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2019年5月23日 (木)

男女群島遠征釣行2019 その5@サンライズ 呼子港

午後の狙いは午前中の浅場のトップから深場のジギングでカンパチ狙いでいきましょうとうことになった。
頭痛からも体のだるさからも解放された僕はやっとまともにジグをシャクれるようになっていた。
午前中釣りにならなかった分も取り戻そうと一心にジグをしゃくる。
波も午前中の荒れ目の波が静まってきて次第になぎ天候も回復していくのがわかった。
しかしながら海の中は潮の流れが今ひとつなのか潮がすみ過ぎているのか魚の反応は今ひとつで、時折ポツポツと釣れるものの入れ食いのようなことにはならない。
午前中が派手に釣れただけにその分船の上は波と同様に静まり返ってしまった。
そんな中で僕にアタリがあった。
そこから随分上まで巻いてきたところでドン!とひったくるようにあたり竿を絞り込んだ。
一瞬ドラグも出たので今回一番のサイズかな、と思ったものの重さは大したことない。
釣れない時の一匹は大切にしたいので慎重にやりとりしながら糸を巻く。
カンパチかと思ってたその魚は澄んだ海の中に姿が見えてきたら尻尾が黄色く体色も青いのですぐにヒラマサと分かった。
今回の男女群島では僕にとっての初ヒラマサなので嬉しい。
Img_1370
5キロくらいはあったろうか、嬉しくないサイズではないはずなのだが、午前中の10キロオーバー多数が目に慣れてしまったせいかひどく小さく見えた。
写真を撮ってすぐにリリースしてあげる。
サンライズ号では船独自のレギュレーションをこの5月から導入し、ヒラマサは一日一人2匹までキープ、それ以外は全てリリースということになっている。大きなヒラマサが減っていると実感した船長の英断とも言えるレギュレーションに僕は大賛成だ。
他の魚にもそういうレギュレーションを導入していいと思うし、これを機に他の船や遊漁業界全体が資源保護のことを考えてくれたらいい。もちろんその根底にあるのは釣り師側の意識だ。釣った魚は俺のもの。
釣った魚は全て食う。釣った魚は全て持ち帰る。昔と違って船のレーダーや魚探、釣り具の進歩で魚はいればそれなりに釣れてしまう。それは間違い無く資源お枯渇に影響していることは東京湾や相模湾をはじめ沿岸での釣りがどんどん釣れなくなっていることを見ればアキラカだろう。近所の海で釣れないからわざわざ男女群島まで来て釣りをしているという現実もある。
すでにアメリカやニュージーランドなどでは一人当たりの魚制限を厳格にすることによって魚の数も大きさも増しており、釣り師にとっても漁師にとっても豊かな海になっている。
豊かであるはずの海に囲まれた日本ではほとんど効果的な漁業規制というものがされていないので魚は枯渇化し、皆さんの食卓に上がる魚も外国産のものや稚魚をとって来て人工的に大きくした養殖魚(ほとんどが人工孵化技術を持たない)が増えているに違いないでしょう。
こういう時代は早く終わらせなければならない。
話が硬くなってしまったが釣りバカだってたまには真面目に物事を考えるのだ。
さて、相変わらず渋目の状況でしゃくり続けた一同だが、なかなか魚のアタリがないので他の釣り師の方々はどんな風に攻めているのだろうか?ととこ目でチラ見しながら釣れたら真似てやろうと姑息なことを考えていた。
そんな時にY店長にヒット。
ミヨシでファイトする船長の後ろ姿を見ていると、いいサイズをかけた時の独特の体の使い方をしているので魚が大きいのがすぐに分かった。
Img_1375
写真を撮ろうと自分のジグを巻き上げたところにちょうど上がって来たのはカンパチ。今回連れたカンパチの中では頭抜けて大きい。
写真を撮った後素早く重さを測ってリリースしたが惜しくも9.8キロでわずかに10キロにとどかなかった。こういう後少し、というのはよくあるので、見た目で10キロ、という魚はだいたい正確にはわずかに足らなかったりするものだ。
次の流しでヒットさせたのはミヨシにいたドベさん。
なんだか大きそうな感じのファイトの仕方に船長がタモを持って後ろに立つ。
ドベさんはこの釣行でジギングをするために今年発売されたばかりのリール、シマノのニュー・ステラを買って来たのになぜか釣れるときは以前から使っているダイワのソルティガばかり。船長がリールを見て、ドベさんステラじゃないじゃないですか?!と冗談を飛ばす。船長はシマノとイメキャラ契約のようなものを交わしているのをみんな知っているので、その様子を見てニヤニヤしている。
上がって来たのは丸々太ったカンパチだった。
僕と同じで超大物狙いで来ているらしいドベさんには満足のいくサイズではない様子だが、釣れない中で釣れるのは嬉しいものだ。


Img_1379
この後も流し変えたり場所を移動したりして夕方近くまでしゃくって見たがこれという釣果はなかったので、浅場で根魚を狙うことになった。
男女群島はアカハタをはじめとする根魚も豊富な島だ。
根魚は釣りすぎるとすぐに枯渇してしまうものだが、ここに釣りにくる船は少ない上に釣りに来られる期間も短いのでその資源は保たれているようだ。
いいポイントに入ると次々とヒットしてみんなの竿が曲がり歓声が上がる。
小さな個体や食べない人はそのままリリースしてあげて必要な分だけキープした。
アカハタ釣りも飽きたところでこの日の釣りは終わりにして今夜の宿営場所に船は錨を下ろした。
夕食の支度をする合間を縫って船長がドローンを飛ばしてみんなが手を降る船や、島の頂上にある灯台を撮影した。
Img_3319
ここの灯台、女島(メジマ)灯台は年配の方はご存知であろう映画「喜びも悲しみもいく年月」という灯台守の夫婦が全国の僻地の灯台守をするという映画の舞台の一つにもなっており、全国の灯台50選とかいう、何を基準に選んでいるのかよくわからないものにも選ばれているらしい。
この話を聞いていつも思うのは、この水も宿もない男女群島に映画スタッフの大人数が寝泊まりして映画を撮った、ということに驚く。
役者さんは一人二人でも映画等のはカメラマン、カメラマン助手、照明、照明助手、メイクさん、衣装さん、監督、助監督、プロデューサーその他諸々の大人数の仕事となる。
僕ら8人がやって来て釣りをするだけでも大変なこの島にそれだけの大人数がやって来るには人だけではなく様々な機材食料などの物資を考えるとどのような大型船で運んだのだろうか?またそれを山の上まで運ぶ苦労など考えると想像を絶するものである。
日本映画が花々しき時代であったからこそ多くの予算をかけてできたであろう撮影だと思うのだ。
そんな灯台をドローンで鮮やかに撮影した船長は子供のように喜びはしゃいでいた。
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この日の夕食は船長お得意のもつ鍋だった。北九州の美味しいもつは関東のその辺のスーパーなどで売られているものとは比較にならないくらい美味しい。さらにそこに船長の料理の腕も加わり本当に美味しい鍋なので、僕は毎回サンライズに乗った時はこのもつ鍋が出るのを楽しみにしている。
具をあらかた食べきったところで汁にちゃんぽんの麺を入れて締めにするのも九州らしい。関東ではちゃんぽんの生麺はなかなか手に入らない。
うまいうまいとあっという間に平らげる。
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さらに美味かったのはスマガツオのタタキだった。
炙った皮からは脂が滲み出てジューシー波が口の中でとろける。
一同、遠慮もせずにふた切れずつつまんでどんどん食べていく。
出遅れたY店長が食卓に着いた時にはすでに一切れも残っていないというほどの売れ行きだった。
Img_1391_1
美味しい食事とともに酒も進み、朝は頭痛だった僕もワインを開けて飲んだ。安物だがこういう環境で飲むと味は十倍くらい美味しく感じる。
酔いに任せて取り留めのない話をしながら盛り上がるこの時間も船中泊ならではの好きな時間だ。
僕は体調不良で未消化だったものの他の一同にとっては怒涛の午前中の爆釣があり、午後は難しい中でなりの釣りを堪能し丸一日の長い中日が終わった。流石に一同疲れたのか酔いが全身に回ったのか、食後は順番にシャワーを浴び順番に寝床について行った。

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