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2020年7月17日 (金)

小笠原カンパチ遠征2020②

午後1時過ぎ、おがさわら丸を降りて2時間後には釣り船に乗って出港です。どれだけ船の上が好きなのであろうか。

とりあえず30分ほど最初のポイントまで走る。日差しは強く海は青い。風が強く吹き少々波はあったものの、その青さは小笠原独特の濃いそして透明感のある青さだった。昨年に訪れた時に見た海の色を思い出すと、ああ、また小笠原に来られてよかった、としみじみ思うのでありました。

 

今回の釣行では狙いは主にカンパチ、それもデカイのを。根魚王だけはカンパチには目もくれずツチホゼリ、アカハタモドキ、アザハタ、ホウキハタなどを狙うのであります。

こうした青物と根魚の両方を同じ船で狙うというのはなかなか船長的には難しいところなのであろうと思われるのですが、これまでの僕らの経験では、小笠原では同じポイントにカンパチと根魚がいるようなのであまり心配はしていなかった。

心配だったのはむしろ風と波の方で、翌日から一泊二日の船中泊で行く予定のケーター列島(聟島列島)へ行けるかどうかはこの風と波にかかっていた。船長に明日はどうですか?と聞くと、なんとも複雑な表情で、風がねえ、、、難しいかもしれないなあ、という返事しか戻ってこなかったのだから。

それにしても暑い。じっとしていても汗がどんどん出てくる。体がまだこの暑さに慣れていないこともあるだろう、熱中症になったら困るので水分をグビグビと摂る。ジギング王などはすでにビールを飲んでいる。

やがて最初のポイントに到着。
一投目というのはなんとも言えない期待感がこみ上げてくる。
僕は最初のジグにアンチョビットシャープ330g、ロッドはリップルの5610、ステラの1800番にPE8号にリーダー30号という今回持ってきた中で、最も強いタックルを選んだ。どんなにデカイのがきても取ってやる、という意気込みと期待がそうさせた。
スルスルと出て行く糸を見つめる。水深は約100m。さあ、どんな魚が食ってくるのか?魚探にはカンパチの反応が写っている。
ジグが着底してすぐに糸フケをとる。しゃくり始めの瞬間に神経を集中させる。いきなりドン!とくるかもしれないからだ。
しかし、しゃくり始めてもなんのアタリも無かった。何度かしゃくっていると右手でつっていたオサムシ君が早くもヒットしている。
Img_2610
船長が、根魚だね、と言った通り上がってきた魚は赤かった。綺麗なアザハタだ。小笠原でも比較的珍しいハタがいきなり釣れた。
Img_2612
今回、小笠原は初めてのオサムシ君に取っては貴重なファーストフィッシュとなったが、船長はがっかりしていた。
これが釣れるという事は潮があまり動いていない証拠だからだ。潮はちょうど下げ潮から潮止まりにかかる時間帯だった。
船長はすぐに回収を指示して移動となる。船長の狙いはあくまでもカンパチなのだ。もちろん僕にとってもそれは嬉しいことなのだった。
少し走って次のポイントに着く。
今度は開始早々ミヨシで釣っていたY店長の竿が大きく曲がった。トモの方から見ていた僕の目にもドラグが出ているのがわかるほど竿は曲がり、グイグイと引き込まれながらも糸が巻けないでいる。
これはデカイぞ。早速きたか!さすが小笠原だ、こっちにも来い!としゃくり続けたがアタリがないので一旦ジグを回収してY店長の写真を撮りに行く。
上がってきたのはカンパチだった。一見して10キロを超えているのが分かる。
船長の推計では13キロ。体色のアンバーが美しい小笠原らしいカンパチだった。
Img_2615
同じポイントを流し直すも当たらないのですぐ移動。見切りが早いのがこの船長の特徴だった。食わないところで時間を無駄に費やしたくないという思いがあったようだ。
少し移動した次のポイントでは僕にヒット。
かかった瞬間手応えでカンパチとわかるいい引きだった。しかしドラグが出るほどではない。カンパチは小さくてもいい引きをするので他の魚なら大物と感じても、カンパチでは小型のことが多い。目安はドラグを引き出されるか否かだ。
Img_2618
上がってきたのはやはり小型のカンパチだった。それでも最初の一匹は嬉しいものだ。
このポイントも直ぐに移動となる。
次のポイントでは一同がジグを落として間も無く入れ食いとなる。
僕の右隣の根魚王がジグはフォール中に何かがヒット。ドラグを出されている。
上がってきたのはキメジ(キハダマグロの子供)だった。
Img_2621
根魚王とほぼ同時にジギング王と怪魚ハンターもヒットしていた。
二人の魚の方が大きいようでドラグを出しながらのやりとりが続く。
船長はこの時点で魚の走りを見てキハダマグロと予言していた。
Img_2625

その通りに上がってきたのはキハダマグロ。いずれも20キロは超えている。
相模湾あたりでこのサイズが釣れたら上々の釣果であろう。しかし船長は困った表情を浮かべていた。この潮でキハダが食ってしまうのはカンパチにとっては決していい潮とは言えないのだという。
Img_2633
直ぐにポイント移動となり、底潮の動きがいい場所を探す。
次のポイントで僕はタックルを変えていた。ステラの10000番にPE5号、リーダーは26号。ジグは同じくアンチョビットシャープの330gイチゴミルクカラー。
こいつをしゃくっていたら底から10mくらいしゃくったところでグン!と重いアタリがきて直ぐにドラグが出される。
これはいい魚だ、とすぐに分かった。根ズレしないようにと少しずつでも負けるだけ巻いて魚を根から離す。
ロッドはカーペンターの56HRS、グリップから曲がっているのがわかるほど魚の引きは強かった。
少しずつ間を詰めて魚をねからは完全に引き離した。相変わらず魚の元気はよく時折ドラグを引き出される。
残り30mくらいまで上げた時、突然大きくグググ!と魚が引き込みドラグが鳴った瞬間、フッと軽くなり竿の曲がりは戻ってまっすぐになる。
ラインブレイクだ。前回の男女群島でアシストラインを切られているので今回は万全にしてきたはずなのに。
巻いていくとPEラインからのタカ切れだった。どうやらラインが弱っていたらしい。さほど古いラインではなかったが新品ではなかったのが災いしたようだ。
悔しさで声も出ない。
しばらく呆然としていたが、そんな中でオサムシくんがカンパチをあげていた。
小型ながらも小笠原はつカンパチに笑顔を浮かべていた。


Img_2640
早くも時計は4時を回ろうとしていた。
次のポイントでは根魚王がホウキハタを釣る。
この一匹を見た船長は、まだ上げ潮がこないと移動を決める。
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少し移動したところで、またまたジギング王にキメジが釣れてしまう。釣れてしまうと書くのは潮がうまく動いていないからだ。
Img_2646
すぐ横ではオサムシくんがハギの仲間を釣り上げ即移動に。
Img_2647
次のポイントでは根魚王に待望のアカハタモドキが来た。根魚王にとっては狙い通りの良型に顔がほころぶも、船長はがっかりした表情で、あれが釣れちゃあカンパチは釣れないんだよねえ、と移動。
Img_2656
そろそろ上げ潮が効いてきてもいい時間なんだけどなあ、といいながら船長はなんとか潮の動いている場所を、浅いところ、深いところと移動しては探す。
なかなか思い通りの釣果が出ない中ジギング王に待望のカンパチがきた。
Img_2660

しかしながら、型は狙っているサイズではない。

時計は5時を回りこの日の釣りはこのカンパチで終了した。

わずか4時間の釣りであったがこれだけの魚が釣れるのはさすが小笠原と言わざるを得ない。

明日、ケーター列島に行けるのか?この時点では風が心配されたが、一応行くつもりで準備をしようということで初日は終わった。

 

 

写真提供:Ebb&Flow

釣りに関するお問い合わせはEbb&Flowへどうぞ

 

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