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2019年7月10日 (水)

豪雨の徳之島へ@徳之島遠征釣行その1

2019年7月4日、九州南部は梅雨前線の停滞と低気圧の接近により、次々と流れ込む雨雲の影響で記録的大雨に見舞われていた。鹿児島、熊本、宮崎の三県で避難指示・勧告が計190万人を超えるという中、我々釣りバカ7名は羽田空港の鹿児島行き航空カウンター前に集合していた。災害の警報が出ている鹿児島を経由して徳之島に向かおうというのである。

向かおうとするのは釣りバカたちの勝手だが飛行機が飛ぶのかどうかはそんなに勝手にはいかない。鹿児島市内はすでにがけ崩れで通行止になっている道路などの被害があり釣りどころではないのである。こんな時に被災地に向かうのは被災ボランティア及び救助の方々か何かよほどの事情のある人たちくらいだ。

そんな中に置かれているにも関わらず我々の心配は次の三つであった。

まずは、鹿児島まで飛行機が飛ぶのか?

この場合、もし飛ばなければ家に帰って翌日で直せば良いので、面倒ではあるけれどさほどのことはない。

次に、鹿児島まで行ったのはいいが、その先の徳之島に飛べない、というパターン。

これはちと困る。飛行機に預けた釣竿をはじめとした大荷物を抱えて鹿児島で一泊しなければならない上に、空港周辺のホテルはすでに予約でいっぱい、さらに市内へ続く道路がどこまで通れるのかも不明である。空港で大荷物を抱えたまま一泊、という不安がのしかかる。

さらに、運良く徳之島に行けたはいいが、島が嵐になり閉じ込められて釣りはできないどころか帰って来られなくなる可能性すらある。そもそも何をしに徳之島まで行くのか?という問題が生じてくる。

それでも釣りバカなのでとにかく徳之島に行ってしまえばなんとかなるだろう的甘い観測で心は徳之島に向かう方向にしか心は向かないのであった。

午後1時半過ぎ、定刻を少し遅れて飛行機は羽田を飛び立った。天候は良くないものの引き返すかもしれないというアナウンスはなかったのでどうやら鹿児島までは行けそうだ。

雲の中をしばらく飛んだら雲が切れてきて、雲間から浜名湖が見えた。

しばらく寝ていたら飛行機は降下をはじめやがて無事に鹿児島空港に到着。鹿児島空港は我々の心配が嘘のように晴れていた。

 

Img_1317_20190709163001



しかしトランジットのゲートに行く間に聞こえてきたアナウンスは沖永良部行き便の欠航であった。

沖永良部島といえば我々が向かう徳之島のすぐ南側の島ではないか!我々も同様に欠航でこの鹿児島空港に閉じ込められるのでは、という不安がよぎる。

ところが30分も待たないうちに我らの乗る徳之島行きJAL3797便は搭乗を開始し全員乗り込んだ。着席して一息ついたところにキレイなCAさんからの厳しい一言「本機は現地の天候によっては引き返します」と。

鹿児島空港を飛び立った飛行機はすぐに雲の中に入り何も見えない中を飛び進む。やがて下降を開始するも窓の外は何も見えない。

僕は「なんとなるだろう」と気楽に考えていた。心配してもしなくても結果は同じだからだ。下降を続けると窓から海が見えてきた。やった!降りられる。

運良く飛行機は徳之島に着陸した。しかし外は嵐、釣りどころではない。我々はこの島まではるばる大荷物を抱えて何をしにやってきたのであろうか。というような疑問は全く湧かずに島に着いたというだけでテンションが上がってしまうのだからバカである。

 

タラップを降りると強力な雨具に身を包んだ係員から大きめの傘を受け取り空港の建物までのおよそ50メートルを小走りに駆け込む。

この傘にはなかなか気の利いたサービスだと感心した。荷物を受け取り待っていた船長の運転する車に荷物を積み込みホテルへ向かった。

 

Img_1320

 

途中通った橋の下の川は茶色く濁っている。車の窓に叩きつける雨。コンビニに寄って今夜までのおやつ及び部屋で飲む酒類などを購入する。この時点で明日の出船はないな、と読んだ僕は明日の日中に部屋で飲むビールと焼酎、それにツマミなどを合わせて購入する。

午後6時ホテルに到着。とりあえず荷物を降ろして風呂に入り、夕食をとりながら明日の作戦を考えることになった。

我々の泊まるホテルサンセット・リゾートは島の西北端にあった。名前の通り晴れていれば美しい夕日が見られるのだろう。

 

今回の釣りバカは7名。

横浜Mさん、川崎Kさんの仲良し二人組。三年前に西表島に一緒に行って以来の同行だ。さらにハットくんとアツオッチャンの仲良し二人組。それに最近はジグをしゃくら無いで投げてばかりいるジギング王、引率のY店長、そして僕であります。


Y店長は話の流れで船長宅に泊まることになっておりホテルに滞在するのは残りの6人。6人はそれぞれの部屋に向かう。僕は部屋に入りエアコンをつけ荷物を置いたらすかさず買ってきた焼酎を開けて一杯あおってから風呂に向かった。

大浴場にはすでに他の5人がおりの大きなガラス窓から見える吹きすさぶ嵐の光景を見ている。その光景は我ら6人を大きく落胆させた。明日はダメだねえ。と誰かが言えば、いやいやまだわからない、多少の波なら出てもらいましょう、などと気合十分のものもいる。僕の目には明日はもうないな、どうやって過ごそうか、ということだけを考えていた。

 

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風呂から出たら、船長宅からやってきたY店長と合流しホテルのレストランで夕食となる。

Y店長に明日はどうします?と詰め寄る一同。こんな時の引率は辛い。一応まだどうなるかわからないので明日の午前5時半に連絡を入れます、という話になったのだが一同の顔に明るい兆しは見られなかった。

とりあえず到着できたことにビールで乾杯した後は、まるでヤケ喰いするかのごとく地鶏の刺身、ミミガー、豚足、豚の角煮といった地元の名物料理をかたっぱしから頼んでたいらげつつ、ビールを追加するもの、焼酎に変えるものなど思い思いにヤケクソ的に酔っ払っていった。

クッパや鶏飯(ケイハンと読む)などの炭水化物で締めたのが9時頃か、腹も膨れてまだ釣りの支度ができていないメンバーもいたので解散となり各自の部屋に戻った。

僕は一人、焼酎をロックで一杯飲んですぐに寝てしまった。釣りの支度は明日ゆっくりすればいいと思ったのだ。すでに明日の釣りはこの時点で絶望と決めつけていた。

 

 

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