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2020年8月

2020年8月27日 (木)

またまたエサタチウオ@弁天屋 金沢八景

先週、先々週と続き今週もエサタチウオ釣りに行ってまいりました。

先週はそこそこ数は釣れたものの、いまひとつ釣れ方に納得がいかなかったので、その辺を修正したいという強い思いからの釣行であります。

今回もいつもご一緒するH夫妻、それと久しぶりの、いや、厳密には8月頭に種子島でご一緒しているので久しぶりではないのですが、エサ釣りでは久々ご一緒するヨッシーさんとの釣行となりました。

いつものように午前6時前、弁天屋さん着。ちょうどすぐ後にヨッシーさんの車も入ってきてスムーズに合流。

船に行って席を取っていたところに船長が来て、あれ?予約した?と聞くので、休みの日に電話しておばちゃんがメモってくれてるはずですよ、って答えたものの、なんか不安を抱えたまま受付に行ったら、あら!なんと一名の予約になってた。

たまたま席が空いていたからいいものの、混雑していたらやばかったなあ。とはいえこちらに非はないんですけどね。ちゃんと四人て話して予約したので。

まあ結果オーライなので良しとし右舷トモから順番に釣り座を取って四人横並びになりました。

どぜん七時過ぎ出船。

今日も浅場から?と船長に聞いたら、まだ情報取ってないからわかんない、と行っていたのだが、港を出て橋をくぐり、スパンカーを立て終わったら、猿島沖に行きます、とアナウンス。15分ほど喘息で走る。

猿島沖、水深は約50m。使うオモリは60号。僕が先週買った竿ではこのくらいの水深が丁度使いやすい。

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釣り始めて、なんと一投目の数しゃくりでいきなりゴン!とヒット。やったあ、今日はいいぞお!とぬか喜びしてたらバレてしまう。

このバラシは何か嫌な予感がした。今日は嫌なことが何か起こるのではないかと。

二匹目もすぐきた。今度はバラさないぞ、としっかりアワセを入れて慎重に取り込む。

ところが昨日買ってきて初めて使う、ちょいがけ竿掛けの使い方がわからなくてモタモタしている間に一瞬ハリスが緩みタチウオの鋭い歯に当たり切れてしまった。

なんと二匹連チャンで取り損なうとは!しょぼん。。。

 

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三度目のアタリは流石に同じ失敗は繰り返すまい、と慎重かつ確実に竿もさばいてようやくキャッチ。

ほぼ同時にH夫もキャッチ。

ちょっとホッとしながらも、これからが勝負と気合を入れ直す。

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それからそう間をおかず二本目とキャッチしたのだが、その後はアワセそこなってすっぽ抜けるのと、バラシが多い。

このあたりでH妻も一本あげて、釣れていないのはヨッシーさんだけになってしまった。

まだ始まってそう時間も経っていなかったので、ヨッシーさん置いていかれちゃってるよー!っと冗談半分でプレッシャーをかける。

 

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しばらく間をおいて、ようやく三匹目をキャッチ。

まあまあサイズだったので嬉しくなって右隣のH妻に写真をせがんだ。

 

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もうこの頃は9時を周り朝の活性も少しずつ落ち始めていた。

またしばらく間をおいて四匹目をキャッチ。こいつは重かったしよく引く。本当に太刀魚か?また前回みたいにサメじゃなかろうな?と半分疑いながら上げてきた魚体を見たら納得できた。でかいのだ。ハリスを持って抜き上げようとしたが、重さがグッと手に伝わったので、思わずタモある?!と声に出てしまったほど。無事抜き上げて太い魚体を見て喜ぶ。

 

このあたりで、なかなかうまくアワセが決まらなくバラしてばかりだったヨッシーさんにようやく一匹目がかかった。

慎重にあげてくる様子を横で見ていたら、なんと!取り込み時にハリス切れでタチウオはぽとりと海に落ちてしまう。

ああ、なんたること、しかし釣りの感じはつかめたであろうし、まだまだチャンスはあるから、と励ます。

10時を過ぎると次第にアタリが少なくなってきた。

そんな中でヨッシーさん待望のヒット。

今度こそ、と思って見ていたら、なんと上がってきたのは大きなアジだった。

ここでアジを釣るかあ!と思ったが、ヨッシーさん8月頭に種子島で50キロもあるロウニンアジを釣ってるから、神様がアジ運を与えたのか、などとおバカなことを考えていた。

このあたりから当たっても乗らない、かかってもバレる。と食いが浅くなりさらにアタリも遠のき、11時を回ったあたりで猿島沖を見切った船長は浅場に移動。

第二海保周りの浅場に移動して群れを発見し合図を出す。

水深15mほど、落として二、三しゃくりでアタルも乗らない、がヨッシーさんにはヒット。やった。とうとう来たか。と僕もホッとして見ていたらヨッシーさんの顔色がさえない。

んん?と思ったら上がって来たのは40センチはありそうな大アジ。

ありゃあ、やっぱりアジの神様があああ!と心の中で叫ぶ。

 

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船長、それを見て、アジの群れでした。あげてください移動します。とアナウンス。

こんなこともあるんだなあ、と思いながら次の群れを探して走る船の上から海保を見ていた。

時間的に暑さはピークになり、さらに風が落ちて来たので体が痛いほど暑い。

これはね中傷になるなあ、と右隣のH妻を見たらなんだか具合悪そう。表情がない。大丈夫?と声をかけたら、今冷やしているから大丈夫です。と釣りをやめて、凍らせたペットボトルで首回りを冷やしてた。

 

船はずるずると浅場を走り、結局富津沖の14mまで移動する。

先週入れ喰った所だ。

ようし、ラストスパート!としゃくるもあたりのパターンがつかめない。

小さく、大きく、シャープに、まったり、と様々試すもアタらない。

そんな中でH夫が次々とあげていく。

浅場の釣り上手いなあ、と釣り方を真似てみるのだが、何が悪いのか全く当たらない。

左隣のヨッシーさんも全く当たらない上に、せっかく深場で掴みかけていたしゃくりが役に立たなくなってしまったのに当惑している様子だった。

残り時間がどんどん少なくなる中でH夫のみが釣り上げて、ここで合計三匹もあげた。浅場の神だ!と思った。

2時前に船長からこれでしまって行きます、との無情な一言。でも続けていても釣れる気はしなかったのでホッとしたのが正直なところ。

暑さに参っていたのだ。

ショックを受けていたのはヨッシーさん。

ルアーでもボウズはなかったのにまさかエサ釣りで坊主を食らうとは!エサ釣りをナメていました、とはご本人の弁。

来週また一人でリベンジに、いや勉強にきます。と言い残し別れた。

 

僕自身もアタリの取り方、あわせ方にまだ納得がいかないので、折を見てもう一二度は来ようと決意しながら帰ったのでありました。

2020年8月23日 (日)

エサ太刀魚リベンジ戦@弁天屋 金沢八景

先週出かけた金沢八景の弁天屋さんに乗っての太刀魚釣りがあまりの貧果だったのでこのままでは気持ちが治らないし、すでに次週もH夫妻と釣行を約束してしまってる。

前回の反省と踏まえて、まずは先調子の竿が欲しい、と一番に道具のせいにして自分のヘボ腕は何処へやら。

とにかく竿が欲しくて仕方ないのだけれど、ちょうどお盆で実家に帰省しなければならないので買いに行く暇がない。

さあ、どうするどうする!と思っていたら、実家からの帰り道にキャスティングを見つけてしまった。というよりあるのに気づいてしまったと言った方が正確か。

ちょっと覗いてみよう、と車を止めて店に入り太刀魚エサ竿コーナーに一直線!

ところが、もはやシーズン真っ盛りとあってすでに竿はあらかた売れてしまって、残っているのは欲しいものと違うかうんと高価なものばかり。

裏に在庫はないかと店員さんを呼び止めて聞いて見たらないという。

目の前の在庫の中から、まあまあお値段のする竿を取り出して、これなんかいいですよう。と竿先にオモリをぶら下げて調子を見させてもらう。頼んでないけど。

じゃあ、てんで、もひとつ気になってたダイワの竿も持たせてもらったが、やはりお値段だけのことはあって全然違う。

店員さんずるいよなあ、先にいいもの見せられたら後戻りできないじゃん。

さらに高価な竿も取り出そうとする店員さんを、それは買うお金ないと制してしばし考え込む。こうなるとほとんどこちらの負けですね。

どうせ安い竿買ってもまたいいのが欲しくなるじゃん、て考え始めたらもう勝負はついたも同然。結局最初に持たされた竿を手にお店を出たのでありました。

 

前置きは長くなりましたが、その翌日、朝5時にH夫妻と合流し弁天屋へ。

道すがら話を聞いたらH妻もタチウオ用の竿を買ったらしい。ううむ、やっぱり前回の敗因は道具と思うことは同じだったか。

それにしてもお互いもう道具のせいにできないから釣らにゃあなりませんぜ、と自分にもプレッシャーをかけて船に乗る。

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この日はミヨシは空いていたけれども釣りにくそうだったので胴の間に三席釣り座をとって並ぶ。

午前7時15分出船。

前日までは猿島沖で良型が上がっている、という情報だったのでそちらに行くかと思いきや富津おきの浅場に船は向かった。

ポイントについて釣り始めると一投目からH夫が釣り上げる。お!唯一竿を新調していないのにやるなあ、とこの時は余裕かましていた。

ところがH夫は絶好調であっという間に3本あげた。

むむ、ヤバイ、こっちはアタリもない。何やってんだ!と焦る。

すると右隣のH妻も一本釣り上げた。

一人置いていかれるワタシ。やっとあたりの出るしゃくりを見つけたのだがなかなか針にかからないでバラしてばかり。

そんなことしている間に次々と釣り上げるH夫妻。

竿買って気合い入れてきたのに大きな空振りのワタシ。

開始30分後くらいにようやく一本釣れたが60cmくらいのおチビちゃん。

しゃくりをいろいろ試すのだが、竿がいいのでしゃくりやすい。アタリもバンバン出るようになりほとんど入れ喰いになるのだが、エサを取られたり、かじられたりだけでなかなか乗せられない。

YouTubeを見て勉強してきたしゃくりをいろいろ試したらやっと合ってきたようで5本くらいまで数を伸ばす。

左右では左の知らないお兄ちゃん、右のH妻の二人が、さらにその右ではH夫が手を緩めずにバンバン釣っている。

こっちも少しペースアップして釣れ始めたのだがなかなかツ抜けできない。

あっという間に10時頃になり、幾分食いが悪くなり始めてきたのだが、なんとかツ抜けは達成してた。

11時を回ると群れが動いたようで小さな移動があり、この辺りから釣れなくなってきた。僕だけね。

次第にあたりの数は減り、再びしゃくりをいろいろ試してみる。

なんとか15本まで行ったところで、時間は昼をとっくに周り残り一時間くらいに。

アタリもすっかりなくなったし群れの移動も早く追いかけてばかりになったので、船長のアナウンスで八景沖に移動して大型を狙うことになった。

ここの移動直後、一等目で運良く一本かける。これはいいサイズで108cmあった。指5本。

 

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その後は、あれもこれも試してみるもアタリなく終了。

我ら3人の釣果は、H夫余裕の21本、H妻12本、ワタシ16本、と前回の貧果は大きく上まわったものの竿を買ってないH夫に大きく負けてしまったのが悔しい。

もはや道具のせいにできないのだから腕の差が歴然と出たわけで言い訳はきかない、ワタシの腕がヘボなのであった。

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それにしても、東京湾のタチウオ釣り、エサ釣りといえどもアクションで食い方に大きな差がでるのでルアー釣りと同じようなゲーム性があり面白い。数年前は何やっても簡単に釣れてしまった記憶があるのだが、今回でその暗黒の記憶も払拭できたので今後は心してかかりたいと思うのでありました。

家に帰ってまったりしていたらヨッシーさんからラインがあり、今日どうでした?来週一緒に行きませんか?と悪魔の声が囁いたので、もちろん行きます、とまた来週もH夫妻も誘って行くことになってしまった。

次回は果たしてどんな展開になることやら。

 

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2020年8月22日 (土)

アイスコーヒー始めました@エノカフェ種子島店( Life fishing service)

全国の有名遊漁船に乗っては自家焙煎挽きたて淹れたてコーヒーをご提供するエノカフェ(EnoCafe)でありますが、

この程、当店初のアイスコーヒーにチャレンジいたしました。

実は、この計画は7月末に能登輪島の諏訪丸さんで初の試みとして行うはずだったのですが、

当日、僕が前日の輪島への道のりの超渋滞で寝不足となり、移動中はキャビンの中で爆睡。

しかも狙いのアラがなかなか釣れずにいて釣り中はコーヒーどころじゃないという事態になりまして

用意して言った氷も無駄にし、ご協力いただいた諏訪丸さんにもご迷惑をおかけしたばかりでなく

何よりも、アイスコーヒーやるよ!と事前に告知したため、皆さんのそれへの期待を裏切ってしまったことに大きく反省した次第なのでありました。

 

そしてそれから二週間後、種子島の Life fishing serviceさんにてようやく実現に至ったのであります。

なにせ、梅雨明け直前の横浜を出発して種子島に来てみれば、こちらはすでに夏真っ盛り。

太陽の光はギンギンと肌に食い込むし、風も暖かく船の上では水分補給をしないとすぐに熱中症になりそうな状態でしたので

ここでホットコーヒーは飲めないよなあ、と早朝宿のセルフィッシュでこっそり淹れてジギング王などとホットコーヒーを飲んでいたのですが、

初日の釣り中に船長に相談したら、船の上で湯沸かし器も貸してくれるしお湯も沸かせる、というのでそれではアイスやるか!となったのでございます。

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ところが当日、朝一買い物に行ったコンビニで氷を買ってくるのを忘れてしまったことに船の上で気がついた。

己のアホさを嘆いていると、船長が優しい声で、氷ならありますよ、と声をかけてくださったので一気にテンションが上がり淹れることに。

 

この日の釣りでは朝一でヨッシーさんがGT二本、しかも一本は50キロという化け物を釣ったこともあり、そのお祝いも兼ねて昼の太陽が上がりきって、潮も緩んだ時間にコーヒーを淹れたのでありました。

豆はコロンビアのヨーロピアンロースト。

アイスコーヒー用に真っ黒になり脂でテカテカ光るくらいにきっちりローストしてまいりました。

こいつを負い目に淹れた上、容器ごと水で少し冷やしたところに、ぶっかき氷を投入すると美味しいアイスコーヒーのできあがり。

まずは克也船長に味見をしていただき、うまい!の一言をいただいてからみなさんにも回します。

 

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炎天下の船の上、海を見ながら飲むアイスコーヒーは最高!

 

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ミヨシで投げていた皆さんにもちょっと休憩を、と声をかけて無理やり飲ませたのでありました。

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僕はといえば、あまりの暑さに水着一丁になって日向ぼっこしていたその格好に、エノカフェ・エプロンをつけてコーヒーを淹れたものだから

なんだか裸エプロンみたいになってしまい、Y店長あたりが反応して喜んで写真を撮っていたのですが、僕にその写真が送られてこなかったので皆さんにお見せすることはできません。残念だなあ。(笑)

 

こんな感じでエノカフェはアイスコーヒーも始めましたので楽しみ方も広がったのではないかと思う次第でございます。

基本的に夏季の熱いうちは行う方向でおりますがそれ以外の季節に関しては、豆をアイスコーヒー用に焙煎都合がありますので、

事前にリクエストいただけると幸いです。

当面、次回9月のサンライズ遠征まではアイスの用意をしていく所存であります。

 

夢の男女群島でのアイスコーヒーに乞うご期待。

 

 

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2020年8月15日 (土)

東京湾でエサ太刀魚釣り@弁天屋 金沢八景

言うまでもありませんが、新型コロナウィルスの感染拡大が止まりません。

政府の無策ぶりも重なっていよいよ事態は深刻化しつつあり、GO TOなどと政府は言っておりますが、地方では自分らで自分の身を守るしかないと、都心からの来客を断る方向で動き始めているため釣りも近場で我慢です。

僕といえば春の自粛の時には近場の釣りも我慢していたのですが、今回はそれよりも感染拡大しているにも関わらず出かけてしまうのは、自分の中にもよろしくない慣れ、があるんでしょうね。

釣り宿は、乗船人数を制限するなどのコロナ対策をとって営業していますし、船の上では三密は避けられているので、まあ安全か、という思いもありますのでついでかけてしまうのですよ。

と言うことで、今週は地元横浜市内で金沢八景にある弁天屋さんという釣り宿さんでエサの太刀魚釣りをしに出かけてきました。

ええ?ルアーじゃないの?という声も聞こえてきそうですが、昨年知り合って以来何度かエサ釣りにご一緒しているH夫妻からのお誘いなのでエサ釣りなのであります。

 

実は先月にも一度H夫妻と太刀魚釣りに行っているんですね。この時はH夫妻は初めてのタチウオ釣りだったのですが、釣果は三人並んで各十本ずつ、H夫が外道でサバを釣っているので竿ガシラということになったのですが、正直僕はこの釣果に満足していなかったんです。

エサの太刀魚に行ったのは五年ぶりくらいだったのですが、以前はもっと簡単に二十本くらいすぐ釣れた印象があったので、たったの十本?という気分だったんですね。

それで今回はその時のリベンジみたいなもので、少しエサ釣りの勉強もして今回入れ食ってやろう、という魂胆だったのです。

 

朝5時、H夫妻が迎えにきてくれた車に乗って金沢八景まで40分程度。

H夫が駐車場に車を移動している間に船の釣り座を取る。

ミヨシはすでに常連さんらしい人と見られるお二人に左右とも取られていたので空いていたトモに三人分釣り座を確保する。

群れを追いかけながら微妙に移動する釣りなので、ミヨシ有利と思いつつもトモにしたのは両側を知らない人に挟まれて、お祭りを気にしながら釣りをするのが嫌だったということもある。

釣り座はこの日片舷9人で合計18人の乗船。一人一人の間隔は十分保たれていたのでコロナ対策は取られていたと言っていいだろう。本来なら釣り宿的にはもう少し釣り客を詰め込みたいところなのだろうけれど予約制にして制限していた。

さらにキャビンの仕様は密になるので船長の許可がなくては使用できなくなっていた。

 

車を回したH夫妻が釣り座にきて早速準備。

この日は浅場、10mくらいからやるというのでハリスは短めに、オモリは40号という指示が船長からあった。

出船前の空いた時間に、船長が初心者を集めて基本的な釣り方、エサのつけ方などをレクチャーしてくれる。

午前7時過ぎ、出船。海はないでいたが南風が熱い太陽に心地よかった。

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千葉側の木更津沖あたりに向かって船は走る。

30分ほどでポイント到着。すでに太刀魚釣りの船団ができていた。早速釣り開始。水深は14mと浅い。

今回のリベンジ釣行にあたり、僕なりにYouTubeを見て勉強をしてきた。

主に勉強したのは竿のしゃくり方のパターンだ。

太刀魚釣りというのはエサ釣りの中でもルアー釣りに近い要素があって、エサをどう動かすかで釣果にぐんと差が出る釣りなのでここが一番のキモになる。

しゃくり方は数パターンあり、その日の太刀魚のご機嫌でどのパターンが当てはまるのかは分からない、とにかく順番に試してみる。

もう一つ、前回と変えたのは釣竿だ。前回の釣行ではルアー用の太刀魚竿を使ったのだが、その時はもぞもぞと喰ってくる太刀魚を針に喰い込ませることがなかなかできなかったので、今回はエサ釣り用の胴調子のライト竿を使って見た。

 

細かいしゃくりから始め、しゃくりのスピード、テンポ、など色々試していたら、巻き上げてきた最後に糸を巻かずに同じ場所で誘ったところに一匹目がきた。

幸先いいヒットだったので喜んで糸を巻き始めたのだが糸が巻けない。あれえ?と思ってリールを見たらドラグが緩みきっている。なんという初歩的なミス。慌ててドラグを締めながら巻くも手遅れで、魚は浅いところで走ったものだからすぐに船の下に回り込んでしまい、船底に糸を擦られてプッツン!タカ切れしてしまった。

これにはちょっと自分でも恥ずかしいので隣のH妻にも切られた理由を話すことができず、黙って仕掛けを作り直す。

再び釣りを再開するのだがなかなかアタリが出ない上に魚の群れの移動が早く、釣りをする時間が短い。

落としてなんしゃくりかしたら移動、というのを繰り返す。

そんな中でもH妻が一匹目をキャッチ。僕はといえば、落とせばアタルのだけれど針にかからない。

どうすれば掛かるのか色々試すのだが、かからない。

そのうち群れの移動が早すぎるので釣りにならないと判断した船長から、観音先に移動します、とアナウンスがあり移動となった。

すでに二時間弱の時間が過ぎて未だボウズ、リベンジの行方は暗澹としてきた。

30分ほど走って猿島沖にできていた太刀魚船団に船は入り再び釣り開始。

今度は水深60m前後でオモリも60号に替える。

そこから10〜15mくらいに反応があり、群れの移動もあまりないので一流しが長く落ち着いて釣りができる。

ここで、またまた初心に帰り、しゃくりのパターンを色々試していたらまぐれ的に一匹ヒット。やっと坊主を脱出する。

 

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ところがそこから次の一匹までが長かった。何をやっても全くアタらないのである。

ミヨシで入れ喰っている髪の薄い方を見て釣り方を真似するのだけれど、向こうはボウズ頭なのに入れ喰い、こちらはロン毛なのにボウズ同然という事態に陥りちょっと自信を無くしかけた。

ミヨシの方のしゃくりのパターンは短く、素早く、クイックに(同じか)しゃくっては一瞬しっかり竿を止め、素早く次にテンポよくつるという釣り方だった。

これを僕がやると、竿が柔らかいためにしゃくった時に胴がしなってしまいクイックに竿が動いてくれない、そして曲がった竿が元に戻ってエサが一瞬止まるまでの時間がかかるので店舗をあげられないということに気づいたのがお昼近くなってから。遅すぎる。

これは硬めの先調子の竿じゃなくちゃできない、と予備で持って行った前回使ったルアー竿に交換する。

こちらも極端に固く先調子ではないけれど、いくらかマシだと思ったのだ。

結果はすぐ出た。竿を変えてミヨシの方のアクションを真似たら一投目で良型をキャッチ。

 

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二投目にもアタリが出たが乗り損なってかからなかったが、今までの魚の反応と全く違った。

これならいけるぞう!と意気込んだのだが、そう簡単には問屋はおろさなかった。

そこからは、あたりは出るもののなかなか乗らない痺れるような釣りが続く。

ほんの少しのところなのだが、竿の胴が曲がってしまう分、クイックにしゃくりきれないのだ。

なんとかそれをカバーしようと腕を素早く動かして釣るのだが疲れる。手首も痛くなりせっかく半年かけて治療した腱鞘炎が復活しそう。

なんとか手首を使わずにしゃくるのだが竿先の戻りがまったりしている分しゃくるテンポが上げられない。

ミヨシの方に倣いながら同じテンポ、同じしゃくり幅でしゃくるもやっと一匹追加するのが精一杯。

やがて、一時を過ぎる頃に群れが散りだして、船は群れを追って移動し、少しの間釣っては移動、という朝のようなパターンになってしまった。

そこでなんとか一匹追加して見たものの時間ぎれで納竿。


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釣果は4本。リベンジどころか前回の半分も釣れなかった。肩はまあまあ揃ったのが唯一の救い。

なのであるが、最後の一投でお隣のH妻がかけたドラゴン級の太刀魚を取り込みに手を貸すつもりで手を出したら、船に上げようと引っ張ったところで糸をプッツンと切ってしまい、申し訳なくてショボンとなる。この一匹が上がっていたらH夫妻と仲良く全員4本ずつだったのに。申し訳ないことをしたと反省。

帰り道は、今日のしゃくりパターンだと太刀魚専用竿が欲しくなるなあ、という話題で持ちきりになる。

専用竿でなくても、せめて硬めの先調子竿だなあ、と帰ってからいろいろネットで調べたら、やはり太刀魚釣りに胴調子の竿は向いていないということが分かった。

 

太刀魚用にもう一本竿を買っちゃおうかなあと悩む。H夫妻とは来週さらに再リベンジに行く約束もしてしまった。

お盆の帰省を挟んでの一週間。時間はあるようでない。どうするどうする。

コロナの方もどうなるどうなる。

 

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2020年8月13日 (木)

種子島GT遠征④@Life fishing guide service

種子島GT遠征三日目
この日の朝も二日目同様に5時半に宿を出てコンビニで食料を買い込み6時半頃出船となった。
出港した船が目指すのは、昨日の朝一で入れ喰いになったポイントだ。
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30分ほど走り船は減速してポイントに着く。
昨日はこの時間ですでに潮が流れていたが、今日は流れ出すタイミングが少し遅れる。
釣りを開始した時点での潮の流れは0.7ノットだった。

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昨日はこの時点で2ノットで潮が流れていたので、もう少し魚の活性が上がるまでに時間がかかるのかもしれない。
昨日までの疲れで、右肩の痛みがどこまでいけるのか心配していたが、意外と痛みはなかった。
おそらく今日も朝の潮がチャンスだと思うので、そこのタイミングだけは全力でキャストしようと覚悟を決めた。
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投げていると次第に潮波が立ち始め、潮の流れが少しづつだが速くなっているのがなんとなく分かる。
チャンスはいつ来るのか、こればかりは投げ続ける以外に見つける方法はない。
引率のY店長を除く5名は黙って投げ続けていた。
海は凪で風の音も聞こえない。
キャストした時に竿が空を切る音とルアーの着水音、そしてリトリーブでルアーが発する支部気温だけの世界だった。
30分ほどしてか、ミヨシのデッキから、出た!と声が上がる。
トモ側で投げていた僕がミヨシの方をみるとすでにヨッシーさんがファイトに入っていた。
昨日苦労したヨッシーさんが最初のヒット。釣りばかりは何が起こるかわからない。人生と同じく、投げ続けている人だけに運命の神様は微笑む。
ファイトを見ていると良い引きをしていたが、船のフォローも入り浅場から水深を確保できるところまで移動した船の上で、ヨッシーさんは余裕のファイトをしているように見えた。
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それほど長くないファイトの末に上がってきたGTは20キロ。
昨日のアベレージサイズだった。
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この一本が潮の流れ出すタイミングより意外に早かったので、釣り師一同キャスティングにはいっそうの気合が入る。
僕もキャストを続けながら、次の日としゃくりで出ろ!と心の中で呟きながらリトリーブを繰り返す。
右隣では、昨日三本のGTを仕留めたジギング王が真剣に投げている。
しばらくして、そろそろ出そうだな、と思った頃に再びミヨシで声が上がった。
ルアーをリトリーブしながら見ると、またしても出たのはヨッシーさんだった。
どうやら昨日苦労した分神様からのご褒美があったようだ。
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船はゆっくり水深のある場所に移動する。
船長から、巻いて巻いて!と声が飛ぶが、ヨッシーさんは竿を支えるのに必死でリールを巻くことが出来ないでいる。
これはデカイかもしれない、と思いながら見ていた。
先ほどの一匹目より長い時間のファイトをしながらも魚がタモに収まる瞬間をトモから見ていたら、一匹目より一回りくらい大きく見えた。
デカイみたいですよ、とジギング王に声をかけて見ていると、タモがトモまで移動してきて魚を船に上げようとした。
ところが船長一人ではとてもではないが上がらない。
誰か手伝って、という声に素早くHさんがタモを持ったが二人でも持ち上がらない。
Y店長も入り三人で持ち上げるとようやくタモが船の中に入ってきた。
そしてその中に収められているGTはデカかった。
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GTを蘇生させるための生簀入れたところ、ちょうど頭から尻尾までがきっちり収まった。
昨日は20キロのGTが三匹入った生簀なのに、一匹でいっぱい、これはデカイとその見事な体躯を見つめていた。
やがて魚が元気を取り戻したところで重さを計測したところ、なんと50キロあった。
太っていたら60キロはありますねえ、とY店長がいうほど長さのある立派なGTだった。
50キロのGT見るのは生まれて初めてだ。釣り上げたヨッシーさんも初めてだと言って笑みがこぼれていた。
写真を撮ってリリースすると魚は元気に海に戻って行く。
今度はもっと大きくなって俺に掛かれよな、と心の中で呟く。
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ヨッシーさんに続けと、一同さらに気合が入りキャストを繰り返す。
潮の流れも一番良くなってきた時間、いつ誰に出るかわからないので気は抜けない。
僕も集中して投げていた。するとまたまたミヨシの方から出た!という声が聞こえる。
またしてもヨッシーさんに出たらしい。しかし今度は乗らなかったようだ。
今日はヨッシー・デイだなあ、と僕はつぶやいたものの次は自分だ!とキャスティングを続ける。
しかしルアーを変えて色々試すが、昨日のようにあっさり魚は出てこなかった。
太陽がすっかり高く上がった頃に動きがあった。
今度もミヨシから声が上がる。
またまたヨッシーさんか?!と思ってそちらを見たら今度はHさんだった。
素早く船がフォローに入りファイトも慣れたものだった。
難なくGTは上がってきた。
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上がったGTは20キロ、アベレージ・サイズだったがHさんはこれで今回二本目のGT、しかも船中丁度10匹目のGTだったので船上は活気付く。

ところがそこから先は、たまに出るもののなかなか掛からない。
昼過ぎまで投げ続けたが一度も魚の反応はなく、潮も止まりかけていたので少し休んでいた。
そんな時にミヨシでKHKさんに代わって投げていたY店長にヒット。
やっぱりこういう時に釣るんだよなあ、と半分呆れてカメラを持って写真を撮りに行ったら、あれえ、なんか違う。
GTじゃないですよう、とY店長が困り顔でファイトしていた。
すぐに上がってきたのがコレ。
写真を撮りましょう、と僕がいうと手が臭くなるから嫌だ、と拒むY店長に無理やり魚を持っていただきカメラに収めた。
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この1匹で僕の中の朝からの緊張感は途切れた。
夕方までもう出ないだろう、と少し体を休めることにする。
この日も水着いっちょうになって日向ぼっこした。
さらに持て余したのでコーヒーを淹れることにした。
船の移動のいいタイミングを見て船長にお湯を沸かしていただき、クーラーボックスの中の氷を割ってアイスコーヒーを淹れた。
この日のために、いや、実は訳あってアイスコーヒー用の豆を焙煎して持ってきていたのだ。
エノカフェ初のアイスコーヒーだった。
投げ続けていた一同にも移動の時間を見てアイスコーヒーを振る舞う。
南国の大海原の上で贅沢な時間が流れた。


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ゆったりした時間が過ぎた。潮も緩み船は島の北に向かい大きく移動した。
まだ潮が動いている場所があるかもしれないという船長の判断だった。
しかし、移動後のポイントでは上塩は動いているものの底潮が動かない二枚潮だった。
沈むルアーも投げて見てください、と言われ、この日絶好調のヨッシーさんがパンドラを投げて見たものの魚の反応はなかった。
再び船は南に大きく移動して夕まずめのいい時間を朝と逆方向から流していったが、ヒットはとうとう無く午後6時にストップ・フィッシングとなった。
もう一匹釣りたかったな、と僕は思っていた。ここまできて思うと、昨日バラした一匹が大きい。
魚との出会いは一期一会だ。それを逃してしまっては釣りは成就しない。
少し悔しい思いで夕焼けの海を見ながら走る船の上で冷たいビールを飲んでいた。
なんとなくいつもより苦く感じるビールだった。
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2020年8月12日 (水)

種子島GT遠征2020③@Life fishing guide service


一投目の人しゃくりでヒット。トリプルヒット。ダブルヒット。
とたったの三流しで合計6匹のGTがヒット、5匹キャッチという遠征二日目の朝イチであったが、釣りをしていた5人の中でヨッシーさん一人だけがまだ魚をキャッチできないでいた。
次の流しでも誰かのルアーにバイトしたが針にかからず。
さらにその次の流しではタックルを変えて投げていた僕にもヒットしたがバレてしまった。
1匹釣っていたことと、まだまだこの入れ食いが続くのではないか、という思いからさほど悔しさはなかった。
すぐに次の流しで出るだろうと思っていたのだ。
こんな具合に五、六流しする間、誰かしらのルアーにGTが飛びついてくるという状態が続いた。
ジギング王はこの間に2匹の大物をかけたが糸をぶち切られた。
しかし、時間が経つにつれ魚の反応はいいものの掛かりは次第に悪くなってきたのを感じていたのは僕だけではないだろう。
さらに流しを重ねるごとに次第に魚の反応は悪くなって行った。
午前8時を過ぎると日は高くなり朝マズメは終わったかに思えた。
僕は疲れた肩を休めようとキャスティングをやめて、根魚釣りで遊び始めた。
KHKさんは1匹釣って満足しすでに釣りをやめて休憩に入っていた。
そんな中、バレたり切られたりでまだ1匹も手にしていないヨッシーさんは黙々とキャスティングを繰り返していた。
8時半を回った頃、そのヨッシーさんに待望のヒット。今度はバラすことも、切られることもなくうまく魚をランディングできた。
その時の彼の喜びようは凄まじかった。普段は温厚な性格の彼が大声で雄叫びを上げたのだ。
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本人曰く、一人だけ魚を手にしていないプレッシャーは半端ではなかった、と。
そんな気持ちが見て取れる彼の雄叫びだった。
ヨッシーさんがGTを手にしたので釣りをしていた5人は全員魚をキャッチし、船上の緊迫した空気も和んだ。









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僕は朝マズメはもう終わりかけているし、右肩が痛み始めていたこともあり、夕まずめに体力を温存しようと水着一丁になって甲羅干しを始めた。
もちろん手には冷え切ったビールを持って。
まだ登り切らない太陽の日差しはすでに強力に肌を刺す。
いきなり焼いたら火傷になるだろうと、この遠征にくる前から用意周到に自宅のベランダで下地を作っておいたのだった。
僕の中ではそんなダレ切った空気が漂う中、ジギング王、ヨッシーさん、Hさんは投げ続けていた。
彼らは1日投げ続ける覚悟と体力、気力があるようだ。
そさからおよそ一時間後の9時半を過ぎたあたりでジギング王にヒット。
いいサイズのGTのようだ。
なかなか糸を巻けないままにGTは潮の流れに乗って走るものだからたまらない。
流石のジギング王もなすすべがないまま糸を引き出されて根ズレで切られてしまった。
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糸を切られてしばし呆然と海を眺めていたジギング王だが、すぐにキャスティングを再開する。
さすが、精神力が僕あたりとは違う。
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そして、それからさらにおよそ一時間後またまたジギング王にGTがヒットした。
今度こそはキャッチしてやろう、と気合が入る。
竿は根元から曲がり、ジギング王をまるで海に引きずり込もうとするかのような強い引きだった。
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僕はすっかりカメラマンになってファイトの様子を見ながらカメラに収めていた。
最初の走りをしっかりと抑えたジギング王は、ファイトを自分のものとし主導権を魚に渡さなかった。
そうして今度は無事にGTを仕留める。これでこの日三匹目だ。
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一方の僕といえば、お気楽な釣りに走って水着一丁のまま根魚を狙い、ポツリポツリと釣っていた。
今回は、根魚も持ち帰るつもりはなかったので、引を楽しむための釣りに徹していたので、かけても途中でバラしたり、ゆっくり引き上げてリリースできるようにしていた。
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それでも釣れたら面白い。種子島の海はちゃんとそれに答えてくれた。
バラハタがポツリポツリと釣れてくる。
根魚王がもしもここに居て本気で釣っていたらすごいことになっていただろう。
午後になると潮も止まりGTの反応も薄くなった。
しかも太陽は焼き付けるように熱く、水分をいくら補給してもすぐに喉が乾いてしまうほどだった。
午後一時を過ぎる頃には太陽の光が殺人的に鋭くなったので、さすがに裸はヤバイとおバカな僕も感じ取って服を着た。
キャスティングをしていたのは、ジギング王、ヨッシーさん、Hさんの三人のみ。
Y店長とKHKさんは冷房の効いたキャビン奥で昼寝をしていた。
二人が起きてきたところでお昼に飲んだビールでさらに酔っ払った僕もキャビンに入り小一時間のお昼寝をした。
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そんな風に午後の猛暑を乗り切って、夕まずめの時間に入る。

再びキャスティングの竿を手にした僕はみんなの中に入って投げた。

しかしGTの反応はなく、薄暗くなる6時まで投げたが何事も起こらずにこの日の釣りは終わった。

振り返ってみれば、朝のお祭り騒ぎはすごかった。

次にこんなチャンスに出会えるのはいつなのだろうか、いや、明日もまた、今日と同じようなことが起こる可能性は十分ある。

早目に上がって、今日のGTに引き伸ばされてしまったシステムを組み直し、シャワーを浴びて一息つく。

ロッジ近くの民宿しまさきへ移動して食事をとった。

一同、今日を振り返りながらも明日への期待に会話も弾むのであった。

 

 

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2020年8月 9日 (日)

種子島GT遠征2020②@Life fishing guide service

種子島GT遠征二日目。
この日は朝一の潮に期待して朝5時半に宿を出発。
少し離れた島で二つしかないコンビニへ食事と飲み物を買いに走り、とって返して港へ。
6時頃出船。
一番いいポイントへと30分ほど走る。
海は凪だが潮も流れていていい状況だ。
ポイントに着く。2ノットで潮が流れています。最初から一番いい所へ入りましたから。と船長が言い終わるか終わらぬかのタイミングでトモのジギング王が投げ、僕もすぐ横で続いて投げた。
投げたジギング王がルアーをリトリーブしようとした瞬間、あ、と小さな声をあげたかと思うともう魚がヒットしていた。
ワンキャスト、ワンリトリーブでヒットである。こんな絵に描いたようなことが現実にあるのだろうか。目を疑いたくなったが、船はすでにフォローに入りジギング王はファイトしている。

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5分ほどだったろうか、ファイトの末無事に上がってきたGTは20キロあった。
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すぐに次の流しに流し直すと、全員はやる気持ちを抑えきれず船のエンジンが止まると同時にキャストする。
何回かリトリーブしてくると大きな水しぶきをあげてまたジギング王に出た。

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すごいな!と思った瞬間、僕のルアーの後ろでも水面が爆発する。と同時に手元に重さがグググっと伝わってきた。
やった!俺にも来た!と思いすぐにファイト体制に入る。
僕の左側でも誰かのルアーも爆発しているのが見えた。
トリプルヒットだ!と声が上がる。
船長が、フォローは無理です、と困っている。
Y店長から、前に行って!と指示されたのでじりじりと前に向かった。

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船の前でヒットしていたのはHさんだった。
竿がグイグイと引き込まれるのを必死にこらえる。
もっと竿を立てて!とY店長から声が飛ぶ。
水深はそう深くない、ぐずぐずしていると根ズレで切られてしまう。渾身の力を込めて竿を立て、負ける分だけ半回転でもいいからリールを巻く。
こんなファイトをするのは何年振りだろうか。忘れていたファイトの感覚が体に蘇って来て気分も高揚する。
なんとか根を切れて魚が浮いた、と思ったら今度は船の下に入り込んでしまった。このままでは船底に糸がこすれて切れてしまう。
反対に回り込んで!とY店長の声が聞こえたがミヨシにはHさんがファイトしているので回り込めない。
じりじりとミヨシ側に回り込んでいくとHさんがうまいこと左に回り込んで船の後ろに移動してくれた。
おかげで反対側に回り込めた僕の魚が見えてきた。まあまあのサイズだ。ヨッシーさんがタモを持って駆けつけてくれた。
船のたもとで魚が回転しながら泳ぐ、魚の口にはハリが一本しかかかっていないのが見えた。外れる!と焦ったが、二回転目でヨッシーさんがうまくタモに収めてくれた。その瞬間ハリがポロリと外れた。危なかった。
ヨッシーさんも無事タモ取りできてホッとしたらしく二人で笑みを浮かべて握手した。
ジギング王の魚はすでに上がっており水槽に入っていた。この船は釣り上げられて弱った魚を蘇生させるために大きな水槽が設置されている。
Hさんの魚も無事にあげられて水槽に入れられた。僕の魚はエラ蓋に傷跡がありエラが少し見えていた。
この魚これまでにもいろいろ苦難を経ながらここまで生き延びてきたんだなあ、と思うと急に魚を愛おしく思えた。
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なんとか無事に生かして海に戻してやろう、と一人一人膝に乗せて写真を撮るのはやめた。
自慢する写真は撮れないけれどこれでいいのだ。
一匹だけ重さを測ったら20キロあった。
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リリースするために持ち上げると、魚の重さが腰にきた。
一気に持ち上げすぐにリリースした。魚は一瞬海面に浮いてしまい、ドキッとさせられたが見ていたらすぐに泳いで潜っていき僕はホッとした。
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僕がGTを釣り上げたのは四年ぶりだった。
沖縄のヨセミヤ丸で同時に五匹ヒットした時以来のGTだ。
そのことは誰でもヒットするようないい条件でないと釣れない下手くそGTアングラーであることを証明していた。
還暦過ぎてからは初のGTだったので嬉しかった。来る前に予感していた「釣れる予感」も当たった。
釣り上げた三人は気分良く水分を補給するなどして次の流しに備えるが、乗り遅れてしまったヨッシーさんとKHKさんはシュンとしていた。
しかし、次の流しではこの二人がダブルヒットとなる。
ミヨシで投げていた二人にほぼ同時にヒットし、船が浅場からバックで水深のある方向へ移動したため、二人はミヨシ方向に引っ張られて行った。
浅いですよ、巻いて巻いて、とY店長が声をかけるが、ヨッシーさんの魚は大きそうでなかなか糸を巻けないでいる。
早く巻いて、と声がかかりヨッシーさんのハンドルが回転した途端、パチッと音がして糸が切れてしまった。
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残されたKHKさんは必死のファイト。
小柄な体を全身に力を込めて魚と闘う姿はカッコよかった。
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やや長いファイトの末上がってきたGTは僕らと同じく20キロあった。
満面の笑顔で写真を撮られるKHKさんからその喜びようが分かった。彼は今回で3度目の種子島GTツアーなのだが、これまで毎回魚を上げており、今回もこの一匹で今の所パーフェクトを達成したということもあったのだろう。
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一方、根ズレで切られてしまったヨッシーさんは大きく落胆していた。
魚に切られたということだけではなく、釣りをしている中で自分だけ取り残されてしまったという焦燥感が大きかったらしい。
しかも魚を掛けておいて逃してしまった時の悔しさは僕にもよくわかるので、悔しさも重なり複雑な感情だったに違いない。
三流しでGT5匹もキャッチしてしまうというすごい展開で始まったこの日の釣り。
まだまだ始まったばかりである。
ヨッシーさんにチャンスはまだまだある。
もちろん僕も次の一匹を狙う。こんな好条件に恵まれることは数年に一度有るかないかなのだから。

 

 

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2020年8月 8日 (土)

種子島GT遠征①@Life fishing guide service

新型コロナウィルスの感染者が日々増加する中、こんな時に釣りの遠征に出かけるのは如何なものかと悩む。

受け入れ側の地方、今回は種子島でありますが、まだ島内感染者がいないということもあり、感染者第一号を自分のところから出してはならないという緊張感と危機感を持ちながらも、万全の策をとって今回ギリギリの判断で迎え入れてくださるということなので、二年前から決まっていた遠征ということもあり出かけていくことにしました。

もしも、自分たちが感染者第一号を出してしまったら!という気持ちもあり、なんとも複雑な気持ちなのではありますが。

こんなことになるのも政府が中央と地方でバラバラの政策を打ち出しているのが一番の根本的原因だと思うので、いい加減にきちっとした感染対策と予防政策を打ち出してほしいのでありますが、今の政権には無理なのでありましょうか。

 

まあそんな状況の中でこちら側個人としても自分が新型コロナに感染したくないのは同じなのでありまして、移動中の手洗い、マスク着用、三密回避などできる限りの事はしての来島でありました。

 

この夏はなかなか梅雨明けしない関東地方ですが、今日あたりには梅雨明けするであろう、という8月1日の早朝6時半、雨の降る中、我らエブフロツアー一行は羽田空港に集合しました。

空港は、今日から学校が夏休みというのに閑散としておりコロナの影響でみんな自粛しているのがよくわかります。GO TO TRAVELなんて政府が言っても利口な市民はホイホイ出かけたりはしないのですね。出かけるのは我々のような釣りバカくらい、他にはサーフボードを持った若者が多かったかな。

ガラガラに空いているボーイングに乗り鹿児島までひとっ飛び。ここで約1時間のトランジットで種子島へ向かうのであります。

 

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ちょうど昼時だったので、空港内のカフェで軽食とビールをいただいていたところに我らの乗る種子島便欠航のお知らせが届く。

予定では昼過ぎには種子島について1時頃からは釣りをする予定だったのに、次の便は2時間後、今日の釣りは絶望的か?と危ぶまれる。

航空会社担当の言うには、機体整備で欠航とのこと。我々のたくさんある釣り竿などの荷物は間違いなく人と一緒に種子島に運ぶのと、一人二千円の空港内商品券をあげるから勘弁してくれ、と言う。

たった二千円で半日の釣りがパーになるのかよ!

二千円もらったってたった今飯食っちゃったところじゃんか!今から帰りの土産物を買って四日間持ち歩けちゅうのかよ!

と言う折り重なる怒りをぐっとこらえる。日本人は優しいなあ。誰もクレームを言わない。

 

仕方ないので、空港から一度出て外側のレストラン外に行き、食べたくないちゃんぽんと二杯目のビールを飲むも時間はなかなかすぎず、さらにビールを飲んで酔っ払う。釣りにきたのか飲みにきたのかわからなくなってきた。

 

やっと次の便が飛ぶ時間がきて案内があり、滑走路の面を歩いてプロペラ機に乗り込む。酔っ払っていたので気がついたら機は種子島上空にいた。

タラップをお降りると熱風に包まれた。空は青く真夏の太陽が照りつけていた。

 

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空港の建屋に入ると、乗客一人一人をセンサーで検温して、高熱のものが入島しないようにチェックしていた。酔っ払った頭が少し緊張する。

改札を出たらライフ・フィッシング・ガイド・サーヴィスの克也船長が待っていてくれた。

久しぶりの笑顔が懐かしい。僕にとっては四年ぶりの種子島である。

早速大量の荷物を積み込んで移動。途中大きなドラッグストアで三日分の飲み物、ビールなどを大量購入し小一時間走って宿となるセルフィッシュさんに到着。

これから支度したら夕まずめだけでも釣りができるというので一同素早く支度する。こういう時の動きはみんな素早い。

 

今回のターゲットはGT(ジャイアント・トレバリー)・ロウニンアジである。

僕はGTを四年前に沖縄で釣って以来釣っていない。GT釣り自体来るのは久しぶりだった。ここ二年ほど右肩が痛くてキャスティングが辛かったこともある。

そんな中の釣行だが、なぜか、今回は釣れる、という確信めいたものがあり気分は高揚するのでありました。

他のメンバー5人も全員GT大好きの人たちだった。

引率のY店長、ジギング王、久しぶりにご一緒するヨッシーさんとKHKさん、それに初めてご一緒するHさんに僕を入れての総勢6人。

本来は根魚王や上州親分も参加の予定だったが諸々の事情でキャンセルとなったのでした。

 

GTはキャスティングで攻めるのであまり沢山の竿は使わない、せいぜい一人三本くらい。僕は二本持っていった。そのほかに潮止まりで遊ぶジギングロッドを一本。事前に、もしもGTがダメな時に備えてカンパチジギング用の竿も二本持っていったが、この日は船には持ち込まなかった。

午後四時頃船に乗り出船。

近場のポイントまで走りすぐにキャスティングを始める。

海は凪、波はなく潮波がさざ波をたてていた。

 

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潮は動いているようなのだがなかなかGTの反応はない。

僕もみんなと一緒にしばらく投げて肩の様子を見たが、早くも痛み出したので、明日、明後日の本番に備えて休み休み投げることにして、その合間に根魚を狙ってみた。

いきなりヒットしたのはヤマトカマス。鋭い歯を持った魚なので写真も撮らずに船べりでリリースした。

 

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しばらくやっていると、今度は美しいフエダイが釣れた。

 

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すでに太陽は西の空から落ちようとしており日没は間近。

夕まずめの最後のチャンスとばかりに再びGTタックルを手にしてストップフィッシングまで投げたが魚の反応はなかった。

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船長曰く、どうも潮は良くないよう、とのことである。

先月の小笠原に続き、ここでもまた潮に泣かされるのか、ちょっとブルーな気持ちになりながら港に向かう船の上から東の空を見上げると、満月に近い付きが上がっていた。

 

 

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