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2020年5月

2020年5月25日 (月)

マスクな毎日

4月の頭に緊急事態宣言が出されて以来、家の中で長時間いかに過ごすかがテーマとなり、水槽生活がまずはその手始めでありました。

ところが一月も毎日水槽を眺めているとそれなりに飽きてくる。

四月末くらいには流石に丸一日水槽を眺めているのが飽きてきて、何かいい暇つぶしはないかしら、と探し始めた時に周囲で話題となったのはマスクの手作りなのでありました。

その頃から買い物に行くにもマスク着用が暗黙の了解となったにもかかわらず、我が家ではマスクを買い損ねて一枚もなく、カミさんは自分で手作りマスクを作って対応していた。

僕は、どうせ出かけることも無いからいいか、とたかをくくっていたのだけれど、友人が手作りマスクの写真を見せびらかすようになったら、なんとなく作ってみたくなったのでありました。いい暇つぶしにもなるし。

そこで、某アパレルメーカーがネット上にあげていた、マスクの作り方を見ながら、気なくなったシャツを解体して作ってみた。

手縫いで裁縫をするなんて何十年ぶりだろう。でも子供の頃はおぼろげながら裁縫をよくやった記憶があるので、針に糸を通したらチクチク縫って行くことはなんお抵抗もなく半日かかって一枚作る。

そして作ってみたのがこのマスク。

 

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ステッチの意図は色を記事に合わせて可愛くしてみた。出来上がってみたら、おお!なかなかいいじゃないか!出来栄えがまあまあな事もあったが物作りの達成感が心地よい。何よりも夢中になって作っているといい暇つぶしになる。

 

ステイホームで退屈な一日がストレスなく集中して終えることは何よりも嬉しかった。

 

よおし、これはいい暇つぶしになるぞう!あ、そうだ!うちにはミシンがあったじゃないか!ミシンを使えばもっと簡単にできると、どんどん話は進み次の制作に入る。ミシンを使うと縫うスピードを上げられるのみならずステッチをジグザグにしてみたり、ミシンならではのワザができてなかなか楽しい。

 

次はせっかく作るのだったら着るものに合わせた柄で作ってみよう!ということになり、以前SOUSOUで買った襟巻きみたいな布があったのを思い出して、こいつで一丁作ってみようということになったのがこれ。

 

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ここまで作ったらもう止まらない。次は何を作ろうか?と生地探し。

ステイホームでなければ手芸品のデパートであるユザワヤに出陣するところなのだが、コロナが怖いので楽天やメルカリを探して記事を物色する。

そこで目に留まったのが、龍の絵が描かれた生地。これなんだかカッコ良さそう。と即注文。

 

さらに、おおお!これぞ僕のためにある生地というべき、リアルな海の魚の絵がプリントされた生地を発見。

そこには、クエや、ヒラマサ、シーバス、カツオなどなど日頃釣りで馴染みの深い魚たちがリアルに描かれていた。これも即ポチって購入。

さあ、あとは生地がくるのを待つばかり。

 

先に到着したのは龍の絵の生地だった。これを龍がかっこよくなる所を型紙に合わせて裁断しマスクを作る。裏表リバーシブルで使えるように生地を選んだ。

 

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そして待望の魚柄が到着。ところがこの生地遮光カーテンになっていたので、これをわざわざバラしてマスクに作り変えた。

出来上がりはイメージ通り。ど真ん中にクエやヒラマサ、シマアジなどを配置したらなかなかの迫力マスクとなった。これを着けているだけで一目で釣りバカと分かるであろう。面白いのでジギング王にヒラマサ、根魚王にクエ柄のマスクを某釣具店を通じて差し上げたら喜んでいただけた。

 

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しかし、生地が小さかったので、クエやヒラマサメインの絵柄で切り取ると何枚もできない。そこでさらに同じものをネットで探してさらにポチる。

生地到着までステイホームで宅配便が混雑した都合もありなかなか到着しないのがじれったい。

その間に手に入れた花柄の可愛い生地で妻への母の日のプレゼント用マスクを縫ってカミさんの機嫌をとる。

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さあ、そして魚柄の生地がいよいよ到着したら、生地がデカイ!

一メートル四方の生地を見たら、これでマスク作ったら一体行く作らにゃあいかんの?とビビる。

せっかくこの大きさがあるんだったら、もっと大きいものを作って、マスクはそのあまり生地で作ればいいではないか。ということを思いつき、EnoCafe用のエプロンを作って、マスクとエプロンをおそろで作って釣りが再開できた暁には船の上でこの格好でコーヒーを淹れようということになった。

そこで、これまでEnoCafeで使っていたエプロンのつくりを参考に型紙を作り、と思ったら、大きすぎて型紙にする紙が見当たらないので記事に直に肩を取りハサミを入れた。

出来上がったエプロンはポケットの部分の柄がダブってしまったのと、首にかけるところの紐の金具がサイズ違いだったりと、いくつかの反省点も見つかり、とりあえずこれはプロトタイプということにして、本番はまた別に作ろうということになったのが五月の半ば過ぎ。

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ステイホーム期間も大分やり過ごしたことになる。

この時点で、作ったマスク31枚、エプロン一枚。なかなかクリエイティブなステイホームになった。

 

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そして、コロナ患者数も大分減ってきたところを見計らって、最寄りのユザワヤについに出かけて魚生地とエプロン用小物を買い込み本番のエプロンを作る。

この頃には手慣れたもので、一日でエプロンを一枚作ってしまうほどにまでなった。

ということで気づいてみれば、五月も二十日をすぎて、新型コロナの患者数も大分減ってきて、緊急事態解除の先が見えてきた。

今後も当分はコロナとの共存生活が続くであろうから、作ったマスクは無駄にならないであろうし、安倍マスクを不愉快な思いをしながら使用することもなくなって一石二鳥。

気がつけば、今日中にも緊急事態宣言が解除されるかも、ということになり、マスクとエプロンのおかげで比較的充実したステイホームの日々を過ごせたのでありました。

 

ブログ掲載の文章、画像の無断転載は禁止です ©️enos1091 All rights reserve

2020年5月20日 (水)

ザリガニ2号またまた脱皮!

このところエビもクチボソも赤ちゃんたちは順調に育っており、特にブログにするような出来事もなく日々を過ごしておったのですが、本日水曜日、エビちゃん水槽にいるザリガニ2号がまたまた脱皮しました。


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ザリガニ2号、脱皮したては体がふにゃふにゃ柔らかいそうで、エビちゃんたちからの攻撃を避けるように流木の下に隠れてじーっとしている。

のを見ていたら手前にあるザリガニの脱皮した殻の手の部分がおいでおいでする様に動いているのでぎょっとした。

一瞬対j路技つつもじっくり覗き込んで見たら、殻の陰になって見えないところでエビ君が殻をカジカジしているじゃありませんか。

もう!驚かせるんじゃないよ!本当に!

なんて思いながらクチボソ水槽に目をやったら、あらあら、こちらもまたまた散乱している。

クチボソパパ頑張るなあ。精力絶倫パパクチボソって。。。(^_^;)

今回も水槽の角のところに卵を産み付けてしまったので稚魚の確保は難しそう。

かわいそうだがそのまま放置してなるに任せることにする。

ちなみに、今の所水槽内で孵化したクチボソ赤ちゃんで確認されたものはない。

悲しくも厳しい現実なのだが仕方ない。

たかがクチボソを飼うだけでも悲喜こもごもなのであります。

 

さあて、残るはエビの妊婦水槽からすっかり保育園化したエビの赤ちゃん水槽。

こちらは、よ〜く見なくても、チラ見するだけでもあちこちにエビの赤ちゃんの姿が見られるようになった。

大きさも大きなものは生まれた頃の三倍くらいの大きさになっているように感じる。

カメラを向けるとフレームの中に複数匹の赤ちゃんエビが入って撮れることも当たり前のようになってしまい、撮る方としては少々物足りなさを感じるようになってしうのだから勝手なものだ。

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そんなところに現れた退屈男(僕のことね)の相手をしてくれる格好のターゲットが前回の本ブログにも写真を載せたミジンコちゃん。

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よおく見たら、普通のミジンコとケンミジンコの二種類がいた。小学校の理科で覚えたやつだ。当時はこんな事勉強して一体何の役に立つのか?と大いに疑問を感じたものだが、50年以上経って役に立つとは思いもよらなかった。まさか自宅の水槽でみじんこの世話をしようとは。



当時の理科教育は時代の先をいっていたのかもしれない。

かように楽しいミジンコ観察なのでありますが、カメラのピントを合わせるのがなかなか難しいところにやりがいを感じながら、いい大人がカメラを構えてケシの実よの半分くらいのミジンコがフレームに入ってくるのをじっと待つ姿は人には見せられないな。

変態にしか見えないだろう。すでに変態だという方もあられるようだが、ウソではないので気にしない。

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そういえば、サックス奏者の坂田明さんがもう40年以上前からみじんこの魅力にとりつかれて、いろいろ研究なさっていたけれど、当時は、なあにやってんだか?と、冷たい視線を送っていた自分を今となっては大いに反省するところでありますね。

なんだかこのまま進むとエビの赤ちゃん水槽はみじんこ水槽になり、アマゾンあたりで顕微鏡とスポイトを購入して、顕微鏡を覗き込みながらニヤニヤする事になりそうで恐ろしい。面白そう!と思うと何にでも手を出してしまう自分の性格を知っているからだ。

 

ああ、それから、やはりこの水槽で以前写真を載せた謎の卵の正体がなんとなく分かってきた。

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いつの日か現れた謎の巻貝が後尾をしているのだ。しかも激しく長時間。激しく、ええっと、このくらいにしておこう。

写真を公開するのでそれを見て勝手に想像なさってください。

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ともかくこれだけ後尾を繰り返しているのはこの水槽内ではこの巻貝以外見当たらないので、卵もおそらくそれのものでありましょう。

彼らに関しては掃除やさんとして重宝しているの以外に特に興味はわかないのでこの話はこれでおしまい。

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という事で、ステイホームで始めた水槽生活はどんどん脱線して行きつつあるけれど、面白いからこれでいいのだ。

 

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2020年5月17日 (日)

さらに増えるエビの赤ちゃん

ここ数日でエビの産院水槽がすごいことになっている。

9匹いた妊婦エビが概ね産卵を終えたらしく、エビの赤ちゃんが日に日に増えており、今家どこを見てもエビの赤ちゃんだらけというほどに増えてしまった。

こうなることは想像はしていたけれども、誘って見てその光景を目の当たりにすると生の迫力というか、実感度が違うというか改めて生命力・繁殖力のすごさに驚かされてしまった。

 

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生まれたばかりのえびちゃんは一ミリちょいの可愛い姿ではあるけれど、これは全部大人になって、さらに後尾を繰り返して増えるようなことになったら一体我が家の水槽はどうなるのか。

この際エビの養殖業でもやるか?といっても成長してもせいぜい3センチくらいしかない小さなエビなので飼育して楽しむか、食用といってもせいぜいかき揚げの具材くらいにしかならない。

 

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そもそも自分の水槽で飼育した生き物を食べる気になどなれるわけがないし。

彼らの末裔のことを考えると頭が痛くなるのでありました。

さらに水槽を覗き込んでいたら謎のタマゴを発見。これは一体何の卵なのか?

考えられるのはこのところ密かに増え続けている巻貝の卵かな?

 

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この巻貝、先祖はもう数十年前に相模川から採ってきたカナダ藻についてきたものが繁殖し、脈々とその生命を受け継いで今に至るものなのだが、一部は最近購入した水草から入り込んだものもあるようで、このところの増殖のスピードが著しい。特にガイもなく水槽のガラスに生えた苔を掃除してくれるので身勝手な性行為も黙認しているのだ。

さらにさらに、カメラの顕微鏡モードで水槽を覗き込んでいたら、謎のプランクトンを1匹発見。

 

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これはひょっとするとエビの幼生ゾエアかも。だとしたらミナミヌマエビだけでなくヤマトヌマエビも混ざっているということか?

何やら混沌としつつあるエビの産院水槽なのであります。

 

まあ、そうは言いながらも水槽のあちこちにいじらしくへばりついてはチョコチョコと口を動かし餌を食べる赤ちゃんエビの姿は愛らしく見ていて癒される。

一日なんどとなく、いや暇さえあれば水槽を覗き込んでは写真を撮ってご満悦の僕なのだ。

 

さて、エビちゃん以外にも赤ちゃんがおりまして、こちらはクチボソの赤ちゃん。

こっちもざっと数えて30はいる。

毎日数回に分けてエサをやるのが楽しい。

まだ一ミリちょいの体なので口など見えるわけもなく、エサの冷凍プランクトンを本当に食べているのかどうかもよくわからないのでありますが、ツンツンと泳いでは頭をプルプル振って何かを噛み切るような仕草をしてくれるのが可愛い。

こちらも赤ちゃんのうちは可愛いけれども、30匹のクチボソが成長して後尾を繰り返して増えるようなことがあれば一体我が家の・・・

もういい!この問題はなるようにしかならない。

ようは飼い主の気合の入れよう一つなのである。

飽きっぽい僕が数年にわたって彼らの世話を熱心にするとは自分でも思えないのでいまは考えないことにしよう。

 

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2020年5月13日 (水)

エビの赤ちゃんが増えてる

昨日の本ブログではクチボソの赤ちゃんの話を書きましたが、今度はエビの赤ちゃんが第二弾の出産を終えたようで、小さな赤ちゃんがあちこちに見られるようになりました。

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先に生まれた第一弾は小さいながらもだいぶエビらしくなって、体の色もなかなか美しくなってきています。

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餌は特に赤ちゃん用のものは何も与えていないので、親エビの食べ残しや水槽に生えた藻などを食べている様子です。

こういうのは手がかからなくていいなあ。

 

一方で産卵を終えたお母さんエビたちは出産後の虚脱感からか一様にまったりとしており、なんとなく動きも緩慢で気だるい昼下がりのひとときなど過ごしております。

 

生まれたばかりのえびちゃんは本当に小さくて、老眼、近眼、乱視と三拍子揃った僕が裸眼で探すのは大変なので、顕微鏡モードのついたコンデジに活躍してもらっています。こういう時のコンデジは機動性も良くて非常に使いやすい。一眼のマクロモードもあるけれど図体がでかくてほとんど使うことはないですね、でもたまにはちゃんと一眼で記念写真的なのも撮っておこうかな。

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さて、いま頭を悩ませているのは昨日も書いたザリガニちゃんたちでありますね。昨日のザリガニ2号に続き今朝は大水槽にいるザリガニ1号も脱皮して大きくなりより立派になってきた。

双方は同じくらいの大きさで同じ場所で捕獲されているので、おそらくは近縁のものではないかと思われますが、とにかくこの勢いで大きくなっていったら、いずれ大人ザリガニスイッチが入って周りの魚を手当たり次第に食いまくるのではないかと思われるのでありますね。

今の所は卵を守るクチボソくんと対峙しながらも、負けて引き下がっているザリくん1号ですが、彼とて心のどこかで反撃のタイミングを見計らっているに違いない、いや、まだ自分の体の成長に心が追いつかず戸惑っているところか。

 

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ニキビ面の中学生が恋愛というものをよく理解していないのと同じようなものかもしれない。え?最近の中学生はもっとマセているって?そうかもしれませんが話が限りなく脱線しそうなのでそういうこと(どういうことだっけ)にしておきましょう。

 

とにかくも、ザリちゃんが手に負えないと判断した時の対処としたら、1.下の皮に戻す。2.近所の子供にあげる。3.アメリカ南部料理になっていただく。くらいしか選択肢はないのでそう悩むこともないのでありますが、問題は水槽内での捕獲に手間取りそうなのが気になるところであります。

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とりわけ、大水槽(といっても60cm)の方は石だの流木だの水草だのレイアウトしてある上に、水草などはもうすっかり根を張って底に張り付いているので、これらを移動して捕獲するのはやりたくない。

なんとか餌で誘い出しておもてに出てきたところを両側から網で挟み撃ちにするくらいしか手が思い浮かばないのであります。

 

おそらくはそうは遠くない将来にその日は訪れることでありましょう。

 

 

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2020年5月12日 (火)

クチボソ赤ちゃん大量孵化!

前回の更新から早いものでもう一週間も経ってしまいました。その間水槽の中では色々あったのだけれど、ちょと書いている暇がなくやっと落ち着いたので久しぶりの更新です。

 

実は昨日夕方、先週の火曜日に産卵したクチボソの卵が孵化したんです。

夕食前に水槽を見たところ卵の中がもうすっかり大きくなっていて動いているし幼魚の形にもなってきてる、心臓がバクバク動いているのもよくわかる。しかし、生命の神秘に感動している暇はない。

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これは早々に孵化するなと判断し、以前も使用したタッパに網を被せたものを卵を産みつけてあるガラス面を覆うように設置しました。

いきなり現れたタッパー網にクチボソパパはオロオロしつつもちゃんと卵のそばについていて守ろうとする姿は立派でした。

 

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夕食後、そろそろ生まれたかなあ?と覗き込んだらビックリ!想像以上の数の幼魚がタッパー網の中でツンツン動いている。

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これは早々に救出せねばと、そおっとタッパー網を動かして幼魚をすくい上げ、ほぼ無事に発泡スチロールの幼魚水槽に移すことができました。

数はざっと数えても30匹は軽くいる。みんな元気にツンツン動いているのが嬉しい。

数日間は餌をやる必要はないのでこのままそうっとしておこう。

それにしても生まれたての幼魚は小さい。まだまだ小さいと思っていた先週生まれた幼魚数匹の半分もない大きさ。

これはからは彼らが育っていくのを当分楽しむことができる。大切に育てなくちゃ。

 

話は変わって、ザリガニ2号(エビ水槽にいる)が先週に引き続きまたまた今日脱皮した。

毎週火曜は脱皮の日か?!このペースで脱皮してどんどんでかくなったらすごいことになる。こちらも注意深く観察しておこう。

 

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2020年5月 5日 (火)

ザリガニ君の衣替え

クチボソパパの絶倫ぶりは続く!また今日も産卵させてた!

よ〜く見るときっちり有精卵。くそう!やるなあ。(笑)

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ということでクチボソくんのお話はおしまい。

 

今日はザリガニくんのお話です。

先日の本ブログに書いた、突如現れたザリガニくんとは別に、ちゃんと最初からわかっていてえびちゃん水槽に入れておいたザリガニくん1号(仮りね)がいます。

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彼は、捕まえた時の大きさがミナミヌマエビと同じくらいで尻尾の幅がなんだか太いなこいつ。くらいしか分からなかったのに、たったの一月弱でぐんぐん成長して今やミナミヌマエビ水槽の主的な大きさにまで成長してしまったのでありますが、本日エビ水槽を見たら脱皮したからが水槽のど真ん中にあったのであります。

 

普通、無防備になる脱皮は物陰でこそこそと、みんなこっち見ないでね、恥ずかしいから、などと控えめにやるものだと思っていたのですが、このザリちゃんは堂々と、あたかも白昼堂々銀座のホコ天のど真ん中でするがの如く、水槽のど真ん中にその脱ぎ捨てた衣装を放置しておった。

ヌマエビなどはそれを朝ごはんがわりにもそもそ食べてる。

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ご本人の様子を見ていたら、本人も自分の脱ぎ捨てた皮をもそもそ食べておりました。

自分の脱いだ皮を食べるというのは一体どういう感覚なのであろうかと想像してみるもののろくなものが思い浮かばない。例えていうなら、真夏の灼熱の太陽にさらされた人の皮が、一週間後くらいに薄皮になって剥けたのを集めてキンピラにデモして食べているようなものなのか、とかああ、もうこの先は果てしなく汚い話になっていきそうなので考えるのをやめよう。

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ともかくも、一皮向けて大人になったザリちゃん、もといザリくん、がいいかな。はふた回りも三回りも大きくなったように見える。

何しろ、ザリくんの尻尾の上に、かつては自分より大きかったヌマエビちゃん(メス)が乗っかって遊んでいるほどだ。

しばらくじ〜っと我慢していたザリくんであるが、いつまでたってもエビちゃんがどかないのでさすがにキレて、ナローッと弾いておりましたが。

 

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エビちゃんから見たら、あんたこのあいだまでおチビだったくせして何突っ張ってんのよ!くらいの感覚なのであろうか。

ともあれ、今や自分の6倍くらいの大きさになってしまったザリくんを見て、エビちゃんは呆れるやら、羨ましがるやら、どうやら恐れるという様子は全くなく対等に振舞っているところがおかしいのでありました。

ザリくん、果たしてこのままどこまで大きくなるのでありましょうか?あまりに大きくなったら面倒見きれないので故郷の川に帰してあげよう。あ、忘れてた。もう一匹の方だって同様にでかくなっていくんだった。しっかり観察していなくちゃ。

 

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2020年5月 4日 (月)

エビの赤ちゃん誕生!

このところクチボソの赤ちゃんの話題で地味に盛り上がっている本ブログでありますが、またまた出産のお話。

世のかなくらい話題ばかりの中で、新しい生命が誕生するなんておめでたい話があってもいいじゃないですか。

ということで、今度は長いこと卵を抱いていたエビちゃんの赤ちゃんがようやく生まれました。

夕方、エビの産院水槽を見たら小さな粒がガラスについているので、目を凝らしてみるけれどもなんだかわからない。二ミリくらいのその透き通った細長いモノは動きもせずにじっとしている。

 

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老眼の目ではなんぼ努力してもどうにもならないので、顕微鏡機能のついているコンデジを持ち出してフォーカスを合わせて行くと、おおおおお!

小さいけれどちゃんとエビの形をしているではないか!

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このことで、今までなんという種類のエビかもよく分からずに飼っていたのが、ミナミヌマエビだということが分かった。

通常、エビは産卵した時はゾエア幼生というプランクトンで生まれるのですが、このミナミヌマエビは生まれたときからエビの形をしている、ということだけは知っていた。

これでエビちゃんの正体もわかったし無事に孵化したしとめでたい事が続いた。

それにしても、この小さな体のなんと美しいことか!2ミリほどの体なのに、足も手も触覚も尻尾も綺麗に整っていて実に綺麗だ。

生命の神秘、命の息吹を感じる。こんな部屋の中で生まれてしまったエビちゃんたちを大切にしなければならないという気持ちがこみ上げてくる。

ところで、カメラを覗いていると赤ちゃんエビの周りに大量のプランクトンらしいものが浮遊していて、よくみると泳いでいるのが分かる。


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このプランクトンはなぁに?ひょっとして、別の種類のエビも混ざっていて、そちらの赤ちゃんゾエアが泳ぎ回っているのか?

という疑問が湧き上がり、カメラを必死で覗くのだけれど、このプランクトンの大きさは本物の顕微鏡でないと見えない大きさだった。

ヌマエビにはもう一種類、ヤマトヌマエビというのがいるのだけれど、そちらはゾエア幼生で生まれると調べたらわかった。親は確かに微妙に色が違うので二種類いるのかな?とは思っていたのだけれど、僕の目ではミナミヌマエビとヤマトヌマエビの判別がつかないのだ。

 

これはどうしたものか?思案するところであるけれど、我が家のアクアリウム的現状を見渡すと解決のしようがない。

赤ちゃんエビはまだ触れる大きさではないし、プランクトンだけを移動するのも無理。

できることと言ったら出産後のママエビを元のエビ水槽に戻すことくらいなのだけれど、今ママちゃんエビを追い回して水槽をかき回すのはあまりにもリスクが大きいので結論は静観すること、となった。

ということで、めでたくエビが孵ったので、めでたしめでたしということにしよう。

 

ところで、一方のクチボソ赤ちゃんだが、その後二匹孵化していたけれど、そこまでで、他の卵はまだ孵化しそうにない。

明日あたりが産卵第5弾の孵化予定日なので、おそらく明日はまたクチボソ赤ちゃんの移動に汗をかくに違いないと思うのであります。

 

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2020年5月 3日 (日)

クチボソの赤ちゃん救出に成功!

昨日の本ブログにてクチボソの赤ちゃん救出大作戦の模様を書きましたがその続きです。

 

クチボソの卵を覆うように網をかぶせたタッパーをセットし、朝が来るのを待って寝たところまでが昨日のお話でしたが、朝四時、目がさめると同時にクチボソの赤ちゃんたちが生まれているのを見に水槽を覗き込みました。

 

期待していたのはたくさんのクチボソの赤ちゃんがツンツンと元気よく群泳する様だったのですが、期待に外れて孵化していたのは昨夜の時点とあまり変わらない十匹程度でした。

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そ〜っと網タッパーを動かしたら、一匹タッパーから溢れて水槽の大海原に飛び出してしまった、すかさず落ち着いてそ〜っと網タッパーを飛び出した赤ちゃんの下に移動したのだけれど水流に負けてなかなか下に落ちてこない。

今度はそ〜っと下からすくい上げようとしたら、水流が巻き起こってさらに上がってしまった。

まずい、水草の中に紛れ込んでしまうか?!と思った瞬間、赤ちゃんは必死でツンツンと泳ぎ前に進んだところをなんとかすくい上げることができた。

 

こうして網に無事入ったものの、今度は網から飼育容器にどう移すかがまた大変。

底の深いクーラーボックスなどなら訳ないのだが、なんとなまけものの僕は洗面器にクチボソの赤ちゃんを入れていた。

洗面器の上でそお〜っと、細心の注意で網をひっくり返して水に漬けると何匹かの赤ちゃんが泳ぎだすのが見えてホッとした。

明るくなってから数えてみると、全部で十匹ほどいた。

 

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イメージ的にはひと桁少ないのだけれど、今回は逃さず保護しているので、まだまだこれから孵化するのだろうと、網タッパーを再び卵を覆うように設置しておくと、夕方までには数匹の赤ちゃんクチボソが孵化していた。

パパクチボソは相変わらず、タッパーの周りを見張っていて、近づくものを皆追い払っている。

 

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それどころか、夕方見たら水槽の角の部分に縦一直線に卵が産み付けられていた。

メスのママクチボソは僕が見ている限りでは同じ個体なので、タナゴのようにオスがコロニーを作るようではないらしい。仲睦まじい夫婦といったところだ。しかもパパが育児をして、ママはその間栄養をたっぷり摂って三度、四度と産卵を繰り返す。

この絶倫カップルの繁殖力の強さには驚かされている。いつまでこれを続けるのであろうか?

一斉に孵化するものだと思っていたのだが実際には五月雨式にポツリポツリと孵化し、かなり個体差があるようだ。

まだ、中が動くのが見える卵はたくさんある。明日の朝あたりにはまた数が増えているのだろう。

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そしてさらに第四弾の産卵分が明後日あたり孵化する予定なので、その頃にはクチボソ赤ちゃんも賑やかなほどの数になるまもしれない。

それまでに飼育用の器を大きなものに変えておこう。

やる事が毎日増えていく。

普段ならともかく、家の中に缶詰にされている新型コロナウィルスの感染拡大予防月間の今日としては誠に好都合なのでありました。

さあて、明日は何が起こるのか?起こらないのか?

 

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2020年5月 2日 (土)

クチボソの赤ちゃん救出大作戦!

昨日のクチボソの悲劇を乗り越えようといろいろ考えていたところに、本ブログの読者で釣り仲間でもあるHさんから素晴らしいアイディアをいただいた。

それは、吸水口をパンストで覆っておけば小さいクチボソの赤ちゃんでも吸い込まれないのでは、というものだ。

なるほどその手があったか!とHさんにお礼を言いすぐに実行した。これで小さな赤ちゃんも吸い込まれることはないだろうと確信する。しかしもう一つ大きな問題がまだ残る。それは、餌としてちょうどいい大きさのクチボソの赤ちゃんをエビやクチボソたちが食べてしまうことだ。

 

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この問題は、赤ちゃんを隔離すること以外には解決しないのだが、すでに卵は水槽のガラス面に産まれており、その中ではよおく見るとすでに赤ちゃんが動いているではないか。

 

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ぐずぐずしていたらどんどん孵ってしまい、どんどん食べられてしまう。

前回、前々回の産卵から孵化までの日にちを考えると今晩が孵化の第三弾に当たる日だ。

何とかしなければ、という思いと、同にもできないなら自然のままに任せてどのくらい生き残るか見てみるか、という思いが交錯して一日結論が出なかった。

隔離するとしたら、ガラス面にすくまなく設置でき、しかも新鮮な水が供給されるようなものを固定するしかないのだが、タッパーを使ってそういう容器を作ろうかとも考えて見たものの、面倒臭くなっている自分がいた。

夕方になり、いよいよ時が差し迫る中、台所で何か使えそうなものはないかしらと物色していたら、これだ!というものが出てきた。

それは水切り用のタッパーのようなもので、箱型のプラスティック容器に水抜きの穴とスリットが入っている。このまま卵を覆っても穴とスリットから小さなクチボソの赤ちゃんは出て行ってしまうだろうなあ、と思いながらピントきた。

この容器を目の細かい網で覆えばいいんだ!とすぐに容器を持って水槽のところへ行き被せてみたら大きさもぴったり、これはいけそうだということになる。

 

あとは固定の方法だが、蓋に使っているガラスで縦に抑え込み、それを釣りに使う重いジグの入ったケースで固定したらきっちりと固定された。

 

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人間諦めたらいかん。やってみたらなんとかなるではないか。これなら新鮮な水も供給されて大きな魚ともしっかり隔離できる。設置し終わると安心して筍ご飯を炊いてビールとワインで酔っ払った。

日も暮れて、そろそろ孵化も始まっているかなと、酔っ払っていい気分になりながら水槽のその部分を見てみたら、おおお!居るいる!ざっと数えても十匹以上のクチボソの赤ちゃんがツンツン動いている。

思わず声にして、やったー!と叫んでしまった。

これは完璧、あとはそっとこの容器に入った赤ちゃんを回収して別の生簀に移すだけなのだ。

今すぐにもやりたかったが、酔っ払っている状態でうっかり失敗したらアウトなので明日の朝やることにした。

おそらくそれまでにはもう数十匹の赤ちゃんが孵化しているであろう。

容器の中にたくさんの赤ちゃんが、ツンツンと泳ぐ様絵を想像するだけで気持ちが高揚し嬉しくなる。

昨日の悲しみが大きかった分だけ今回の成功(おそらく)は喜びもひとしおなのでありました。

さあて、今夜はもう寝て明日の朝を楽しみにしよう!

 

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2020年5月 1日 (金)

クチボソの悲劇

今日はとても悲しい報告をしなければならない。今、こうしてその出来事を思い出しながら書こうとする手も止まってしまいそうなほど悲しい出来事なのであります。

 

昨日、クチボソの赤ちゃんが誕生した報告をしましたが、実際に生まれたのは一昨日のこと。中一日おいて産卵第二弾の赤ちゃんクチボソが今朝孵化する予定でした。

早朝5時に目を覚ました僕がまだ薄暗い部屋の中にある水槽の卵が産み付けられていた部分を保護するために網でマスクしておいたところをそっと覗き込んだ、瞬間、己の目を疑った。

網の中には針先のような小さなクチボソの赤ちゃんが数十匹、いたいけの無い姿で必死に泳ぐ様を想像していたのだけれど、網の中にいたのは6〜7匹のエビだった。

一瞬エビが生まれたのか?!とは流石にアホの僕でも思わない。やられた!と即座に思うと共に悲しみと怒りが同時にこみ上げる。

網の中のエビちゃん達は一同満足げな表情を浮かべ、まったりとしており、もう、今日はすることないわぁ、いやぁ満足満足!とした態度であり、その無表情な顔立ちの中にもはっきりと見て取れる。

ヤツラときたらクチボソの赤ちゃんを探そうと必死になっている僕が網を動かしても、微動だにせずまったりしていた。

わしら腹一杯じゃけん動けんけ。という態度を見て再び僕は果てし無く悲しくなりながら卵を見た。するとほとんどの卵が昨日まで見られた目の点々がなくなりもぬけの殻になっている。つまり孵化し終っているのだ。にもかかわらず、網の中にいるのは満腹になって動けないエビ達どもだった。

ああ。なんたることか。

網と水槽のガラス面の隙間から赤ちゃんが零れ落ちることは想像していたけれど、まさかエビちゃん達の朝食になるとは思ってもみなかった。

俺が甘かった!と自責の念をエビ達にぶつけて網から放り出してサイド水槽の中を凝視する。ひょっとしたら一匹二匹くらいはエビから逃れて元気に泳ぎ回っているのではないかと。

しかし村僅かな希望もすぐに打ち砕かれる。元気に泳ぎ回っているのはクチボソの生魚とエビ達だけだった。もとい、エビ達は泳ぎ回るというよりも藻の上でまったりしておった。

こんな狭い擬似自然の中にも容赦なく弱肉強食の世界があることを改めて思い知らされた。

 

Img_4131

僅かな希望も完璧に打ち砕かれつつも、なんとか自分を取り戻した僕はこの数日間に産まれた数百のクチボソの卵だ。

今はまだパパクチボソが見張りをしているから安心なのだけれど、どこかでこれも保護しなければならないのだが、その手が思い浮かばない。

大きなペットボトルをキレイに切って穴を開けて、網の代わりに卵を産みつけたところにうまく固定できるか?くらいのアイディアしか浮かばなかった。

しばらく思案しているうちに冷静になってくると、水槽の中の自然的バランスを見るならば、このまま放置して孵化させてどのくらい生き残るものなのかを見るのもいいかも、などと思いもする。

 

クチボソ赤ちゃんを保護して増やしたところで飼育する水槽もこれ以上増やせないし、自然に任せればいいか。と、かなり投げやりな気分になってしまった。

 

何れにしても赤ちゃんが孵化したら吸水口に吸い込まれない工夫だけはせねばならない、と思いつつも、入れ物をうまくわけた一昨日生まれた赤ちゃん三匹が泳ぐ姿をみれば、エビたちのお腹に入ってしまったであろう今朝生まれた赤ちゃんクチボソたちの無念の命に思いを寄せては悲しんだ一日なのでありました。

 

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