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2018年6月29日 (金)

男女群島遠征2018 その三@サンライズ 呼子港

沖の岩礁帯から男女群島に向かった我ら6人の釣り師を乗せたサンライズ新海号のエンジン音が下がり始めたのは午後3時半を回ったあたりでありました。

潮さえ動けば男女群島は釣れます。

とルアー・ショップ、エブアンドフローのY店長は今回のツアー前、何度も口にしていた。

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その男女群島が目の前にある。
男女群島の釣りといっても、我々の場合、島に上陸して陸から竿を出すわけではなく、島周辺の沖のポイントをサンライズの船長に連れていっていただき、魚の反応が魚群探知機に真っ赤に映し出されたような場所を狙って釣りをするのでありますが、真っ赤に映る魚の群れがどんなに大きかろうと、どんなに濃かろうと、潮の動かない時というのは魚の反応が鈍いものなのであります。

船長はそういった潮の動区タイミングを合わせて我々をポイントに誘うのでありますが、到着時はまだ潮の動きが今一つのようで、魚の反応はあるもののなかなかヒットしてこない。

PE5号にフロロカーボン24号の太い糸に300〜500グラムある思いジグを付け、水中100メートル前後の深さに落とし、短く硬い竿を上下にしゃくりながら糸を巻いてはジグを動かし、そこにいるお魚ちゃん達をだまくらかそうと試みるのでありますが、なかなかそう簡単に食いついてこない。

船長は流すコースを変え、それでもダメならポイントを変えと次々と魚のいるところを狙っていくのでありますが、この日、この時のタイミングはどうもうまく潮が動いていないようなのでありました。

時間は刻々と過ぎ日も傾き始めた頃、ふと気がつくとさっきまで船室で寝ていたY店長が釣りをしている。
この方、いつも船の移動中や釣れない時間帯は船底で寝ていて、起きてきたと思ったらいきなり釣り上げて周囲のヒンシュクを買うのが得意でありまして今回も嫌な予感がした。

と思ったか思わないかというタイミングで竿を曲げている。
一同、ああ、またやってくれちゃったよ、などど言いながら見ていると竿の曲がりからしてかなりいいサイズと見て取れる。ところが本人は、いやあ小さいです7〜8キロくらいっすかね。なんて涼しい顔でそつのないファイトをしている。

そのようなたわごとを信じる者は誰もおらず、魚が上がってきたので集まって見ていたら案の定、どう見ても10キロは軽く超えるいいサイズじゃあありませんか。

船長がタモの収めて甲板に引き上げたら更に大きく感じた。
軽装くしてみたら15キロオーバー。

引率の人が一番いいのを一番最初に釣っちゃって〜!っと一同から羨望とイラダチの混じったような声が飛び交う中写真を撮ってリリース。

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悔しいけど魚はいるのはわかった!次は俺だ!と気合いを入れて水中に落としたジグをしゃくり始めた瞬間、ドスッ!という手応え。底近くでの当たりだったので、もしやこれまたクエちゃんがきちゃったのかもイッヒッヒ〜、と心の中でヤラシク笑いながら巻き巻きしたら妙に暴れるので、これはクエの引きではないとガッカリ。それでもグイグイ引く魚の引きを楽しみにここまでやってきたのですから大いに楽しい。

上がってきたのはなんと釣り師にしか食べられないハガツオという鰹の仲間。

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このカツオは一本釣りで釣れるほど群れを作らないのか、網で採れる事も少ないのでこうして釣った魚でしか手に入らない、その上足も速いので流通しずらく河岸に上がることはほとんどなく、食べられるのは漁師や釣り師の特権ともいうべき美味しいお魚なのであります。

小型ながらもクエに続いて美味系の魚を手に入れてニンマリ。

どうやら潮は動いてきたようでヒットが連発し始めた。
岩礁帯でブレまくっていたナカシマ氏は良型のヒラマサをヒット!

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ジギング王、ドベ氏なども着実に釣り上げていたのだが、みんなが釣りに必死になっているときは写真を撮るものがいないので写真は少なくなるという事象が起こる。

各自様々釣り上げているうちに動いていた潮の流れが緩くなってきた。
そのタイミングを見て船長は根魚王に泳がせ釣りの準備を勧める。

泳がせ釣りというのは50センチはあろうかというムロアジや大サバなどを生きたまま針にかけて重りに結び海底まで落とし、ハリスの長さの分しか身動きの取れなくなったムロアジちゃんたちがオロオロしているところにそれらをひと呑みで食べてしまうような大型の魚がやってきて食らいついたところを一気に合わせて釣り上げる、というエサ釣りの中では豪快さナンバーワンの釣り方なんです。

もちろん、根魚王の狙うのは根魚の王様クエの大物。
そしてその横でジグで釣る我々も、クエがいるポイントを指をくわえて見ているワケにはいかないというものでジグを海底に落としてはジクジク誘ってクエを釣り上げようとするわけです。

何度目かの流し、餌を落とした時の餌の泳ぎ方が不自然なのを船長は見落とさなかった。何かに追われて逃げ惑うような挙動をしていたわけであります。

「これは来るよ!気をつけて!」と言った次の瞬間、竿先は大きくグインと曲がり根魚王は一気に竿を上げ電動リールのスイッチをフルに入れた。

呻くようなモーター音に竿先は海底に一直線に向かって曲がったままになっている。
ウィンウィンと電動リールの糸を巻く音が男女群島に響き渡る。

かかった魚は間違いなくデカイ!そしてそのファイトの仕方はあまり暴れたり泳ぎ回ったりせずひたすら重い感じの手応え。
これは間違いなくクエ(地方名アラ)の大物!と船長も思ったらしく「ア〜ラ〜ッ!」と雄叫びをあげた。

そして、魚影が水中からぼんやり見えて来るのに一同注目していると、ん???なんだか細長い‥‥。

上がってきたのは見事なカンパチだったのだが、すっかりクエだと思っていた船長と根魚王はずっこける。測ってみたら19キロもあった。嬉しいやらがっかりやら複雑な表情で写真に収まる。

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先ほどのY店長のカンパチといい、こんな大きな魚が海底付近をうろうろしているのだからこの島は恐ろしい。
この一匹で時間となり初日の釣りは終了。

船を投錨する浅瀬まで移動し夕暮れを迎えたのでありました。

おりしも前日は夏至、しかも関東からは1000キロ近く西に位置する男女群島の夕暮れは遅く8時になっても薄暮の島々が美しい。

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美しい風景の中で1日を振り返りながらかあるいは明日への闘志を燃やしながらかかたずけをする間、キャビン奥のキッチンでは船長が手早く料理の腕をふるって夕食の支度をしている。


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この後、夕食の宴は博多名物もつ鍋に昼間釣ったカツオのタタキにカルパッチョ。
熱々でブリブリのモツを使ったもつ鍋が胃に染み込むほど美味い。
小瓶一杯6000円もするというトリュフ塩なる感想トリュフの粉末が入った塩が素晴らしく素材の味を引き立たせてくれ、カツオのタタキをポン酢もつけずに塩だけで食べるという初体験をしたが、これがうまいのなんの。キンキンに冷えたビールとこれらのウマすぎ料理一式に一同ウメエウメエとヤギ化しつつあっという間に平らげてしまったのでありました。

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天気予報では翌日は雨、しかも早朝は激しく降る、ということだったので、この日は比較的遅くまで飲んで騒いでいたらしいのでありますが、10ヶ月ぶりの遠征にハシャギすぎたのか、くたくたに疲れてしまった僕はシャワーを浴びると8時過ぎには寝入ってしまったのでありました。


写真提供:サンライズ、エブ・アンド・フロー

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