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2018年11月11日 (日)

岩見淳三16thリサイタル@かなっくホール 後半

前半が終わり後半への間の休憩時間は大学ジャズ研の仲間たちがたくさん来ていて近況話で大盛り上がり、あっという間に後半の始まりです。

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後半最初の曲はこの日のコンサートでは珍しくクァルテットでの演奏。以前のリサイタルは器楽演奏がメインでそこに歌が入るというパターンだったのが、ヴォーカル陣の成長で構成が逆転していました。今回のリサイタルのタイトルが「岩見Family with Special Unit」と銘打っていたその通りの内容なのでありました。

ということで始まったのはグルーブ・マーチャントという曲。
軽快なミディアムテンポの曲でギターのテーマに続いて本田さんのピアノソロ。
このソロがいい。スィング仕切っていると言ってしまえば簡単なんだけど、難しいこともさりげなく楽しいミュージックとして楽しく聞かせてくれた。
続くは岩見さんのソロ、こちらも負けじと色々やってくださる。ギターが鳴り切っていて心地よく響いてきた。

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ジャンボさんのベースソロもノリノリで早弾きあり、重くどっしり聞かせるところ有りで思わず会場からは拍手は飛ぶ。八木さんのドラムソロでフォーバースをこぎみよく決めてエンディングテーマへ。歌もいいけれど、こういうじっくり楽器の音を聴かせてくれる演奏もいいなと改めて思う。

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次の曲はファミリー全員が舞台に登場、と思ったらYAYOIちゃんがいない。プログラムには「上を向いて歩こう」と書いてあったが、HANAHちゃんのウクレレで始まったのは「Don't Worry Be Happy」のコーラス。あれ?と思ったらこのメロディーに乗せて「上を向いて歩こう」の歌がどこからか聞こえてきた。後ろを振り返ったら、舞台後ろからYAYOIちゃんが歌いながら降りてくる。

間奏で再びDon't Worry に戻って二番へ、ゆっくりと歌いながら会場のお客さんとやりとりしながら降りてきたYAYOIちゃん、歌が終わるのにピッタリ合わせて舞台に上がる。会場からはサプライズに拍手喝采。アレンジも洒落ていてよかったな。もともとこの曲、アメリカで流行ったのもただの物珍しさだけでなくアメリカ人をくすぐるメロディが潜んでいたのではないかと思う。特にサビのコード進行など当時としてはかなり耳に新しく聴こえたのではないだろうか。

ということで三曲目は前半飛ばして歌わなかった「スウィングしなけりゃ意味ないね」。この曲はこのファミリーの十八番的な歌。YAYOIのリードヴォーカルに子供達三人のコーラスが軽快に絡まる。「デュワ・デュワ・・・」のところは会場の観客に振って観客全体で大合唱。会場一つになって盛り上がる。

次の曲は長男のDAICHIくんのソロで「クワンド・クワンド・クワンド」
MCがまだ慣れない感じで初々しい。トークになっちゃってる。
曲は軽快なポップス。昔1970年代にエンゲルベルト・フンパーディンクの歌で流行った曲と言ったらご年配の方は、あ、あれか!とわかる方もいるかと。

DAICHIくんはここ一年で随分と成長したように思える。
初ライブに行った時にはまだ少しオドオドしながら歌っているようなところがあったけれど、今日の歌は堂々たるもので声も良く伸びていた。

ここでまた三人の身内ネタトークになりこれがまた楽しかった。

ここで、またまたサプライズ。

プログラムには載っていなかったハーモニカの「マツモニカ」さんの登場。
この人のハーモニカは僕は大好きで、音色、テクニック、表現力共に抜群なのだ。
ギターのイントロに乗って待つモニカの切ないハーモニカのメロディで始まったのはトゥー・セイ・グッドバイという曲。ベースがアルコでしっとりと入ってきて切なさを盛り上げる。ワンコーラス歌い終えたところでマツモニカの短い間奏、これがまたいい静まりかえった会場からも思わず拍手が起こる。後半はYAYOIちゃんの歌にハーモニカのメロディーが絡みつくように流れ切ないサウンドを盛り上げた。

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続いてもまたまたプログラムにない曲で「リンゴ追分」
ミディアムテンポながら軽快というよりは哀愁たっぷりのYAYOIちゃんの歌いっぷり。彼女最近はこういう日本の曲も多く歌っている。長い間日本中を演奏で回って色々日本語の言葉に感ずるところでもあったのだろうか。間奏は圧倒のマツモニカのハーモニカソロのあと岩見さんのガットギターも心地よく切ない音色を響かせた。再び一番の歌詞でワンコーラスYAYOIちゃんが歌いきってエンディング。こういう曲がコンサートの中に自然に入ってしまうところもYAYOIちゃんならではというところだろう。


次の曲は「オーライト・オーケイ・ユーウィン」というブルース。
出だしの歌詞をYAYOIちゃんと観客の掛け合いで始まる。ワンコーラス歌ったところでソロの受け渡しに。
マツモニカのソロはブルースになったら先程までの哀愁たっぷり系から一気にハードスウィング系に豹変した。安定の岩見さんのギターソロを経てピアノ、ベースとソロが引きづガレ、後半はYAYOIちゃんと観客の掛け合いで「イェイ・イェイ」だの「シャッポン・シャパシャパ・デュビデュビ」と盛り上がる。会場全体で手拍子が打ち鳴らされて一つになる。楽しい瞬間だ。

後半最後の曲は全員集合で「シング・シング・シング」。
ドラムのドンドンで始まるあの曲である。ドラムが始まると同時に会場からは手拍子が打たれて早くもノリノリ。
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ヴォーカルもコーラスもバッチリ聞かせてくれてドラム対ギターのソロに、岩見さんはこのソロで色々な曲のメロを弾くまくり引き出しの多さを見せてくれた。僕が分かっただけで五曲くらいかな、最後はフォー・オン・シックスで締めてドラムソロに。

この日の八木さんの一番の勝負所。
大技小技たくさん見せて聴かせてくださいましたよう。会場もソロの熱が上がっていくのに引きづられるように熱気を帯びていって最後には歓声や指笛が飛んでくる。

エンディングテーマもバッチリ決まって会場からは大歓声と拍手の渦。メンバー紹介の間も拍手は途切れることなく、一人一人の名前をコールするたびに客席から「イェ〜イ!」と声が飛ぶ。そのままアンコールの拍手は止まずメンバー全員が登場して岩見さんのご挨拶。観客と350クラブのスタッフの皆さんへの感謝の言葉を述べておられた。

メンバー全員でお礼を言うと拍手喝采。アンコールに期待が湧く。

アンコールは岩見さんのギターとYAYOIちゃんの二人で「花は咲く」
彼らは全国を演奏しながら回っている中で出会ったたくさんの人の中には、大震災や豪雨被害にあった人たちとの交流もあり、そんな人たちに支援の募金を行なっているのだが、この歌はそんな二人の想いを込めた一曲。歌に入る魂のようなものを感じる一曲は大変感動的でありました。目元に光るものを隠しながらお辞儀をして舞台袖に下がったYAYOIちゃんの姿が印象的でありました。

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以上でリサイタルは終了。

楽しませて、聴かせて、泣かせてと音楽の持つ素晴らしさ満載のリサイタルでしたよ。来年もまた第17回としてこの時期に開催されることを楽しみにしています。皆さんもご興味あったら是非足を運んでみてください。来年はまた今年とひと味違ったライブが見られると思いますよ。

あ、それから岩見ファミリーのライブが12月23日にあったんだ。このブログを読んで見たくなった人はまだ間に合います。

場所は横浜、関内の A.B.SMILEというライブハウスで昼、夜のツーステージ。詳細は岩見さんのホームページをご覧ください。
写真提供:350クラブ
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