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2019年2月11日 (月)

還暦を過ぎてスキーに行った!@宝台樹スキー場

二十代で始めたスキーですが、三十代の頃は子育ても放り出して夢中になりずいぶん各方面にヒンシュクを買ったものです。おかげでそこそこ滑れるようになり、バブルの頃にカナダのウィッスラー・ブラックコムへ遠征しへリスキーを体験、以来スキーといえば未圧雪のパウダースノーじゃなきゃ嫌だ!ということになりかぐらスキー場周辺の山を滑ってみたり八甲田山やニセコヒラフにも足を伸ばすようになってしまったのが40代。ところが40半ばで大病を患い10年近くスキーとは無縁になり7年ほど前50代半ばで復活しニセコや札幌国際に足を伸ばしたものの、その後は大物釣りにハマってしまい冬場の寒い時期も釣りをすることになりスキーはすっかりご無沙汰になってしまった。

その間に足の筋肉は年齢とともにみるみる衰え、3年前に少しだけ関温泉スキー場というコアなスキー場で滑った時にはスキーをしていて初めてスピードが怖く感じるという体験をして、このままスキーはできなくなってしまうんだろうか?と寂しい思いをしていたんです。

昨冬も一度スキーに行こうとしたのですが同行者の都合がつかずお流れになっていたのが今年やっとスキーに行ける、という話になり出かけました。
あっという間の3年、この間さらに着実に足は衰えている。さらには足だけでなく体全体が硬くなって動かなくなっているのをラジオ体操などした時に実感するので、一体どれだけ滑れるのやら、不安でなりませんでした。

そこでスキー場を選ぶにあたってはあまり急斜面でないそれでいてそこそこ規模の大きいところを探して見たところ、以前バリバリに滑っていた頃は目にもかけなかった水上の奥にある宝台樹スキー場が浮上してきたのであります。
調べて見たら雪もたっぷりあるし平日は空いてそう、さらに良さそうな民宿もあったので即予約し出かけることになりました。

横浜から水上方面に出かけるには以前は、首都高→外環道→関越道というルートしかなかったのですが今は東名→圏央道→関越という便利なルートができたので高速代は高くつくけれどもこのルートを選択しました。ちなみにスキー用の高速道路割引なるものがあり、関越練馬から水上方面への往復が三日いないなら6000円ぽっきりというのがあったので、横浜新道から環八に出て下道を練馬インターまで走る、という選択もあったのですが朝の渋滞を走るのはイヤ、ということで却下。道路公団さん、横浜方面から圏央道周りの割引サービスも設定して頂戴。さらにちなみに、横浜インターから中央道方面への同様のサービスはあるみたい。お願いしますよ道路公団さん!

ということで当日は朝7時過ぎに自宅を出発、片道の高速代5620円払って東名横浜から水上インターまでスイスイ、インターを降りた先にあるコンビニに寄ったら「宝台樹スキー場割引リフト券」というのを売っていて、1000円までの食事券付き一日券が4500円だったので購入しスキー場まで行き道混じりの中を小一時間走って午前11時にスキー場横の民宿に到着。

民宿で着替えさせていただきスキー場へ向かう。と言っても50メートルほどの上り坂をスキー板をかついで登ればリフトがあるんですが、その登りの途中ですでにバテてしまった。
こんなことで本当に滑れるのか?!同行のスキー仲間井手ちゃんも久しぶりのスキーということで不安げな表情はお互い隠せない。

やっとの事でリフト乗り場までたどり着いて第一ペアリフトのゲートを通りリフトに乗る。
リフトから見る白樺ゲレンデには一人しか滑っておらず、その斜面もずいぶん急に感じる。リフトが上に上がっていくほどに緊張と不安も増大して、楽しいスキー!とは程遠い気分になってきた。

リフト終点で降りてみたら右に行くといま見てきた斜面、左の林道風のコースを降りると奥に広がる広いゲレンデに出るらしい。
どうしようか?と迷ったが、とりあえず一回広い見通しの良いところを滑ろうと、今上がってきた白樺ゲレンデを滑ってみた。

綺麗に圧雪された斜面は硬くしまっていて凹凸があったらいたが跳ねそうだたけれども幸い平坦ですんなり滑ることができたので一安心。思ったよりも体が動く。若い頃に体で覚えてきたことは忘れないものだなあと実感しながらもう一度第一リフトに乗り、今度は降りたら左の連絡コースを下りた所にある第二ペアリフトに乗って500メートルほど上がり第2東コースというのを下りたら最大斜度27度しかない平坦な斜面で原因不明の転倒。
大丈夫かしら?こんなに何にもないところでコケていて。

広いスキー場の中心部に降りてからは第8クワッドリフトと第6ペアリフトを中心に13度から20度くらいしかないゆる〜い斜面を何本か滑って体を慣らしながら様子を見た。

Img_0603

                          ディープパウダー用の板で初級者コースを滑る

少し体が慣れたところで上に上がって見ましょうか?ということになりこのスキー場の頂上部に登る第9クワッドリフトに乗ってみた。1516メートルもあるこのクワッドリフト、急な斜面を横に見ながらぐんぐん上に上がっていく。一山超えて頂上が見えるか?と思いきやさらに上に向かってリフトが消えていく。昔ならワクワクしながら登っただろうに今や還暦越えのみとなっては不安が増すばかり。

やっと到着した山頂からは新潟と福島の県境の朝日連峰から新潟と群馬の県境の谷川岳が一望できて実に素晴らしい山岳風景。天気も快晴であまりの素晴らしさに恐怖も忘れて感動し写真を撮った。

Img_0613



下りは山頂からいくつかのコースに分かれてそれぞれ難易度が違うのだが、一番平易そうなコースを選択したところ、距離こそ長くて疲れはしたものの斜面的には問題なくクリアして下まで降りてきた。とはいえこの辺で膝はガクガクになってしまったのでお昼を兼ねて休憩ということでカフェテリア・ペガサスに入る。

平日のレストランはガラガラで注文に待つこともないのがいい。
写真でリフト券についてきた1000円券でちょうど食べられるメニューを選んで食べた。腹が膨らんだら眠くなりテーブルに伏してしばらく昼寝。

一時間ほど休んで再び滑り出す。
もう急な斜面は膝がいうことを聞かなそうなのでゆるい斜面を何本も滑り、撮影してみたり井手ちゃんの後をトレーンでついて行ったりしながら楽しんで3時半頃まで滑ってこの日はお腹いっぱい。

そのまま連絡コースを下って民宿の玄関前まで滑り降りる。
スキー靴を脱いで足が軽くなり油断して宿の階段を登ろうとしたら膝がスコン!と抜けて危うく転ぶところだった。一段一段慎重に階段を上がる。部屋に入って一息ついたらお風呂に入りビールで乾杯。夕食までゴロゴロして至福のひととき。

夕食になって食堂に行ったら驚いた。一泊6500円なのにお料理が豪勢。鮎の塩焼きに天ぷら、お鍋には熊の肉まで入ってる、茶碗無理やらおしんこやら色々出てきてお腹いっぱい。ビールもさらにぐびぐび飲んだので満腹と酔いで部屋に帰ると苦しいくらい。それでもバカだから日本酒を取り出して飲む。酔っ払ったところで意識がなくなって気がついたら次に日の朝だった。

朝起きて体のあちこちが痛くて起き上がれないのではないか、という心配が嘘のようにどこも痛くないし疲れもそこそこ取れている。昨日使った足の筋肉は引き締まってこの数年間眠っていたのが目を覚ましたかのようにいい感じに緊張している。

二日目は9時ごろ出発して初日と同じコースを辿り中央部へ行き、初心者コースのたんぽぽコースを休憩をはさみながら十数本滑って3時半に上がった。

011



頂上へ行きたくもあったけれど、この日は曇天で景色もイマイチだろうということで初心者コースで色々試して滑りながら体の調子を見てみたけれど意外と滑れる自分に安心しましたよ。

帰りも天気は回復してスムーズに高速を走って無事帰宅。

人生の一つの目標であった還暦過ぎてのスキーを達成できたので満足しました。
次の目標は70歳まで滑ることかな。次回はもう少しチャレンジしてみよう。


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