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2021年7月23日 (金)

小笠原旅行記 その4

小笠原父島巡りの旅はつづく。

 

お昼にUSKコーヒーさんで小一時間ほど休憩しつつコーヒーの話やトレーラーハウスを手に入れた話など聞いて店を出る。

 

お姉さんから、ここまで来たならぜひ中央山という山の上の展望台に行くように、と勧められたので道も聞いてそちらに向かう。

一旦きた道を戻ってから右折し山に向かう。

しばらく坂を登って走ると道が二つに分かれていた。

道標があるのだが地元の地名がわからないのでどちらに行っていいか分からない。

広くて綺麗な道が本道だろうと判断し、できたての道らしい綺麗な舗装道路をぐんぐん登って行く。

巽道路とかいう道だった。時雨山という山の斜面を走る道は突然視界がひらけて海が眼下に見えた。

この先まで行けば山の展望台なのだろう、とさらに進んだらなんと突然行き止まりになっている。

バイクを停めて地図を出しようく見ると、この道はまだ地図に載っていない新しい道だった。

仕方なく引き返し、先ほどの分岐をもう一方の方向に走り始める。

 

戻って中央山という島で最も標高の高い山に向かう。両側から気が覆いかぶさるような木漏れ日のグニャグニャ道をしばらく行くと注射スペースに車と原チャリを発見。

中央さんの上り口だった。それほど歩かないと聞いていたのでバイクを止めてハイキングを始めるとすぐに降りてきた女性とすれ違ったので、結構歩くんですか?と聞いたら、すぐです。と答えられたので、すぐならいいやと登り始めた。

 

5分ほど歩いたところで今度は中年カップルが降りてきたので道を聞いたら、まっすぐ行くと遠回りです、そこの階段を上ると早いです、と近道を教えてくれた。ラッキー。

 

階段を上がると木立が切れていきなり山頂に出た。

 

Dsc08840

山頂からの見晴らしは良く、南には母島がよく見えた。

 

 

 

この山は深田久弥の日本百名山には入っていないだろうな。山としては低いけれど眺望は日本有数と言ってもいいかもしれない。

NHKあたりでやってる、新日本百名山みたいな番組にはぜひ入れて欲しいなどと思うのでありました。

ぐるりと四方の写真を撮りまくって一休みしてから山を降り始める。

Dsc08841

 

足元に目をやると展望台の近くに朽ち果てた大きな歯車があった。

旧日本軍の大砲のあとか何かだろうか?

父島はこのように至るところに太平洋戦争の歴史が今でも続いている。

 

Dsc08863

 

しかし目を上に見上げれば空は快晴で空は青く海もディープブルーが美しかった。

この美しさと戦争の爪痕のギャップに心が揺れ動いた。

しばし戦争時のこの島を想像してみる。

 

 

バイクに戻り再び進行方向に走らせる。

5分も走らないうちに旭平展望台という看板があり駐車場もあった。

ちょうど展望台から戻ってきた数人のグループに、どのくらい歩きますか?と聞いたらすぐです。すぐそこ!とおっしゃるのでバイクを降りて行くことにする。

樹木のトンネルをくぐるように歩くと行く途中日本軍の廃墟施設があった。

 

Dsc08870

 

こういう場所は僕はダメで、霊に取り憑かれやすいのだ。

こんな話をすると信じない方は笑うだろうが、かつて何度か取り憑かれてひどい目に遭っている。その度に除霊をした経験があるのだ。

恐る恐る写真を一枚撮ったが気味悪く背筋がゾクゾクしてきたので、ヤバイヤバイと取り憑かれないように足早に通り過ぎた。

Dsc08878

するとすぐに岬に出てここもなかなかの景観。山の緑と海、空の青、白い雲が素晴らしい。

見慣れない草花が咲いていたので写真を撮る。

ここにも廃墟が一つあったので早々に退散する。

 

Dsc08885

 

戻るときには足早に念仏を念じながら廃墟を通り過ぎた。

駐車場まで戻ったら入り口に慰霊碑があったので念入りに拝んだ。

 

またまたバイクにまたがるとゆるい上り下りのワインディングロードを気分良く走る。するとすぐに長崎展望台というところに出た。

 

先ほどのグループがいらして、再びご挨拶する。

岬まで少し歩くとなかなかの眺望が見られた。

眼下に大きな湾と岬が見えて美しい景色を作り出している。そばにいたグループの一人が、「ここからあの岬までロープウェイをかけよう、って石原元知事が言ったらしいのよ」と話していた。

Dsc08889

こんな美しいところにロープウェイをかけて台無しにするなんて、どういう感性の持ち主なのか?と僕は呆れた。

 

雲が出始め、ギリギリ陽のあたっているタイミングで写真を撮る事ができた。

海や空の青に溶け込むような青いラベンダーの様な花が咲いていた。シチヘンゲもあちこちに自生していた。

 

駐車場に戻ると2時近くになったので山をそのまま降りる。

 

下り道のワインディング・ロードは自分のMT09で走りたかったなあ。原チャリではスピードは出ない、安定はしない、クラッチがない、シフトダウンもできないで無い無い尽くしで怖かった。

 

山を降りて街にでて宿に戻りシャワーを浴びてスッキリする。

着替えてさっぱりしたところでバイクとシュノーケルを返す。

その前にガソリンを入れに行ったのだが、うっかりヘルメットを被流のを忘れてスタンドまで走ってしまった。

ガソリンスタンドのおばちゃんに「あんた、ヘルメット!」と言われて気づいた。

ガソリン代は1リットルも走らず140円。島のガソリンは高いのだが、一日借りて140円は安い。

 

小笠原観光にバイクを返しに行ったら、店のおっさんが俺のユニクロTシャツ見て、あ、アメリカ盤ですね、とTシャツにプリントされたビートルズのアメリカ版のレコードジャケットであるmeet the beatlesのジャケット写真を見ていった。

 

「これユニクロだよ」と返事したら驚いてた。三年くらい前に出たので買ったのだがすぐに売り切れてた記憶がある。

 

宿に戻りビールを飲む。ロング缶を二本飲んで酔っ払う。

明日からは乗合戦で釣りをする予定なので、釣り用にシステムを組んだ。

そのあと一寝入り。枝豆とカップラーメンで腹を満たし夕食。

 

7時からは星空を見るツアーへ。

集合場所からガイドさんの運転で10分ほど走り山の上のある場所へ着く。

まだ薄暮の空にポツポツと星が見える程度だったが、参加者4人にゴザが配られ、これを敷いて寝転んで空を見上げる。

 

やがて空は暗くなり星が瞬き出す。目も暗さに慣れて瞳孔が開き保地をよく捉えられるようになる。

真上に北斗七星が見えた。やがて雲のようにぼんやりと霞んだものが見えてくる。これが天の川だ。

これが素晴らしかった。ガイドさんの案内で星座の説明を聞いたり、質問したり。

天の川をはっきり見たのは初めてではなかろうか?子供の頃に見えた記憶がおぼろげにあるのだが、はっきりは覚えていない。

さそり座も初めて見た。本土で見るよりもずっと高い位置に見えた。初めてづくしで感動する。

ツアー会社たびんちゅさんのガイドもなかなかよかった。

Img_0160

ひとしきり満天の星空を見た後は望遠鏡を設置してビッグバンのあったあたりの星や織姫、彦星などをみる。

最後に記念撮影をしていただき二時間ほどでツアーは終わり帰路に着いた。

 

小笠原の自然といえば海のことしか知らなかった僕だが、今日一日で山にサンゴの海に星空にと新たな魅力、しかもどれも素晴らしく美しいものを体験してお腹いっぱいになってしまった。

あまりにも濃い体験だったので頭の中の整理がつかず、更新しようと思っていたブログを書くことができずに寝てしまった。

 

 

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