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2021年6月 1日 (火)

ブラックハニーに手こずる@エノカフェ

エノカフェのオリジナルTシャツを作った話を先日書きましたが、作ってるのはTシャツだけじゃあありませんよう。

本業のコーヒー焙煎も日常的に行っておるのですが、これと言ったトピックもなく、毎度コーヒー豆の写真だけで絵面に変化もないので記事にしてきませんでしたが、実はこの数ヶ月大きな壁にぶち当たっているのであります。

それはエノカフェ史上初とも言える大きな壁でありまして、なかなか乗り越えることができない。

そんなことを紛らわすことも含めてTシャツなんか作って気分を紛らわしているくらい。

 

壁と申しますのはタイトルそのままなのですが、コスタリカ・リベンス農場のブラックハニーという豆に手こずっているのであります。

 

この豆は、豆を作る過程が特殊で、普通のコーヒー豆はコーヒーの実の種の部分のみを洗って乾燥させるのでありますが、このブラックハニーは実の部分もわずかに残して乾燥させることで、実の持つフルーティーな香りを楽しむことができるというちょっと高級な豆なんですね。

 

この豆に出会ったのは三年ほど前で、その時の感動と驚きは本ブログにも詳しく書かさせていただきました。

とにかく、上品、芳醇な香り、深いコク、バランスの良さと全てが素晴らしく、そのフルーティな香りは他にはなかなかない豆なのでありますね。

今回は今年の3月ごろに2019年製のブラックハニーを安売りしていたのでリアクションバイトして大人買い、5キロも買っちゃったんです。高いのに。

 

それで、早速前回買った時の要領で焙煎してみたところ、この豆の特徴である焙煎時に焦げやすい、ということを気にしすぎて豆がパチパチ爆ぜる前に色が変わってきたのに焦って浅煎りのコーヒーを作ってしまった。

 

これはこれで浅煎りコーヒー豆としてはとても上品かつ爽やかな酸味とフルーティーな香りで美味しかったのでありますが僕の好みとはちと違う。

もう少し苦味が効いていて、なおかつフルーティというのを目指したいんです。

 

そこで最初の豆がなくなった二週間後、再び焙煎にトライ。

今度は一度目の爆ぜをしっかり確認し、さらに二度目のパチパチ音をしっかり聞いて深煎りしてみた。

 

コーヒ豆の焙煎というのは、生の豆が熱で少しずつ熱せられて色が茶色くなってくると、あるところでパチパチと音を立てて爆ぜるんです。

ここで焙煎をやめたのがミディアム・ローストというやつ。昔ながらの珈琲屋さん、喫茶店などで出てくるモノですね。

そこからさらに入り続けていくと今度は少し甲高い音で、パチパチ、ともチリチリとも言えるような音で二度目の爆ぜが起こるんです。

この音を聞いてすぐあげるくらいの焙煎がハイ・ロースト、さらにチリチリやったのがシティ・ロースト、そしてチリチリが全きわないくらいまでとことん行ってしまうのがヨーロピアン・ローストとかフレンチ・ローストといわれるものなんですね。

これらの焙煎具合を思い通りにコントロールするのは部屋の温度やら日の強さ、その日の気分、など不確定要素も多くなかなかそう簡単に毎回同じ味を作れるものではないのですね。

ある時はどん底に落とされたがごとく敗北し涙に暮れ、ある時は思い通りの焙煎に涙を流して喜ぶ。人生の縮図のようなものなのであります。

 

さて、ブラックハニーちゃんはと言いますと、出来上がったこの豆は狙っていたよりも深く焙煎し過ぎてしまい、香りより苦味の方が強いコーヒーに仕上がってしまった。

 

前出したヨーロピアン・ローストというやつでアイスコヒーにも出来るくらい苦味の強いコヒーになってしまったんですね。

苦味の効いたイイ男、ならぬ苦味の効いたいいコーヒーではあったのですが、僕の狙いとは違うので満足できず。


そしてまたその豆がなくなってから、今度こそ三度目の正直とばかりに、今度は二回目の爆ぜが始まると豆の色と音に全神経を集中して、このくらいだろう!大丈夫!これで行ける!というところで火からおろすと、出来上がった鈍く光る濃いめの茶色い豆を見て思わずニヤリと笑った。

 

完璧だ、明日の朝飲むのが楽しみ ♪ とルンルン気分で迎えた翌朝、朝の5時過ぎからハイテンションでコーヒーを淹れる。

たったこれだけの事でテンションが上がって幸せな一日が始まるのだから安いものだ。

出来上がったコーヒノー色と香りをじっくり楽しんだのちカップを口元に持って行きチビリと舐める様に味を確かめる。

う〜ん、これだ!オレの求めていたコーヒーは!とここで言いたいところだったのだが、ん?なんか違う。これじゃない。

苦味コクはバランスが取れているのだけれどフルーティな香りがしてこない。もしかして違う豆と間違えたか?と思い確認してみたらそんなことは無かった。

 

チビチビと飲みながら味をじっくり確かめていくと、どうやら焙煎がまだ少し甘かった様で全体のバランスがイマイチならぬイマニくらいなのだ。

 

これではエノカフェに出すことはできない。

折しもエノカフェを始めて5周年の大事な時、しかも今月半ばにはエノカフェ発祥の地ならぬ船、サンライズ新海さんでの男女群島遠征を控えている。

この大事なところで失敗は許されない、のであるが、ダメ出しをしたコーヒーを捨ててまで次を煎る度胸が僕にはない。

 

仕方なく不満の残る豆を飲み尽くしてから今回の四度目のトライである。

 

今回はすることはもう分かっている、二度目の時と前回の時との中間の焙煎をすればいいのだ。

 

さあ、生豆はザルにあけられカセットコンロから吹き出す火の上でシャカシャカと音を立てながら煎られていく。

この時の火からの距離がとても大切で、近すぎれば豆はたちどころに焦げてただの炭になる、かといって離しすぎるとなかなか焙煎が進まず初回の様な豆になってしまう。ここのところのさじ加減が微妙なのだが今回は肝を据えてどんと構えてシャカシャカした。

室温もこの時期温かいのが味方して開始10分くらいでパチパチといい音を立てて一度目の爆ぜが起こる。

さあ、ここからが本当の勝負どころ。

この先どこまで煎って火から離すかが勝負なのであります。

 

前回は早すぎたので、今回は二度目の爆ぜがチリチリと言い出してもビビらなかった。

きっちりチリチリ音を聞きつつ、またほのかに煙が上がるのを観察しつつ、ここだ!というところで火から離し、すぐにうちわで扇いで余熱を取る。

 

こうしないと余熱で焙煎がどんどん進んでしまうくらいデリケートなのでありますね。それはあたかも女心を気遣う時のごとく慎重かつ大胆にそして優しく豆を扱わなければならないのでありますが、こうして出来上がった豆は色を見たところではいい感じ。前回よりは濃い茶色だが二度目の様に黒くはない。

写真に収めて、このブログを書き始めているのでありますが、焙煎後6時間くらい置かないとコーヒーの本来の味にならないのですぐには淹れられないのであります。

 

Img_8549
左がブラックハニー、右はマンデリン。焙煎の違いわかるかな?

 

この待ち時間の焦ったさもまたコーヒー焙煎の一つの醍醐味なのでありますが。

今回も明日の朝まで結果を待つことにしましょう。

 

果たして思い通りの豆は出来上がったのか!?

答えは全て明日の朝!なのであります。

 

ん?なんかどっかで聞いたフレーズだあ。

 

 

前回のTシャツ生地で注文はルアーショップEbb&Flowさんへ、と書きながら電話番号も書かなかったのでお叱りを受けました。

Tシャツが欲しい方は下記のURLもしくはお電話でご注文くださいね。

URL  http://ebbflow.co.jp

電話 045-815-3588 です。電話番号はお間違えのないように。

 

あ、それからEbb&Flowさんのブログにて、Tシャツの注文人気ランキングが毎日更新されていますので、こちらもご覧ください。人気色がわかります。

えぶろぐ https://ebbflow.hatenablog.com  です。


締め切りは10日までです。よろしくお願いいたします。

通販もしていますので詳しくはお店へ。

 

 

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