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2020年12月21日 (月)

五島列島でヒラマサキャスティング①

新型コロナウィルス感染者数が日々増大する中、正直旅には出たくないのだがもう二年前に決まってしまっている遠征釣行だし、今更キャンセル料を払ってキャンセルするのも貧乏人には辛いので、半ば渋々出かけることになった今回の五島列島遠征釣行なのであります。

旅行といっても釣りの場合は船をチャーターして乗ってしまえば海の上。不特定多数の人と入れ替わり立ち替わり接触することもないので比較的感染率は低いと思われるのでありますが、今回の行き先までの飛行機などではGotoキャンペーンで一般旅行客も増えているため若干の不安はありました。

しかしながら、コロナ観戦の現状を見ると移動中の感染よりも飲食や会食による感染率の方が高いと思われるので、まあ、身内に感染者さえいなければ大丈夫であろうと出かけたのでありました。

 

今回の僕の釣りのテーマはキャスティングででかいヒラマサを釣ること。

キャスティングの釣りはここ3年間右肩の痛みでほとんどすることができなかったのでありますが、先月の隠岐の島釣行でだいぶ投げられるようになったのが分かったことと、下手くそだったキャスティングがいくらか力を入れずに投げられるようになったことから、今回はキャスティング・メインでと心に決めたのでありました。

事前の準備では手持ちのキャスティング・ルアーをルアー・ショップ、エブ・アンド・フロー持ち込み、店長に使えるルアーをセレクトしていただくほどの気合の入れよう、どうしても釣りたかったのでありますね。

さて、今回の遠征メンバー7名は羽田から長崎に飛び前泊して翌日から三日間の釣行となりました。

釣り初日はいろいろあって港を出たのは午後2時。

この日の宿泊地、北五島の宇久島に向かって走りました。

4時半頃、宇久島近くのポイントに到着し、日没までの一時間のみの釣りとなったのであります。

いつもなら、釣り開始とともにジグを落として根魚を狙う僕なのですが、今回は躊躇わずキャスティングロッドを手にしてキャスティングを開始。

ミヨシから4人並んでキャストします。

開始からそう時間も経たないうちに同行のOさんがヒラマサをヒットさせ早くも釣り上げた。

Img_7223

 

ポイントを移動し、早くも一匹釣り上げたOさんは根魚、主にクエを狙いジギングを始めてミヨシが空いたので、僕は勇んでミヨシに立ちはだかり、薄暗くなり始めた海に向かってキャスティングを始めると、何投かでルアーのあるところに波紋が広がり手元にズッシリとした重さを感じた。

ヒット!とすぐに糸を巻いてテンションをかけて魚の口から針が外れないようにすべきところを、体が無意識に反応してアワセてを入れてしまった。次の瞬間竿は軽くなりバラし。トホホである。

せっかくの夕まずめのチャンスをバラシで逃してしまった。

 

いつもは隣に並んで根魚を釣っている根魚王は一人で黙々、かつ着実に狙いのアコウ(キジハタ)を釣り上げている。

いつもならここでそちらに気持ちを引きずられて根魚釣りに走るところなのであるが、今回は我慢してキャスティングを続けた。

 

Img_7207
Img_7207

 

暗くなるまでの小一時間、投げ倒したものの結局はあのバラシで初日は終わる。

まだ二日ある、明日こそ!と気持ちを切り替えて宿泊地に向かったのでした。

 

宿に着くと風呂に入り疲れを取り食事をとって酔っ払うとすぐに寝る。

 

二日目は早朝6時出船。

西の海の日の出は遅く明るくなるのは7時頃だった。

朝まずめのチャンスタイム、今日も投げまくるぞ!とキャスティング・ロッドを手にする。

まだ薄暗い海にルアーをキャストしてはリトリーブを続ける。

使っていたルアーはカーペンターの舞姫。昨日もこのルアーにヒットがあったので使い続けた。

次第に空は明るくなり雲の向こうに日が昇ったのが分かる。

 

そろそろ出てもいい頃なんだけど、と思い始めた頃、いきなり来た。大きな波紋とともに手元に来たぐん!という思い手応え。

ヒット!と思わず声をあげる。急いでリールのハンドルを回し糸を巻く。が次の瞬間機能と同じくまたしても魚が外れてしまった。

Y店長がアワセちゃダメ!というのが聞こえた。自分ではアワセていないつもりなのだが体が反射的に動いてしまったようだ。

この釣りは、針に掛かったヒラマサがそのまま船に向かって走ることが多く、糸がたるんでしまうと緊張がなくなり自ずと針も外れてしまう。ヒットしたら魚が反転して引き込むまではひたすら全力で糸を巻かなければならない、それが僕にはできていないのだった。

手応えは昨日の魚より重かった。流石に今回は悔しかった。一日投げて魚が出る回数はそう何度もない。少ないチャンスをモノにできなかった悔しさがこみ上げてくる。

まだまだある、と自分に言い聞かせて気持ちを切り替えようとするのだが、悔しさを引きずってしまいなかなか気持ちが切り替わらないままキャスティングを続けた。

すっかり明るくなった頃、ポイントを変えたところでミヨシで投げていたTさんにヒットする。

魚はガッチリ針にかかり竿が弓なりに絞り込まれていく。海に引きづり込まれそうになったと思ったらドラグが鳴ってしばらく糸が出た。

水深はそこそこあるもののこれ以上出されたら根ズレでやられる。船長がキャビンから飛び出してきて、巻いて巻いて!と叫ぶ。

魚が止まった隙を見て糸を巻き返しなんとか事なきを得る。

 

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ミヨシを右に左に魚に惹かれて翻弄されながらもTさんは主導権を握ったようだ。

最後は左側に回り込むと魚が見えてきた。デカイ!軽く10キロはある。

船長がタモに入れようと船から身を乗り出すが、大きなタモに入りきらない。誰かもうひとつタモを持ってきて!と叫びタモがもう一つ尾の方から入れられるとなんとか魚は入って船に持ち上げられて入った。

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ふらふらに鳴って腰砕けになるTさんにその大きなヒラマサを持たせて写真を撮る。

早く撮ってください!重くて無理!とTさんが叫ぶ。

船長とY店長が代わる代わる写真を撮り、もう少し上に持ち上げて、もう少し待って、と注文をつける。Tさんの顔が魚の重さに歪む。

写真撮影が終わり船長が重さを測ったらなんと17.5キロあった。重いわけだ。

ふらふらしながらもTさんは喜びに顔がくちゃくちゃになっていた。

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そんな姿を見ながら、僕もさっきのをバラさなかったら、と悔しさが再びこみ上げてきた。

 

それからしばらく朝まずめが終わる10時頃まで投げていたが、肩の痛みと妙な体のだるさを覚えてキャビンに入り寝てしまった。

夢の中でキャビンの天井がドタンバタンとなるのを聞いてだれかが釣ったのかなあ、とぼんやり思ったりしていた。

 

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一時間くらい寝たのだろうか、元気になったので再びキャスティングを始めるも魚は出ない。

船長ももう少し出るのではないかと思っていたらしくちょっと予想が外れた感じでいたが、投げる我々を鼓舞するかのように声をかけてくれていた。

 

お昼になり移動中にお弁当を食うのと一緒にビールを飲む。

移動後は張り切ってキャスティングをしていたものの、再び肩の痛みが重く体にのしかかり辛くなってしまったので次の移動でまた寝てしまった。

しばらくいい気持ちで寝ていたらY店長に起こされる。エノスさん地合いですよ!今投げないと!と言われて外に出ればすでに薄暗くなり始めている。

ここから夕まずめまでが勝負と気合いを入れて投げた。

空が薄暗くなる頃に出た!三たび手元にヒラマサの重さが伝わってくる。よし、行ける!と思い必死に糸を巻く。ところが巻き始めたところでまたしてもヒラマサがバレてしまった。Y店長からアワセちゃダメですよう!と声がかかる。自分ではアワセているつもりは全くないのだが体が無意識に反応してしまう。20年以上やっていたバス釣りの癖が体に染み込んでしまっているのだろうか、魚が掛かった瞬間体が勝手にアワセを入れてしまうようだ。この悪い癖をなんとかしないとヒラマサは永遠に釣れないことになる。なんとかせねば。

Img_7210

この日も暗くなるまで投げたが、その後は僕にはアタリはなく終わる。

根魚釣りをしている根魚王がヒットするたびにY店長がおお!とあげる声だけが耳に残って一日が終わった。

肩の痛みは何もしていない時には痛まないほどに回復しているのだが、キャスティングの瞬間とリトリーブで手前に腕を引く瞬間に痛む。

 

なんとか明日の朝まず目で勝負しなければ、と期待して宿に戻った。

 

 

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