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2018年6月30日 (土)

男女群島遠征2018 その四@サンライズ 呼子港

男女群島一泊目。

夜中に船に叩きつける雨音で何度も目が覚める。
僕が寝ていたのは船底から50センチほど高い棚状に作られたベッドで耳元の壁はふな底の鉄板なのであります。ちょうど耳元あたりに海の水面があり、波が船に当たる音がダイレクトに耳に飛び込んでくる。しかしこの晩はチャプチャプと船に当たる穏やかな波音よりも甲板に叩きつける雨音の方が気になった。

ずいぶん長い時間寝て起き上がると外は明るくなっていたものの雨音は相変わらず聞こえる。

午前七時頃起床。船長が朝食の支度を始めるその前の時間をいただいてコーヒーを淹れ、すでに起きていたメンバーにコーヒーを振る舞った。

雨降りはこちらにくる前の天気予報ではこの日の前半は降り続き後半は上がるだろう、との予報だったので普段は早朝5時過ぎには釣りを始めるところなのだがこの日は朝の時間をゆっくり楽しんだ。

雨にかすむ男女群島をながめながら極上のコーヒーをいただく、というのもなんとも贅沢な時間であり、こんな環境での特別に美味しく感じるコーヒーというのもなかなか飲めるものじゃあない。

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朝食ができると船底からもぞもぞと全員が起き出してきて思いおもいに食らいつく。
トーストにサラダがうまい。
食事が終われば雨の中とはいえ釣り以外にすることはなく船はポイントに向かってエンジンの唸りを上げゆっくりと進み始める、一同も無口になって臨戦態勢に入る。

最初のポイントに入ったのは午前10時近く、水深100メートル前後の場所。
魚の反応は良く潮も流れているようだ。船長の合図とともに釣りを開始したと思うも間も無くいきなりドベ氏とY店長のダブルヒット。天気は悪いが釣り日和なようだ。

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フタチのダブルヒットの写真を撮り、急いで仕掛けを落とした僕にも底から二しゃくりめでガツッ!と何かがアタッた。よく引くのだけれどどうもカンパチではないようだ、カンパチ特有の下へぐいぐいと引き込むファイトではなく首を細かく振るような竿の叩き方、ん?これってもしかして?
と思った通り、上がってきたのは3キロオーバーのマダイでした。

ドベ氏とY店長は仲良く良型のカンパチ、なんで俺だけマダイ?とお思いながらもおめでたい魚が釣れたので嬉しくなってしまった。

Photo

同じポイントを流し変えたところでジギング王にもヒット!
やはり同サイズ、10キロはあろうかという良型のカンパチだ。

雨は一時的は土砂降りとなり釣り師の我々の気を削ごうとした。移動中には一瞬止んだかに見える雨は釣りを開始すると再び降り始め、さらには激しく降ることもあった。

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そんな雨にも負けず釣り続ける僕にかかるのは大きなサバばかり。まるまると太った50センチはあろうかという見るからに美味しそうな大サバが次々とかかる。
サバの固まっている層をジグが通過するところでジグにサバが食いついてきてしまうのでどうすることもできない。瞬く間に5〜6本のサバを釣り上げ、泳がせ釣りのエサ用にと生簀に放り込んだ。

この辺りから潮の流れは緩くなり始め根魚王は泳がせ釣りの体制に入る。
サビキ釣りで釣り上げておいたムロアジやサバの口のところに大きな針をかけ、これを重りで海底に沈めるのであります。

ルアーでこれだけ釣れるのだからエサなら簡単に釣れてしまうのでは?と思われる方も多かろうと思うのでありますが、そう簡単なものではないらしい。
エサの泳がせ方やタナドリにはなかなかのテクニックが必要で根魚王もこれに集中していた。

そんな時船の中程で釣っていたナカシマ氏に何か大物がかかったようだ。
一見して大物とわかる竿の曲がりは竿の根元まで容赦無く弧を描いている。
これはデカイ!とすぐさま全員釣りをやめて船一丸となって大物と闘う、はずであった。

F1

氏のファイトを記録に残さんと僕はすぐ氏の横に入りビデオを回していた。そこに船長が足元を指差すので目をやると土砂降りの雨に濡れて自然膨張してしまった氏のライフジャケットが浮き輪になって転がっていた。

目配せで、それを取って、と船長がいうので手渡すと、あろうことか必死でファイトするナカシマ氏の頭にかぶせたではないか。こんな時にまさかのおふざけぶりにナカシマ氏も「船長!言っていいですか?!!!え〜〜って!」と半分マジ顔で応戦。周囲は大爆笑。

F4

船長は記念写真までしっかりと撮り船上は大はしゃぎ、まるでお祭りのようである。
10分余りの爆笑と強烈な引き込みとのガチ勝負の末に上がってきたのは大きなカンパチ。

Photo_2

水面に姿お見せた瞬間、全員がお〜〜〜〜!っと声を上げるほど大きかった。
早速重さを測るが揺れる船の上で図の針は左右に揺れながら30キロの周辺を前後する。計りを見つめる船長最低は厳しく28.5キロということになった。

Photo_3

30キロにはわずかに及ばないものの見事なカンパチ。こんなのが自分のジグの周りをウロウロしながらエサか鉛の棒日を品定めしていると想像しただけでワクワクしてくる。

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このカンパチに続けとばかりに泳がせ釣りをしていた根魚王が19キロのヒラマサをあげたのだが、根魚王の狙いはあくまでもクエなのでヒラマサ19キロも彼に取っては外道なのである。

Photo_4

俺にもあんなヒラマサを!としゃくっていた僕にもヒット!だが小さい。
それなりにファイトを楽しみながらも見えてきた魚に「君じゃないんだよ〜。お父さんを連れて来なさい」と語りかける。

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時計は午後1時近くになりここでお昼の休憩。

船長がいつの間にか作っていたソーメンでお腹を満たす。
野菜や具がたっぷりのソーメンが雨に打たれ疲れ切っていた一同を慰めてくれる。

昼食後、予報ではそろそろ雨が上がってもいいのに‥‥という時刻なのに雨はあがったり降り出したりと意外としつこく降り続けるのでありました。
この時点でパンツまで濡れてしまったY店長がリタイアして寝てしまった。

僕だってパンツまで濡れていたけど一匹が釣りたくて釣りをやめられない。
他の仲間もそんな思いで釣り続けたのでありましょう。
2時半を回ったあたりでドベ氏がカンパチをヒット!

これも10キロくらいありそうな良型。今日はこのサイズがアベレージで、おそらくその周りには先ほどナカシマ氏が釣り上げたような大物が、そしてさらにもっと大きいのもウロウロしているに違いない。

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しばらくして僕に久々のヒット!ドラグが音を立てる。久しぶりの、いや今回一番の大物だ。底は切ったので根ズレの心配はもうないだろう、と慎重にやり取りする。腕に感じる重さからすると10キロ前後か?ファイトはカンパチらしい強烈な引き。

残り30メートルを切理、これは上げるぞ!とさらに慎重にファイトしたのであったが、ここで突然「プッ!」と嫌な感触が手元に伝わったかと思ったら竿が軽くなってしまった。

糸を回収してみたら切れたあたりがザラザラになっている。
根ズレにやられてしまった。海底の起伏の激しい男女群島ではよくあることなので誰も驚かないが悔しいものは悔しい。失ったジグも今回の当たりジグだったのでこれまた失ってしまい悔しい。

もう一人悔しい方がいた。

大物クエを狙い泳がせ釣りをしていた根魚王だ。
アワセのタイミングをつかんだ彼は二匹の量型をかけたのだがいずれも狙うクエではなくカンパチだった。悔しさは表情に出さない根魚王だが魚が上がってきた時の彼の反応にその残念さが浮き出ていた。

そうこうしているうちに時刻は午後6時を回り、やっと雨が上がり西の空が明るくなってきた。


P6233368

ところが潮の動きはすっかり止まってしまい、魚のいる反応はあるのだがジグへの反応は全く無くなってしまった。
日没が迫ったところで今日の釣りは終わりにして停泊する浅瀬に向かう途中で船長が気を利かせてくれて「アカハタをやりましょう」と小一時間流してくださった。

Img_9994

沈む夕日を眺めながら絶景の中でのアカハタ釣り。
これがまた入れ食い状態で、魚がいるところにタイラバ(マダイ釣り用のルアー)を落とすと次々にかかってくる。

小さいのはお腹の空気を抜いてあげてリリースし食べ頃サイズをキープする。このブログでも何度かご紹介したが、このアカハタを近所の中華料理店に持ち込むと絶品料理に仕立て上げてくれるのだ。

Img_9999

ウミネコの営巣地が近くの断崖の上にありミャアミャアと賑やかだ。上昇気流を捕まえてホバリングしながら上がっていくウミネコの群れが空中に柱のようになって出現し目を奪われる。

自然しかありません。と船長がさっき言ってたっけ。

日没とともに釣りは終了し、今夜もまたカツオのたたき及びスキヤキ山盛り攻撃といううれしい悲鳴をあげたくなる夕食で腹を満たし、男女群島はミャアミャアと闇に包まれて言ったのでありました。

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写真提供:サンライズ、エブ・アンド・フロー

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