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2020年7月18日 (土)

小笠原カンパチ遠征2020③ケーター(聟島)列島船中泊

遠征二日目、朝3時半起床。

4時に船長が迎えに来る。ケーター(聟島)に行けるのか、風が心配だったがとりあえず港へ向かい船に乗る。

4時半出船。海に出たらまだ波はある。ここからケーターまで3時間かかる。朝飯のおにぎりを食べてキャビンに入って寝た。

1時間ほどして目を覚ましデッキに出ると海は凪いでいた。風も落ちている。

船長が「凪ましたねえ」とちょっと不思議そうな表情で言う。僕は天気運はいいのだ、寝ていたY店長も出てきて凪の海を見て喜んでいる。

そこから2時間走るので船の後ろでビールを開けて朝からプチ宴会をした。酔いも冷める頃、右手前方に嫁島がぼんやり見えてきた。我々が向かうケーター(聟島)はまだ見えない。

やがて右手に嫁島がはっきり見えるようになると、正面にケーターが見えてきた。ミヨシに立ってカメラを構えシャッターを切りまくる。

さらに20分ほど走ると島の周辺のポイントに到着する。時計の針は9時に差し掛かっていた。

 

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早速釣りの開始。
憧れのケーターでの釣りに胸が踊る。
一投目で早くもトリプルヒット。
今回絶好調のオサムシ君にカンパチ、根魚王は狙い通りに良型のアカハタモドキ、そしてその隣の僕には、
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躊躇いのないゴン!と言うアタリにグググと引き込むファイトでその魚はすぐわかる。
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小笠原の名物とも言える大型のバラハタだ。
この魚は奄美地方や沖縄地方ではシガテラ毒を持ったものがいるので嫌われる魚だが、種子島やここ小笠原では食物連鎖の関係で毒がなくふつうに食される。その味はアカジン(スジアラ)と比較して食べたこともあるのだが、軍配はバラハタに上がるほど美味いのでありました。
バラハタはここ、小笠原ではチギ、と言う呼び名で親しまれている。

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バラハタでも十分楽しいのであるが、本来の狙いはデカカンパチなのである。船長的には大いに不満で即移動となった。
少し移動して一同ジグを落とした途端にオサムシ君の竿が大きくしなりグイグイと引き込まれる。
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一瞬、根に入り込まれ竿が固まるがなんとかひきづり出した。大物の根魚だ。と言うことはこの海域ではツチホゼリであることを意味している。
船長は姿を見るまでもなく、ツチホゼリだねと予言していた。
上がってきたツチホゼリはお腹がまるまると膨らんだ良型だ。オサムシ君カンパチに根魚に絶好調。
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ツチホゼリが狙いの本命である根魚王はすぐ隣でいい魚を釣り上げられ、さぞや悔しかったことだろう。次に移動したポイントではその腹いせかのように素早くアカハタもドキを釣り上げた。
このアカハタモドキは、モドキなどと言う不名誉な名前がついているが、本家アカハタより身がしまって美味しい。根魚王的にはアカハタよりも上位にランクするハタなのであります。
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カンパチを求めてさらに小移動を繰り返すが、釣れてくるのは言い方は悪いが外道ばかり。外道といってもすごい魚のオンパレードなのが小笠原のすごいところだ。
まずは根魚王のカッポレ。
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オサムシ君のバラハタ。
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名前は忘れてしまった、ナントカダイと言う魚のダブルヒット。
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怪魚ハンターは、コバルト色の斑点の美しいユカタハタ。
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そして、オサムシ君にもカッポレが。
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そして、バラハタのオンパレード。
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バラハタはこのサイズがバンバン釣れてしまうところがすごい。
リリースできるものはどんどんリリースした。
根魚王を除いては本命はカンパチなのであるがなかなか釣れない。
午前中の上げ潮があまり動いていないようで、特に底潮が動いていないようだ。結果として食いついてくるのは根魚ばかりとなる。
船長は、なんとかカンパチを、と移動を繰り返し、浅いところ、深いところあれこれ細かく移動してくれた。時間はすでに12時を回っていた。
ケーターといえども潮が動かないことにはカンパチが入れ食いということにはならないようだ。
青地引きが連れて来た時には船長は思わず、これじゃないんだよなあ、と声を漏らしていた。
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そんな中でやっと本命のアタリが僕にきた。
底から十しゃくりほどしたところにググン!とアタリがありドラグを少し出した。
上がってきたのは大したサイズではなかったが本命のヒットにさらなる大物への期待は広がる。
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ところが、どうも後が続かない。
僕のカンパチのすぐ隣では根魚王のバラハタ。
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直後にはサメ王の異名も持つ怪魚ハンターがアカハタをサメにかじられる。
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さらに根魚王のバカでかバラハタ。
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根魚王的には次々と釣れる根魚にそれなりに満足していたに違いない。
しかし一方の王様、ジギング王は鼻から根魚に興味はないところに持ってきて本命のアタリが無いものだから少々黄昏ていた。
口からは、もう帰ろう、という冗談とも本気ともつかない言葉が出た。
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ジギング王の出番が来たのは午後一時近くなってからだった。
待望のカンパチのヒット。そしてドラグが鳴り糸が出される。
これだよ、こうでなくちゃ!言葉には出さないがファイトするその姿が語っていた。
上がって来たのは10キロはありそうなカンパチ。美しいアンバーの魚体にジギング王もやっと満足したようだった。
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リリース後、ジギング王は漏らしていた。

もうケーターなんか来るのやめよう、ってY店長に言おうと思っていたところだったんだよ。

でももう気が変わった。ですと。

なんと釣り人の心理をわかりやすく表した出来事であろうか。(笑)

 

王様の機嫌が直ったところで、まだ釣りをする時間は数時間ある。

ここからがケータの本領発揮と願いたいところなのでありました。

 

 

写真提供:Ebb&Flow

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