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2020年3月 3日 (火)

与那国島ふたたび その4@太郎丸

二月の与那国島遠征三日目、朝雨音で目が覚めた。外を見ると風もひどく吹いていて嵐のようだ。これでは船は出られまいと諦めがつくほどの風雨だった。のんびりと起きてコーヒーを淹れてエノカフェ与那国島店二日目を開店する。みんな今日の釣りは諦めてのんびりしていた中ナベテツさんだけが「もう今日の釣りはないということなんでしょうか?」と未練を残していた。外を指差して「これじゃあ無理だよ」と誰かが言うと悲しい目をしてコーヒーを飲んでした。

 

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今日の予定は丸一日釣りの予定だったので、これがなくなるとたっぷりある時間をいかに潰すかということが課題となる。だいたいは飲むか食うか寝るか観光くらいぐらいしかやることはないのだが、このハウスはWi-Fiがつながるので暇つぶしには比較的飽きることがなかった。

コーヒーを片付けた僕は早速「与那国」という島の名前の泡盛を飲み始めた。ジギング王が早々に竿からリールを取り外して洗い片付け始めると、再びナベテツさんが「これでもう今日の釣りはないことが決定ですね」と悲しい目で独り言のようにつぶやいた。

僕ものんびりとリールの片付けをする、終わるとやることがないのでまた焼酎を飲んでいた。

なんとなくフェイスブックを見ていたら、以前コモド島に一緒にGTを釣りに行ったノリタさんがピラルクーを釣った画像をアップしていたのでコメントしたら返事が帰ってきて、ガイアナで怪魚釣りを楽しんだ後、ブラジルに移動し今リラックスしているらしい。相変わらずダイナミックだなあ、と感心していたらいきなり電話が鳴った。出てみるとノリタさんの声。

今ブラジルにいるんですけど、釣った魚の画像を送るのでビデオに編集してください、という。ビデオ編集ならお手の物なので快諾しつつ、こちらは与那国島で時化で閉じ込められていると話す。ブラジルの何処かと与那国島で釣り談義になる。まったくもって釣りバカというのは愛想が尽きる。

そうこうしていたら、船長の息子さんが雨の中船においてあった釣具を運んで来てくださった。

午後から雨が上がる予報だったので、午後に片付ければいいか、と思っていたのだが、雨の中運んでくれたのはありがたい。ちょうど手持ち無沙汰になったところだったのでジグを真水で洗い、一本一本拭いて片付けた。普段でもこんなに丁寧に道具をしまうことはないのだが。

 

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片付けが終わったらお昼を少し過ぎていたのでみんなで食事に出かける。車一台に無理やり6人乗り込み島の反対側の方にあるお店まで出かけた。以前行って美味しい店があるらしい。しかし着いてみるとお店は休みでやっていなかった、仕方ないので近くの別のお店を探したらすぐに見つかりそこに入る。

テーブル二つに座敷テーブルも二つの小さなお店で、おばちゃんが一人で切り盛りしていた。

テーブルと座敷に分かれて座り島そば、というソーキそばのセットとカキフライに魚フライを注文して待つ。

すると店の奥から猫ちゃんが出てきてご挨拶にくる。初めはナベテツさんに甘えていた猫ちゃんがおもむろにこちらを見たと思ったら座敷に座ってる僕に近づいてくる。猫嫌いの僕なので猫ちゃんも勘付いてこないだろうと思っていたらどんどん近づいてきて僕の膝の上にちょこんと座ったと思ったら、そのまま背中を丸めて落ち着いてしまった。珍しいこともあるものだ、と猫に好かれた僕もまんざら悪気もせずそっとしておきながら、しばらくして出てきたそばを食べる。

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麺はスパゲティのような丸い麺なのだが味は沖縄のそばの味だった、ソーキ(豚肉)が美味しく量もあった上おにぎりまでついていたので一気に食べたら満腹になる。

 

満腹になったところでそろそろ出ますか、ということになったら、猫ちゃんだけじゃなく、犬もいるというので、名前を聞いたら「ラッキー」という我が家で去年まで飼っていた犬と同じ名前なので顔を見たくなった。おばちゃんい頼んだら戸を開けてくれた途端大きなゴールデンレトリバーが勢いよく飛び出してきた。

尻尾を思い切り振ってみんなに愛想を振りまく姿が可愛い。「ラッキー」と名前を呼んだらこちらに来たので「お座り」と言うとちゃんとした。可愛いなあ、頭も良さそうないい子だ、去年亡くなった我が家のラッキーを思い出ししばし感傷的な気分になる。

ラッキーはナベテツさんに甘えて、お腹を上にして転がってナデナデを要求していた。犬は可愛い。

お店を出ると雨はほぼ上がっていたが風は強かった。

近くに「ドクターコトー」のロケ地があると言うので寄って見たが、車の中から寂れた診療所の建物を見て満足して帰る。途中おみやげやさんにより島とうがらしを三種類購入した。頼まれていたのだ。こんな観光的なことは普段の遠征釣行ではしないので珍しいのだ。

宿に戻ると、もうやることはない。寝るか飲むかだ。Y店長が島の観光に行きましょうとみんなを誘っていたが僕とジギング王は観光に興味がないのでサッサと車を降りて部屋に入った。ドベさんとナベテツさんはちょいと観光の支度をしに部屋に戻ったのだが、その間に車の発進する音が聞こえてY店長とマッシーを乗せた車は島観光へと旅立ってしまった。

置き去りにされた二人は文句を言いつつも、さほどの興味もなかったらしくテレビを見たり酒を飲んだ利思い思いにしていた。テレビでは新型コロナウィルスで都心はパニックになりつつある様子を映し出していた。

昼寝と焼酎で夕方まで過ごし6時に船長と待ち合わせたレストランに行く。歩いて行くと北風が冷たい。ダウンコートが欲しいくらいの寒さだった。

お店に着くと既に船長が一人でジョニ黒のハイボールを飲んでいた。

島の料理を色々頼んで食べる。どれも美味しかったのだが写真も取らずにパクパク食べてしまった。印象に残っているのは島の野菜、山菜の天ぷら、寿司、山芋の千切り、あたりだ。

船長と今回の釣りを振り返る。渋かったことを恐縮する船長に自然相手ですから、と慰める。気を使ってくれるいい船長なのだ。

船長から勧められるままに船長のジョニ黒をいただいて気持ちよく酔った。

テーブルに貼ってあった、沖縄の魚242種、というカラーのポスターが素晴らしく欲しがったら船長が持っているので明日持ってくると言ってくれた。一同いい気分で酒を飲めない二人も含め賑やかに酔っ払い夜は老けた。

 

翌朝、6時起床。コーヒーを淹れて飲む。今回は三日続けてエノカフェを開店できた。

荷物をまとめて積み込み7時に漁港に行く。釣った魚をワタを出して梱包していただき送る準備をした。終わるとすぐに空港へ。朝一番の便で帰るのだった。

9時過ぎの便は強風で飛ぶのかどうか気がかりだったが無事与那国島を飛び立った。

 

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四日間の遠征だったが帰るときには寂しい気持ちになるものだ。今度来るときはもっと釣れますように。と釣りバカらしくお祈りをしつつ飛行機は雲の中に吸い込まれて行った。

 

 

写真提供:Ebb&Flow,

    

釣りに関するお問い合わせはEbb&Flowへどうぞ

 

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