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2021年7月24日 (土)

小笠原父島乗合船釣行記 その1

小笠原旅行記も滞在三日目からはずっと釣りになるので釣行記にタイトルも変更しました。

今回の小笠原遠征はいつものルアーショップ・エブ・アンド・フローさんの企画したカンパチジギング遠征に参加し、船を一便先に乗って小笠原の観光も満喫してしまおうという魂胆だったのですが、父島に到着した時に毎年お世話になってる船長さんに港でお会いした際に乗合船の船長を紹介していただいたことから急遽観光メインから釣りメインにシフトしたんです。

この辺りが釣りバカなんですねえ。

エブフロ隊が到着するまでの四日間、釣り三昧してしまおうということになった。

そして、この日がその釣り一日目となる。

 

船は8時出船予定で船長さんが少し前の時間に宿まで迎えに来てくださった。

重いジグのたっぷり入ったドカット(道具入れ)を船に積み込み、他のお客さんも揃っていたのですぐに出船する。

 

この日のポイントは島の南側の沖合70mくらいを中心にやるという。

お客さんは全部で僕も入れて4名。ルアーは僕だけで他の方はみんなエサ釣りだ。

 

エサ釣りと一緒にルアーをやるのは初めてではないので特に心配もなく船に乗り込むとすぐに釣りの準備をする。

 

船は港を出て少し行ったところで止まり、この日1名いた初心者の方に船長から釣りの基本をレクチャーしている。

釣り方は電動リールで天秤じかけの二本針で鯖の切り身をエサに使っていた。

 

レクチャーが終わるとさらに沖に進み最初のポイントに入る。

水深70mくらいのところが最初のポイント。

船長の鳴らす警笛を合図に釣り開始。アンチョビットシャープ180gを落としてしゃくる。

 

P7113448

 

エサ釣りの方が早くも何かをヒットさせて糸を巻き上げるモーター音が船に響き渡る。

その方とは離れていてよく見えなかったがアカハタかアカハタモドキらしい赤い根魚を釣り上げていた。

 

何回か流し変えたところで僕にも待望のヒット。

小気味良い引きはカンパチだ。大きさはおチビちゃん。それでも一匹釣れて気が楽になった。

この日はこの時のスピニングPE6号タックルの他にスピニング PE8号、ベイトPE4号、同じくPE3号と4本の竿を持ち込み、メインは6号と4号を使った。

 

この日は大潮、午前中は下げ潮なのだが潮は緩くあまり流れない。

特に底付近の潮が流れていないようだった。これはカンパチ釣りには悪い条件なのであります。

魚探に反応は移るもののなかなかカンパチが口を使ってくれない。

 

ジグを変え、しゃくり方を変えと色々手を変えてやるもアタリはなく、やっときた!と思ったら大型のバラハタ(現地名チギ)だった。

このバラハタは沖縄から奄美、トカラにかけてはシガテラ毒という毒を持つものがいるため流通が禁止されているようだが、ここ小笠原のバラハタは生態系の関係でシガテラ毒がないので安心して食べられる。

 

僕自身、何度もこの魚を食べているが、大変美味しく、沖縄で最も高級魚とされるハタの仲間であるスジアラ(アカジン)よりも美味しいと思っている。

もちろん小笠原ではチギと呼ばれ普通に食べられているし、お店のメニューにも出ている魚なのであります。

小笠原のバラハタが沖縄あたりと違うのは毒の問題だけではなくその大きさがすごい。

アベレージで5〜60センチ、重さにすると2〜3キロかな。とにかくデカイ。

しかもこのバラハタ、ルアーにためらいなくガツンと食い付いてそこそこ暴れるので釣り味も楽しい魚なのであります。

 

大きなバラハタを釣って小笠原らしい釣りになったなあ、と思っていたら早くも11時を過ぎて潮止まりとなる。

この時間はカンパチは釣れないからと根魚釣りに専念するといいサイズのアカハタモドキが釣れてきた。

このアカハタモドキは本家アカハタよりも美味しい魚で、僕はお刺身で食べるならキジハタについで二番目くらいに美味しいのではないかと思っているくらいのありがたい魚。

今回は家には持ち帰れないのだが宿にお土産で持ち帰れば喜ぶだろうとキープした。

 

その後潮が上げ潮に変わり動き始めたら、今度は流れが速くなりしかも二枚潮のようで糸が老けてなかなか底が取りにくい。

 

え〜と、この一行は釣りをしない方にはなんお子とか理解できないと思うので解説いたしますと、

二枚潮というのは海中の層によって潮の流れ流速度が違うことを意味し、ここにジグを落とすと、潮の早い上の方は釣り糸が潮の流れで横に流されてたるんでしまうんですね。そうなるとジグが底に着いてもジグの上の糸が弛んでしまっているためにジグの着底が手元に伝わらない。ということなんですね。

 

そうなると何が起こるのかと申しますと、根掛かりが起きてしまうのであります。

通常はジグの着底後素早く糸を巻きそこにある岩やら何やらに針が引っかからないようにするわけですが、着底がわからないので長い時間針が底をズリずりと動いてしまったりするので、自ずと根がかるわけです。

 

これを防止するにはジグを重くして糸をたるまないようにするか、糸を細くして潮の抵抗を減らすしかない。

 

この日はかなりうわじお(上の方の潮)の流れが速くから根掛かりに苦し見ました。

 

糸を4号に下げてジグを300gまで重くするも長かりする。

根掛かりをした時には強引に引っ張ればより針はガッチリと根にかかるので、リールの糸をフリーに出るようにしてたるませながら竿をしゃくって、ジグの重さで針が引っかかっているのと反対方向にジグが動けばなんとか外れるのですが、これがそう簡単にはいかない。

 

何度目かの根掛かりで竿をしゃくっていたら竿先の方に糸が絡んでしまった。このまま引っ張れば竿のガイド(糸を通す部品)が吹っ飛ぶか竿先が折れるので、素早く糸を緩めてそ先を手元に持ってきて絡んだ糸を外したのですが、時すでに遅し!三番目のガイドが抜けてしまっていた。

 

幸い竿は折れなかったし、ガイドも固定部分から抜けただけだったので、外れたガイドを取り除いて糸を通し、そのまま騙し騙し使ったのでした。

これほんとは使っちゃダメなのね。大物がかかったライトが擦れて切れるか下手すると竿に変な力がかかって折れることも考えられるんです。

 

わかっちゃいるけどやめられない!お魚ちゃんはたくさん魚探に写っているし!ということで反則技でさらにもう一匹アカハタもどき釣ったのだった。

 

その後、やはりこれはまずいと改心しスピニングロッドに持ち替える。

 

これをしゃくっているとなかなかいいアタリがあったのだが、合わせが甘かったらしく針の掛かりが甘かったのかバラしてしまった。

 

チャンスらしいチャンスはこの一発のみ。

 

2時頃までやって沖上がり。

 

エサ釣りの方々は赤いお魚をたくさん釣っておられました。

 

港に戻る船の上から横浜のルアーショップ、エブ・アンド・フローの店長にラインをして、竿が一本ダメになっちゃったので代わりの竿を後からくるときに持ってきてくれないかとお願いしたら、運良くカーペンター社のセミカスタムベイト竿が入荷していて写真が送られてきた。

 

気に入ったので即決し、帰ったらお金払うから持ってきて、とお願いしたところ、もちろん構いませんが今ここでPayPayで支払いもできますよ〜、と悪魔のような二次元バーコードの写真を送ってきたではないか!

 

これを一旦保存してPayPayのアプリを起動し金額を入力して決済すれば横浜から1000キロも離れた釣り船の上でお買い物ができてしまうというわけ。送料はオマケしますから、と半分とぼけておっしゃる店長の口車に乗って乗り合い線の上で決済し竿を買ってしまった。

なんだか変な時代になったものだ。便利なような怖いような。

 

そんなわけで港に着く間に新しい竿を購入し嬉しいのか悔しいのか微妙な気持ちだったが、とりあえず港について船長に宿まで送ってもらいこの日の釣りは終了となった。

 

獲物のバラハタとアカハタモドキは宿のご主人に進呈した。

 

 

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