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2021年4月

2021年4月28日 (水)

伊豆半島一周日帰りツーリング

先週の火曜日には富士五湖めぐり&富士山一周日帰りツーリングに行きましたが、今週もお天気が良くツーリング日和なので出かけてきました。
今回の行き先は伊豆半島一周であります。ちょうど先週回ったルートの南側をぐるりと一周する感じなんですね。


伊豆半島へはもうずいぶん長いこと行っていないので走ったときの時間が読めないところがあったので、余裕を持って帰るために朝早く出ました。
当日はまだ暗い早朝4時過ぎに家を出て近所の安いガソリンスタンドで満タンに給与しリマインドのメーターをOにリセットして出発。

まだ車も少ない道を国道一号線に向かい原宿の交差点を右折し藤沢方面に、箱根駅伝で有名な遊行寺の坂を下り西湘バイパスに向かいます。
西湘バイパスは現在どこかが工事中で通行止めになっているという半端な情報をもとにいけるところまで行こうと行ってみると国府津のをパーキングを目指します。



国府津パーキングに着いたのはまだ5時過ぎ。ところがなんか雰囲気が違う。入っていくと工事中で仮設のトイレ以外は何も使えなかった。
まあトイレだけ使えば用は足りたのですぐ出発。
西湘バイパスを進んでいくと熱海方面への道が工事中で通行止になっていた。僕は最初から箱根を登って伊豆スカイラインを走るつもりだったので問題なく通過。



箱根新道に入り標高が高くなってきたら手が冷たくなってきた。グローブをしているのにどんどん冷たくなってくる。
さらに国道一号線を進み箱根峠を超えた先で伊豆スカイライン方面に左折し、お金を払って山を上がっていくとさらにて手が冷たくなって痛いくらい。やっぱり冬の間にグリップヒーターをつけておくんだったと後悔する。


この時点でまだ6時過ぎ。他に走る車もほとんどなく不安になるくらい寂しい。
右へ左へとカーブを曲がりどんんどん登っていくと上がってきた太陽の光にさされ始めて少し暖かくなってきた。
何箇所か眺めのいいところにバイクを止めて写真を撮った。


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山の上から海を眺めると初島が見えた。まだここまでしか来ていないんだとちょっとがっかりする。
天城高原の終点まではまだ遠い。それでも空いている道を軽快に走り8時頃には終点に到着。

ゲートで入る時にもらった領収書を見て確認される。ゲートのおじさんに朝は冷えるねえ、と話したら、朝は寒いよお、気をつけて行ってらっしゃいと言われたのでありがとう、とお礼を言って伊豆高原方面へ。
大室山にぶつかると右折して右に回り込んで海沿いの国道135合線に向かう。


伊豆高原の別荘地を通過しながら色々思い出した。中学の時に初めてきた時に大室山を見た記憶が鮮明にある。20年ほどまあに来たロケの仕事では上手くいかなくて嫌な思いをしたことなど嫌な思いでも出て来た。
嫌な思い出を振り払うように国道を右折し下田方面に走る。


途中熱川温泉あたりのコンビニでコーヒーを飲んで小休止し再び走ると左手に美しい浜辺が見えて来た。
今井浜、と看板を見て思い出した。
伊豆半島に生まれて初めて来たのはここだった。まだ僕が商学っこう高学年の1960年代末、年上のいとこ達が車を持っていて、夜討ち朝駆けで埼玉からぶっ飛ばしてやって来たのだった。


その頃ちょうど高速道路の建設が進んでいて、東名高速が横浜までできた、次の年は小田原までつながったと毎年高速が伸びるも、小田原から先は海岸線の下道を延々と走ったものだった。
まだ砂利道も多く長い道のりだった。到着すると車のボンネットを開けてエンジンを冷やしていたのを鮮明に覚えている。
その駐車場が走りながらまだ同じ場所にあるのを確認すると、このような思い出が一気に吹き出るように蘇った。


こんな風に昔に思いを巡らせながら下田の手間、初春の水仙の花で有名な爪木崎に向かう。
ここで駐車場にバイクを停めて遅い朝ご飯にした。ここも件の水仙の撮影に来たっけ。寒かったなああの時は。
時刻は9時を周り日差しも強くなって暖かい。青く澄んだ海を見ながら食べるコンビニおにぎりは美味しかった。



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少しのんびりして写真を撮ったりし出発次の目的地は下田なのだが、水族館などに行く予定はないしお店で食事をとるには中途半端な時間なのでスルーして石廊崎に向かう。
ところが下加茂温泉をすぎたところでうっかり曲がる看板を見落としてしまい浜辺に出てしまう。

なんか見たことあるぞう。と看板を見たら弓ヶ浜だった。
ここは大学のゼミ合宿できたところだ。


大学3年になって初めてのゼミ合宿。楽しみだったが合宿直前に大学内の学生同士のゴタゴタに巻き込まれたり風邪をひいてしまったりと体も心もボロボロの状態できたのだが、合宿でみんなと飲み明かしたり海で遊んだりしてすっかり元気になって帰ったのを覚えている。
青春時代らしい甘酸っぱい思い出もあったしね。

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写真だけ撮って青春時代の思い出の余韻いひたりながら石廊崎へと向かう。
眺めのいい場所を探して走ったら左手の崖の上に駐車場を発見。

そこには8台のツーロンググループがいた。挨拶して少し話したら一泊で横浜から来ているらしい。
バイクを8台海側に並べて写真を撮ったようだ。なかなか壮観な風景だった。


しかしながらゆっくり座る場所は彼らに先を越されていたので、すぐに失礼し少し先に走るとガラガラの駐車場があったのでそこにバイクを停めて一休み。
ベンチに座って日向ぼっこする。暑くなってきたので中に着ていたフリースを脱ぐ。
時計は11時近かった。ちょうど伊豆半島の南端、半分きたことになる。ここまでおよそ6時間、帰り道も同じペースだと17時前くらいに帰れるかな、などと計算してみる。
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ここから先は波勝崎を回り込むと西伊豆に入る。
西伊豆は社会人になってから撮影の仕事でも遊びでも随分通ったので土地勘もある。

雲見の浜辺はダイバーの知人に勧められて初めてきたのが三十数年前。新しい道路が港をまたぐように出来上がっていてその上に一時停止して写真を撮った。



さらにここから先の石部、岩地の浜辺は子供が幼い頃から大きくなるまで毎年夏に訪れていた場所なので馴染み深い。
岩地海岸入り口を右折して坂を下り海辺まで行って見た。

コロナ禍の為か、それともシーズンオフだからなのか人気はなく店もみな閉まりゴーストタウンのようだった。
馴染みの宿に挨拶しに行ったが、呼び鈴を押しても誰も出てこなかった。


防波堤の隙間にバイクを停めて写真を撮る。
我が家の子供達は海といえばこの岩地海岸の静かで綺麗な海しか知らなかったので、初めて江ノ島に連れて行った時には海の色の違いに驚いていた思い出もある。

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この辺りでお店が開いていれば食事でも、と思っていたのだが一件も開いていないので再び走る。
松崎町、堂ヶ島、宇久須と走り途中コンビニでお昼休憩。

パンとコーヒーを買って外で食べた。
お店もあったがコロナが気になるので入るのはやめた。

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時計は2時を回っている。土肥、大瀬崎と西海岸を回り込み、三島から国道一号線に入り箱根を越えてきた道を戻るだけ、なのであるが、、、この辺りでもう両手はグリップを握りっぱなしだった為こわばりいうことを聞かなくなっているし、首は痛いし肩もガチガチに凝るわで体力的消耗が激しい。

走行距離は250キロを回っていた。
年寄りにはこのくらいが限界なのである。

コンビニです押しゆっくり休んだ後、土肥温泉から先大瀬崎に回るのは体力的に無理と判断し、右折して修善寺に抜ける。
峠の茶屋で一休みしてトンネルをくぐると中伊豆に入る、修善寺からは高速道路が繋がっていて自動的に入ってしまった。
しばらく行くと小田原方面の看板があったので降りると、天城への道だったのでかつて走っていた韮崎、三島へと続く一般道を探してしばらく走り
なんとかたどり着く。


三島で最後の給油をしてあとは西湘バイパスの料金所パーキングまでひとっ走り。
トイレ休憩をしたらあとは勝手知ったる道なのでもう安心。
しかし事故は気を抜いた時に起こるので気を引き締め直して最後まで走り無事帰宅。


走行距離を見たら偶然にも388.8キロだった。
時間は4時半、予定より早かった。

体がガチガチに固まったように疲れていたのでバイクを車庫に入れたらシャワーを浴びてビールを一杯飲んで一日を振り返る。
伊豆半島一周は思いがけずも自分の過去を振り返る心の旅となった。
こう言う場所は他にあるだろうか、と自問しながらビールの酔いに身を任せて行ったのでありました。




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2021年4月23日 (金)

新緑を楽しみに富士五湖ツーリング

新緑があまりにも美しくいいお天気が続いていますね。

自粛生活で家の中に籠もりっきりなので(釣りに入っていますけど(^_^;))流石にじっとしていられなくなり、バイクなら三密も避けられようと日帰りツーリングに出かけました。


行き先は房総半島と富士五湖方面のどちらか迷ったんですが、房総方面はもう何十年も行っていないので時間が読めないこともあり日帰りではちと不安が残るため、勝手知ったる富士五湖方面に決定し出かけました。
4月20日午前6時過ぎ、横浜の自宅を出発。
天気はいいが朝は少し冷えました。まずはした道を走って圏央道海老名インターに向かいました。

海老名インターまでおよそ30分、ここから圏央道に乗り相模原インターで降ります。
相模原インターから道志みちに入り山中湖に向かって走る、ここまでで約1時間。予想していた通りの時間でいい気分。
道志みちに入りしばらく走ると周囲の山々、渓谷の新緑が美しい。少しピリッと冷えた空気が心地よい。


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道志村の道志みちの駅まで一気に走るのですが、次第に山々の新緑は減っていきまだ少し早いことが分かった。
8時ちょっと前に道志みちの駅到着。
ここで少し休憩。自分で握ってきたおにぎりを食べました。


まだこの時間はお店もやっていないので持ってきて正解。
普段はこの時間でもバイクライダーの姿をたくさん見る道志みちの駅ですが、この日は数台のバイクのみ。
みんなそれなりに自粛しているのかなあ。

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道の駅のすぐ横を流れる道志川はいつ見ても美しい流れだった。
ただし新緑には少し早かったのが残念。
何年か前に来た時にはちょうど緑が美しい時季で感動したものでした。


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30分ほどゆっくり休んでから出発。一気に山中湖に向かいます。
ここから山中湖はもうすぐ、峠のトンネルまでは上り坂のワインディングロードが続きます。
工事中の場所が何箇所かあり飛ばさずに安全運転で行きましたよ。
トンネルをくぐると緩い下り坂になり5分ほど走ると山中湖の平野に到着します。
ここでは湖畔に出ず三国峠に戻るように山を登りパノラマ台と呼ばれる富士山と山中湖の絶景ポイントに向かいました。


5分ほどでパノラマ台に到着。雲ひとつないいいお天気で富士山も目の前にど〜んと見えています。
この方向から見る富士山が一番なだらかに見えますね。


ここパノラマ台は昔仕事で真冬のピンク富士を撮影しに来たことがあります。
真冬の早朝日の出前から当時まだ業無用VTRは1インチテープだった時代で機械も大きかった。
その日の朝の気温はマイナス16だったかな。あまりの寒さにVTRの機械が誤作動を起こして焦った思いがあります。
本番では無事動いて美しいピンク富士が撮影できましたけどね。懐かしい思い出です。



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そんなことを思い出しながらしばし富士山を眺めてから再び来た道を戻り下り湖畔に向かいます。
山中湖の平野の浜辺に出ると何人かのライダーがすでにいて、いい場所にバイクを停めて写真撮影をしていました。


これだけ天気がいいと写真を撮りたくなるのは無理もない。
僕も三脚を立ててちょっと気合を入れて何枚か写真を撮りました。
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写真を撮ったら湖を左回りに走ります。このルートはずっと富士山が見える道なので所々いい場所を選んで写真を撮りました。
時間は9時をすぎだライブの人やライダーも徐々に増えてきました。
ここから少し走ったらバイクのメーターが9000キロちょうどになったのでスマホを出して写真を撮る。





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山中湖からは本来なら忍野八海を回ってみていきたいところなんですが、前半で時間を使ってしまうと帰りの時間が遅くなりそうなので、山中湖から流れ出る桂川沿いに忍野に向かい川沿いの風景を走りながら楽しむだけにしました。

今思えば写真も撮っておけば良かったと後悔するくらい花と緑、川の流れが美しかった。
この川でフライフィッシングもいいだろうなあ、などと思いながら走り抜けて河口湖へ。

山中湖から河口湖への道は広い国道を走るのでバイク的にはつまらない道です。
富士急ハイランドを右手に見てしばらくいったところを右折すると河口湖畔に出るのですが、かつてバス釣りであれだけ通った河口湖周辺の細かい道をずいぶん忘れていた。
湖畔の公園に行こうと思ったのにたどり着けず観光用の駐車場に止めて一休みします。
時刻は10時近くなり暑くなってきたので中に着ていたフリースを脱ぎました。
駐車場は6割くらい埋まっていて平日の割にはお客さんはいましたよ。
河口湖の東側はホテルや土産物屋さんも多く、無料駐車場やホテルがたくさんあって利用しやすいですね。




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20分ほど休んで出発、ここもまた湖を左回り、反時計回りね、に回りながら富士山の眺めのいい場所を選んでは写真を撮りました。


この辺りは昔の仕事の撮影やバス釣りに通ったおかげで、どのあたりに行けばどんな風景が広がるのか熟知しているので無駄なく写真を撮っては移動を繰り返しました。


ある場所で他の観光客の方が写真を撮ろうとしている時に「逆高デが暗くなる」と言っていたのでフラッシュを焚けば綺麗に写ることをアドバイスしたついでに写真を撮ってあげました。
皆さんも逆光の時は試してみてくださいね。


さて河口湖畔も最西端まで走り、ここからは坂を少し登って最古に向かうのですが、西湖畔にはあまり建物もなくコンビニや売店もないので西湖に向かって曲がるところの酒屋さんでお茶を購入。
酒屋のおじさんが、今日は天気が良くていいねえ、と声をかけてくれました。
そんな一言で気分も良く西湖に登りまたまた湖を反時計回りで走ります。


西湖から富士山が見える場所は湖の西側の本の一部からしか見えない上に手前の山に隠れて裾野までは見えないのが特徴。
湖を見るとヘラブナ師らしいボートが数隻並んでいた。
湖を、いや水を見ると釣り人を探してしまうのは釣りバカのサガでございます。


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西湖で写真を撮ったらお腹もすいてきたので少しスピードアップして、いやバイクのスピードは安全運転で写真を撮る方をスピードアップしてですが、精進湖へ向かいます。


一度国道へ出て自殺で有名な青木ヶ原の樹海を通り抜けるのですが、ここの道はなんとなく薄気味悪くて昔から苦手なんですよ。
バス釣りで早朝に精進湖へ向かった時は、必ず樹海の手前にあったコンビニで空が明るくなるまで時間を潰してから行ったものです。
そのくらい僕に撮っては薄気味悪い場所なんです。

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精進湖に入るとしばらく富士山が見えなくなります、この湖も富士山絶景ポイントは写真を撮ったあたりくらいなんですね。
それでも富士五湖の中では一番小さな湖なのですぐに撮影ポイントまでは行けます。

この湖も富士五湖の中では最もヘラブナ釣りが盛んな上に乗っ込みの一番いい季節とあってへ実なのにヘラ師の方が船を並べていました。


精進湖から最後の本栖湖までは少し走ります。
と行っても10分くらいかな。
一度国道に出てから富士宮方面に走り本栖湖・身延方面の交差点右折すると本栖湖が広がります。
この湖は富士五湖でも大きな方、形も丸いので対岸までが遠く水面が広くて気持ちがいい。
千円札の裏側の富士山の絵はここから見た富士山なのでそのポイントにバイクを走らせます。
湖畔の崖の上のちょうどいい景色の場所に駐車場とトイレがあるので、ここでゆっくりお昼ご飯にしました。
本栖湖も湖入り口付近にしか食事を撮れるところがありませんので、お昼も手製のおにぎりです。


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ちょうどお昼時とあって人も多く、僕がバイクを停めたところは絶景ポイントなので入れ替わり立ち替わり観光客の皆さんが来て富士山を眺めては写真に収めていました。
さて、おにぎりでお腹もいっぱいになったのでここで富士五湖を離れてさらに富士山を回り込み白糸の滝に向かいます。


この辺りでガソリンが少し減って来たので給油したいところなんですが、この先はあまりガソリンスタンドがないので初めての方は本栖湖手前のスタンでで給油することをお勧めしますよ。


しばらく走ると左側の視界がひらけて朝霧高原を通過します。
ここからの富士山は開放的で美しいなあ。
少し走ったら牧場があって牛が放牧されていたので我慢できなくなってバイクを停めて写真を撮りました。
青空、白い雲と山頂、緑に、牛のバランスがよくいい感じ。空気も良くて最高に気持ちいい場所でした。




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さらに国道を南下していきゆるい下り坂の道をしばらく走ると白糸の滝、と書かれた看板がありそこを右折します。
両側が林の中をしばらく行くと突然日本では珍しいロータリー式の交差点があります。


白糸の滝は右方向なのですが、ロータリーなので一度左折してから回り込んで白糸の滝方面に左折します。
慣れない人は要注意です。いきなり右折したら大変ですよ。


白糸の滝の大きな駐車場にバイクを入れて停め、ここから5分ほど下り坂を歩くと白糸滝が見えます。
階段を降りて行くと滝壺を目の前で見られますよ。
観光客も多く外国人の方もいました。
新緑が美しくまた水量も7年前に来た時よりも多く迫力がありましたね。横長の滝なので写真のフレームに収まりきらないのでビデオも撮りました。



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さて、白糸の滝を見たら一応この日の観光メニューはこなしたことになるので、あとは帰るだけになります。

最初の計画では、白糸の滝から富士宮に向かい東名高速で横浜まで帰ろうと思っていたのですが、時間に余裕があったのと、高速道路を走るのは嫌いなので富士山南麓を走る道を走りました。


実はこの富士山南麓を走ったのは初めてなんです。
こちらから見える富士山は風景的にも光的にもイマイチな印象があったので仕事で撮影にくることもなかったし、湖がないから釣りにくることもなかったのがその理由。


ところが走ってみると、両側を桜並木に挟まれた先に富士山は見えたり、サファリパークのあたりは広く視界がひらけて富士山の勇壮な姿が見られたりと、嬉しい誤算の連続でした。
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御殿場までこの道を走って、御殿場インターから東名高速に乗り、途中中井PAで最後の休憩を取ってからは横浜町田ICまで一直線。
保土ヶ谷バイアパスを経て無事に帰宅したのが午後四時半。

10時間ちょっとで約300キロメートルのツーリングでありました。
無事に帰れたのでお疲れビールを飲んであとはグッタリでした。

長い文章を最後までお付き合いくださりありがとうございました。



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2021年4月22日 (木)

トカラ遠征2021⑥@マリンチャレンジャー号

船中泊でのトカラ遠征は三日目の朝を迎えた。



この日は日の出前の6時頃から2時間少々が勝負、あとは一直線に鹿児島県薩摩半島の山川港までは知らないと帰りの飛行機に間に合わないのだ。
飛行機が飛ぶのは夕方だが、船が港に着いてからはタックルの片付けや釣った魚の仕分け、およびその発送などやることは結構たくさんあるので時間は余裕を持っての計画だった。




5時ごろ動き出した船は少し走ってポイントに着いた。
船長から準備してくださいとアナウンスが入る。
僕はのんびり起きて支度をしていたら船がポイントに着くのに間に合わずオタオタと慌ててライフジャケットとギンバルを装着して外に出た。


キャスティング組はすでにキャストを初めており、海を見れば強い風と流れる潮でなんだかすごいうねりのようになっている。
まだ薄暗い海の中で水中に潜む大物がキャストされたルアーを狙っている。そんなイメージが容易に湧くような雰囲気の海だった。





僕がジギングの用意をしていると突然ミヨシから大声が発せられた。
出たのだ。
GTだ、デカいデカい!と誰かが叫ぶ。
しかし、次の瞬間、あ、というため息とも驚きともつかない声が一斉に発せられた。
糸を切られたのだ。



水深はわずか20メートル足らずの浅瀬の頂点を船が通過したところだった。
大物はルアーをくわえたままその根の反対側に潜り込み太いPEラインをブチ切ったようだ。
魚をかけたのはFさん。この人のGTへの執念と技術はすごい。
6年前にこの釣りを始めたばかりの僕はFさんと一緒にインドネシアのコモド島までGT釣りに出かけ数日間共に釣りをした。
その時、彼の腕前をたっぷり見せていただいた。
とにかくよく魚をかける、そして釣りあげるヒトなのだ。
そんな手練れのFさんを持ってもこのGTをねからかわすことはできなかった。
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船は同じコースを流し返そうとしていた。
Fさんはキャビン後ろのテーブルについて切られたラインを組み直していた。
その口からは悔しさを表すあらゆる言葉が吐き出されて、僕にはとても苦しんでいるように見えた。




釣りというのは釣れば天国、逃げられれば何も残らない残酷な遊びだ。
しかもこの大物釣りの相手は海の中でも海千山千の経験をして生きながらえてきた結果の大物たちだ。そう簡単には釣られないぞ。
海の底でFさんに向かって呟く大物GTの姿を想像した。





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このあとも近くのコースを何度か流したがキャスティング組にもジギング組にも魚の反応はなかった。
いかにも出そうな環境なのだが出ない。何かがおかしい。地震があったことを知らない我々は首をひねりながら釣りをしていた。



昨日からの強い風はおさまることなく海に吹き付けていた。
大きなうねりの中で風に釣り糸を吹き飛ばされそうになりながら釣りを続ける。



僕にようやくアタリがあり魚の手応えを感じたのは明るくなってからだった。
ドンという強引なひったくるようなアタリ、これはバラハタだ。


今回の釣行ではこのバラハタはずいぶん釣れているのだが、食べるとシガテラ毒という神経毒を持つ魚なので写真も撮らずに全てリリースしていたため写真がないが、引きはなかなか楽しい魚なのだった。
食べられないバラハタでも釣れれば楽しい。



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やがてポイントを少し変えて流し変える。時間がないので大きな移動はなかった。
そのポイントで今度は小さいアタリでまたバラハタらしい魚が僕のジグにヒットしてきた。
急いで糸を巻くと、急激に水深が変わるため魚の空気袋が膨らんで動けなくなってしまうので、リリースしても死んでしまう。そこで僕はゆっくりと糸を巻いて魚を生かそうとした。



ところが20メートルくらい巻き上げたところで違和感を感じる。
一瞬だが魚が重くなった感じがし、その後急に軽くなった。サメだ!とすぐに思った。
糸を巻いてきたら二本ある針の一本がアシストラインから針が切られていたが運良くジグは残っていた。




アシストラインが切れなかったらサメ釣りになっていた、と思うとホッとした。
そんなことをしているうちに2時間はすぐに立ってしまい釣りは終了となる。
GT組はFさんの一匹だけでその後はバイトすらなかったようだ。



風裏の場所に船を止めて朝食のお茶漬けをみんなで食べた。
吹き付ける海風にあたりながらお茶漬けを食べるというなんだかシチュエーションと食べ物のアンバランスさが僕にはおかしかった。
この先はもう6時間近くかけて港に戻るだけだ。朝からビールを飲む。そしてベッドに潜り込んで朝寝だ。



しばらく寝た後、目が覚めたらスマホに着信音があり電波が届くエリアに来たことを知る。
同時に、何人かの人から自身は大丈夫でしたか?というメッセージがあり初めてここで地震があったことを知ったのだ。



船は屋久島と開聞岳の中間くらいのところを走っていた。
僕は外に出て海風にあたりながら、地震があったからあまり釣れなかったのかあ、とぼんやりと他人事のように考えていた。
やがて開聞岳が目の前に迫って来ると船は湾内に入り海面の波もなくなって気持ちの良いクルーズになった。





港に着くと潮はちょうど引いている時間で鉛のジグが沢山入った荷物を港にあげるのに汗をかいた。
日差しは夏の日差しだった。
一同上着を脱いで汗をかきながらせっせと帰り支度をする。



そこに手伝いに来ていた年配の方がY店長と懐かしげに話しをしていた。その方は工藤さんといい、このマリンチャレンジャー号を最初に始めたキャプテンで、さらに遡ると20年以上前には奄美でワールドマリンという釣りガイド会社を設立した人らしい。
Y店長とはその頃からの知り合いでとても久しぶりに、しかも予期せぬ出会いだったので二人の会話は弾んでいた。




荷物を整理が終わり少し時間があったので珍しく集合写真を撮った。
船酔いから解放されたバイク大好きさんはすっかり元気になっていた。
みんな釣果はそれほど芳しくなかったけれどニコニコ楽しそうだった。
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三日間の船の上での生活は終わった。
夕方の飛行機で東京に戻ればまたコロナとの闘いの憂鬱な日々の中に埋もれなければならない。

たったの三日間ではあったがコロナから離れ、電波が入らないおかげで世の中の全てのしがらみから解放された時間を過ごせたのはとても快適だった。
釣りのガイドだけではなく、常に我々の安全に気を使い、食事の提供をしと文字通り寝る時間も惜しんで働いてくれた船長に大きな感謝をしたい。



また来年来ます。と固い握手をして船長と別れ車に乗り込み空港に向かった。







写真協力:Ebb&Flow
釣りに関するお問い合わせはルアーショップEbb&Flowへどうぞ
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2021年4月21日 (水)

トカラ遠征2021⑤マリンチャレンジャー号

マリンチャレンジャー号でのトカラ遠征二日目。
夜中に走り始めた船のエンジン音を何と無く耳にしながら寝ていたが、エンジン音が下がると夕べ遅くまで遊んでいた割にはパッと目が覚めた。
時計を見ると午前6時。外は明るくなり始めている。釣りの時間だ。
船が止まると船長から準備してください、の声。釣り師一同朝食もとらずにタックルを手に釣り座につく。


この日はGTキャスティング組とジギング組に分かれて釣りをする。
キャスティング組は左舷方向、風下に向かってルアーを投げ、ジギング組は右舷でジグをしゃくる。
GT狙いなので昨日に比べると水深はぐっと浅くなり深くても50メートルくらい。根魚を狙うには格好の水深だ。


僕と根魚王、そしてY店長はジギングを、その他の面々はキャスティングでGT狙いとなったのだが、船酔いバイク大好きさんの姿は見えなかった。
朝イチ、GTに何度かバイトがあった。
しかしフッキングには至らず惜しい結果となる。
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根魚組は根魚王がいきなり朝イチヒットする。
竿は大きく曲がったがいつまでもぐいぐい引き込んでいる。
普通はこのやり取りが楽しいのだが、根魚の引きでないと分かると根魚王にとってはただの無駄なファイトになってしまう。



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上がってきたのは案の定ね魚ではなかった。
いいサイズのギンガメアジだ。
根魚王の微妙な表情もマスクに隠れて見えないのであるが。。。




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しばらくして、僕にもヒットがあった。
ジグがそこに着いたと同時にググンとアタッた。根魚に間違いなし、それも結構重い。
ひょっとして朝イチからクエちゃんが釣れちゃったかな?とほくそ笑んでいたが甘かった。
上がってきた魚が茶色く見えたときにはやった!と一瞬喜んだのだが、同じ茶色系でもシロブチハタだった。
船長が写真を撮ってくれたが引率のY店長は夕べの夜遊びがたたって起きて来ず手元に写真がない。
Y店長たら、昨夜は船が動き始める3時頃まで釣りをしていたらしい。
一昨年のイソンボ(イソマグロ)入れ食いを再び、と粘ったらしいのだが潮が悪かったのかイソンボは全く釣れなかったようだ。



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船の上で簡単な超直をとった後にエノカフェで一服する。
無理やり飲ませるコーヒーはうまい。




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この後は島を北上しながら移動し釣りをして行くのだが、GTは活性が低く全く出て来なかった。
根魚も同様に渋くあたりが極端に少ない。
実はこの時は知らなかったのだが、翌日電波の入るところまで戻って来他ところで我々がいたトカラで群発地震が起きていたというではないか!
以前ダイバーで潜水中に自信を体験したという人にその体験談を聞いたことがあるが、それはもうものすごい地鳴りがきて恐ろしかったと言っていた。震度3くらいの地震でそんな様子だったという。
魚達にとってもこれは大きな恐怖であろう。メシなんか食ってる場合ではないのである。恐ろしさし怯えてじっとしていたに違いない。




そういう事情を全く知らない我ら釣りバカ一同は東の強風に煽られながらも果敢に投げ続け、粘り強くしゃくり続けた。
船酔いでヘロヘロになっていたバイク大好きさんもそんな事情は全く知らずに懸命に竿を出していた。
今から思えばなんと涙ぐましい光景であろうか。


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昼間でも大した釣り的出来事は起こらず、それもそうだ、この時も我々のいる海の底は揺れ続けていたのだから、船長の作ってくれた唐揚げカレーを食べる。冷たい東風に当たり続けた体に辛いカレーの味は染み込んだ。


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あまりに魚の反応のないのにふてくされた僕は昼からビールを飲んだ。
普段は大きな魚を釣った時にヨロコビのビールとなるのだが、この日はヤケクソビールだった。



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なかなか盛り上がらないこの日の釣りであったがY店長は自分の売りまくったタックルの林を見てそれなりにご満悦の様子だったが本心はやっぱり釣れて盛り上がって欲しいという気持ちはあった様子だった。


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昼食後、船は大移動し何時間か走った。ビールの酔いに任せてベッドで昼寝する。
夕べ寝不足だったこともありよく眠れた。
船の速度が落ちてきて起きてみると島のすぐ近くに船はいた。
今度こそと、一同気合を入れ直して釣り始める。
そこの風景は僕は見覚えがあった。6年くらい前に40キロくらいのデカいイソンボを釣り上げた場所だった。
その時はイソンボ以外にもGT40キロ、他にも良型GTのダブルヒットと連発した場所なのだ。
そのことを話すとGT組の気合いも入った。
バイク大好きさんもこの日最後の力を絞ってしゃくり倒した。



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ところが投げてもしゃくってもなかなか反応がない。しかも風は強く吹き付けるは波は大きくうねり始めるはと釣りずらいことこの上ない。
それでも頑張って釣り続けた。


夕方近く僕にバイトがあり底でズドン、とアタッた上に重い手応え。
根魚特有の最初だけ暴れてあとは重くなるだけのファイト。これまたクエがきちゃったのではないかとぬか喜びしながら糸を巻いたのだが上がってきたのはまたまたシロブチハタだった。しかもこれもいいサイズ。軽く50センチはある。


嬉しいやら、がっかりするやら複雑な気分で釣りを続けたが、太陽は西の空いや海に沈もうとしており、このあとひと流しだけしてこの日の釣りは日没とともに終了した。


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船は島影の風を避けられるところに移動し投錨された。
今日の夕食はお鍋。
Y店長のスペシャルサラダにおつまみも沢山、さらに昨日怪魚ハンターが釣り上げたハガツオを強制的にさばいて食卓に上げられた。これがまた旨かった。



夕食が終わるとシャワーを浴びてサッパリしこの晩もすぐ寝る派とまだ釣りする派に分かれた。
昼間の釣りが物足らなかった母kは当然まだ釣りする派だ。
開始してしばらくは何も起こらなかったが暗くなって船のライトに小魚が集まり始めて船の周りが賑やかになりだした。
僕がしゃくっていると底付近でいいアタリがあった。根魚ではないらしくよく引くファイトだったが楽しい。



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上がってきたのは銀ガメアジだった。
群が入って入れ食いになるのか!と喜んだのだが、なぜか僕にはこの一匹だけであとは全く何も釣れなかった。

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そのほかにはY店長あたりがヤマトカマスを釣り上げていたような記憶があるが定かではない。
それよりも衝撃的だったのは、普段夕飯後にはさっさと寝てしまうジギング王が普段は全く手にしないライトタックルを手にして夜釣りをしていたことだ。
昼間、というより朝から夕方まで投げ倒して全くのゼロバイト。何も起こらない一日だったのだからせめて何か一匹釣るなり魚の引きを楽しむなりしたかったに違いない。




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その釣りをする姿はどこか哀愁を帯びていて妙に鮮烈に覚えていたのでありました。
しばらく釣り続けたものの、しかしながらあまりにもアタリはなく僕は9時頃までやって明日の準備をささっと済ませて寝床に潜り込んで寝てしまったのでありました。

情報社会の中で地震等情報が全く耳に入らないが故の厳しい一日であったのでありますが、僕は地震のことを知らなくてむしろ良かったと思っている。

もし、現地で地震の情報が入り、常に自分らのいる海の底が揺れていると知ってしまったら釣りをする気力も失せて昼から酒を飲んでふてくされていたに違いない。
釣れないながらも一生懸命丸一日釣りができたことの方が幸せだと思うのだ。

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2021年4月19日 (月)

トカラ遠征2021④@マリンチャレンジャー号

トカラ遠征一日目は昼の部の釣りを終えたのが午後5時半頃。
ここから3時間ほど走りどこかの島の風裏の浅瀬が今夜の宿営地だ。


僕はシャワーを浴びて一日の汗を流すした後ベッドに入って寝ていた。
エンジンの音が下がって目がさめると時計は9時近かった。
素早く投錨した船長が今度は夕食の支度をしてくれる。


釣り師一同は思い思いにキャビンから出てきてテーブルにつき持ち込んだビールなどを用意して焼肉が出てくるのを待つ。
本格コンロに鉄板が設置されて肉がど〜んと出てきた。




牛肉赤身、ロースの分厚い肉、豚バラ、ホルモンと一人当たりひとパック分くらいの大量の肉がテーブルに並びY店長が肉奉行となりバンバン焼き始める。肉の周りにはキャベツ、玉ねぎなどの野菜。
さらに、Y店長が気を利かせて買ってきたキャベツの千切りにきゅうりとトマトのサラダがつく。これもまた嬉しいサイドメニューでありました。
僕が一番気になったのは山芋の厚切りで、これは焼いて食べたら歯ごたえ最高だろうなと目をつけた。肉ではなく野菜に目がいってしまうところが歳を感じるところではあるのだが気にしない。



若い頃は肉と聞いただけで飛び上がって喜び、ヤキニクという響きは聞いただけで心踊るのであったが、ある頃から肉を見ても感動することがなくなり、むしろ新鮮な野菜や打ちたてのそばなどを見たときのほうが心踊るようになってしまった。
肉体の成長が止まってしまった証拠なのだろう。悲しくもあるが何かいらないものを背負っていたのを下ろしてしまった身軽さのようなものも感じるのであります。



さて、僕以外の方々は焼ける肉を次々と頬張り、さらにいきなりご飯を食べるなどの一気喰いをしている。今日のカンパチもこのくらい食欲旺盛ならもっと釣れたのになどと思いながらその様を見ていた。
僕はくる途中にスーパーで買ってきたカルロロッシの安物赤ワインを飲みながら肉をつまんだ。
ご飯は食べずに件の山芋の焼いたのを締めにする。ホクホクとシャキシャキの中間的歯ごたえがたまらなく美味しい。



この時間まで食事しなかった一同はさぞや空腹だったのであろう、あっという間に満腹になってしまったらしく鉄板の上にはまだ焼けていない肉が残されていたが、これは焼肉奉行に忙しく、一口も食べていなかったY店長がいただくことになった。




満腹になると、もう寝る組とまだ釣る組の二手に分かれる。


この日の釣りする組は、一昨年の夜釣りで大型イソマグロに糸を切られまくったY店長、その話を聞いて準備をしてきた僕、根魚王に怪魚ハンター、オサムシ君の五人であった。
最初に釣り始めたのは根魚王。
今日一日苦戦を強いられていた根魚王はこれからが勝負の時間だったのだろう。
まずはエギをつけた仕掛けを投げてアオリイカを狙っていた。
船のライトに照らされた水面を見ると小魚の群れや小さなイカがたくさん泳いでいる。
しばらく見ていたがイカは釣れない様子でやがてジギングに替えて攻め始めた。
するとあっという間に何やらヒット。
上がってきたのは狙い通りの根魚でアカハタだった。やっと本来の狙いを達成し根魚王も嬉しそうだった。

この一匹を見たまだ釣りする組に火がつき、全員ジグを落としてしゃくり始める。
すぐに怪魚ハンターにヒット。
こちらは引きが強く根魚ではないようだ。
ライトタックルでしばらく楽しそうなファイトを楽しみながら上がってきたのはギンガメアジだった。
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根魚王にもまたまたヒットするが今度はまた違う魚の様子。ギンガメアジだった。

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さらに根魚王!入れ食いだ。
クンクンと良い引きの後にあがってきた魚は僕からは遠目にイサキのように見えたが魚体には四本の縦縞があるヨスジフエダイだった。
コバルト色の線が美しい魚だ。
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Y店長も初めてギンガメアジを釣りまくってり始める。誰かがまたヨスジフエダイを釣り上げた。
オサムシ君はまた別の魚をあげていた。

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ワインに酔っ払っていい気持ちで釣りするのを見ていた僕もこの辺りで参戦する。
怪魚ハンターにアカハタちゃん。
美味しい魚も釣り上がってくるので楽しい。
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僕にとってのライトタックルの定番、プロセレのゴビアスブルスリムというジグを落としてチョイチョイとしゃくるとすぐにヒットしてきた。
上がってきたのはおチビなアカハタちゃん。
浮き袋が出ていなかったのでリリースしたら無事に海底に戻っていった。いぢめてゴメンね。遊んでくれてありがとう。
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このように次々と違う魚が回遊してきて掛かるのが夜釣りの特徴でガチャポンのように何がくるのかお楽しみ的な面白さがある。
みんなおもいおもいにそれぞれの魚を釣って楽しんでいたが、極太最強タックルでイソマグロを狙っていたY店長にイソマグロはなかなか来なかった。
ギンガメアジを釣りまくっている。
この日下ろした新品のアンチョビットシャープのいちごみるくカラーが一日でボロボロになっている。
店に在庫がないのでY店長の持ちジグもこの一本らしいのだが、これでもよく釣れるのでジグを替えられないらしい。
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僕もそのイソマグロが来たところでタックルを変えようと思っていたのだが、タイミングが来ないのでまたまたアカハタのおチビちゃんに遊んでもらう。

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こうしているに時間は11時を周る。僕は眠くなって来たので釣りをやめて明日の支度をしようと、今日ダメになった仕掛けを直したりしながら、Y店長がイソマグロをヒットさせたら即座に釣りを再開させようと狙っていたのだがとうとうその時はやって来なかった。
その時のためにPE8号タックルを2セット用意し、蛍光のジグもたくさん持って来たのに。残念、でも明日の晩もある。
12時になり明日の釣りを考えてベッドに入った。
船は午前3時に走り出し明日の朝は6時から釣りができるという。
船長は我々の食事を用意した後すでに寝ていた。
明日の朝は起きたらおそらく顔も洗わず釣りをするに違いない。船中泊ならではの食事と寝ている時以外はず〜っと釣りをしていられる、という釣りバカ天国なのであった。

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2021年4月18日 (日)

トカラ遠征2021③@マリンチャレンジャー号

マリンチャレンジャー号でのトカラ遠征初日の後半。我ら釣りバカ9人もとい、釣り師9名は鹿児島県の薩摩半島からはるか南西のトカラ列島の島々の沖にいた。
午前中からの釣りはポイントに入れば誰かが釣りまた次のポイントへ移動する、というような釣れ方だった。


昼を挟んでジギング王がカンパチを釣り上げたジグを真似してようやく一匹目のカンパチを手にした僕だったが、なんと根ががりでこの大切なジグを失ってしまい心が折れそうになりながらも竿をしゃくり続けていた。
強く吹きつけられる東風がしゃくり続けて温まる体を冷やしてくれる、暑くもなく寒くもないちょうど良い気候だった。
僕の右隣のオオトモでは先ほどまで大型カンパチを釣り上げて悠々とヨロコビのビールを飲んでいたジギング王が再び釣りを開始していた。
そしてそのジギング王の竿がまたまた大きく曲がる瞬間を僕の目は捉えていた。
どうしたらあんな大きいのが釣れるのか?と釣り方を真似しようと思ってチラ見していた一瞬の出来事だった。


ググググ!!!!と強く引き込む魚の引きに負けずと巻き上げるジギング王、ドラグが出される。でかい魚であることはすぐにわかった。
ところが、しばらくファイトしている間に様子が変わってきた。竿を締めこむような魚のファイトがなくなり魚の重さだけで竿が大きく曲がり、その重さにジギング王が悪戦苦闘しているではないか。
これはまずい、とピンとくる。ヒットした瞬間暴れてそのうち引かなくなるのは根魚のファイトの特徴だからだ。しかもこの魚は半端なく大きい様子。


Y店長もいつの間にかカメラを持ち近寄ってきている。
これはクエじゃないですかねえ、というY店長の声に僕の左側で釣りをしていた根魚王が反応した。
まちがいない、これは誰が見てもクエのファイトだ、それも相当でかいはず。



根魚王はなるべくファイトするジギング王の姿を見ないようにして釣り始めた。それはそうだろう。自分が狙っている魚を、全く狙っていないジギング王に釣られてしまったのだから。しかもこの構図は初めてではない。おととしこのマリンチャレンジャー号でトカラに来た時にはジギング王が同じように大きな土ホゼリを釣り上げていたのだ。
やがてジギング王の釣り糸がピンと貼られた状態で船から離れて行く。そしてその先に見えて来た巨体はやはり予想通り巨大なクエだった。
船長が大きなタモを持って来てすくい上げるとジギング王と握手した。
ジギング王も満足げだ。パッと見た感じでも15キロは超えているだろう。20キロ近いのかもしれない。
そんな巨大クエをなるべく見ないようにしている根魚王の姿が意地らしかった。
魚は船の前に持ってゆき写真撮影を始めていた。
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根魚王にとってはショックな一匹だったに違いない。一度の遠征であれほど巨大なクエが何匹も上がることはそう滅多にはないからだ。
根魚を狙っていない僕ですら、やられてしまった、という虚無感で心が釣りから離れてしまったほどだったのだから。
オオトモに戻って来たジギング王は再びヨロコビのビールを悠々と飲み始めた。
今がチャンス。このヨロコビにジギング王が浸っている間にでかいのを釣り上げてギャフンとさせるしかないではないか。


船はポイントを移動しながらカンパチを狙っていく。
いくつ目かのポイントに入ってジグを落とす。水深130メートル。スルスルとリールから糸が出ていく。10メートル毎に色分けされた糸が出ていくのを見ながら着底が近いことを確認しつつジグを落とす。
トン、という感触が竿を通じて手元に感じるとともに糸が出るのが止まる。すかさずリールを巻いて糸フケを取りすぐにしゃくり始める。
心の中で、いち、に、さん、し、と数えながらしゃくると八まで行ったところで手元にグン!という気持ちのよう手応えが来た。
カンパチだ。根に潜り込まれないように素早く巻き上げる。大物のカンパチだとここでドラグを鳴らしてリールから糸を吐き出させるのだが、残念ながらこの魚はそこまで大きくなかった。
それでもカンパチ特有の、ググン、ググン!という引き込むようなファイトは気持ちがよい。



ファイトを楽しみながら、かつ油断はしないように慎重に糸を巻き、魚との間を詰める。
あがって来たのはお腹がボテボテのメタボカンパチだった。
大きさはそれ程ではないのだが太くてコンディションの良い魚に僕は満足した。

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僕のカンパチとほぼ同時に怪魚ハンターにも魚がかかっていた。
しかもこちらは僕のなど比にならないほどの大物のようだ。ドラグはなりっぱなし、糸はどんどん出てゆく。
声を出しながら大魚の引きと闘っていた怪魚ハンターだが無念にも糸を切られてしまった様子だった。




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さらにミヨシではY店長もヒットし、こちらはそれほどのサイズではなく上がったようだ。

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3時を回りさらに移動しながら釣りを続ける我ら9名。
いや、竿を握っていたのはこの時8名だった。バイク大好きさんが船酔いで竿を握れずにいたのだ。
船酔いをしない僕には理解できないのだが、ここトカラの波のうねり方は他所とはどうも違うようで、前回も一緒に来たバイク大好きさんは船酔いに悩まされていた。


とはいえ、バイク大好きさんは午前中にすごいのを掛けている。
その魚は一方的にリールから糸を引きづり出すだけ出してぶち切った。バイク大好きさんは両手で竿を持ちこらえながらごダルのなる音を機いく以外何もさせてもらえなかったのだ。


さて、そんなカンパチオンパレードのトカラで怪魚ハンターが美味しい魚を釣り上げてくれて盛り上がる。
いい型のハガツオだ。釣り上げた本人の許諾もないままにこれはいい酒のツマミができた!と呑兵衛釣り師たちは大喜びする。
ハガツオといっても釣りをなさらない方にはピンとこないだろうが、このカツオ釣れる数も少ない上に鮮度が落ちるのが速いためか市場には滅多に出回らない釣り師のための魚といっていいような魚で、味はカツオよりもマグロに近いようなモチモチとした油の乗った赤味がうまい。
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うーむ、たった1時間の出来事のためにこんなに行数を使ってしまった。
いくら書いても値段は変わらぬブログの世界ではあるが、読む方が辛かろう、と読者の皆様にも配慮してこの先は少しスピードアップすることにする。


次にでかいのを釣り上げたのはひとり関西から参加のFさん。
ミヨシで釣りしていたので良く見ていなかったのだが五分近いファイトの末に上がってきた大物だった。
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次に続いたのはここまであまり出番のなかったAさん。
アンチョビット・シャープ330グラムのムロアジカラーでカンパチをキャッチ。

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次に来たのはようやく船酔いを克服して釣り始めたバイク大好きさんが始めた、と思ったらすぐに魚をかけた。
しかもなかなかのサイズの様子。
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ファイト中は船酔いも忘れるようだが、魚を手にしたバイク大好きさんの顔色はイマイチすぐれない。


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次のポイントでまたまた魚をかけたAさん。ジグは先ほどと同じアンチョビット・シャープ330グラムのムロアジカラー。
これを見たY店長がイマイチ釣れていなかった僕に、ムロアジカラーがいいですよ、と伝えてくれたので僕もジグの色をイチゴミルクからムロアジに変えたのだがさっぱり釣れず。


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バイク大好きさんは絶好調!すぐに二匹目。これもでかい!と思ったら。


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ファイトの途中でグググン!と引き込まれた結果がこれだった。
一口でサメに胴体から下を全部持って行かれてしまったのだ。一体どんなサイズのサメが食らい付いたんだろう。


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17時を回りあたりが少しこ楽なり始めた頃ミヨシで釣りしていたオサムシ君が何やら大物をかけたようで騒いでいる。
何事かと思ったら大物カンパチではなくこの日船中二匹目のクエを釣り上げていた。サイズもそこそこ良い。


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船長から、もう少しやったら昼の部の釣りはやめて今晩の宿営地に移動します、とアナウンスを聞きながらジグを落としていた僕のジグが底に着いた途端にグン!とアタル。やったこっちもクエか!そこそこ重いぞ、とぬか喜びしながら糸を巻き巻きしてきたら、なんとアカハタモドキだった。



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アカハタモドキという魚はアカハタに似ているが生息域は狭く、僕は小笠原でしか見たことがなく、引率のY店長もそれ以外では南大東島で見たくらいなのでとても珍しいと喜んでいた。しかもサイズもこの魚としてはデカく家に帰って測ったら47センチあった。
日本記録を調べて見たら48.9センチということだったのでいい線いっていたということになる。


さてこの一匹を持って初日昼の部の釣りは終了し、ここから宿営地の島影まで3時間ほど走るという。

朝の9時過ぎから夕方5時半までのおよそ10時間、ここに書いた以外にもたくさんのカンパチが釣れたが本来のトカラの釣れ方ではなかった。
一昨年は全員同時にヒットすることが何度もあるなどもっと爆発力があったのだ。
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船が走り始めると、先ほどまであんなに元気にカンパチと闘っていたバイク大好きさんがテーブルにうつぶして苦しそうにしていた。
僕もこの後キャビン奥の自分のベッドに入り込んでしばらく眠ることにした。



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2021年4月17日 (土)

トカラ遠征2021②@マリンチャレンジャー号

昨夜9時に鹿児島県指宿の山川港を出港し走り続けて来たマリンチャレンジャー号の上で朝を迎えた。

日の出がおよそ6時頃、ここから更に三時間ポイントまで走る。

波はうねりがあり船は走りながらゆったりとしたリズムで揺れた。船酔いに弱いメンバーの中には早くもダウンしかけているものも出た。

船酔いには縁のない僕は船の後ろにあるテーブルにもたれて海を眺めていた。あるところまで来た時に海の色が変わったように感じた。潮が黒くなったような感じを受けたのだ。おそらく黒潮の流れの中に入ったのだろう。

黒く光る波が船の後方へと流れて行くのをぼんやり見つめながらこれから到着するポイントでの釣りの作戦を色々考えていた。

 

やがて、みんなが起きてきて思い思いに自分で買って来た朝食を取り始め船上に活気が出てくる。

朝食が終わるといよいよ腰にギンバルを付けたりルアーを取り出したりと実戦配備となる。

9時を少し回ったあたりで船のスピードが落ちた。ポイントについたのだ。

船長から準備してくださいとアナウンスが流れる。さあ、いよいよ釣りが始まる。船の右舷に適当な間隔をとって全員が並んだ。

 

最初のポイントは水深120メートルでのジギング。狙うは大型カンパチ。

海底は比較的なだらかで根はない。

まずはスピニングのPE8号タックルに320gのジグをつけて落としてみた。

着底し素早く糸ふけ分を巻き取り竿をしゃくり始める。魚の反応はない。

底から40メートルしゃくってください、という船長のアナウンス。

ジグを落とし直して着底を待っていたところで2人隣の怪魚ハンターがヒット。

カンパチは居る!俄然やる気になってしゃくりながら横目で怪魚ハンターのファイトを見ていた。

まあまあサイズのカンパチがかかっているらしくギンバルを使ってファイトしている、ところが突然竿がおおきくグングンと引き込まれたかと思うと次の瞬間テンションがなくなった。「あーっ!やられたー!」と怪魚ハンターの雄叫び。サメに食われてしまったのだ。

この怪魚ハンターはどこの海でもサメにやられることが多くサメハンターでもある事をみんなが知っている。

Y店長が嬉しそうに近寄ってきて、流石一投でかけましたね〜、と怪魚ハンターを茶化している。

 

続いてミヨシの方で誰かがかけた様子なのだが、今は人のことなどかまってられない。我こそもと必死に竿をしゃくる。

 

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一流し目はダメだった。潮の流れが速いのでベイトのPE4号タックルに替えて次の流しに臨む。

僕はしゃくり続けていたがアタリがない。

怪魚ハンターがまたまた魚をかけているのが横目に見えた。今度はさほど大きくなさそうだった。上がってきたのはヒメダイという魚。

カンパチではなかった。

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さらに船を流し変えるとまたまた怪魚ハンターにヒット。
絶好調だ。
今度は本命のカンパチ、綺麗な魚体が眩しく見えた。
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さらに流し変えると、今度はミヨシでダブルヒット。オサムシくんとFさんだ。上がってきたのは本命カンパチ。

だんだんトカラらしくなってきた。
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そろそろ自分にも来いとしゃくり続けるがアタリがない。
そんな中でまたまた怪魚ハンターがヒット。今度のは型が良さそうでナオがいい感じでしなっている。
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横目で羨みながらしゃくっているとやっと僕にも来た。
しかし引きがなんだかカンパチと違う。なんだろう?と挙げて来たら先ほど怪魚ハンターが釣ったヒメダイだった。
ジグはアンチョビット・シャープ330グラム、イチゴミルクカラー。このジグにこの色は僕の定番だ。

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次にヒットさせたのはミヨシのFさん。こういった様にポイントを流し変えたり変えたりすると誰かにヒットする、というテンポで連れていったのだが、前回一昨年に来た時の様に全員同時ヒットの様な爆発的な入れ食いはなかなか起こらなかった。
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早くも時計は11時を回っていた。ここで大きくポイントを移動する。しばらく走ってから釣りを再開。いつもは真っ先に釣り上げるジギング王がこの日ここまで珍しく釣っていない。そのジギング王がチャートカラーのジグをつけているのを見てなんとなく違和感を感じた。というのは以前ジギング王はチャートカラーが嫌いで、こんな色で釣れる訳ないといっていたのを思い出したからだ。
ところがそのジグを落としたと思ったらすぐさまヒットさせていいサイズのカンパチをあげてしまった。
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そしてさらに続けてヒットさせる。
今度のは大きい。ドラグがうなり糸を吐き出していく。水深は130メートルくらいあったが駆け上がりの根がある。
ファイトは一進一退だったが根は切りきったようであとは力で巻いていくだけだ。竿は相変わらず大きくしなっている。
やがて魚が見えて来たらやはりデカイ。10キロは軽く超えている長さに魚体が太い。15キロはありそうに見えた。
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この一匹を見て僕もジギング王と同じジグを持っていたのでそれに交換した。連れている人の真似をしろ、が僕の信条なのだ。
すると次の流しでヒット。ジグをそこまで落としていとフケを取り10しゃくりくらいでズドンと来た。
今回はヒメダイではなさそうだ、グイグイとカンパチ特有のよく引くファイトが心地よい。
ドラグこそ出されなかったがまあまあサイズのカンパチだった。お腹がパンパンに膨らみ見事な魚体、色も美しい。
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すると怪魚ハンターも同じジグに交換してすぐにカンパチを釣り上げた。
どうやらこのポイントはこのジグがいいようだ。
ジギング王に言わせると、お店に売れ残っていたのが大嫌いなチャートカラーしかなかったので仕方なく買ったらしい。チャートカラー、釣れるじゃないですかあ、という僕の声に、ジグは色は関係ない動きが命だよ、というのがジギング王のジグへの考え方なのだった。


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14時を過ぎた頃、この日は大苦戦していた根魚王に待望のヒット。しかし狙いの根魚ではなくカンパチだったのでがっかりしている。
僕らの使うチャートにカンパチの反応がいいのでその対色にある赤を使ったらカンパチがきてしまったと嘆いた。
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根魚王のねらいはこの海域でこの水深だと大型のクエやツチホゼリあたりなのだが、なかなかアタラない上にやっときたのがカンパチ。
次こそは大物のクエあたりを、と釣りに望んだのだがその後根魚王にとっては大きな悲劇が訪れることはこの時はまだ誰も知らなかった。
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2021年4月14日 (水)

トカラ遠征2021①@マリンチャレンジャー号

新型コロナウィルスは相変わらず猛威を振るっており、緊急事態宣言やらまん延防止措置やら次々と政府は発出しておりますが、その隙間を縫うように釣りの遠征に行ってまいりました。

わざわざコロナ禍の中で、とおっしゃる方もいらっしゃると思いますが、こちらのスケジュールは昨年初めには決まっていたもので今更キャンセルもできないし、もう我慢できないし、ということなのであります。

今回の行き先は吐噶喇列島。漢字で書くと難しいのでトカラ列島と書きましょう。釣りをしない方は、「え?どこそれ?」と思われるでしょう。

トカラ列島は鹿児島の最南端から屋久島、いま火山が爆発している口永良部島と南下してその先には奄美大島、沖永良部島と沖縄諸島につながる列島でありましてその地下には火山活動が活発な場所も多いのであります。

 

ここの海には手つかずのポイントも多数あり大きなカンパチやGT(ロウニンアジ)のでかいのが釣れるんですね。

実は一昨年もここに行って色々いい想いや悔しい思いをしました。昨年も予定していたのですが、緊急事態宣言を受けて中止となり要約今年は、なんとか、ですが行けることになったのであります。

 

2021年4月8日のお昼過ぎ、羽田空港に集合したのはジギング王に根魚王、バイク大好きさんにAさん、怪魚ハンター、オサムシくん、そして僕とルアーショップ・エブ&フローの店長で本ツアーの引率者でもあるY店長の8人。店長以外はみんな久しぶりに見る顔でなんだか懐かしい感じ。

一同は飛行機で鹿児島空港に飛びそこで神戸からいらっしゃるFさんと合流し、迎えに来たバスに乗り込み指宿の山川港という港まで走る。

 

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途中で大型スーパーによって三日分の水およそ13リットルおよびビールおよそ3リットルにお菓子、明日の朝食、昼食など大量の買い物をする(これ僕の分だけね)

なぜなら、今回のマリンチャレンジャー号での釣行は三日間の船中泊、一度船に乗ったら三日間ず〜っと海の上で暮らすので万が一でもす分が足らなくなるとまずい事になるのでついつい多めに買い物をしてしまうのでありますね。

 

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さて、山川港に到着したのが午後の7時半ころか、素早く荷物を降ろしあらかじめ送っておいた釣り具を倉庫から取り出して釣りの支度を始める。

一同思い想いに期待に胸を膨らませて何本もの竿にリールをセットし竿に糸を通す。

僕が今回持って来たのはジギングロッドのみでスピニングの硬いのを二本にやや硬めを一本、ベイトは硬、中、柔、と何だかラーメン屋の面の注文のようなライナップ。

主な狙いはカンパチ、そしてクエなどの根魚。

他にはマグロやGTも狙えるのでキャスティングロッドを持参の方がほとんどなのでありました。

午後9時前に船長が現れ挨拶もそこそこに素早く出港。

船長の話では、ここから12時間走って明日は一日カンパチのジギングを、二日目は浅場に移動してGTキャスティングと根魚を狙うという。

12時間も船で走るって、いったいどこまでいくのだろうかと頭の中に地図を描いてみるもののよく分からないのであった。

おそらく小型船で12時間走り続けるという経験はないのでこれまでに釣りに行った最長の距離の場所に行くことになる。

マリンチャレンジャー号という船の名前は伊達ではなかった。

 

心配されていたのは風と波で、予報を見ると10メートル前後の風が吹くという。

船長は大丈夫、三日間釣りはできます、と言ってくださったので嬉しかった。

走り始めると間も無く僕は釣り師一同をおいて先にベッドに潜り込み寝てしまった。早寝なのだ。

 

そして翌朝は5時に目が覚めてしまい明るくなるのを待って外に出てコーヒーを淹れ、起きて来たジギング王、根魚王と一緒にコーヒーを飲んだ。朝日が一瞬雲間から顔を出しただけで空は雲に覆われていた。風も強い。

 

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すでに周囲には島影も見えず大海原は広がるばかり、期待も膨らむばかりだった。

 

 

 

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2021年4月13日 (火)

エノカフェ吐噶喇列島店

先週末は久しぶりに釣りの遠征に行ってまいりました。

行き先は鹿児島県の吐噶喇(トカラ)列島周辺の海域。

船は鹿児島県指宿のマリンチャレンジャー号に乗り三日間の船中泊での釣り三昧生活です。

久しぶりの遠征にエノカフェも気合を入れて臨みましたよ。

今回のコーヒー豆はホンジュラスとグアテマラ。どちらもハイローストでちょっぴり苦味を楽しむ焙煎にしました。

 

夜の9時に港を出発した船はなんと12時間も走り続けて吐噶喇列島のかなり南の海域まで移動し釣りを開始するのですが、前夜9時に寝たので早朝5時には目が覚めてしまい暗い船の中でウロウロしているところにジギング王が起きてきたのでエノカフェの開店です。

今日の朝はホンジュラス。走る船の上でコーヒーを淹れるのは揺れとの戦いでありまして、揺れの周期と波長を読みながらうまくこぼれないようにお湯を注いでコーヒーを淹れます。

この時は4杯分の豆で3人分のコーヒーを淹れ少し濃いめにしました。これが僕の好みでありエノカフェのコーヒーであります。

うまくこぼせずに淹れられたのでまずは船長に飲んでいただく。なんたって昨夜から寝ずに操船してくださっているのだから、これを労わないわけにはいかないでしょ。

そして、毎度チタン製名前入りのカップを用意してくださるジギング王にもコーヒーを注いで2人船後部にあるテーブルで朝の海を見ながら海風にあたりコーヒーを飲む。

 

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ただでさえ美味しいコーヒー(自画自賛)なのにこのシチュエーションは更に美味しく感じさせてくれる。

空は晴天とはいかず雲が多かったけれども薄日がさし、強目の風に波もそこそこあるのだがうねり具合を見ているだけでこれからの釣りに期待が膨らみテンションが上がってくる。そんな気分を楽しんでいたところに根魚王が起きてきて、「まだある?」と聞いてきたので残りのコーヒーをお分けして3人での絵のカフェでした。

船長を除いて9人の釣行なのですが残り6人は夢の中なのでありました。

 

そして翌日朝。

この日は船中泊した後早朝6時から釣りをして朝まずめのいい時間を釣りに費やした。

何度かポイントを流しながら釣りをする隙間を縫って移動中に豆を挽いて、船が泊まって揺れが少ないところを見計らってコーヒーを淹れる。

引率のY店長と船酔いのバイク大好きさんを除く7人全員に配るには少し少ない量でしたが、釣り中に淹れたので釣りに夢中になってた方は飲みに来なかったのでなんとか皆さんに行き渡った。

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釣りの手を休めてみんなで朝のコーヒーを楽しむ。

このくらいの余裕と贅沢な時間を楽しまないとせっかくの遠征も勿体無い。

 

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幸せな朝のひと時を過ごして一同釣り座に戻っていく。後はでかいのが釣れてくれたらもういうことはない、というトカラでのエノカフェでした。

 

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ちなみに初日朝に我々がいた海域付近でマグニチュード5.3の地震が発生し、その後も余震が揺れ続けていたらしいのですが電波の全く入らない状態だったのでそういう情報は全くしらず、帰りの船の中で電波が繋がってからそのことを知りびっくりしたのでありました。

 

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