がいいです」と言われてしまった。

近所に知っているカワサキのオートバイショップがないのでそのままひと月ほど乗り回していたのだが、確かにエンジンがオイルで汚れているしその周りにも飛び散っているのは気になって来た。

先日やっとこさ思い腰を上げてネットでカワサキの専門店を探してみたら、お隣の大和市に「モトショップ・カワサキ」という名前からしてカワサキ専門店と一目のお店を発見しすぐさま持ち込んだのであります。

とりあえずどんな状況なのかみてもらいどうするか考えようとしたところ、エンジンにいくつかある接続部のパッキンがへたってそこからオイル漏れしているらしいのでありました。

「このバイクこのまま乗りつぶしちゃおうと思っているんですけど」と本音を話したらそこのご主人が「このバイクはバリオスでも初期型なので希少価値がありますよ。エンジンオイルとラジエター水さえちゃんとケアすれば10万キロまで楽勝で走るから大事にしたほうがいいですよ」とおっしゃる。

一旦家に帰ってバイクの型番から己のバイクについて調べてみたところ、カワサキのバリオス、型番はZR250Aといって今から25年以上前のバリオスでも比較的初期型のモデルで、エンジンは250ccと小さいながらも今はメーカーも規制その他で作れなくなってしまった45馬力も出るバイクらしい。250ccで四気筒、高回転型エンジンのバイク、というのも今ではすっかり珍しくなってしまったらしい。

なんとなくは知ってたつもりだったけどまさか45馬力モデルとは思わなかった。まあ15000回転回さないと45馬力はでないのでそんなに回すことは僕の走行ではありえないんだけれど、なんだかだんだん粗末に扱っていたのが申し訳なくなってきて、ちゃんと整備して10万キロまで乗ってやろう!という気になってきたのであります。

今現在47000キロちょいなので単純計算であとまだ25年くらいは乗れる、ってそんなに俺生きていないし!

ともかく、粗末な扱いから突然希少種の特別扱いに気持ちを入れ替え、まずは元ショップカワサキさんにてエンジン周りの部品交換とお手入れをしていただき、ついでに敗れていたシートも張り替えてもらったら俄然やる気が出てきて、国道一号線原宿交差点近くのナップス(オートバイ用品の大型専門店)に行ってサビ取りを二種購入し、アルミ部分とメッキ部分をフキフキしたらあらあらまだまだピカピカといじらしく光るじゃありませんか。
ついでにCRCも取り出してサビというサビをかたっぱしから落としてあげたら、オンボロバイクが輝いてきた。

ただの道具だったバイクが可愛い相棒に返信した感じ。
今まで邪険に扱っていてごめんね、これからは乗らない時もちゃあんとシートをかけて埃から身を守ってあげるからね、と語りかけてしまった。

エンジン音も心なしか軽やかになった感じで吹け上がりもいい感じ。
季節的にもバイクに乗るのにはちょうど良い季節なので一丁ツーリングにでも行ってみようか!という気持ちになってきたのでありました。



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2018年4月13日 (金)

THE JAZZ TRIO@Paul Smith Ray Brown Louis Bellson

先日、月に一度くらいの割合で通っている西新宿にある整体院に行った。

予約時間よりだいぶ早く着いてしまったのでどうやって時間をつぶそうか、喫茶店(て今は言わないか、でも近くにルノアールがあったぞ)でコーヒーを飲むには時間も半端だし、そもそも自分でコーヒーの焙煎を始めてからというもの、街場のカフェのコーヒーの味に対する失望が大きくお金を払ってあまり美味しくもないコーヒーを飲む気にもならないし、さてどうしようか?と、とりあえず整体院の入るビルまで来たところ「中古レコード」の看板が目に入った。


どれどれレコードでも眺めて暇をつぶそうかとお店のある二階へ上がってみたら、店の入り口にレコードが無造作に入った箱がいくつか並んでおり「どれでも一枚200円」という札が立てかけられていた。

こういうのを見ると俄然燃え上がるのが中古レコードエサ箱アサリ魂(そんなのあるのか?)で、箱の中には絶対お宝が眠っているに違いない、待っていろよお宝ちゃん、今僕が君を拾い上げてあげるからね、と早速あさり始めた。

見ていくと段ボールの中のレコードは昭和の歌謡曲、ソウル、アメリカンポップスなどでしめられていて、スタイリスティックス、ダイアナ・ロス、オリビア・ニュートンジョン、なんて思わず懐かしくて買ってしまおうかと心をくすぐってくる。なんたって一枚200円なのだから。

それでも我慢してジャズ以外は無視してあさり続けていくと三箱目でやっとJAZZの文字が目に飛び込んできた。

「THE JAZZ TRIO」というタイトル文字に、おおなんと臆面もなくよくぞつけたジャズの王道を行く的潔いタイトルだ、と手に取りメンバーを見たらpaul smith    ray brown    louis bellson と書かれている。

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レイ・ブラウンとルイ・ベルソンはよ〜く知っているけどピアノのポール・スミスは知らなかった。でもどこかで聞いた響き、ファッションブランドにそんなのがなかったっけ、などと思いつつも、ベースとドラムがこの二人ならリズム隊はドライブしていいレコードに違いない、いや、プロデューサーがピアノが心細いからリズム隊を強力にしたのか?などと考察しつつも200円払って買ってきた。ダメアルバムでも200円なら悔しくない。

整体で修行のようなきつい治療をしていただき調子の悪かった膝がすっかり楽になったところで、この日は下北沢にあるバーで知り合いの画家が個展をやっているので見に行き、居合わせた知人関係の方々とワイワイやりながらお酒を飲んでいたら、ふとカウンターにレコードプレーヤーがおいてあるのを見つけた。 恐る恐るこれかけてくれますか?と200円のポール・スミスを取り出したらマスターが快く受け取ってくださりくるくると回り始めた。
さて、どんな音が飛び出すのか、ワクワクドキドキしながら耳をそばだてていると、なんと実に小気味良いピアノ・トリオのサウンドが流れてくるではありませんか。
あ、これ大当たりだ、とその瞬間思いましたね。
演奏はオーソドックスなモダンジャズ・ピアノ・トリオそのもので奇抜なことは一切なし。真正面からのバップ勝負という演奏が潔く心地よい。

お店のBGMとしても上質なサウンドだったのでお店の方が裏までかけてくださった。
いやあ、今日はなんだか得しちゃったぞ、とその日は心地よく酔っぱらい終電で帰宅した。

翌日、件のアルバムを朝からかけて聴き直す。
酔っ払った勢いで良く聴こえたのかもしれない、という思いと夕べの心地よいサウンドをもう一度という思いとでターンテーブルを回した。

おお、我が家のオーディオの方がお店の小さいスピーカーよりデカイ分迫力があるぞ、レイ・ブラウンのベースがグイングイン唸るし、ルイ・ベルソンのドラムスがシャープに炸裂する。ピアノも軽快で美しいタッチで聞いていて心地よい。演ってる曲もスタンダードのオンパレード。いやあ、渋くていいアルバムだなあ、さらに200円の割にレコード盤の状態も良くノイズがほとんど出てこない。

ポール・スミスさんについては全く知識がなかったのでググってみたら僕の勉強不足が露呈した、エラ・フィッツジェラルドのバック・ピアニストとして有名らしい。

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西海岸の人だということもわかり、ディスクユニオンのページを見たら10枚くらいアルバムがある。ディスクユニオン的には「ソフト・サウンディング・ジャズを代表するピアニスト」らしい。ソフト・サウンディング・ジャズというのは初めて聞くジャンルわけだが、まあ納得できる。サウンドがソフトでそのままだから。

若い頃にトンガッたジャズばかり聴いていたのでこういうオーソドックスな人たちに以外尊いのよね、などと言い訳しつつ朝からソフトなジャズのサウンドにつつまれて幸せな時間を過ごしたのであります。

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裏のライナーノーツを眺めていたら1977年アウトスタンディング・レコードというところで録音されて「insights」というレーベルだ、クレジットに日本人の名前が二人入っている。さらに見て行ったら、あれえ?Printed in Japan ¥2500 て書かれている。ひょっとしてとジャケットの中を見たら解説書まで出て来た。

ジャズ評論家の佐藤秀樹さんがポール・スミスについて詳しく解説している。
なんだ発売元は日本ではRCAだったんじゃないか。すっかり輸入盤だと思い込んでいて見落としていた。

詳しくは書かないけどとにかく素直に心地よく聞けるいいアルバムなのでありました。

もし、何処かで見かけたら買いですよ〜!


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2018年4月12日 (木)

春のリバスポでフライフィッシング@リヴァースポット早戸

このところ青物、マダイと二連ちゃんでボウズを食らい心の中はすっかりスサミきってしまい、そのカナシミとイラダチから日常生活もなんとなく投げやりな毎日が続くありさま。この心の落ち込みをなんとか癒したい、スサンダ生活から脱出したいということで釣り堀に行ってマスを釣って、できれば入れぐって、できればたくさん釣って、スサミきった心から青空のような爽やかな心を取り戻したいと出かけてきました。

行く先はおそらく木の芽が噴き出す頃だろうと思われるリヴァースポット早戸、神奈川県北部にある宮ヶ瀬ダムに流れ込む支流の一つを利用して作られた渓流の管理釣り場であります。

午前6時の開場に間にあわせんと早朝4時半に家を出たら5時半過ぎについてしまった。外の気温はなんと0度。周辺の桜はもうすっかり散ってしまってるというのに寒いじゃあありませんか。

釣り券を購入して管理釣り場の上流に車で移動し早速釣り開始。
フライをやるのはとても久しぶり、昨年一〜二度朝霞ガーデンで竿を降ったくらいか。
それでも釣り堀だし簡単に釣れるだろうと思い釣り始めたら甘かった。

キャストを繰り返すも全くアタリはなく、フライが悪いかとあれこれ交換しそれでもアタラないのでリーダーを細くしてみたりとあれこれできることは色々やったのだけれどまったくアタラない、カスリもしない、でも魚が泳ぐ姿ははっきり見えている。

一時間が瞬く間に経つも状況はまったく変わらず、これでは魚の見えない、いるかいないかわからない自然の釣りよりも神経に悪い。ひょっとしてこのままボウズで帰るのか?というのが頭をよぎったりして癒されにきたはずの釣りがいっそう心がスサンデしまいそうになった。

本当にもうダメなの?と泣きたくなってきたところに太陽が差し込み寒かった岸辺がふわっと暖かさを感じた頃にようやく最初のアタリ。これは油断していて合わせそこなってしまったものの次のキャストでもアタリが出た。

どうやら朝方の冷え込みでお魚ちゃんも寒くて震えていたのが日に当たって暖かくなったらコタツから出てどれいっちょうエサでも探すか、という気分になったご様子。


間も無く最初の一匹をキャッチして少し気持ちが楽になり日の当たる新緑を楽しむ心の余裕も出てきた。

周囲を見てもヒットしている人が出始めて全体に活性が上がっている様子なのでありました。

二匹目を狙うもなかなかバイトして来ないのでフライを動かして誘いを入れるといいアタリが出て二匹目をキャッチ。

このあと同じ方法で数匹キャッチすると、同じ釣り方で一日やるのは面白くないと感じたので隣のプールに移動しフライを流れに乗せてみるといいアタリが出た。
なあんだ、こっちの魚の方が活性がいいじゃないか。もっと早く移動するんだった。と思いながらほぼワンキャスト、ワンバイトというまさに入れ食い状態で立て続けに数匹キャッチした。釣り堀はこう出なくちゃあ!とだいぶ心も癒されてきたところで魚がスレてしまったのか急にアタリが遠のいたのでさらに隣のプールに移動。

このようにダメなら隣へとどんどん移動し、移動先のプールも一人で独占できるのが平日のいいところであります。
見上げれば空は青く僕の心もだいぶ癒されて青空のように澄み始めている。

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新しいプールへ移動すると狙い通りにアタリが復活。
まあまあサイズのヤマメちゃんが上がってきた。
パーマークは薄くなっていたけれど口の周りがいかにもヤマメらしくいかつい感じでかっこいいので写真をパチリ。ここまではカメラを持ってきたことも忘れるほど釣れない釣りに必死だったのであります。

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間も無くして今度はおチビちゃんながらコーホ・サーモンらしき銀色に光る魚をキャッチ。釣り堀だものこうでなくちゃあ。色々な魚が釣れて楽しい。

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さらに今度は綺麗な虹色のニジマスちゃんも釣れて写真を撮る。

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このあたりでだいぶ心も癒され、満たされたので時計を見たら11時近くなっていたので早めのお昼ご飯を食べに食堂に入りひと休み。

カツ丼を食べて力をつけてさらにたくさん釣ろう!と意気込んだのですが、なんと満腹になったら眠くなってしまった。そういえば今朝目が覚めたの3時だったっけ。年寄りは早寝早起き昼寝付きなんだ。

それでも目の前に川はある、魚もいるので釣りを再開したものの眠気に集中できずキャストはミスるはフライがボロボロになったのに気づかないで放置するはであまり釣れなくなってしまった。


一時間ほど形ばかりの釣りをグズグズやり数匹釣ったところで身も心もお腹いっぱいになったので終了としたのでありました。

時間はまだ1時前、こんなに早く上がるのは初めてかも、年取って体力なくなったんか?と少々ワビシイ気がするも、いやいやこれは心が太っ腹に成長したのであろうと自分に言い聞かせ帰路に着いたのでありました。


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2018年4月11日 (水)

春の東京湾 マダイ釣り

先週は大洗まで出かけてサバ二匹という貧果に泣いて帰っ着たというのに今週も懲りずに釣りに出かけました。

狙うは東京湾のマダイ。

そろそろ春のマダイシーズンが始まるというので期待も大きく、先週釣れなかった分をここで取り戻してやろうという魂胆です。

早朝五時過ぎ、義兄の船がある港についたら何やら僕と似たようなロン毛のおじさんが釣り道具を持っていらっしゃる。

向こうから「今日はアジ釣りですか?」と聞かれたので「タイラバです」と答えたら

「ああ。じゃあ一緒ですね」と義兄の名前をあげたので同行する方だとわかった。

タイラバの話からジグでマダイを釣る話などしているところに義兄が登場し出船の支度をしまもなく出船。


この日は日中は夏日になるといいながらも朝は北の風で空気は冷たくうすら寒かった。海は凪で空は薄曇り、潮回りは大潮後の中潮の下げ、絶好の釣り日和にマダイちゃんへの期待は高まります。


最初のポイントは15分くらい走った所、早速タイラバを出して水中に投下。
見た所水の色がいつもより澄んでいる。澄み潮だとタイラバが魚に見られやすいのでちょっと嫌な予感がした。

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数百メートル流しては流し変えて、何度か攻めたものの当たりがないので移動し次のポイント。
ここも水の色は変わらない。
ここもネチネチと三人で攻めるもアタリはなく再び移動。

次のポイントの一流し目、流し始めて間もなく義兄にヒット。
竿先をコンコンと叩く間違いなくマダイの引き。
ところが巻いている途中で曲がっていた竿先がフッと伸びてバレてしまった。
どうも食いが浅いらしい。

同じポイントを流しかえるも次はアタリがなくまたまた移動する。
先ほどの義兄のバラシを見てタイラバの針と色を交換、針を新しいものにしてかかりを良くすることを狙った。ラバーの色はオレンジ・赤系から緑に交換。

これがそうしたのか次のポイントで開始間も無くコココ…というアタリがある。
そのままタイラバを巻き上げてきたらグググ!と竿先が絞り込まれて魚が針にかかった様子。やった!きたぞ!とそのまま巻き上げてきたら20メートルほど巻き上げたところでバレてしまった。

なんと!針を新しくしておきながら痛恨のバラシ。魚が乗り切ったところで合わせを入れればよかったのか?今後の課題として前向きに捉えよう、なあんていうのは嘘ばっかりで、もうガッカリで意気消沈。

同じポイントを流し返すもアタリなく、さらにポイントを変えたところで今度は同行の方にアタッタがまたまたバレてしまった。

このあとアタリが遠のきどうも魚の数が薄いと判断し大移動を決断。
観音崎を超えて横須賀側の浅場まで行って見るものの、こちらはさらに潮が澄んでおりアタリもなくふた流しでまた元の場所に戻ってきた。

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今度は比較的岸に近いところを流すも次第に南風が吹き出したので早めに上がることになったのでありました。
東京湾は南の風が吹くと波が立つのでこの日の午後は強く吹くとの予報に早めの対処をしたのであります。

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港に着く頃には風は10メートルくらいに上がっていたのでこの判断は正解でした。
釣り的にはバラシばかりで魚の顔が見られず悔しい結果となったのでありますが、お天気のいい春うららかな東京湾での釣りは楽しい一日となりました。


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