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2018年12月 7日 (金)

対馬釣行その3@サンライズ 呼子港

対馬釣行二日目は朝5時半集合で船に向かい釣りの準備。

支度ができると船は暗闇の中動き出し港をゆっくり出てゆく。僕は走る船のキャビンで船長にお湯を沸かしていただき、この日一日の幸運を願ってEno Cafeでコーヒーを飲んだ。

暗闇の中を船は15分ほどゆっくりと走り最初のポイントに到着する。
朝まずめの一番いい時間、迷わず僕もキャスティング組に入りフロントデッキでキャストする。6時を回ったくらいか空は白む気配も見せない漆黒の中でのキャスティングは僕は初めてだった。自分のルアーがどこに着水したのか、どうアクションしているのか、全ては想像と勘に頼るしかない。

「バシャーンと水の音がしますからね、いつ来るかわからないから気をつけて!」と船長のアナウンス。

ワクワクドキドキしながら投げてはリトリーブを繰り返すとやがて空が白み始め、何度か流し変えているとキャストしたルアーも見えるようになってきた。

しかし水しぶきは一向に上がらず海は沈黙したまま。

辺りが明るくなってきた頃ポイントを変えることになり船は少しの間走った。
再びキャスティングに臨む。朝まずめくらいは多少は頑張って投げ続けなければ、と気合いを入れる。

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                             キャストするジギング王

昨夜、肩が痛いという話をY店長に話したら、僕のキャスティングとジギングは力が入りすぎているので70パーセントくらいの力でやってみてください、とアドバイスを受けたのも良かった。
昨日よりは力を抜いて投げてみたが飛距離は変わらないし楽だ。


キャスティング組が苦戦している中で根魚王は順調に釣果を伸ばしていた。
空が明るくなった頃に大きなウッカリカサゴにマハタを連発する。この方にとっては青物は全く興味がないようで、食べて美味しい根魚を黙々と釣り上げる。なんでも自宅にはマイナス60度まで冷える特別な冷凍庫があり、その中に毎度の釣行で釣った魚をストックしていつでも美味しい根魚を食せるようになっているらしい。

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キャスティング組が賑やかになったのは午前9時を過ぎた頃だった。
キャスティング王と僕が認めるヤッシーさんが見事なヒラマサをキャスティングで仕留める。

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この人のキャスティングは本当に正確で飛距離も僕の1.5倍くらいは飛ぶのではないか?ナブラなど見つけた時には逃さずドンピシャのピンポイントにルアーをキャストし獲物を仕留める凄腕なのだ。しかも、朝からビールを水代わりに飲みながらそれをやってのけるのだから信じられない。

しばらく魚の反応はなく、時折バイトがあるものの針にかからないような状況が続く。船はポイントを次々に移動し攻めていく。


次にキャスティングで出たのは一時間ほどしてから、Aさんにヒット。昨日に引き続きなかなかのサイズの様子だったが惜しくもバレてしまった。

Aさんがバラして悔しがっているところに今度はNさんにヒット。ところがなんだかヒラマサではないらしい小型の魚だ。あげて見たらハガツオだったのでみんな大喜び。今夜の酒の最高のつまみができたのだ。こういう時のハガツオは釣った本人の意向にかかわりなくその日の酒のつまみ化してしまうのだけれど、新鮮なハガツオの味を誰もが知っているので文句は出ないのであります。

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この後もキャスティングを続けてみたもののどうもパッとしないのでジギングのポイントに移動することになった。
キャスティングが苦手な上この日はすでに右肩が痛くなり始めていた僕にとっては待ってました、という気持ちでジギングの準備をする。

ジギングのポイントに着くと左舷に全員が横並びしてジグを落とす。
僕はミヨシで釣ることになった。水深90メートル、底付近には魚のいい反応が出ている。僕の使ったルアーはプロセレ社のアンチョビット・シャープ180グラム。一年半前くらいに発売して以来僕はこのジグでばかりいい思いをしているので青物のジギングではとりあえずはこれを使う。すると今回も幸先よく最初の流しの二投目くらいでヒット。
底から数しゃくり3〜4メートルくらいだろうか、ズン!と重いアタリと同時に竿がいい具合にしなる。すぐさまリールを巻き始めるのだがなんだかいつもに増して竿が重く感じられる。時折ドラグを出されながらもさほど暴れないのでそれほど大きい魚ではない感じもしたのだがとにかく重い。

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残り20メートルくらいになって様子が変わった。魚が急に走りドラグを引き出す。糸を巻いては引き出される、という工房を何度か繰り返したのちやっと姿を現したのは丸々と肥えたブリだった。

船長がタモにとって引き上げ早速写真を、ということになり持ち上げようとしたのだが重い。体長的には8キロクラスのブリなのだが持ち上げた僕には二歳半の孫と同じくらい重く感じた。

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撮影後船長に無理やり頼んで重さを計ってもらったら秤のメモリを見た船長の「おお!」という声に「やったな!」と思った。
「10.25キロ!」と船長の声に思わずヤッター!と声をあげて喜んでしまった。
10キロを超えるブリというのはなかなか釣れないもので超ベテランのY店長やジギング王ですら9.8キロというのは何度も釣っているけれど10キロを超えるブリはまだ釣っていないのであります。

わずか数百グラムの差で何がそんなに違うの?と釣りをしない方はお思いでしょうが、この数百グラムの差は釣り師にとっては果てしなく大きく感じるのであります。それはみんなの悔しがりようでよく分かる。しかもシロート同然の僕のような輩が釣り上げてしまったのだから尚更というものであります。

興奮冷めやらぬまま船は流し変えて再びジギングポイントに入りましす。
今度は胴の間(船の中ほど)付近で同じジグを落とし、先ほどと同じイメージでしゃくるとすぐにヒット。今度もまあまあサイズらしくいい引きをしてくれている。ところが20メートルほど巻いたところでバレてしまった。魚をバラすと他の魚の食いも悪くなるので禁物なのでありますがヤラカシてしまった。

三たび船が流しかえすと今度はミヨシ方向からヒットの声。続けざまに何人かヒットしたらしい、こっちにも来い!と声に出しながらしゃくるとまたまたヒット!三連続ヒットとなりました。今度の魚もまあまあのサイズですが先ほどのには遠く及ばない。トリプルヒットで仲良く写真に収まります。

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ジギング王も釣り上げていたのですがサイズに納得しなかったのか写真も撮らずにリリースしてしまったご様子。

さらに流し変えたのですが当たりが遠のいたため地合いが終わったと判断したのかポイントを移動することになり走り始めたところにカツオのナブラを発見。

ヤッシーさん、AさんNさんとともにミヨシに立ってナブラに向かってキャストしていたら、ルアーが大きすぎると船長から指摘されたのでブルーフィッシュ45から七つ星に変えたところ、それでもフックが大きすぎるとの事。

何度目かの追跡で船のすぐ前に湧いたナブラにヤッシーさんのルアーがど真ん中に入ったのに食わない。すかさず船長が自分のシーバスルアーをど真ん中に投げたら食ってきた。操縦席の上窓から身を乗り出して投げた船長はさおをNさんにバトンタッチする。
かかっているのは良型の本ガツオ、しかも戻り鰹の一番美味しいやつだ。
全員が竿を置いてシーバスタックルの細いラインでのファイトに注目する。見ているギャラリーの頭の中にはすでにお皿に山盛りになった戻り鰹の脂ノリノリの姿があったのだろう、すでに目が殺気立って「絶対バラすなよ!」とNさんにプレッシャーをかける。

こういう殺気というか空気というのは自然と伝わるものでNさんも非常に緊張しつつかつ丁寧にファイトをした。最後の最後で走るから気をつけてね!と船長から声が飛ぶ。残りあとわずか丸々と太ったラグビーボールを大きくしたような鰹が見えてきた。ここからが勝負どころで、魚は身の危険を察知し一気に走ろうとするのが常なのだ。船長がタモを持ち構えると以外にも素直にカツオはタモに収まってくれた。殺気立って一同の緊張も解けて、おおおおお!!!!と声が上がる。

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上がってきた魚体は美しく、深い群青色に光る鰹を僕は初めて見て興奮した。
この後小一時間カツオの群れを追い回したが結局ヒットには至らず二匹目のドジョウならぬカツオは諦めて本来のヒラマサキャスティングに戻った。


ところが相変わらず魚の反応は渋く、時折バイトはあるのだが乗らない。常習空っ風親分がいいサイズをかけたが惜しくもバラしてしまったのみで他にヒットはないままポイントを後にした。

この日は、翌日の天候を考慮し壱岐まで移動することになり船を走らせる。北対馬の西側から南対馬との間をすり抜けてゆくのだが、この島と島の間隔があまりにも狭いのに驚かされた、この日は波もなく潮も流れていなかったのでまるでダム湖を上流に向かって進むかのような光景が広がった。最も狭い部分の手前のカーブではここで行き止まりになっているのか、と思わされるほどん狭さでこの最後のカーブを抜けたところに集落があり最狭部になっていた。

そこは50メートルばかりの幅で僕のへなちょこキャストでも投げたら対岸に届きそうな狭さだった。
最狭部を抜けるとすぐに対馬の東側の大海原に出て、再び水平線を見ながら船は速度を上げて進んでゆく。


壱岐についた時にはちょうど日が落ち夕闇が迫っていた。

宿に入り風呂で潮を流したら待望のハガツオと戻りカツオのタタキが待っている。
船長自らの手でさばいてくれたようだ、ありがたい。

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食膳を前にして一同戻りカツオのたたきから染み出した脂に感動する、さらにハガツオも脂がのりきってトロのように白い身が見られた。

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乾杯の後は貪るようにカツオをいただき、勢い酒も進み、後から出てきた旅館の料理もたらふく食べて動けなくなったところに好物のスイーツが出てきたのでペロリと平らげ、さらにジギング王が要らないというのでもう一つ平らげたところで動けなくなり一足お先に寝床に入ることにした。


写真提供:プロショップ Ebb&Flow    サンライズ
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