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2020年10月14日 (水)

久しぶりのコーヒー焙煎ネタ@コスタリカ&エチオピア

久しぶりのコーヒー焙煎ネタです。

コーヒー焙煎の話は流れも写真も毎度似たようなものになってしまうので、このところ書くのは随分サボっていましたが、焙煎自体は十日に一度くらいしていますよ。

あ。そうそう、それでちょっとこの夏の話になってしまうのですが、夏場の気温の高い時に焙煎すると焙煎時間がずいぶん短くなるのに気が付きました。冬場だと200gの豆をシティローストするのに15〜20分弱かかるのですが夏場は10分ちょっとで焙煎できちゃうんですね。

気温でこんなにも違うものかと改めて驚きました。去年、一昨年はどうして気づかなかったんだろう?

 

それから、もう一つ。

ある雑誌だったか冊子だったかに、著名な方がコーヒーの自家焙煎をする楽しみを書いていらして、その内容といい文章の流れといいまるで僕が自分で書いたのではないかというくらい、僕のコーヒー焙煎への思いがそのまま書かれていて、これは思わずうんうんとうなずいてしまいました。

こういうところでコーヒーの自家焙煎をしている人が出てきているということは、いよいよ自宅でのコーヒーの自家焙煎もブーム突入という感じですね。一応数年前からやってるわたし的にはイノベーターとして嬉しいものであります。

 

さて、今回焙煎した豆は二種類。一つは僕の定番であるコスタリカのせんとたらすという豆。

もう一つはご近所さんでコーヒー焙煎の弟子でもあるKさんからいただいた、エチオピアのグヂという豆。

グヂというと京都あたりでアマダイのことをそう呼ぶので、コーヒー豆を見ながらアマダイの可憐なお目目を想像してしまうのがおかしい。

焙煎の塩梅はどちらの豆も二回めの爆ぜくらいの好みのところでということで、シティロースト、あるいはハイローストくらいの煎り加減ですね。

この辺は好みなのですが、コスタリカは酸味は比較的少なくコクと苦味のマメなので、気持ち強目に焙煎し、グヂの方は二爆ぜちょいくらいのところでやめて、苦味を強く出さずにエチオピア本来の酸味を生かそうというものに仕上げました。

コーヒーを手でいるなんて大変だろう?と思う方も多くいらっしゃるようですが、色の変化などを注意深く見ながら、ワタクシの場合はこの豆からコーヒーを入れる船のことや釣り仲間の顔ぶれのことなど想いながら焙煎しているとすぐに焙煎し終わってしまうものなんですよ。

色が変化していくところは心ワクワクしますし、ここで火から下ろす、というタイミングを決めるのは全ての味は己の手にかかっているという、ホントの自己責任になりますので、気合も入るし醍醐味なのでもあります。

Phonto

焙煎を始めた頃はこのタイミングが手探り状態なのですが、色々試して数年間経っての今のワタクシにはほぼ狙い通りに決められる自信もつきましたし、今回のグヂのような初めて出会う豆に対しても、この辺だよな?と豆との会話ができるようになったのであります。

こうして煎り上がった豆はザルごとうちわであおいで熱を取ったのち、新聞紙の上に広げてさらに余熱を取ります。

両手がふさがってしまうので写真はいつもこの状態のものしか見せられないのが惜しい。

さて、今回は初めてであったお豆、グヂを数時間置いたのち飲んでみました。

 

Phonto-1

 

その感想は、アフリカの豆にしては思っていたほど酸味が強くなく、どちらかというとコスタリカに近い味がしました。あれ?ひょっとして間違えてコスタリカの方を淹れてしまったかな?

容器に豆の名前を書かなかったのでやらかしたかもしれない。自分の舌を信じるならばこれはコスタリカの味だ。明日、もう一つの方を飲むまで間違いかどうか分からない。ドキドキ。

とまあ、こんな風に自家焙煎すると間違いも含めて楽しめるのでありますね。

以前も書きましたがコーヒー豆は生豆の状態ならば常温保存で半年くらいは全く問題がない上に安い。経済的なんてもんじゃない。だいたい一キログラムで800〜1200円くらい。ちょっといい豆でも2000円くらいなんですよ。一キロですからね!100グラムじゃないですよ。

 

というわけで、この豆は明日から出かける沖縄の久米島遠征に持っていき、できれば船の上で淹れて船長を始め釣り師一同に振る舞うエノカフェを開店するのでございます。

 

ああ、楽しみ🎵

 

 

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