引き続き水槽の話
新型コロナウィルスのおかげで家に閉じこもり、やることないので水槽を立ち上げた話を前回いたしました。
いい音楽を聴きながら(配信でね)おさかなちゃんたちが泳ぐ姿を見つつ酒を飲むのはこの上ない幸せな時間となったのでありますが、その幸せもすぐに物足らなく感じてしまうところは欲深い僕の性格のなすところ。
一日眺めていたらなんとなく物足らなく感じてきてしまった。
まず、物足らないのは水草の量。もっとたくさん水草が生えている、例えば山中湖のウィードエリア、あるいは琵琶湖浮御堂沖のような(釣りをしない方ごめんなさい)、水草に覆われた池の中を再現したくなってきてしまったのであります。
そこでまた近所のアクアリウム屋さんに出かけて水草をたくさん買い込み、ついでにメダカももう10匹買い込んだ。
これを持ち帰り早速水槽にセットしてみれば、おお!なんとなくいい感じになってきたぞ。
でも何かが物足りない。そう!メダカちゃんたちは上の方ばかり泳いでいるので下の方にいる魚がもっとほしい。
熱帯魚的にはここでコリドラスを入れちゃえばいいんだろうけれども、今回は日本風の水族館にしたかったので、エビをさらに入れることにした。
エビといえば、いつだか釣具屋さんで立ち話していた所にいきなりおばさんが入ってきて、そこの川でエビ採ったんだけど、みたいな話をしていたのを思い出した。車で3分くらいの川にエビがいるのだ。これを取らずしてどうする。と、毎朝の散歩で歩く川べりからエビの居そうなところを見立てておき後日車で近くまで行き網を右手に左手にバケツを持って川に行った。
川辺にはクレソンが自生していて、ああ、これはもう確実にいるな。と確信してクレソンの根元あたりをガサガサ網でやったら、ほうら!ピチピチとえびちゃんが跳ねている。狙い通りに15分ほどで20匹ほど捕まえて帰る。
捕まえたのはいいけれど、20匹のえびちゃんを同じ水槽にれるのはちょっと過密だなあ、と兼ねてからキッチンに置いてあった水槽をこちらに移動し、キッチン水槽にいたタナゴちゃんを新水槽に移動していただき、エビちゃん専用水槽を作った。
エビちゃんのせかせかする足の動き、ちょこちょこと泳ぎ回る様子は思いの外心癒されるので満足していた。ところが、今度は捕まえてきたエビちゃんを半日見ていたら、中に抱卵しているメスエビが何匹かいることがわかる。
エビは卵をお腹に抱えて面倒見た後、孵化するとゾエア妖精というプランクトンになることは小学五年生の理科の時間に教わったのを思い出した。
プランクトンというくらいだからかなり小さいものだし、ひょっとするとゾエアちゃんたちはみんな他のえびちゃんのご飯になってしまうかもしれない。と思って調べたらやはりそうらしい。
そこで今度は物置をゴソゴソ探し、確か数年前にご近所の友達がいらなくなった水槽を引き取って、というのでもらってきたのがあったはずと探してみる。ちょいと探したらすぐ出てきた、しかも思ったよりもいい水槽で大きさもちょうど良い。
すぐにきれいに洗って水を張り妊婦エビ専用の水槽を立ち上げる。
一日水をおいてかるき抜きし、妊婦エビちゃんを分けて入れた、ついでにクレソンも少々分ける。
このようにして気づいてみれば我が部屋はミニ水族館のうような状態になり。僕的にはご満悦。
最初の水槽も、水質が安定せずに薄濁り状態が続いたのでバクテリアを購入して入れたら透明になったので、あとはエビちゃんの赤ちゃんが大量発生するのを待つばかり。
と思っていたら、メダカちゃんもお腹が大きくなり卵を持ち始めているようだ。今度はメダカの産卵のケアをしなければならない。
こうして、水槽生活は果てし無く続いていく様相を見せつつも、世話する側も見ていて、やっていて飽きないので外に出られない生活もそれなりに充実しているのでした。
早いところ、今回の新型コロナ騒ぎが収束して欲しいのだが、どうも今の所は患者は増える一方で先が見えない。こちらも配信音楽と水槽の世話で長期戦に備えるとする。
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