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2019年8月22日 (木)

真夏の箱根にプチツーリング

7月に長雨が続いたり8月になったら暑すぎたりでバイクに乗る気になれなかったのだけれど気持ちは乗りたくて仕方なかった。

お盆も明けて時間もできたしお天気も少し安定したので少々の暑さは我慢してツーリングを計画した。

 

実はこのひと月の間にソロキャンプ用のシュラフ、テント、ランタン、テーブル、椅子など密かに(というほどではないけれど)買い込んでおりソロキャンプに行きたかったのだ。行きたい場所も決まっていて、第一候補は群馬の野反湖キャンプ場。ここでウィスキーをチビチビやりながら満点の星空を眺めて見たく一度はキャンプ場の予約までしたのだった。

ところが諸々の事情があってこの一泊のキャンプはキャンセルとなり、それでは西伊豆あたりに一泊というのに変えようかとも思ったのだが、このところ毎日夕方になると土砂降りの雨が降る安定しない空模様が続いたので、夕立の予報のない日に日帰りで出かけようということになったのだ。

前日の天気予報を見ると、関東地方北部に秋雨前線のような前線が停滞し、関東の山沿いはどこも午後は激しい雷雨!という予報が出ているではないか。近場を探していったところ唯一雷雨の予報が出ていなかったのが箱根だったので、もう何度も行っているしちょっと飽きているけれど箱根に決定する。所詮バイクに乗れればどこでもいいのだ。

当日午前7時半、横浜の自宅を出てガソリンを満タンにして出発。

まずは原宿の交差点を目指しそこから国道1号線を下る。朝の渋滞の中1号線を下り藤沢バイパスから新湘南バイパスに乗って茅ヶ崎までかっ飛ばす。

海が見えたが空は曇天で海も灰色にどんより霞んでいたが晴れていて暑いよりはいいのだ。

比較的空いている国道を西湘バイパスに向かって走流とすぐに入り口にたどり着く。ここからバイパスに乗ってガラガラの湘南バイパスを走れば雲に覆われた箱根の山々がぐんぐん近づいてくる。

午前9時ちょい前、国府津のパーキングで休憩。ここは箱根伊豆方面に出かけるライダーの溜まり場書なので、いろいろなバイクを見られて楽しい。

この日も最初は2台しかなかったバイクが15分も休んでいる間に10台くらいに増える。最新のレーサーレプリカから僕の高校時代の憧れだったホンダのナナハン、ハーレーと見ているだけで楽しい。乗っているおっさんの、いや若者もいるのだが、平日のこの時間にバイクに乗ってくるのは圧倒的に自分も含めておっさんが多い。リターンライダーという人たちか?みんなデッカくていいバイクに乗ってる。自分のヤマハMT09が貧相に見えてしまうほど。

ここでお昼に食べようと思って握ってきたおにぎりを食べてしまい腹ごしらえもできたので出発。箱根を目指す。どのみちから山を登ろうかと迷ったが、まだバイクで走ったことのない732号線の畑宿経由の道を選んだ。この道は狭くて所々が一車線対面通行になるのだが交通量が駅伝コースよりは少ないのでマシだろうという判断だったが正解だった。

車が少なかったので快適にワインディングロードを走り元箱根に。山道の急カーブでないとなかなかできない快感を楽しむ。

芦ノ湖に出たらいつもの箱根駅伝のゴールになる箱根町の駐車場へ向かう。ここの無料駐車場が一番広くてバイクを止めやすいのだ。

芦ノ湖を見ながらしばらくベンチでのんびりする。平日の箱根は外国人観光客が多い。海賊船からぞろぞろ降りてくるのはほとんどが外国人だ。夏休みなのでオカッパリでバス釣りをしている少年もいた。犬連れの観光客は車できた人たちだろう。

 

Img_1554

 

空には雲が覆っていて湖面も灰色に光っている、富士山も見えない。それでも箱根の風景はいいものだ。かつてバス釣りにはまっていた頃には毎週のようにこの場所に来た。ボート屋さんとも顔見知りになっていて当時赤ちゃんだった子が今や立派な青年になっている。真夏の曇天の日は釣りをするにはいいなあ、もうワカサギの季節かなあ、などと湖面に浮かぶ釣り船を見ながら思った。

 

Img_1556

 

30分ほど休んで帰ることにする。箱根スカイラインなどを走り回ることも考えたが雲行きを見てやめた。帰り道はどこを通っても混んでいそうなのでどうせなら一度は通っておこうと思っていた箱根駅伝コースを走る。

元箱根から山道に入ると案の定車は多くノロノロ運転だったが仕方ない。箱根駅伝の中継を思い浮かべながら小涌園の急坂を下り、宮ノ下、塔ノ沢と降りていく。昔撮影で使った老舗の温泉宿、環翠楼の立派な木造の古い建物を横目で見て湯本に降りる。

湯本付近は流石に渋滞していたがすぐに抜けて走り帰りも西湘バイパスへ乗る。西湘バイパスではイヤな運転をするプリウスがいたのでこいつを避けるためにちょっとスピードを出してしまった。MT09は意外とパワーがあるのでアクセルを回すとどんどんスピードが出るので怖い。

西湘バイパスの料金所先のパーキングで一休み。ここにもホンダのナナハンがいた。かっこいいなあ。バイクは。

西湘バイパスを抜けて再び箱根駅伝コースに入り海沿いを走って藤沢橋を越えて遊行寺の坂に。この坂、車ではあまり気にならないが以外と長いし急坂だ、箱伝のキーポイントになる坂であることが納得できた。

1号線を戸塚から横浜新道に入り途中で降りて自宅へ、と思ったのだがちょっと用があったので釣具屋さんエブアンドフローに寄り道。

9月1日から出かける小笠原遠征の打ち合わせをして帰る。

帰宅したら半日ツーリングにすっかり満足したので、もう今日はおしまい、と昼飯がわりにビールを飲んでおつまみを食べる。

半日バイクを乗り回して昼酒なんて日本人的にはしょうもない人間の生き方なんだろうが、楽しければそれでいいのだ。誰にも迷惑はかけていないし。

次は一泊でソロキャンプツーリングをしたいなあ。早く秋よ来い。

12時半自宅着。

 

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コメント

真夏は朝早く出かけてお昼頃には帰宅っていうのが良いですよね。

穏やかで怖いこともない、ささやかな楽しさを読んでたら
自分も載っていた頃のこのようなプチツーリングを思い出しました。

私の場合は娘が幼稚園に行っている間に行って帰ってくるので
近場の飯能とか秩父とかを走ってきましたよ。

あの時の満足感を思い出してプチハッピ〜♪
これからも安全運転で楽しんでください(^-^/

兎夢さん、まいど!コメントありがとうございます!

真夏はおっしゃる通り午前中勝負がいいですね。
ライダー時代の満足感を思い出してくださって、書いているこちらも嬉しいです。
横浜からだとつい箱根になっちゃうんですけど、丹沢あたりも開拓してみようと
思っています。

秋になったらソロキャンプツーリングも企てています。
用具は一式揃えちゃいました。どこに行こうかな?
四国の I 君のところまでのロングツーリングも密かに考えています。

何れにしても、歳なのでかっ飛び小僧のような運転はせず安全運転で。
でも、僕のバイク馬力あるから簡単に150キロくらい出ちゃうので怖い。
忘れていたかっ飛び小僧の血がふつふつと・・・笑

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