サンライズ男女群島2020年6月遠征④



順番からいくと、怪魚ハンター、そして僕にヒットなのだが、魚はこちらまで回ってこなかった。
おそらくこの辺りでだと思われる、写真がないので僕の記憶が曖昧になってしまい申し訳ないのだが怪魚ハンターがクエのいいサイズをあげている。
この日三匹目のクエだが、怪魚ハンターにとっては初のクエであったため喜びも大きかったようだ。声をあげて喜んで写真に撮られていたはずなのだが、写真がない。
そんなこんなで時は過ぎ夕まずめの時間が近づく。
次にヒットさせたのはジギング王だった。
これまた、ヒット後間も無く船長から、おめでとうございますの声が飛ぶ。この日四匹目のクエだった。

先ほどから根魚王にクエの泳がせ釣りを勧めていた船長だったが、根魚王はジグにこだわり拒んでいたのだが、船中四匹もクエが上がり心穏やかなはずはなかった。夕まずめのベストタイムに向けて、泳がせ釣りの支度を始めた。
船長が8本針のサビキをムロアジの反応の中に落とすと、瞬く間に竿は曲がりムロアジがついてきた。全部の針に着いているようで重くてなかなか上げられないどころかドラグまで出していた。
船べり近くまで上がってきたサビキについたムロアジはまるで鯉のぼりのように並んで泳いでいて可笑しかった。
何度かサビキを落とすと泳がせ釣りのエサは十分に確保できポイントに入り直す。
船はいつものジギング時のドテラ流しではなくたてて流された。
トモで泳がせ釣りをする根魚王だったが、アタリはなかなかない。
何度かエサを入れ直した時、竿先がグン!と大きく引き込まれ、来たか!と思わされたのだったが、針には乗らずエサを取られて終わってしまった。
何度か流し変えてみたものの、そのあとはアタリもなくこの日の釣りは一旦終了ということになり、宿営場所に近い島周りに移動する。
やがて、夕食の支度ができると船を宿営場所の浅場に投錨し、船上で夕食が始まる。
この日はもつ鍋だった。船の上、エンジンが止まると発電用のモーターの音以外は風の音と時折聞こえる海鳥の声くらいだ。
気がつけば夏至の前日の長い昼顔わり夜の帳が降りていた。
明日は、半日の釣りで帰らなければならない。早朝からの釣りになるだろうと僕は早く寝てしまった。
写真提供:Ebb&Flow,サンライズ新海
釣りに関するお問い合わせはEbb&Flowへどうぞ
ブログ掲載の文章、画像の無断転載は禁止です ©️enos1091 All rights reserve
« サンライズ男女群島2020年6月遠征③ | トップページ | サンライズ男女群島2020年6月遠征⑤ »
「Fishing」カテゴリの記事
- 今年のサクラマスは渋かった@尻屋丸(2025.04.03)
- ようやく行けた今年の初釣り@長崎屋 本牧港(2025.02.08)
- アマダイ釣りでやらかした!@沖衛門丸 茅ヶ崎港(2025.01.16)
- トカラ列島遠征2024その3@マリンチャレンジャー号(2025.01.15)
- トカラ列島遠征2024その2@マリンチャレンジャー号(2025.01.14)
コメント