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2021年7月22日 (木)

小笠原旅行記 その3

小笠原父島生活二日目の朝は釣りに終わり、さて今日は浜でのんびり甲羅干しでもして過ごそうか、と考えていたところに宿泊先のちどりさんのお姉さんが出てきてご挨拶、今日の予定を聞かれたのでカクカクシカジカというと、

 

「それは勿体無いですよ〜!せっかく来たんだから原チャリでも借りて、ついでにシュノーケルセットも借りてここの海岸のサンゴを見なくちゃ!それから山のてっぺんも眺めがいいし、美味しい小笠原さんのコヒーを飲ませるカフェもある」と立て続けにきた。

 

最後の小笠原さんのコーヒーにピンときたワタクシはお姉さんのおっしゃる通りにせんと出かけたのでありました。

まずは歩いて2分の小笠原観光さんに行き原チャリとシュノーケリングセットを借りる。

 

原チャリにまたがり勢いよく出発!と思ったら、原チャリにはクラッチがないので、いつもクラッチ付きバイクに乗ってる僕にはどこまでエンジンをフカしたらどのくらいの加速をするのかが分からず、恐る恐るフカしていくと、けっこうフカさないと発進しない。

 

ノロノロよたよたと頼りなく発進し最初に向かったのは美味しいパン屋さん。ここも宿で教えてもらったお店。

坂を登ってちょっと下ったところに小さな住宅街があり、そこでパン屋さんを発見しお昼ご飯のパンを購入。

 

そこから坂をおりて港の先に回り込んで製氷海岸という枝サンゴで有名な浜を目指す。

ところが大きな道から入っていく場所が分からず、気づいたらトンネルをくぐって岬を越えて隣の浜まで行ってしまった。

これはおかしいぞとひい返し、道路の看板など頼りにしていくのだが、どうも道らしいものがない。

 

ようやく入り口らしい道にたどり着いたら、道路の向かいにある家のおっちゃんが見るに見かねてか道を教えてくれた。

 

ようやく製氷海岸に着きバイクを停め、まずはその浜のすぐそばにある小笠原海洋センターを見学。

ここではウミガメの飼育をしておりウミガメの赤ちゃんから親亀まで成長過程が生きた亀で見ることができる。

赤ちゃんウミガメが泳ぐのを見て、島のレストランで出されるウミガメ料理はもう食べるのをやめよう、と心に誓った。

 

Dsc08803

 

クジラの骨格標本などを見た後に、施設のお姉さんから情報収拾する。

浜辺への降り口の場所などを聞いていよいよ浜へ降りた。

 

浜辺は枝サンゴの破片と石でできた浜で歩きにくい。

浜に突き出して生えている木の木陰を選んで荷物を置いて早速シュノーケリング。

 

浜から5、6メートル入るとそこはもう一面の枝サンゴが群生している。

サンゴの上を泳いでいくと所々水面近くまでサンゴが伸びているところもあるので、体がサンゴに触れないように水深のあるところを選びながら泳いだ。

P7103410

 

青い海に白いサンゴ、黄色やブルーの魚のコントラストが美しく見とれてしまう。

どんどん沖に向かって泳いでいくと急に深くなっていてその辺りにはスズメダイの仲間の群れがたくさんいて、気がつくと自分の周りをスズメダイに囲まれてしまった。

スズメダイをよく見ると何かプランクトンのようなものをついばんでいる。餌があるから群れが集まっているのだということが分かった。

この辺りから水温も少し下がるので、ウエットスーツなしの僕はこの辺までで遊んで一旦浜に上がって一休み。

今度は水中で撮影できるカメラを持って海に入り、ビデオや写真を撮った。

 

P7103422

 

一時間半ほど遊んだら飽きたので、少し休んでから次の浜辺を目指す。

 

先ほど行き過ぎてしまった道を再度走り岬のトンネルを抜けると、岬の付け根のあたりでトンネルから出たところで境浦海岸が俯瞰できた。

この浜は沖に太平洋戦争末期に魚雷を受けて逃げ込んだ沈船が今も朽ち果てた姿を残している。

Img_0136-1

 

当時小笠原島民は全島避難で誰もおらず軍人だけの島になっていたらしい。

船に乗っていた軍人は果たして生き延びられたのだろうか?などと考えつつ写真を撮り、この浜に降りるには長い急坂を歩かなければならないので上から見るだけにして次の浜に走った。

さらにトンネルをいくつか走って次の浜辺、扇浦海岸へ向かう。

 

トンネルの中を原チャリで走るのは怖い。

スピードが出ないので後ろから追いつかれた車に抜かれる時が恐怖。道は狭いし暗いしバイクはフラつく。

車が来ないことを祈りながらトンネルの中をよたよたと走った。

 

トンネルを抜けると雪国だった、ではなく扇浦だった。真っ白な砂浜に青い海。

ここは道路脇に屋根付きの休憩所のほかトイレやシャワーまである。もちろん無料だ。

ちょうど昼時とあって、屋根の下には子連れの人妻が何組か雑談しながらお昼を食べていた。

 

この休憩所のすぐ下に真っ白な砂浜が広がる。

休憩所の海側のスペースは芝生だったので、ここに腰を下ろし買ってきたパンを食べた。

サンドイッチとピザパン。どちらも今朝作ったもので美味しい。

島にあるパン屋はおそらくここのお店だけで、あとはパンといえば週に一回入る小笠原丸から運ばれた大手パンメーカーの菓子パンぐらいだと思うので、島の人にはありがたいパン屋さんなのだろう。

パンを食べたらコーヒーが飲みたくなったので、この先の山の中にあるUSKコーヒーというお店に行くことにした。

 

道がよくわからないので食事中の子連れ人妻に道を聞いたのに道を間違えてしまい行き止まりになる。

引き返してちづとにらめっこしてなんとかそれらしい場所を発見。

お店といっても道路沿いに目立たない看板が立っていてその先は藪に入るようなうっそうとした森で、本当にここ?と思いながらバイクを止めて中に入って行くとテラスが見えてお店らしい作りになっていた。

Img_0139

おじさんのお客さんが一人のんびりとコーヒーを飲んでいた。

 

木の階段を数段上がってテラスに入ると、プラスティックの波板屋根からコーヒー豆の麻袋を吊り下げて日よけにしていて、それがなかなかオシャレでよろしい。

カウンターに綺麗なお姉さんが一人いて、いらっしゃいませ、と言ってきた。

 

このお店はすぐ隣の山でコーヒー豆を栽培していて、そこで採れるコーヒー豆を焙煎したコーヒーを飲ませてくれるというので、コーヒーを偏愛する僕にとっては興味津々。

何種類かあるコーヒーの中から小笠原のコーヒーを濃いめで入れて、と注文する。

 

コーヒーができるまで、豆の栽培の話などをお姉さんに聞いた。

豆の収穫は秋で量はそれほど多くない為出荷するほどではないらしい。つまりここで飲まないと飲めないのだな、と勝手に想像する。

出てきたコーヒーは紙コップに入っていたのがちょっとガッカリだったが味は美味しかった。

フルーティで酸味は少なくバランスが良い。後味が実に深く口の中に残りそのあとはスッと消えていく。ルワンダの豆に似た感じだなと思いながらチビチビと飲む。

 

Img_0143

 

店の建屋はアメリカから買って運んだという銀色の丸っこいトレーラーハウスで、これが木々に囲まれて独特な雰囲気を醸し出している。

アメリカンポップスやジャズが流れていて、緑の中の店に流れる音楽が不思議な時間を演出していた。

森の中に置き去りにされたトレーラーハウスにテラスを付けてお店にしたような格好なのだがとてもお洒落で居心地が良かった。

お姉さんと釣りの話、コーヒーの事、手作りナッツバターがここのオリジナルで美味しいことなどを話す。

この手作りナッツバターは試食したら美味しかったのでお土産に購入した。

Img_0142

 

このあと店を出て島で一番高い標高319mの中央山に向かうのであるが、またまた長くなってしまったので、残りは次回へつづく。

 

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