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2020年2月

2020年2月24日 (月)

与那国島ふたたび その2@太郎丸

カンパチ狙いの与那国島遠征1日目は、朝イチ便で那覇から到着後からの半日の釣りである。

昼前に船は港を出た。波は高くうねりもある。小雨が打ちつけるという天候はけして嬉しいものではないが一方で大物の出る予感もさせられる。

釣りをする水深は200mなものだから海上の天気が雨だろうが多少の波があろうが魚にはあまり関係ないだろう。釣り師の気持ちの問題だけなのであるが。

 

港を出た船は20分ほど走って最初のポイントに止まった。水深およそ200m、早速500gもある重いジグを海中に落とす。糸はリールからスルスルと出てゆく。10mごとに色分けされた糸を見ていると、瞬く間に50m、100m、150m、と出てゆく。200mを少し出たところで糸が出るのが止まりリールの回転も止まった。

ここで釣り師の方はすでにお分かりだろうが、この時僕の使っていたリールはベイトリールだった。

僕の場合はスピニングリールの場合は左ハンドル。ベイトリールの場合は右ハンドルと使い分けている。昨年から右肩が痛んで右手で竿をしゃくるスピニングは辛いので今回はベイトをメインにし、ベイトタックルにトラブルがあった時はスピニングに変えるという作戦だ。

糸が止まると素早く巻き上げて糸ふけを取る。そして左手で竿をしゃくっては右手でリールを巻く。10mほどしゃくっては一瞬止めてジグを落としフォールで誘う。40m程しゃくったら再びジグをそこまで落とし、またしゃくる。しゃくりながらいつ魚がガツンときてもいいように頭の中でイメージする。次のしゃくりの瞬間ガツンとくるぞ!とイメージしながらしゃくるだけでテンションは上がり肩の痛みも忘れる。

 

ところがガツンときたのは左隣でしゃくっていたマッシーだった。トゥルースジャパンの硬めの竿がいい感じに曲がっている、そこそこサイズが上がるに違いない。自分の仕掛けを上げてファイトを見守る。グイグイと竿先を引き込むファイトではあるがカンパチほど引かないように見えた。なんだろう?と見ていたら見えてきた魚は赤かった。

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船長の息子さんがきてタモに入れると真っ赤な1mくらいの魚が上がってきた。オオクチハマダイという魚だそうだ。私も似たのを以前男女群島で釣ったことがある。その魚は食べた人によると脂が乗って美味しかったという。比較的深い海に住む魚だ。

本命ではなかったがとりあえず1匹上がったので他の釣り師のテンションも上がるというものだ。どんよりとした空からは雨が落ちてきていたのでテンションが下がり気味だったのだ。

この一本でポイントを移動。移動と聞くとキャビンに入り込んで寝る習性の引率店長はそそくさと寝てしまった。

 

次のポイントまでは10分ほどの移動。ここも200mくらいの水深。引率店長は夢の中だった。

与那国島からはいくらも離れていないのだが、この島は東シナ海に浮かぶ、というより急深かの海からそびえ立つ巨大魚礁のような島なのだ。島から少し離れるとすぐに水深500mくらいになってしまう。したがってマッシーの釣ったオオクチハマダイのような魚も釣れるのである。

このポイントではともで釣っていたジギング王がこのオオクチハマダイを釣る。ジギング王的には外道のオオクチハマダイでは納得いかない様子だった。

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さらにポイントを小移動したところでジギング王に再びヒット。さすがジギングとなると魚をかけまくる。この人がジギングをして釣れない時は魚がいないのではないかと考えてもいいほどのうまさだ。今度の魚はデカかった!竿のがグイグイと絞り込まれる。写真担当の引率の方が寝ているので、僕は釣りをやめて写真班になった。

 

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200mから大物を人力で引き上げるのは大変だ。時間はかかるし体力も必要だ。最年長ながらそつなくファイトするジギング王をソンケイのまなこで見守る。この感じだと20キロ以下の魚ということはなさそうだ。

タモを持ち待ち構えていた船長が上がってきた魚を見て「白い!イソンボだ!」と叫んだ。

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タモの入ったのはお腹がパンパンに膨れ上がったイソマグロだった。体長はそれほどないが魚体が太い。

船内に計りがないので実際の重さはわからないのだが僕の目で見ても25キロはあるように見えた。ジギング王は30キロを主張した。一方隣で釣っていたドベさんは、お腹が膨れているのは空気だよ〜。そんなに重くないよお、それぞれの推測する重さに心のうちが現れるからおかしい。

 

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この1匹でまたまたポイントを移動する。

次のポイントに入ったところで引率店長が起きてきて「さあ、釣りますかあ」などのんきなことを言っているので、寝ている間にジギング王が2匹釣りましたよ、と教えると、「ホントですか?ずうっと移動していてなかなかポイントにつかないなあと思っていた」とおっしゃ流。1時間くらいは寝ていたのではなかろうか。

このあたりから雨がひどく降り始めてきた。やがて土砂降りになっていくのだが誰も釣りはやめなかった。大物が釣れる予感がしたのだ。

 

このポイントでは僕の右隣のナベテツさんにヒット!これも先ほどのジギング王並みにいい引きをしている。なぜ僕の両隣ばかり釣れる?

引率店長が僕の防水カメラを取り出して写真をとった。長いファイトの末上がってきたのはジギング王のものより少し小ぶりのイソマグロだった。小ぶりと言っても20キロは有りそうだ。ナベテツさんにとってはイソマグロ自己記録更新なので嬉しそうだ。

 

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このあと雨はさらに激しくなり風も強くなってきてふうそく15mを超えてきたので4時に釣りをやめて港に戻る。

雨具からは雨が染み込みパンツまでビチョビチョになっていた。

港近くのハウスに戻り着替え、ゆっくりとシャワーを浴びて夕食までの時間を過ごした。

天気予報では明日は雨も上がり風も収まる予報だった。一同明日こそは本命カンパチを釣るぞ!と気合を入れながら夕食のレストランまで歩いて行った。

 

写真提供:Ebb&Flow,

    

釣りに関するお問い合わせはEbb&Flowへどうぞ

 

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2020年2月20日 (木)

与那国島ふたたび その1@太郎丸

暖冬で暖かい日が続くこの冬だが、さらに暖かい南の島、与那国島に遠征釣行に行くことになった。なんて書くと急に決まったみたいだけれど、去年の1月に募集があった時に決めていたので、やっと行くことになった、というのが正直な気分。

実は与那国島には2016年の4月に行っている。その時はカンパチの入れ食いとサメの猛攻とのタタカイであった。と本ブログに書かれているのを読み返してみた。

同時にその時に悔しい思いをしている。水深250mのカンパチを釣った時に思いジグとそれを使える竿を持っていなかったので、先に思いジグを落としたジギング王に三連荘でカンパチを釣られてしまったのだ。しかも最大は25キロオーバーという大物を!

釣行から帰ってきた僕が次こそはこの悔しい思いはしまいと思っていたところに、ルアーショップEbb&Flowの店長から、この竿を持っていれば大丈夫ですよ〜、と甘く囁かれてリップルフィッシャーの5610という太くて硬い竿を即買いしてしまった。その日から早く与那国に行きたい!と思っていたのだが諸事情あってやっと今年行けることになったのだった。

そういう意味では僕にとっては待ちに待った与那国遠征なのだが、世の中、新型コロナウィルスの拡散で「今は旅なんかしている時じゃないよう」的な空気に水を差されつつも、日本最西端の島までコロナウィルスは到達していまい。途中、羽田空港という危険地帯は通過するけれどそれほどナーバスになることもあるまい、それよりもデカいカンパチが俺を待ってるぜ!とばかりに出かけて行くことになったのでありました。

そして2020年2月13日の夕刻、羽田空港に集合した怖いもの知らずの釣りバカ6名は、いつもの大量の荷物を預ける搭乗手続きにかかる時間にイラつきながらも保安検査場で危険物およびライターなどを没収されることもなく無事飛行機に乗り込み那覇に向かって飛び立ったのでありました。

 

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今回は行きは羽田から那覇に飛び一泊し、翌朝の一便で那覇から与那国空港まで飛ぶという行程。

事前に与那国まで送ったのはドカット(釣具箱)だけで釣り竿は手持ちで持っていくことになったので少々荷物が多かった。というのも横浜から与那国に荷物を送る手段は「ゆうパック」くらいしかないのでこれで送るのだがたいそう時間がかかる。早くて1週間くらいは見ておく必要があり、万が一荷物の中にライターや電池、ライフジャケットのガスボンベなどが入っていたら船便に回されてしまいいつ到着するか分かったもんじゃない。実際前回の遠征時にはジギング王のドカットが一月前に日にち指定で送ったにも関わらずなぜか石垣島で止まってしまっていたという事件もあったのである。

夕刻5時過ぎに羽田を飛び立った飛行機は8時に無事那覇空港に着いた。空港ではいつもお世話になっている大型タクシーのおじさんが待っており、みんなと荷物をのせてホテルへ直行。歓楽街のど真ん中のビジネスホテルへ到着後は即食事へ向かった。

引率のエブフロ店長が見つけてくれた店は「てびち屋」という看板がかかっていた。

てびち、ってなあに?と思いながらも沖縄っぽくていいなあと入ってみたら豚足のお店だった。

壁には所狭しとてびち料理のお品書きがかけられている。豚足というと東京あたりで出てくるのは茹でた豚足を酢味噌で食べるというのが一般的だが、翁はのバリエーションはすごかった。

あげてびち、黒糖あげてびち、あげてびちシークァーさ、てびち刺し、肉てびちおでん煮、当店一押し、やみつきてびちなる物まである。あげてびちは唐辛子のツケ具合で黄あげてびちと赤あげてびちというのもあった。

豚足大好きの僕は小躍りをして喜んだのだが、メンバーの中には豚足は苦手、という人もいたかも知れない。

 

あ、そうそう、今回のメンバーを書き忘れていた。

今回は総勢6名、毎度おなじみジギング王、引率のエブフロY店長、年一くらいで一緒になるドベさんとは昨年6月の男女群島以来。そして数年ぶりに一緒に行くナベテツさんに遠征は初めて一緒になった巨漢マッシー、そして僕なのでありました。

とりあえず那覇到着の乾杯をしてからは「てびち責め」にあう。責められても責められても「ああ、いいわあ」と快感の連続となるてびち責めだった。どの肉もプリプリのコラーゲンたっぷり肉。味付けもそれぞれ趣向を凝らしているので飽きない。

てびち刺しは生ではなくて火を通したものであっさりして美味しかった。さらにてびち以外にも、沖縄定番のゴーヤチャンプルにそうめんチャンプル、霜降り石垣牛炙りにぎり、や石垣牛のステーキなどの贅沢品も注文し、飲み物もビールから泡盛へと初日から快調に飛ばして行ったのでありました。

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てびちで胃袋が満たされた後は翌日の朝食と昼食を買いにコンビニに立ち寄り色々買い込む。なんたって与那国島まで行ってしまうとお弁当の種類は限られるしサンドイッチなんてものはないのだ。

買い物を終えると僕はホテルに直帰して即寝た。一部てびちだけでは物足らない方々はステーキ屋さんに足を伸ばしたらしい。

 

翌朝は6時過ぎロビー集合。

7時15分那覇発、与那国島行きの便に乗り込む。ボンバルディアのプロペラ機だ。

天候は曇り、およそ1時間のフライト中は風が強く飛行機は揺れ続ける。着陸できない場合は石垣島に行くとのアナウンスが流れて不安を募らせたが、左右上下にふらつきながらも飛行機はなんとか与那国空港に着陸した。パイロット氏に拍手!CAのお姉さんも可愛かったぞ!

 

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空港で待ち受けていたのは今回お世話になる太郎丸の船長とその息子さん。

車に第二釣具その他の荷物と我ら6人を乗せて素早く港近くのロッジ風の宿に向かう。

荷物を下ろしたらすぐに釣りの支度をしてすぐ近くの港までさおだけ手にして歩いて向かう。

風は強いし小雨も降っていたがなんとか船は出られるそうだ。

 

最初は水深200mの所をやります。と引率店長から告げられ一同気合が入る。船は間も無く出航し静かな港の海から荒波の外海へと出て行ったのでありました。

 

写真提供:Ebb&Flow,

    

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2020年2月 9日 (日)

EnoCafe壱岐・対馬店@サンライズ新海

毎度おなじみの?エノカフェでありますが、今年最初のエノカフェは昨年末と同じく佐賀県呼子のサンライズ新海号での開店でした。

今回の行き先は壱岐・対馬方面なので船は同じでも開店する場所は違うわけであります。

 

今回船に持ち込んだのはコスタリカとコロンビアの中米の豆二選であります。

コスタリカはコクを楽しみコロンビアはそこに酸味が加わるといった味のラインナップ。

今回も釣行前日に家の台所でカセットコンロを取り出して、シャカシャカと生豆の入った網をシェイクして入魂の焙煎をしてまいりました。

 

釣行初日は七里が曾根あたりの会場での開店でした。

この日、朝一にいいサイズの魚をバラした僕はその後全くアタリなしで釣り的に大変渋い状況にあったので、気分転換も兼ねて淹れました。

幸い海も凪で船の中の小さなキッチンをお借りして微妙な船の揺れとタタカイながらこぼすこともなくうまく淹れましたよ。この時淹れたのはコスタリカ。

豆をゴリゴリ引く時には長細い筒状のコーヒーミルがちょうどすっぽり入って固定できるカーペンターのギンバルの出番であります。最近の釣行では僕のギンバルはすっかりコーヒーを引くための道具になってしまい、魚とのファイトで使ったのはいつのことやら、遠い記憶の彼方に薄れてしまってるほどなのであります。ギンバルは僕にとってはコーヒーを入れるための道具になってしまっているわけですね。

カーペンターの皆さんごめんなさい。

この日は2匹釣り上げて満足して寝てしまったヤッシーさんを除き他の釣り師の方は全体的に渋い状態だったので、コーヒーブレイクがいい気分転換になったようであります。

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2日目は対馬の厳原港にて出船前の開店。
この日はコロンビアを淹れました。揺れを気にせず淹れたので万全であります。
まだ真っ暗な冬の朝6時に船に乗り込み寝ぼけ顔の皆さんでありますが、このコーヒー一杯で眠気も覚めてやる気も出たようであります。

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3日目は壱岐の港にて、この日もまた出港前に揺れのない船の中で余裕のエノカフェ。
4人用のドリップに無理やり6人分くらいの豆を挽いて入れるので少しお湯を入れただけでもドリッパーからコーヒーが溢れ出そうになるのですが、そこはこの三年間の経験で技術が向上し問題なく淹れることが出来ました。

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マイカップを持ち込んでくださる方も徐々に増えつつあり今後もエノカフェは各地に展開していくので、いや開店していくのであります。

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船の上でシマノの別注平政新海カラーというサンライズさんのオリジナルルアーを買ったら船長がサインしてくださった。
そこにはEnocafeさんへと書かれている。
サンライズ新海号ににとってエノカフェは根付いてくれたようでとても嬉しい。部屋に飾っておこう。

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次回はおそらく日本最西端の島、与那国島での開店となる予定であります。さあて、何の豆を用意しようか。
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2020年2月 8日 (土)

アジ釣りでハモノを狙ってみた@広川丸 走水港

昨年知り合って海上釣り堀でご一緒して以来エサ釣りに何度かご一緒させていただいているH夫妻から、走水の広川丸さんが三月いっぱいでやめてしまうのでその前に釣りに行きましょう、と誘われた。仕立てでの釣行らしい。

広川丸の船長さんはとても気さくな方で前回一度行った時にも色々釣りの話をして、僕のルアー釣りにも理解を示してくれたので嬉しかった。その時にもまたきてください、と言われていたので今回のお誘いには即答で「行きます」と返事。ついでにわがまま言ってルアーもやりたいと話したら、仕立ての幹事をしてくださったJさんが、これまた太っ腹な方で、新顔の僕にオオトモの釣り座とルアー OKのお返事をくださった。

僕の立てた作戦は、まずはアジ釣りをやってハモノのヒラメやサワラがきたらルアーでそれを狙おうというもの。

前日にアオイソメを買いに釣具屋さんに行きてに入れると、帰宅してルアー用の竿をベイトとスピニング一本づつ用意した。

まあ、よく言えば臨機応変、悪く言えばなんでも屋なのであります。正直言って、釣りはエサだろうがルアーだろうが釣れたら楽しい。

 

さて当日、H夫妻を拾って走水港へ、時間通りに到着すると既に大方のメンバーは揃っていた様子。食べ物と飲み物をコンビニで買って港に入る。

船に乗る前に皆さんに挨拶し、ルアーやるけど邪魔しないようにしますので、たくさん釣れたら魚あげます、などと話す。こういう、釣れたら話をするとだいたい釣れないものなのだ。釣った魚で宴会をやろう、などと店を予約するとだいたい釣れずに予約取り消しということがままある。

 

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この日の天気は晴れ予報だったが西風が午後に向けて10m以上服というのでちょっと心配。

船に乗り込んで釣り座を確認したら釣り仕度が始まるのだが、僕だけ一人でルアーのセッティングをしていた。

ここでのエサ釣りはビシ釣りといって、ビシと呼ばれる錘のついたナスくらいの大きさのカゴにイワシのミンチを詰め込んで海中に落とす。ビシには50cmくらいの弓形の天秤がついていて、片側に竿からの道糸を結び、もう片方に針のついているハリスを結ぶ。びしはその中間よりも少し道糸寄りについている。

エサはイカタンと呼ばれる食紅でイカを染めて米粒の半分くらいに細かく切ったものをつける。

ビシと天秤、針一式を海に投入しタナまで沈めたら竿をしゃくってイワシのミンチをビシから振りまき、そのミンチの煙幕の中にあるイカタンにアジが食いつくという仕掛けなのであります。

 

僕がルアーをセットするのを見ていたお隣の船の人が話しかけてきたので、サワラとヒラメを狙うんです、と意気込みを語る。そんなんで釣れるんだあ?と興味津々でキラキラ光る小魚の形をしたルアーを見ていた。

 

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さあて出船。エサ釣りの仕掛けを素早く作って最初のポイント到着。

水深60m、そこから1m巻いて竿をしゃくる。ということは錘と天秤の位置からさらに1m以上の長さで垂れ下がっているエサの付いた針は海底についているかもしくはギリギリを漂うことになる。

初めて間も無く僕の右隣に座ったH夫妻のH妻さんが早速アタリがありアジを上げてきた。10㎝程の小型のきれいなアジだった。

しばらくはエサ釣りに集中しようと僕もそこから1mのタナで竿をしゃくってコマセをばらまく。

何度かしゃくるとコマセのイワシミンチが空っぽになってしまうので、仕掛けを回収して再びミンチイワシをたっぷり入れたビシと共に仕掛けを落とす。という作業を繰り返す。

何度目か、落として竿をしゃくり、イワシミンチの煙幕がフワ〜ッとエサのついた針を囲むように漂う姿を想像しながらアタリを待っていると、竿先がブルブル!と震えた。来た!アジだ!と、そこで慌てて仕掛けを巻きあげずに少し待つとさらにブルブル!と来た。二本の針にアジがかかったな、と思わずニヤリ。慎重にあげてくると思った通り小型のアジが2匹ついている。

やった!釣れた。最初の1匹はいつでも嬉しい、ましてや二匹一度に来れば倍嬉しい。

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ちょうどその時右隣のH夫がマトウダイを上げ、少しおいてその隣でH妻が糸を巻き上げているが何やら大きく竿がしなっている。これはもしや!と思って見ていると予想どうりヒラメがついていた。
1kg弱のヒラメだったが美味しくいただくには十分のサイズ。ちょっと羨ましいぞ。と思いつつテンションが上がる。

上がったテンションをそのままにすぐさま次の仕掛けを投入して竿をしゃくりアタリを待つと、二、三度しゃくったところにまたまたブルブル!というアタリ。

さらにもう1匹を、と待っていると、グングングンと竿先を海に食い込ませるような激しいアタリが来た。おお!これは針にかかったアジをもっとでかい魚がかじっている様子、おそらくヒラメだろうと完全に針にかかるのを待ったがそれきりアタリは来なかった。仕方ないので仕掛けを上げてみると背中に大きなかじられた跡のついた小アジが虫の息でかかっていた。

 

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          お天気も良く風があるので富士山が綺麗に見えた

 

それ以外に船のあちこちで、かじられた!という声が上がる。

これはヒラメの巣に入ったに違いないと、ルアーをそこに落としてヒラメを狙う。

ジグ(ルアーの種類)を海底まで落として2mほどしゃくってはまた底に落とす、という動きを繰り返す。魚の形をしたジグは逃げる小魚のように海底から2mほど逃げたところで力尽きてひらひらと落ちてくる、というのをイメージしながら演出するわけであります。

ジグの動き出しと止まった瞬間、そして落ちていくときが魚が食いつくタイミングなのでそこに全神経を集中してジグを動かす。

船からできるだけ遠くに投げて、海底を広く探るのがいいのだが、竿の長さやジグの重さなどの都合でせいぜい10m程度しか投げられない。そこから船の下までしゃくり続けて回収してはまた別の方向に投げる。

繰り返しやっていたがそのうちにアジの群れが移動してしまいアジ釣りのみなさんが静まり返ってしまった。同時にヒラメちゃんたちもアジにくっついて遠足に出かけてしまったようで全く反応がなくなってしまい船は移動した。

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           話題の船が沖に向かうのがみられた             

 

移動先のポイントはアジの反応もあまりなくパッとしなかったので少しやってから大きく移動する。

移動先でではとりあえず僕はアジを狙ってみた。3mのタナではアタリが出ないのでイロイロ探っているうちに底から5mのところでアタリがあり今までより少しいい型のアジが上がったのでここを続けて狙うと更にいいサイズの30を超えるアジが上がってきた。

この2匹で自分が今夜いただく分のアジは確保できたので、先に釣った小アジをエサにして泳がせ釣りをしながら同時にルアーでヒラメを狙ってみることにした。

 

この辺りから船の周りに鵜が数話うろつき始めて釣れてきた魚を狙ってかじったりするので、船上はちょっと騒つく。同時にサワラの群れが一瞬入ったようで、道糸を切られたり、回収直前で魚をかじられたりしたので、僕も素早くサワラ狙いのジグに持ち替えて広く探って見たけれど、本当に一瞬で終わってしまった。

一方の鵜の方はしばらく船の周りをうろついて釣れた魚を狙うので、ジグを投げておいやったら僕の前だけには来なくなった。意外と頭いいなあ。食べるのに必死な姿はわかるんだけれど、釣れた魚に食いついたら針を飲んだりして鵜自身も危険なのでこういうのは追い払わねばならない。

 

さてこのように鵜と対決しながらもジグを投げては底付近を攻めながら泳がせの竿を見ていると、しばらくして竿先がガンガン!と大きく曲がる。来たあ!とルアーを回収しながらハモノのアタリを見ていたら数回ガンガン、と来た後静かになってしまった。仕掛けを回収したら針ごとなくなっている。

サバ用の仕掛けを使っていたのだがこれでは針が小さいか?とジグにつけるアシストフックを一つ付けて再び小アジを刺してエサにし泳がせ釣りにする。

またまた、同時にジグをしゃくっていたら船の近くに来たところでコツン、と何かアタった。すかさずアワせるとブルブル、っと魚の手応えがするのだがヒラメのようなズッシリした重さはなく妙に軽い。なんだろう?と思いながら上げて来たら30cmくらいのイシモチだった。

イシモチがルアーで釣れることは知っていいたけれど自分で釣ったのは初めてなのでなんだか嬉しい。

心の中で小さく喜んでいると今度は泳がせにアタリが来た!いいぞう!今度こそ針にガッチリかかってくれ!と素早く竿を手にして合わせる準備をしたのだが、二回アタっただけでし〜ん。。。上げてみると今度はエサだけ取られていた。どうも針のサイズが悪いらしい。これで餌になる小アジを使い切ってしまったので残りの時間はジグでヒラメを狙ったがとうとうアタリはなく終了。

釣果的にはアジ5匹、イシモチ1匹と寂しいものだったけれど、色々試すことができたので次の釣りに大いに役立ちそうだし、泳がせ釣りの醍醐味も感じることが出来たので中々楽しい充実した釣行となったのでありました。お天気は良かったし心配した風もそれほど吹かなかったし。

幹事をやってくれたジョーさん、その他スタッフの皆さん、誘ってくださったHご夫妻、ありがとうございました。

次は3月5日に再び広川丸さんを仕立てるというので参加表明して帰ったのでありました。

 

 

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