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2020年12月10日 (木)

人生初の伊勢神宮参り

伊勢神宮に参拝することになった。
参拝することになった、というのは自ら伊勢神宮参りを希望したわけではなく、伊勢湾でのブリ釣りと参拝がセットになっていたから、まあ仕方なくというわけではなく一度伊勢神宮はお参りしてみたいな程度の興味はあったので行くことになったというわけ。
前日伊良子岬から伊勢湾フェリーで鳥羽に上陸した我ら釣り師5名は伊勢神宮近くの安いビジネスホテルに泊まり、翌日早朝から参拝に出かけることとなった。
なんでも伊勢神宮の正しいお参り方法というのがあるらしく、いきなり伊勢神宮本宮にお参りしてもダメなのだそうだ。それはいくらお賽銭をつぎ込んだからといってもダメなものはダメらしい。いわば参拝の作法というか様式というか決まり事というか、そういうものがあるそうなのである。
今回の伊勢神宮参拝はちょっと神がかっている昆虫大好きさんのアテンドで行われた。
まず最初は海辺の二見興玉神社(すでに読み方は忘れた。罰当たりだ!)に早朝出かけて、海の水で体を洗い身を清めるらしい。
ということで午前5時半、ホテルのロビーに集合して出かけてゆく。
12月に入ったばかりであるが、日も短いこの時期の早朝5時半は暗く寒い。
20分ほど車を走らせて神社に着くと、さすがに人もまばらであった。
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中に入っていくと海には有名な夫婦岩があり、それと正対するように陸側には天の岩戸がある。おお、さすがに天の岩戸くらいは知ってるぞ、ありがたいので早速お賽銭を入れてお祈りする。
その先には浜辺があり、ここで海に入って身を清めるそうなのだが、こんな寒い中海に入ったら清められた体もすぐに風邪をひいて熱を出し、コロナ患者と間違えられて病院行きとなるであろうと察して割愛する。
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やがて東の空が茜色に色づき始める頃には観光客が増えていて、三脚付きの本格カメラを持った集団やら、近くのホテルから浴衣に端然というラフな姿で出てくるものなど様々いる。中でも若いカップル係数が高く男五人、もといオヤジ5人のおっさん軍団としては非常に羨ましくて頭にくるくらいなのであるが、そこは一つ大人になってカップルに声をかけてはツーショットの写真を撮ってあげながら呪いをかけるという反撃に出た。
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この時期、太陽が上がってくる方向は夫婦岩のはるか右寄りの南東方向の山の中なので、ご来光を眺めることは出来ないのであるが、朝焼けの神々しい写真を撮れたらとの思いで日の出まで待ったが、思ったほどの朝焼けもせずなんとなく中途半端な出だしとなった。
次にお参りするのは下宮というところらしいのだが、この時点でまだ朝の7時。朝食も食べてないのでこの時間に空いているお店といったらここしかなかろうということで、エノカフェの宿敵でもある(勝手に決めつけている)コメダ珈琲店に入り暖かい朝食をいただく。
体格のいいヨッシーさんと、昆虫大好きさんは朝っぱらから分厚い揚げたてカツの挟んだカツサンドをハフハフ言いながら平らげた上にあんこ入りのシロノワールまで平らげていた。二人の体格が良い理由が非常にわかりやすい朝食であった。
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さて暖かい朝食をとって体も温まった我ら5名の釣り師は伊勢神宮宮下社に向かう。
広い駐車場は無料。気前がいい。
下社の本殿に向かうのかと思いきや正面の鳥居を通り過ぎてさらにその先へ歩く。
何やら下社に行く前に行かなければならない社があるらしい。
境内の広い森に沿ってしばらく歩くと右に入る小道がありその奥にはおいなりさん特有のたくさんの鳥居が立っていた。しかしここの鳥居は他とは違って色が赤くない。無垢の白木の鳥居、しかもみんな太くて立派なものが連なっている。さすが伊勢神宮はこの辺りも格が違うのか、と思いながら小道を入ってき鳥居をくぐるとその先が少し広くなっていてさらに大きな鳥居があり社がたたずんでいた。
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そこには豊川茜稲荷神社というのぼりが立っており、なんだか立派なお稲荷さんだったので、意味もわからず参拝する。
今年一年の無事の生活にお礼を言い、厄除けを祈る。
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ここからは道を戻らず、お稲荷さんの鳥居前を通り過ぎるように奥に行く小道を進むとやがて左手に大きな池が現れ、その先で下社の広い参道に出た。
下社の参道沿いの杉の大木に感心しながら5分ほど歩くと下社の立派な社があった。
ここは20年ごとに建て替えられるらしく、社と同じ土台が社の横に残っている。
社は茅葺き屋根に全て木製。どこぞの鉄筋こコンクリートの神社などとは趣も格調も違う。宮大工の減少著しい中にあって決してコンクリートの神社を非難する意図はない。むしろ、そういった環境の中で伝統の木製の社を保存し続ける伊勢神宮は流石日本の神様の総本山、と強く感心させられたのである。
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下社でのお参りが終わると本社へ車で移動しいよいよ伊勢神宮参拝のクライマックスに入る。
車を降りて通りを渡ると、そこは有名なおかげ横丁への入り口だった。
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恥ずかしくも僕はこの横丁の存在を知らずに現地に来てしまったのだが、興味がなかったのだから仕方がない。
横道から本筋に向かって歩くと、少し広い十字路がありその角に有名な赤福の本店があった。
この度の出発前にカミさんから赤福だけはお土産に買ってこないで!食べきれないし太るから!みたいなことを言われていたので、写真だけ遠目にとって近づかないようにする。
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振り返ればそこからはまっすぐ伊勢神宮に続く参道が伸び、両側にはびっしりと土産物屋が並んでいる。観光地らしくなりテンションが上がって来たがコロナのせいか時間が早いせいか人影はまばらだった。
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帰り道で買おうと思っているお土産屋の場所などを確認しながらずんずんと伊勢神宮に向かって進んでいくと、やがて大きな鳥居がありいよいよ本宮の境内に入る。
中は広場がありその右手に日本庭園がある、さらにその右手に橋がかかっていて五十鈴川の流れを見ることができる。
せっかくなので橋を渡り反対側まで行くのだが橋のたもとにも大鳥居がアリそこでも一礼して潜るのであった。果たしてこの日鳥居をいくつ潜ることになるのだろうかという思いが湧いてくる。
橋の上からは川沿いの紅葉が所々に見られ、逆光に照らされて美しかった。秋の陽は午前中にかぎる。柔らかな斜光は風景を優しく立体的に見せてくれるからだ。
橋から戻り参道に入るとその先は巨木が林立する深い森になっていた。
少し行くと森の切れ間に川辺に行ける広場があり水辺に移る紅葉を楽しむ。どうやらいい日に来たようだ。景色が全て目に優しい。


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参道には玉砂利が敷かれており草履で出かけた僕の足に優しかった。
せっかく日本一の神社に行くのだからとそれ風の衣装で出かけて来たのだ。
なにせ始めてのお伊勢さん参り、気合の入れ方が違うのである。
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しばらく参道の森の中を歩くとY店長が右手に伸びる道を指差して、こっちに行くという。
なんでもこの奥にある神社にお参りに来たかったとか。せっかくなので付き合って行く。
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橋を渡るとそこはまた深い森を切り開いたところに立派な社があり別宮風日祈宮(かざひのみのみや)という札が立っていた。
名前からしていかにも自然を取り仕切る神様風なので、日頃から釣りという自然相手の遊びを激しく行なっている僕は自然の神様の釣行の安全と爆釣の祈願をした。ムシがいいのである。
そこから同じ道を戻り少し山道を上がるといよいよ内宮なのであった。
階段の先は撮影禁止と厳しい昔の軍隊のお偉いさんのような制服を着た係員さんがいうので、階段の下で最後の写真を撮り階段を上る。
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参拝者はまばらで中学校の修学旅行らしい団体の他に団体客というのがいない。普段ならお伊勢参りツアーの団体さんの行列でいっぱいになるらしいのだがガラガラだった。階段を上がるとそこにまた警備員さんがいて、何人もいない参拝客に向かって、そちらからどうぞ、前にお進みください、などと指示をしているのだがあまりに人が少なくその指示も虚しく森に吸い込まれていった。
参拝をした後はすぐ横の本殿の見えるところから本殿を覗き込む。
立派な茅葺の社はさすが日本一と頷ける立派なものであった。
周辺の空気は清々しく澄み渡り、森から差し込む光も神々しい。しばらくそこでゆっくりしたい気分になって塀越しに本殿を見ていると、中に宮司を共にして入り参拝している人の姿があった。
それを見て、そういうお参りをすると一体いくらの玉串料がかかるのか、などという下世話な思考に素早く切り替わってしまう自分が虚しい。
やがて、たの一同が帰るというのでないぐうを後にしてきた道を戻るのではなく帰り用の道を辿って境内の入り口まで行く。
参拝はここで無事終了となり、後はお土産を買うものと赤福でお茶を飲む者などに別れて思い思いに行動した。
僕はカミさんから頼まれていた「ブランカのシェルレーヌ」というお菓子を探して歩き回り、三重交通のガイドさんや、お菓子を扱うお店などで尋ねまくったのだが、どうやらここの横丁にはなく伊勢の街場にあるらしいということがわかった。
仕方なく「虎屋のういろ」と「伊勢うどん」を買い込み集合場所に行く。
昼食は後でみんなで食べようということなので食べなかった。ところが僕と昆虫大好きさん以外の3人は、赤福で出来たて赤福とお茶をいただいた後に、伊勢うどん、松坂牛串、さらにアイスクリームと、地元名産品全てを平らげてきたらしい。
なんだか話が違うぞ、とちょっと色々あった上に集合場所が突然駐車場に変更するなどあった後、無事全員集まり帰路へ。
途中、地元イオンになら売っているはず、という件のシェルレーヌを買いにイオンによっていただき無事に購入する。
イオンによればなんでもお土産N01らしい。そう書かれた札を見た途端、他の一同もリアクションバイトをし皆同じものを購入していた。
多くのものがお土産だったのに対し、ヨッシーさんだけが自分で食べたいからと買っていたのが印象深かった。
さて、こうして無事に参拝を終え、食いたいものを食いまくり、お土産も買い安堵した我ら5人はきた道を戻り鳥羽の伊勢湾フェリー乗り場からフェリーに乗って伊良子へ渡り横浜への帰路に着いたのでありました。
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