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2019年7月11日 (木)

嵐の徳之島・後半@徳之島釣行その3

午後7時、夕食の時間になり昨日と同じくホテルのレストランに集合した。

観光組の4人が昼食に入ったラーメン屋さんがメニューにラーメンしかない潔さで、そのラーメンは沖縄のソーキそばとの中間的味でうまかったとか女性の横顔をした岩のところに行ってキスをしたとか、ローソク岩というところに登って写真を撮ってきたなどと午前中のハイテンションをそのまま保持しつつあり、その勢いで焼肉を食べることとなる。

 

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生ビールで乾杯をすると焼肉用コンロ二つに分かれて出てきた肉を焼く。僕の向かいには仲良しのハットくんとアツオッチャンが座りアツオッチャンが焼肉奉行となった。やがて注文した肉がやってくると、アツオッチャンはおもむろにトングで肉をぐいとつかんで網いっぱいに広げ始めた。昼飯が焼酎とおつまみだけだった僕もその勢いに乗って肉をじゃんじゃん載せてしまい、あっという間に網が見えなくなるほど肉だらけになり、そんなに一度に乗せてどうすんだよ!というハットくんの言葉をあざ笑うかのようにじゅうじゅう音を立てながら焼けていく。

肉がじゅうじゅうと音を立てて煙を出しながら悶えつつ焼けていく姿は妙な興奮を覚えるものである。僕は空腹に勢いを任せて半ナマ状態の肉を箸で取ると口に放り込んだ。うんめえ!の一言に他の二人にスイッチが入ったのか一気に肉に襲いかかり奪い合うように貪る。あっという間に肉は無くなったところで、アツオッチャンがもう少しゆっくり食べましょうか?とぽそりというと、だからさっきから言ってんじゃねえかよ!とハットくんが怒鳴った。

この二人は学生時代からの友達同士で大変仲が良いのでこんなやり取りを見ていても一触即発的危機状況には全くなく、むしろ漫才を見ているように微笑ましい。

 

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ハットくん(上)とアツオッチャン(下)、それぞれのキスシーン
仲良しでもキスには個性がある

 

二人は学生時代からの釣り友達で元々はシーバスなどをやっていたらしいのだが、ある時外房の鴨川に出かけレンタルロッドで挑んだジギングでアツオッチャンが8キロのヒラマサを釣り上げてしまい本格的ソルトの道に足を突っ込んだらしい。8キロのヒラマサに興奮した二人が帰宅後一直線に(かどうかは知らないが)飛び込んだ釣り具店の店長をしていたのが当時のY店長だった。飛んで火にいる夏の虫である。

二人は各々高価な道具を手に入れて(買わされてとも言う)本格ソルトの道に入り現在に至る。およそ20年と少し前の話らしい。

すでに昼からの焼酎と追加の生ビールで心地よくなった僕は二人の漫才のようなやり取りをつまみにしながらちびちび飲み美味い上カルビを味わった。

焼肉の網を交換して肉も二巡すると飽きてくる。そろそろ締めでも食べましょうということになり、昨日食べ損ねた島の名物鶏飯(ケイハン)を注文しジギング王と半分こして食べた。

鶏飯はご飯の上に湯通りした鶏肉、しいたけ、刻み海苔、その他諸々(なんだか忘れた)を乗せてから鳥出汁のスープをかけてお茶漬けのようにして食べるもので、鳥の出汁が効いたお茶漬けと言ったらわかりやすいか。徳之島だけでなく奄美大島にもあるのでこの奄美一帯の名物料理らしい。

ケイハン!と聞くと僕はどうしても京阪鉄道を思い出してしまう。昔琵琶記に関係した仕事をした時によく浜大津の駅から京阪電車に乗って京都乗り換えで大阪に行った。大津から大阪までならばJRの方が面倒ないのだが、イナタイ緑色の京阪電車が浜大津駅の駅を出ると路面電車になり、やがて狭い住宅街の隙間を向けるようにして京都へ向かうのも好きだった。などと昔のことを思い出しながら鶏飯を食べる。

腹一杯になったところでやっと明日はどうなる?という話題になった。

船長から明日は7時集合で、ということになっていますとY店長に言われると、それなら7時から食べられるホテルの朝ごはんを食べてからにしましょうよ、ということに話は向かった。もしも明日、朝から好天が望めるならば釣りバカ一同にもこのような釣りに後ろ向きの発言は出ないのであろうが何しろ外は相変わらずの暴風雨なのである。

エノさん夜はコーヒーやらないんですか?とハットくんに聞かれ反射的にやりますやります、と答える。

せっかく持ってきたコーヒー道具を使わない手はない、15分後に僕の部屋に集合ということで集まっていただき、今回はウガンダのアフリカンムーン を淹れてみなさんに振る舞う。焼肉の奪い合いの殺気はすでにかけらもなく柔らかい空気がコーヒーの香りとともに部屋を満たした。

明日は釣れるといいですねえ、とだれかがいうとみんな静かに頷いた。

しかし解散後も外の風は一向に止む気配はなかった、本当に出られるのだろうか?期待半分、不安半分で僕はベッドに入った。

 

 

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