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2020年3月29日 (日)

コロナウィルスを逃れて男女群島へ その3@サンライズ新海

男女群島遠征二日目の早朝四時過ぎに目がさめるがまだ誰も起きていない様子だった。しばらく寝床でもぞもぞしていたが我慢できなくなりそっと外に出る。まだ外は真っ暗で三日月が出ていた。珍しく周りに何隻かの船がいる。そうだ、三連休だったと気づく。船は瀬渡し船数隻に漁船だった。

 

退屈なのでジグのついたタックルを手にし、船の周りを一周探ってみたが何も反応はなかった。

空が明るくなり始めると漁船がエンジンをかけ三日月の下を通り過ぎていった。

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やがてポツポツとみんなが起きて外に出てくる。船長も起きてきて今日の予定の相談をする、沖は風で波がありそうなのでここで朝食を食べてから出ましょう、という話になり、船長は手際よく朝食を作ってくれた。パンにサラダ、ヨーグルトなどでお腹を満たした後は僕の出番、エノカフェの開店だ。すでにカップを手にコーヒーを待っているジギング王や根魚王の姿もあった。期待されるとこちらも嬉しいので気合を入れてコーヒーを淹れる。この日の豆はグアテマラのシティロースト。苦味でぱっと目を覚まそうという一杯だった。



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コーヒーを入れているうちに船長は錨を上げ、やがてゆっくり最初のポイントに向かって走り出す。朝日が東の水平線に上がってくる。美しい。

コーヒーを飲見終わる頃には最初のポイントへ到着し早速釣りの開始だ。

はじめに入ったのはジギングのポイントだった。水深100mからあっという間に魚をかけたジギング王が10キロオーバーのブリを引きづり出した。以外にもジギングで釣った10キロオーバーのブリは初だという。

 

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ジギング王についでぶりをヒットさせたのはアームスだった。昨夜かぶった猫ちゃん帽子のご利益があったようで、これもまた10キロオーバーのブリだった。怪力アームスはその重量のぶりを片手で押さえ込んでガッツポーズをとる。
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しばらくして僕にもヒットした。しかし小さい。その引きは10キロオーバーのものではなかった。上がってきたのは食べ頃サイズの小さなヒラマサだった。写真を撮ってすぐにリリースする。
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アームスはまたまたぶりをヒットさせる。しかもこれまた10キロオーバーだ。猫帽子の効果おそるべし!いや何かの厄が取れたような感じだった。
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そしてさらに三本目の10キロオーバーをキャッチし店に向かい高々と持ち上げる。軽そうに見えるがぶりは釣るほどに大きくなりこのブリは11キロオーバーだった。
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猫帽子をちょっとかぶったくらいでこの釣果である。僕は被り続けているのだからもっとでかいのが来るに違いないと気合いを入れてしゃくり倒す。
すると、ある流しでついに来た。底から十しゃくりくらいしたところでドスンという重いアタリがあり一気に竿が大きく曲がる。何度か糸を巻いたがドラグが鳴り糸が出される。このままでは根ズレで切られる。何度か糸を巻いたが巻いた分以上にドラグが鳴り糸を吐き出さされてしまった。ヤバイ!と思った瞬間ふっと軽くなり糸は切れてしまった。船長が僕のリールのドラグをチェックしていたが十分締めてあった。大物を失った僕はしばし放心状態になっていた。何もできなかった悔しさが込み上げる。やっと気を取り戻して新しいジグを結びなおそうとすると90ポンドのリーダーはザラザラになっていた。
一日目がダメだったアームスが次々と10キロオーバーのブリを釣り上げる中で、同じく一日目はグルクン一匹しか釣れなかった根魚王はどんな気持ちで釣りをしていたのだろうか想い計ることはできないが、そんな根魚王にもとうとう一発がきた。グン!とアタッた瞬間に魚は一瞬で根に入り込んだようだ。船長は見過ごすことなくすぐに船を回し込み始めた。糸を張ったままの状態でゆっくりを船が根の反対側に回り込む。出てくるか、それともこのまま潜られてしまうのか、と僕が見ていた一瞬、出た!と根魚王が叫ぶ。生涯最大のスピードで巻いて!と船長が叫ぶ。竿先が震え魚の躍動が伝わってきた。上手く根から魚を引きづり出せたようだ。根を切った後は余裕のファイトで魚を寄せてくるところはさすが根魚王だった。
上がってきたのは狙い通りのクエ。この一匹を待っていた。根魚王の顔に笑みがほころんだ。
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もう一人の王様、ジギング王はキャスティングのできるポイントではひたすらに投げていた。
なかなか出なかった状況の中ついに大型ヒラマサをヒットした、かに見えた。ところが上がってきたのはヒラマサではなくまたまた10キロオーバーのブリだった。思わず、なんだよブリかよ!と嘆くジギング王。なんと贅沢な嘆きか。
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やがて昼時になり船は一旦島影の風当たりのないポイントに移動し流しながらお昼ご飯になった。
この日のお昼は船長お手製の親子丼。黒胡椒をかけて食べるとうまい。
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食事の準備中にも釣りをしていた根魚王はアカハタをヒットさせ、これまたクエの一本で何かの呪縛から解き放たれたようだった。この後も何匹か上げて実力を発揮していた。
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昼食後、午前中のポイントを流し変えたが潮の具合も悪かったのか反応はあるがアタリはない。
そんな中でいいサイズの魚を引きずり出したのはミヨシで投げ続けていたAさんだった。いいファイトの末に上がってきたのはいいサイズのヒラマサだった。朝イチのジギングポイント以外はずっと投げ続けていたのが報われる一本だった。
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この後、船は大きく移動することになった。小一時間走ってポイントに入ろうとするとポイントの根の上には漁船が二隻立ちはだかってる。
仕方なく近くのポイントを流すが、反応はあるもののなかなか食ってこなかった。
一時間ほどして漁船が移動したのを見逃さずにポイントに入ってみたもののちょうど潮止まりだった。さすがプロ漁師、魚が動かなくなると知っての移動だったのだ。仕方なく近くの反応があるポイントを何度か流したが結果は出ず、夕方を迎える。
この日は翌日の天気が良くない予報だったので、五島列島南端の福江島まで移動しなければならなかったため早めに釣りを終わらせて船を走らせることになった。
次第に空は雲が広がり始めそして日は落ちてゆく。およそ二時間走って福江島の港に到着した時は闇に包まれていた。
漁港の隅っこに船を係留し、この日はそこで船中泊をした。
二日間の釣りで随分汗をかいた僕はシャワーを浴びてさっぱりしリフレッシュできた。
この日の釣果はヒラマサのチビちゃん一本のみ。バラした一匹が悔しい。
次回こそは、とすでに次の釣行に気持ちを切り替えモチベーションを上げていく。
この日の夕食はキムチ鍋、肉たっぷりのキムチ鍋を腹一杯食べた上に、ラーメンを入れて締めにし、さらに船長から焼酎をいただいて酔っ払い寝る。
船長の作戦では、明日は午前中が勝負らしいので朝5時には船を出し釣りを始めるという。気合の入ったその言葉み、僕も酒はそこそこにして早めに寝たのであった。
続く

写真提供:Ebb&Flow,サンライズ新海

釣りに関するお問い合わせはEbb&Flowへどうぞ

 

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