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2018年8月23日 (木)

女川ワラサ釣行2018@y's(ワイズ)

今月初めに北海道遠征に出かけた近所のルアー・ショップEbb&Flow御一行さんたちが、狙いのブリが釣れず根魚ばかり相当な数を釣って帰り青物の引きに飢えているというのでワラサを狙って東北の女川まで出かけることになりました。

今回も一泊三日といういつもながらのハードスケジュール。夜中に横浜を出て翌朝女川に着いたら即乗船、一日釣りをしてから仙台に移動し、美味しい牛タンを食べて一泊して翌日横浜へ帰るというスケジュール。さらに僕はこの帰る日の午後に行われるセッションに直行するため楽器を持って釣りに行くというハードなというかお馬鹿なというか呆れたスケジュールになったのでありました。

今回のメンバーは北海道で青物が釣れず根魚を100匹くらい釣ったのに欲求不満気味のジギング王に久しぶりのヨッシーさん、車をベルファイヤーからハイラックスサーフに乗り換えたばかりのFさん、エブフロのY店長にそして僕の五名。

深夜の東北道を一気に走って女川港に到着したのが午前7時。
すぐに釣りの支度をして7時半出船。

今回お世話になったのはy's(ワイズ)さんという若い船長の船。
ルアー専門にガイドなさっているらしい。

最初のポイントまで約40分ほど走る。海はべた凪、無風。しかし霧が立ち込めていて、というより雲の中を走っているようで水滴が体について結構濡れてきたので慌ててレインウェアを着る。

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ポイントについて船が泊まったら、今度は無風の海に蒸し暑さで一気に汗が出てきた。

期待を込めながら最初の一投。水深は50m前後。

この時期、この辺りの魚のベイトはコウナゴ(現地名メロウド)というので、コウナゴカラーのゴビアス・ブルスリムというジグをつけて落としてみた。
すると着底とともにコツンとアタリがあり早くもヒット!同時にFさんもヒット!
いきなり幸先良いダブルヒットなんですが、僕の方はどうも引きが根魚っぽい。
正直言って僕はワラサよりもヒラメ狙いできたので根魚は大歓迎なのだけれど、ヒラメほど引きが強くないのでソイあたりかなあ、と思って巻いてきたら大当たりだった。

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一方ハイラックスFさんは本命のワラサでいきなりの本命キャッチとなりました。
キープしますか?とFさんがいうので、どうせまだ釣れるから後の方の新鮮なやつをキープしましょう、と僕が返したら、そういう時に限って後が全然釣れないかもですよ、とY店長の悪魔の予言が飛んできた。

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予言は的中し、ここからがアタリが全くなくなってしまう。

時計が11時を回ったあたりでようやくY店長がヒットさせてワラサを上げ、またしばらくして今度はヨッシーさんがワラサを上げた。

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Img_0318

さらにまたしばらくしてジギング王にもヒット!久しぶりの青物の引きが楽しめる、と喜んだのもつかの間なんだか様子がおかしい、青物じゃないな、とジギング王が呟きながら上げてきたのはヒラメでありました。

羨ましがる僕にがっかりするジギング王。なんという贅沢な釣りか。
そしてまたすぐ続けてジギング王にヒット。今度こそ本命か?と思ったらさらにサイズのいいヒラメちゃん。僕は喜びジギング王は大きく落胆する。

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アタリは少なく僕に一回ガツッときたけれど針にかからなかった。
その後ポイントを大きく移動してやってみるも状況はあまり変わらず当たりが極端に少ない。

しばらくしてジギング王が待望のワラサをキャッチ!
久しぶりの青物引きを堪能していた。

Img_0324



夜通し運転してきたY店長は睡魔に負けて横たわり爆睡体制。
残るメンバーはしゃくれどしゃくれど当たりが全くない。

時計は早くも午後一時を回ろうとしている。ワラサを釣っていないのは僕だけ。
魚探に魚の反応はあるのだけれど食わないのであります。タイミング的にもちょうど潮止まりで魚の活性が下がっていた。

こんな時はコイツで、とゴビアス・ブルスリムのノーアクション&超スロー引きというのを試してみた。この釣り方は動かして魚を反射的に食わすのではなくジグを魚にじっくり見せて食わせるというやり方で、過去にも潮止まりの渋い時に試して実績があったのでありました。

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                                  ゴビアス・ブルスリム コウナゴカラー


始めてみたらなんと狙いは的中、一投目で食ってきた。
底まで落としたジグをゆ〜っくり巻いて落とした時に食ってきた。PE2号に35ポンドのリーダーなのでスリリングなファイトを楽しみながら上がってきたのは狙い通りのワラサちゃん。

店長写真撮ってよ!と叫んだけれど爆睡していてピクリとも動かない。

仕方ないので写真は諦め再び同じ釣法を始めると、今度はそこから数メートル巻いてきたところで、ココン!というあたりが二回あったと思ったらぐい〜んとひいてきた。またまた上がってきたのはワラサちゃん、体型もお腹パンパンでいい感じの魚体だ。

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その一部始終を右隣で見ていたヨッシーさん、自分もこのやり方でと始める。左隣のFさんもタックルケースからゴビアス・ブルスリムを持ち出してセットした。

三人でこのスローな釣りを始めた途端、ヨッシーさんにヒット、そしてFさんにもヒット、さらに僕には三匹目がヒット!と連続ヒットとなる。

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パターンはこれだ!とみんなのテンションが上がってきた中でジギング王だけはこのようなスローなジギングが嫌いなので真似しないでしゃくり続けていた。

船上の騒ぎに目を覚ましてきたY店長に写真を撮ってもらい、さらにヨッシーさんFさんが連発する。船長と連絡を取っていた近くの船では全く釣れていない様子なのでこのタイミングではこのスローな釣り方がハマったのだろう。

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しかし三匹を上げてから僕にアタリはなくなり浸すら辛抱でスローに巻く釣りに疲れてきた。集中力がけっこう必要なのだ。

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そんな時しゃくっていたジギング王にヒット。
さすが王様と僕が勝手に命名しただけのことはある、どんな状況でも魚がいれば自分のスタイルで釣り上げてしまうところがジギング王の王様たる所以。

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この辺りで僕自身もパターンが変わり始めたかな?と思い始めた。
しかしFさんは立て続けにスローに動かしてヒットさせているし、どっちで行こうか迷いが生じた。

何度も流し変えながらやっていくとしゃくっていたY店長もヒットさせ、ジギング王も立て続けにヒットさせるようになったら気づけばFさんもしゃくってヒットさせている。
一方でヨッシーさんは相変わらずゴビアス・ブルスリムで5キロオーバーのいいサイズを上げた。

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どうやら動かさないコウナゴのパターンとジグをしゃくるのに反応する魚のふたパターンがいるようで、この事は後日魚をさばいて分かったのだが、胃の中からコウナゴが出てきた魚とイワシが出てきた魚にはっきり分かれていた。
さて、僕の方ははさっぱりアタラないので辛くなり、やがて睡魔に負けてしばらく寝ていた。


このあと、大きく場所を変えてヒラマサ狙いも含めて狙うというので起き上がり再び参戦。しゃくっていたらワラサがヒットした、しかしここのポイントではこの一本のみだったので二、三度流してから移動。


この頃には僕もみんなが釣っているアンチョビット・シャープ180グラムにジグを変えてしゃくり始めたら久しぶりのヒット。気づけば太陽は傾き始め夕まずめの気配。

さらにトリプルヒットで僕もヒットさせたのだけれどなんとミヨシとトモで釣っていたにも関わらず全員がオマツリしてしまうという珍事が発生。複雑に絡んでしまった糸をY店長と船長が必死で外してくれる。これはバレちゃうだろうなあ、と思いながらもオマツリ解消を待つこと10分あまり、なんとか絡んだ糸が外れてくれた。諦めていた魚もなんとかついている。



かかった時は小型かな?と思っていたのだけれど上がってきたらこの日僕にとっては一番いいサイズのワラサだった。使っていたカーペンターの竿の威力に感心してしまう。

このオマツリ騒ぎの後はパッとせず、午後6時近くまで釣りをさせていただいたところでみなさん寝不足からの疲れもありお腹いっぱいになったので納竿となり一路港へ。

僕は結局ワラサ5本にソイ1匹。他の人は見ていた感じみんな僕より魚をかけていた感じなのでおそらく船中25〜30本くらいワラサが上がったのではないか。上々の釣果であります。

港に戻り素早く片付けて、途中石巻港で氷を買って仙台市内のホテルに移動。
9時近くになっていたので素早くシャワーを浴びて牛タン屋さんへ直行し美味しい牛タンと冷たいビールを味わった後は全員ホテルに帰るなり寝てしまった、ということを翌朝聞かされた。

疲れたけれど楽しい釣行でありました。Y店長にFさん運転お疲れ様でした。y’sの船長もありがとうございました。

僕は途中、東戸塚駅で楽器を手にみんなと別れセッションに向かったのでありました。
疲れてボロボロの体でのセッションでは両手の筋肉痛などもあり演奏がボロボロだったことは言うまでもありません。


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