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2020年10月 7日 (水)

1000キロのバイクツーリングに挑戦する②@岐阜〜安曇野

ツーリング二日目は快晴。

10時に岐阜のホテルを出発し長良川沿いの道を関市に向かって走る。

川の流れと周辺の緑が美しい。彼岸花が所々に鮮やかな赤でアクセントをつけている。

 

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関市が近くなったところで長良川から離れ東海北陸道のインターを目指す。

目指すは郡上八幡で、本当はそこまで長良川に沿って走る国道を走りたかったのだが時間が足らない。

この日の予定は、長良川上流の郡上八幡、飛騨高山から安房峠を抜けて安曇野のスペイン料理パンプローナまでの山道なので時間に余裕を持っておきたかったのだ。

関インターから高速に乗るとスピードアップはするものの、景色を楽しみながら走る楽しみは消えた。

時折高い高速の橋の眼下に見える長良川が美しい。

我慢できなくなって郡上八幡インターの一つ手前の美並インターで高速を降りて長良川沿いに国道156号線を郡上八幡に向かって走る。

川幅の広い長良川が両側を山に挟まれて流れる風景は大好きだ。この日は鮎の友釣りがシーズン最後の日らしく鮎師が沢山いた。

やがて郡上八幡市内に入り国道を右に離れて駅に向かう。

8年前の春に来た時と同じかわいい駅舎が見えてきた。電車の時間ではないらしく人の姿がないので、ターミナルに入り歩道に失礼して写真を撮る。

 

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駅からさらに吉田川手前の道を右に入ると郡上八幡の街だ。早速古い釣具屋さんが目に留まり、ここでも写真を撮る。郡上八幡の鮎の友釣り用の和竿は郡上竿として有名で、かつては鮎釣り師たちの憧れの竿だったらしいが、いまは長い鮎竿は軽くて取り回しのいい、カーボン製やチタン製などにすっかり変わってしまった。5メートルもあるこれらの竿も高価なものは30万近くするらしく、釣り竿の中でも最も高い部類に入る。

 

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街中に入ると、わざと路地を曲がって古い町並みをゆっくり楽しんだ。バイク用の駐車場がないのでバイクを停めて街を歩けないのが残念だ。

どこの観光地、いや普通の街でもバイクの停められる駐車場というか駐輪場は少ない。バイクは生活の足として認めてられていないのだろうか?

街の中をうろつくうちに吉田川に架かる橋の上に出た。ここから見る川と街の風景は以前訪れた時にもすっかり気に入ってしまったのだが、今回は川の中に鮎師たちが立ち込んで竿を振る姿が見られて一層良かった。

 

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橋のたもとにラーメン屋さんを発見したので少し早めの昼にすることにした。店の入り口の横にバイクを止めて店に入ると、まだ店員さんたちが食事をしていたのだが、いらっしゃいませ、というので入る。

二階の川が見えない席に通されたのでちょっと残念だったが、このお店、ただのラーメン屋さんではなく中国人の経営する本格中華屋さんでもあった。老北京炸醤麺のメニューがあり、以前北京で食べたそれと同じような感じで興味があったのだが、ご飯が食べたくてチャーハンをたのんでしまった。

 

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出てきたチャーハンもレタス、水菜などがさりげなく使われていて乗っていたチャーシューもうまかったが、やはり炸醤麺にしておけばよかったと後悔する。

食後は郡上八幡城の天守閣を見に細い坂道をぐねぐね上り、天守閣下の駐車場から少し歩いて撮影ポイントまで行き写真を撮った。

 

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天守閣まではライディングブーツで歩きたくなかったのと時間もそれほど言ったりしていられないことからやめた。

城山を下ると郡上八幡の街を離れてたか山に向かう。本来は山道の峠越えで走るのが本当のライダーなのだろうが、これも時間の関係上高速道路で一気に高山まで走ってしまった。

高速をバイクで走るのはつまらない。スピード狂にはたまらないのだろうが、僕は周りの景色を楽しみながらゆっくり走りたい派なので、スピードによる緊張感ばかり強いられる高速道路を走るのはあまり好きではない。

山の中を走る高速を高山方面に曲がりしばらく走ると高速の終点だった。

市街に向けてハンドルを切る。

高山から長野に向かう峠越えの前にガソリンを入れておきたかったので、ガソリンスタンドの場所を確認しながら街に向かった。

やがて古い町はこちら、的な看板の示す方に曲がりしばらく行くと商店街に入り人通りが増えてきた。

左手に見えた川を渡ると旧市街がこじんまりと広がっていた。高山に来るのは初めてだったが、かつて三十数年前に友人が撮影してきた冬の高山の街の印象が強烈に残っていたので町並みを見て妙に懐かしい気分にさせられる。

 

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修学旅行らしい中学生がたくさん道を歩いている。ここも駐車場にバイクを止めて歩きたかったが、それらしいものが見当たらないので、ゆっくりと歩行者をかき分けながら街を三ブロック程走り、所々で写真を撮った。

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歩いて見られないのと、町並みにそれほど変化がないので、これくらいでいいか、と自分に言い聞かせて早めに長野への峠越えに向かうことにした。

松本方面を指す道標に従い走り始めると JAのガソリンスタンドがあったのでガソリンを入れる。朝岐阜市内で入れてきたのでいくらも減っていなかったのだが、万が一の峠でのガス欠だけは避けたかったのだ。僕のバイク、ヤマハMT09はハイオク指定なのでレギュラーガソリンよりは高いのは承知で入れたものの、1リットル160円の値段にはちょっと驚く。

スタンドのおじさんに松本方面の道を確認したら、安房峠は寒いと思うから一枚着るものを足したほうがいいとアドバイスしてくれた。こういう何気無いサービスは嬉しい。

奥飛騨の山に向かって曲がり道を走り始める。左右には日本の正しい秋の農村風景が広がり、止まって写真を撮りたい衝動に何度もかられたが国道から離れて写真を撮っている暇はないので急ぐ。時間に余裕のない旅はつまらない。

しばらく走ると両側の山がぐっと迫ってきて山道に入る。所々で道路工事をしていて片側交互通行になっていた。冬になる前に工事を終わらせておきたいのだろう。

山が一段と深くなったところで正面に急な木の刈り込まれた斜面が見えてきた。新穂高スキー場跡だ。ここは2003年までスキー場を営業していた。未圧雪の急斜面コースをウリにしており、三十代のスキー命だった頃の僕には、一度行ってみたいスキー場の一つだったが、冬場の関東から奥飛騨へのアクセスは極めて悪く二の足を踏んでいたら、念願叶わないうちにスキー場自体がなくなってしまった。

平湯温泉を超えてさらに山は深くなりバイクには気持ちの良いワインディングロードが続く。

やがて安房トンネルの入り口にかかり有料道路のゲートをくぐってトンネルに向かう。トンネル内は暗く寒かった。ガソリンスタンドのおっちゃんの言うことを聞いて途中で一枚中にフリースを着込んで正解だった。

ヘッドランプも昨日直しておいてよかったとつくづく思った。

長いトンネルをくぐり抜けて長野側に出た途端道路コンディションが悪くなり、あちこちで道路の補修工事をしており片側交互通行になっていた。

走りを楽しむと言うには程遠い環境だったが山の風景は気持ちよかった。やがて梓川の渓谷が見え始めると気分は高揚した。

途中道路に何かいるとブレーキを踏んだら猿の群れだった。

平日の割には車が多く、車が列になって走るようになった。

下り道はデコボコ道、景色は良いけどよく揺れる。なんて鼻歌を歌いながら下ると大きなダムが出現した。奈川渡ダムだ。

ダムサイトを渡ったところに駐車場があったので休憩を兼ねて写真を撮る。

紅葉の時期だったら素晴らしい風景だろうなあ、ダムがなければさらに美しい渓谷なのだろうなあ、などとダムのない渓谷美を想像してみる。

この時点で午後四時を回ろうとするところだった。安曇野まではあと一時間ほどなのでパンプローナのマスターにメールを入れる。

 

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写真を撮って一休みしたところで一気に里まで下る。山がひらけて広い田園風景が広がり始めたあたりで道を右折し松本方面から安曇野方面に走る。

安曇野への道は田園風景の中を走るいい道路だった。ちょうどりんごの収穫の季節だったので、道の両脇にリンゴがたわわとみのり綺麗だった。

北アルプスの山裾を走りリンゴ畑からやがて田んぼが多くなってきたら松川村に入る。

 

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ここに大学のジャズ県の先輩の経営するスペイン料理パンプローナがある。

毎年夏にジャズ研OB会と称して、ジャズ研のOB達20名ほどがこの店に集まっては演奏しながら美味しいスペイン料理に舌鼓をうつという贅沢な宴会をやるのだが、今年は新型コロナウィルスのおかげで中止になってしまった。

午後五時ちょっと前にパンプローナ着。

早くついたねとO先輩が迎え出てくれた。

中に入れていただきいきなりエノカフェを開店して奥様も交え三人で昨日の岐阜のK先輩のことなど話した。

夕食は車で釣人という、いかにも僕向きの名前の居酒屋へ連れて行っていただいた。

ビールとノンアルで乾杯し、美味しい肴に舌鼓をうつ。ここの店長は釣りキチで毎週静岡まで釣りに行くと言っていた。

アカアジという尻尾の赤いアジが並んでいたのでタタキにしてもらう。身がしまっていて味が濃くうまい。

一年ぶりの再会とコロナ禍での様々な話題が飛び出し安曇野の夜は更けていった。

 

 

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