サンライズ男女群島2020年6月遠征⑤
最終日。朝5時に起きて船のデッキに出た。夕べ周りに停泊していた何隻かの船の姿はなくなっていた。
船の後ろで、夕べやりそこねたシステムの組み直しをしているとエンジンがかかり他のみんなが眠そうに起きてきた。
アンカーを外した船はゆっくりと最初のポイントに移動し始めた。
最終日に釣りをする時間は限られている。少しでも長く釣りができるようにと、船長の計らいでこの時間からポイントに向かい我々が釣りをしている最中に船長は朝食の支度をするのだ。
最初のポイントはキャスティングのポイントを流したが魚の反応はなかった。
ここのポイントは昨年5月に来た時にヒラマサがトップで入れ食いになったポイントだ。
その時僕は持病の偏頭痛がひどく、薬を飲んだら、今度はその副作用でフラフラしてしまい、危険なので釣りをせずにキャビンの奥で寝ていざるを得ないという悔しい思い出の場所だった。
今回もあの入れ食いを!と思ったがそうはならなかった。
朝食の支度ができて、みんなでキャビンに入り食べる。その間に船は大きく移動してジギングのポイントに入った。
開始早々時ハットくんにヒット。カンパチをあげた。
さらに連続ヒット!と思ったら今度はカサゴだった。

その隣で釣っていた僕にもヒット。グイグイと良く引くのはカンパチだ。
カンパチは上がってきたときに、こんなに小さかったの?とがっかりすることがあるくらい小さくても良く引く。
キャビンに入り船が走り始めると、お疲れ様のビールで乾杯をする。
数時間後にはまたコロナ禍の世間に戻る。感染に怯えて暮らす日々が再び始まるのだ。
船の上での三日間はまるでおとぎ話のように現実から遠い世界での楽しい出来事だった。
写真提供:Ebb&Flow,サンライズ新海
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