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2021年7月 4日 (日)

男女群島遠征2021⑤ @サンライズ新海

男女群島遠征二日目は既に午後3時を回り終盤に入ろうとしていた。
ジギング王、いやトップ王の釣り上げたカンパチで賑わった船上がやがて釣りに集中する空気に包まれていた。
船は海底の起伏の激しいポイントを流していた。
いわば根掛かりの巣ともいうべき根掛かりだらけのポイントなのだが、こういう場所にこそ根魚のいいのがいる。ここ男女群島でいい根魚といえばそれはクエ(アラ)を意味する。
僕はベイトタックルでそこをネチネチとかつ慎重に責めていた。
しかし、根掛かりに苦しみとうとうリーダーも失う根掛かりでPE3号号のタックルが使えなくなってしまった。そこですぐにPE4号タックルに持ち替えて根魚を懲りもせずに狙うのだが、これまた根掛かりに会い、センチョー!根掛かり外して〜!と叫ぶ。
はいはい、根掛かり外して21年〜と田代船長がおどけながら来て根掛かりを外そうとしたのだが、なかなか手強い根掛かりだった。
船は風に流されてどんどん根がかった糸はテンションがきつくなるので、リールのクラッチを外して意図が自由に出て行くようにしておいて根掛かりを外すのだが、センチョーが竿先を素早く上下にサササ!と振った次の瞬間何かが起り、センチョーが、まずい!と叫んだのだが一瞬のことで僕にはないが起こったのか分からなかった。
気がつくと釣り糸が竿の途中で切られて垂れ下がっていた。
ん?という顔をしていると、竿を振った時にPEラインが竿先のガイドに絡んでしまったところん船が流れたので、危なく竿の先っちょに付いているトップガイドが糸に引っ張られて折れるところだったのを、一瞬の判断で糸を切ったらしい。
あまりにも一瞬の出来事だったが、結果的にジグとラインを失ったものの竿が破損することが避けられて安堵した。こういう素早い判断をするセンチョーを改めて感心してしまった。
そんな根掛かり地獄にあってる最中にも他の釣り師はポツポツと魚を釣り上げていた。
今回絶好調のO部長はジギンングでヒラマサを釣ったかと思ったら、立て続けにクエ(アラ)を釣り上げた。
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クエはなかなかのサイズで一目見て羨ましかった。
カンパチのでかいのがなかなか来ない今回、せめてクエくらい釣りたいものだと密かに思っていたのだ。しかし僕ときたら根魚狙いのベイトタックル2セットを根掛かりで使用不能になりリーダーを組み直しの作業をしていたのだった。
その間に調子こいたO部長はさらにアカハタを釣り上げる。クエもアカハタもジグはゴビアスアンセスターだった。以前確かステイタスさんでの五島列島釣行でもO部長がこのジグでクエを釣ったのを覚えている。得意なジグなのだ。

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リーダー・システムを組み直した僕は、再びね魚を狙うがまたしても根掛かりをしジグを失う。これでは釣具屋の思うツボだ。
センチョーはふざけて、ここはY店長から頼まれて流している最も根掛かりの多いねなので、どんどん根掛かりしてジグをなくしてお店の売り上げに貢献してください。などと言っている。
そんな中で当のY店長が男女群島では珍しいアコウ(キジハタ)を釣り上げた。
根掛かりでジグや釣り糸が切れることは基本的には海を汚すことなので心おから賛成するアホな釣りはいないと思うのだが、根魚を狙う限りこれは避けて通ることはできない。
流石の根掛かり三連発で少々気落ちしてしまった僕だったが、ここで諦めたら負けだ、と気持ちを引き締めスピニングタックルを手にした。
ベイトがダメならこれがあるさ、とばかりにスピニングタックルでカンパチを狙う。
すると、なんと、そこにジグが着いてふたしゃくりした所にグググ!という手応え、さらにリールのドラグがジジジ!と音を出して元には重さが伝わる。
一瞬でこれはデカイ!と思いつつも焦らず糸を巻き魚に主導権を与えなかった。
その後も魚は暴れてドラグを出すのだが何かカンパチとは違う手応えだった。
センチョーから、巻いて巻いて!と声が飛ぶ中必死に糸を巻くとやがて魚の引きは少なくなり重さだけが手元に伝わるようになった。
しかもこれは相当重い。10キロじゃきかないぞ!と思う頃にはクエじゃないですか?とY店長が横にやってきていう。
僕もちょうどそう思っていた所だったので思わずニンマリする。魚はすっかり引かなくなっていて重さだけが腕に伝わっていた。
慎重に糸が切れないように巻きつつもおそらく顔はすでにこの段階で笑っていたに違いない。
やがて海面に現れたのは丸太のように腹を上にしてボッカン!と浮き上がったクエだった。

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やったー!狙っていたクエが思いがけずもカンパチを狙っていて釣れるとは、釣りってこんなもんだ。
すぐ横で泳がせ釣りでクエを狙っていた根魚王が苦笑を隠せずにいた。
僕自身ジグでこんな大きなクエを釣るのはもちろん初めてだ。センチョー、重さ計って!とおねだりすると14.5キロあった。
僕にとっては夢とも言えるクエ10キロオーバー!ここ数年毎年のようにジグでクエを釣っているがこれまでのものとは比べ物にならないその大きさと嬉しさに理性を失わされそうになる。
しばしコーフンしヨロコビのビールを飲みながらコーフンを覚ます。
船の上では他の釣り師がカンパチを釣ったり、アカハタを釣ったりしていたが僕にはどうでもよくなってしまっていた。
この日の僕の釣りはここで終わってしまったに等しい。
夕まずめはまたポイントを大きく変えてカンパチジギングをする。
魚探へのカンパチの反応はたくさんあるのだがなかなかジグに食いつかなかった。
潮が緩いのが悪いのか、暖流が流れ込んで一週間で大きく水温が上がってしまったのが悪いのか?生きた魚をエサにする泳がせ釣りですら魚の反応は悪かった。
そんな状況の中で、泳がせ釣りを諦めた根魚王がいいサイズのアカハタを釣り上げていた。
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かと思いきや、次の流しでは再び泳がせ釣りをして巨大なカンパチを釣り上げる。
20キロは軽く超える大物なのだが、根魚王にとっては所詮外道だった。あまり嬉しくないのである。


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この後も日没まで投げたりしゃくったりと色々みんなで試したが大した釣果は得られなかった。
男女群島といえども渋いときにはそう簡単に釣らせてくれないのだ。

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最後のひと流しも釣果なく二日目の長い一日が終わった。
トップ王のカンパチに僕のクエとドラマはそれぞれ起こった。個人的にはみんな心の中にそれなりのドラマがあったのだろう。
しかし一人だけここまでなんのドラマも起こらない人がいた。ハーレーくんである。
ハーレーくんは、この長い一日、キャスティングにジギングに頑張ったはずなのになんの釣果もなく時を過ごしてしまった。
虚しい一日の終わりになろうとしていたのだ。
ところが、船が宿営地に投錨して固定された直後にあっさりと良型のアカハタを釣り上げたのだった。
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彼にとっては大変なドラマチックな一日のエンディングだったに違いない。
こうして、おそらく一年で最も長い一日の釣行は終わった。
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一同、シャワーを浴びるもの、ビールを飲むもの、ぐったりする者など様々。静かによるの帳は降りていった。
夕食の田代船長特製のモツ鍋が出されるとワッと食らいつきアッという間に満腹になったところにさらに鍋に投入されたチャンポンをずるずると食べて幸せな夜の眠りに誘われていったのでありました。

写真協力:Ebb&Flow、サンライズ新海
釣りに関するお問い合わせはルアーショップEbb&Flowへどうぞ
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