またまたエサタチウオ@弁天屋 金沢八景
先週、先々週と続き今週もエサタチウオ釣りに行ってまいりました。
先週はそこそこ数は釣れたものの、いまひとつ釣れ方に納得がいかなかったので、その辺を修正したいという強い思いからの釣行であります。
今回もいつもご一緒するH夫妻、それと久しぶりの、いや、厳密には8月頭に種子島でご一緒しているので久しぶりではないのですが、エサ釣りでは久々ご一緒するヨッシーさんとの釣行となりました。
いつものように午前6時前、弁天屋さん着。ちょうどすぐ後にヨッシーさんの車も入ってきてスムーズに合流。
船に行って席を取っていたところに船長が来て、あれ?予約した?と聞くので、休みの日に電話しておばちゃんがメモってくれてるはずですよ、って答えたものの、なんか不安を抱えたまま受付に行ったら、あら!なんと一名の予約になってた。
たまたま席が空いていたからいいものの、混雑していたらやばかったなあ。とはいえこちらに非はないんですけどね。ちゃんと四人て話して予約したので。
まあ結果オーライなので良しとし右舷トモから順番に釣り座を取って四人横並びになりました。
どぜん七時過ぎ出船。
今日も浅場から?と船長に聞いたら、まだ情報取ってないからわかんない、と行っていたのだが、港を出て橋をくぐり、スパンカーを立て終わったら、猿島沖に行きます、とアナウンス。15分ほど喘息で走る。
猿島沖、水深は約50m。使うオモリは60号。僕が先週買った竿ではこのくらいの水深が丁度使いやすい。
釣り始めて、なんと一投目の数しゃくりでいきなりゴン!とヒット。やったあ、今日はいいぞお!とぬか喜びしてたらバレてしまう。
このバラシは何か嫌な予感がした。今日は嫌なことが何か起こるのではないかと。
二匹目もすぐきた。今度はバラさないぞ、としっかりアワセを入れて慎重に取り込む。
ところが昨日買ってきて初めて使う、ちょいがけ竿掛けの使い方がわからなくてモタモタしている間に一瞬ハリスが緩みタチウオの鋭い歯に当たり切れてしまった。
なんと二匹連チャンで取り損なうとは!しょぼん。。。
三度目のアタリは流石に同じ失敗は繰り返すまい、と慎重かつ確実に竿もさばいてようやくキャッチ。
ほぼ同時にH夫もキャッチ。
ちょっとホッとしながらも、これからが勝負と気合を入れ直す。
それからそう間をおかず二本目とキャッチしたのだが、その後はアワセそこなってすっぽ抜けるのと、バラシが多い。
このあたりでH妻も一本あげて、釣れていないのはヨッシーさんだけになってしまった。
まだ始まってそう時間も経っていなかったので、ヨッシーさん置いていかれちゃってるよー!っと冗談半分でプレッシャーをかける。
しばらく間をおいて、ようやく三匹目をキャッチ。
まあまあサイズだったので嬉しくなって右隣のH妻に写真をせがんだ。
もうこの頃は9時を周り朝の活性も少しずつ落ち始めていた。
またしばらく間をおいて四匹目をキャッチ。こいつは重かったしよく引く。本当に太刀魚か?また前回みたいにサメじゃなかろうな?と半分疑いながら上げてきた魚体を見たら納得できた。でかいのだ。ハリスを持って抜き上げようとしたが、重さがグッと手に伝わったので、思わずタモある?!と声に出てしまったほど。無事抜き上げて太い魚体を見て喜ぶ。
このあたりで、なかなかうまくアワセが決まらなくバラしてばかりだったヨッシーさんにようやく一匹目がかかった。
慎重にあげてくる様子を横で見ていたら、なんと!取り込み時にハリス切れでタチウオはぽとりと海に落ちてしまう。
ああ、なんたること、しかし釣りの感じはつかめたであろうし、まだまだチャンスはあるから、と励ます。
10時を過ぎると次第にアタリが少なくなってきた。
そんな中でヨッシーさん待望のヒット。
今度こそ、と思って見ていたら、なんと上がってきたのは大きなアジだった。
ここでアジを釣るかあ!と思ったが、ヨッシーさん8月頭に種子島で50キロもあるロウニンアジを釣ってるから、神様がアジ運を与えたのか、などとおバカなことを考えていた。
このあたりから当たっても乗らない、かかってもバレる。と食いが浅くなりさらにアタリも遠のき、11時を回ったあたりで猿島沖を見切った船長は浅場に移動。
第二海保周りの浅場に移動して群れを発見し合図を出す。
水深15mほど、落として二、三しゃくりでアタルも乗らない、がヨッシーさんにはヒット。やった。とうとう来たか。と僕もホッとして見ていたらヨッシーさんの顔色がさえない。
んん?と思ったら上がって来たのは40センチはありそうな大アジ。
ありゃあ、やっぱりアジの神様があああ!と心の中で叫ぶ。
船長、それを見て、アジの群れでした。あげてください移動します。とアナウンス。
こんなこともあるんだなあ、と思いながら次の群れを探して走る船の上から海保を見ていた。
時間的に暑さはピークになり、さらに風が落ちて来たので体が痛いほど暑い。
これはね中傷になるなあ、と右隣のH妻を見たらなんだか具合悪そう。表情がない。大丈夫?と声をかけたら、今冷やしているから大丈夫です。と釣りをやめて、凍らせたペットボトルで首回りを冷やしてた。
船はずるずると浅場を走り、結局富津沖の14mまで移動する。
先週入れ喰った所だ。
ようし、ラストスパート!としゃくるもあたりのパターンがつかめない。
小さく、大きく、シャープに、まったり、と様々試すもアタらない。
そんな中でH夫が次々とあげていく。
浅場の釣り上手いなあ、と釣り方を真似てみるのだが、何が悪いのか全く当たらない。
左隣のヨッシーさんも全く当たらない上に、せっかく深場で掴みかけていたしゃくりが役に立たなくなってしまったのに当惑している様子だった。
残り時間がどんどん少なくなる中でH夫のみが釣り上げて、ここで合計三匹もあげた。浅場の神だ!と思った。
2時前に船長からこれでしまって行きます、との無情な一言。でも続けていても釣れる気はしなかったのでホッとしたのが正直なところ。
暑さに参っていたのだ。
ショックを受けていたのはヨッシーさん。
ルアーでもボウズはなかったのにまさかエサ釣りで坊主を食らうとは!エサ釣りをナメていました、とはご本人の弁。
来週また一人でリベンジに、いや勉強にきます。と言い残し別れた。
僕自身もアタリの取り方、あわせ方にまだ納得がいかないので、折を見てもう一二度は来ようと決意しながら帰ったのでありました。
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