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2021年9月22日 (水)

アマダイ2021初釣り@まなぶ丸 江ノ島片貝漁港

涼しい風が吹き始め秋っぽくなりましたね。彼岸花ももう咲き始めていて今年は季節の進行が例年より早く感じます。

秋といえばアマダイ釣りシーズンの始まり、ということで今週は江ノ島・片貝漁港にあるまなぶ丸さんにアマダイ釣りに行きました。

もちろん今シーズン初のアマダイ釣りであります。

 

昨シーズンも秋口からアマダイ釣りに出かけたのですが三回行ったところでマハタの泳がせ釣りにハマってしまい、アマダイはそれきりになってしまっていました。

それでも、今回お世話になるまなぶ丸さんで53cmのデカアマダイを釣っていたので、精神的には満足な先シーズンだったのでありました。

 

Img_0895

さて、今回もH夫妻とのエサ釣り釣行でありまして、早朝5時の開店と同時に片貝漁港に到着したら駐車してある車の数に驚いた。堤防の上の駐車場がすでにほぼビッシリと車で詰まっていて釣り師もたくさん船宿に行列を作っている。

なんだなんだ、何が起こったんだ?今日は木曜日、平日だというのにこの人の数は一体?と疑問を抱きながら車を止めて船宿に歩いていくと、どうやらマグロ・カツオ船の乗客の方々らしいことが分かった。

今年の相模湾はキハダマグロはイマイチなれどカツオはよく釣れているので釣り人も多いのだ。みんなでっかいリールの付いた太い竿を持ってい気合が入っている。なんだか異常な熱気を帯びているのだ。

Img_0920

というのを横目で見ながらスルーしてその先にあるまなぶ丸さんに行く。

こちらはアマダイしか今のシーズンはやっていないので、静かな感じで、受付に行ったらまだ三人しか来ていなかった。我ら三人はめでたく左舷のトモから三人分の釣り座を確保した。船長が受付をやっていて、去年僕がでかいの釣ったのを覚えていてくれたのが嬉しかった。まなぶ丸さんにはたった2回しか行かなかったのに。

無事釣り座を確保して出船までの一時間半、朝焼けの写真を撮ったりして過ごし、時間になったので乗船。

全部で10人ほどのアマダイ船の釣り客だった。

 

Img_0913

 

6時半過ぎ出船し、江ノ島沖に船は向かいます。

15分ほどでポイントに着き早速釣り開始。水深は80mくらいとアマダイ釣りとしては比較的浅い方でした。

 

アマダイというお魚はここ相模湾あたりでは水深80〜120mくらいの砂地に生息していて、エビやカニなどを食べているらしいんですね。

この魚を釣る時のエサはオキアミです。こいつを天秤から2メートルくらいの長さの二本バリの仕掛けにつけて、一度オモリをトン!と砂地に落としてアマダイに!!というもしくは?!というアピールをした後に上からエサのオキアミがふわふわと落ちてくる。それにパクッと食らいついてくれたら狙い通りに釣れる!というわけなのですが、物事そう絵に描いたように単純にはいかないのが世の常、その時のアマダイちゃんのご機嫌だったり潮(海水)の濁り具合だったり、潮の流れ方など様々な要素がこれに加わるものですからそう簡単には釣れてくれない。

 

ということでさあ釣り始めましょうということになったのですが、久しぶりのアマダイ釣りなので僕はすっかり釣り方を忘れてしまっていて、基本的な釣り方を思い出しながらも去年来た時には確かこんな風にしゃくって、こんな風にタナをとって、などと自分なりの釣り方をひとつ一つやって行ったら思い出して来た。

開始早々、僕の二人右隣の方が30cm大のアマダイをキャッチしたので、今日は活性いいか?行けるかな?と思ってしゃくり続けたのですが、僕には開始から約一時間、アタリはなく外道の当たりすらあまりない。

ガンゾウビラメが二枚上がったのでタナを調整してみるものの、普段なら外道でくるヒメコダイ(アカボラ)もアタリなく船は大きく移動しもう少し深いところへ行った。

しかし、ここもあまりアタリなく、ガンゾウにサバにキダイにと外道ばかり元気がいい。

それでも先ほどよりは魚全体の活性が上がっているように感じたので気合を入れてしゃくる。

ここでH妻がアマダイをキャッチしたのでこちらも更に気合が入る。

 

一匹目のアマダイが釣れたのは午前9時を回ったところ。ようやく、という言葉がピッタリだった。

ココン!というアマダイらしいアタリがあったのでしっかり巻き合わせして水深90mからまきまき、と行っても電動リールだけど、してくると小ぶりながらアマダイちゃんが釣れてホッと一息した。

 

そこからまたアタリがなくなり、船全体もイマイチだったので若干深い100m前後のポイントに移動する。

 

ここでもなかなかアマダイのアタリが出ず釣れてくるのはガンゾウビラメばかり。

どうも潮の流れがおかしいようで、上の方と下の方の潮が違う方向に流れているいわゆる二枚潮というやつだった。

しかも上の潮(うわ潮)は結構早いので糸を落としている間にどんどんたるみが出来て(糸フケと言います)、100メートルも下まで糸をたるませたらお隣同士二メートルくらいの間隔で釣りをしているのですぐにお隣同士の糸が絡んでオマツリが連発。

 

サミングしてたるみが出ないように落としても着底すると10メートル近く糸がフケてる。すぐさま巻き取って底を取り直すというのを三、四回繰り返してようやく道糸がまっすぐになる感じだった。

これをせずに、一度目の着底でタナ取りをしていた釣り師の皆さんは軒並みオマツリの嵐。

 

船の左舷と右舷でのオマツリも頻繁に起こり、中乗りのセーネンが飛び回ってはオマツリを解いて大活躍していたのでした。

 

小移動を繰り返すうちに魚の活性が少し上がってきたようで、外道のアタリが活発になる。

 

ここはチャンスと誘い方をいろいろ試してみた。ここまでは自然にエサをフワフワと落としていたのを、もう少し派手な動きに変えてみたところ、なんと一発でヒット。

 

先ほどと同じくらいの小型ではあるものの嬉しい二匹目を上げる。

 

更に、これにヒントを得てしゃくりをすると同サイズが連発。

いいぞうなんだか乗ってきた感じ。ここからが勝負、と思ったら船長の「移動します」の声。

どうやらここでは他の人にはアタリがなかったようだ。魚はいるのに、と思いながらも仕方ないので次のポイントに移動する。

 

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移動は江ノ島の東側沖への移動だった。水深は同じく100m前後。

そしてここでいいアタリがクククン!!ときたので合わせると、竿先が絞られた。

オ!アマダイだったら良い型かも!と様子を見ながら糸を巻くと、いかにもアマダイらしい竿の叩き方。ククン!ククン!と竿先を叩くのだ。

 

良いぞ良いぞお!と上げてきたら見えてきたのはまぎれもないアマダイ、しかもそこそこ良いサイズ。

 

上げたところに中乗りのセーネンが駆けつけてきてサイズを計りましょう、と言ってメジャーを出す。

 

40cmはありそう、と計ってみたら丁度ぴったり40㎝だった。

 

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この一匹ですっかり良い気になって、残り一時間半、もっとでかいの釣ったるでえ!と気合いを入れる。

 

左隣のH妻にしゃくりのコツを教えたら、こちらもすぐにアマダイをキャッチ。このパターン、ハマっている、と勇んでしゃくるのだが、なぜかここから僕にはアタリがなくなる。

 

H妻はアラを釣ったりして外道ながらも釣りを楽しんでいる様子だったが僕にはアタリが出ない。

前回のタチウオでもお隣さんにしゃくりを教えた途端自分にアタらなくなるという事があった。何か関連はあるのか?

 

そんなこんなで残り時間目一杯気合い入れてしゃくったのに綺麗な斑点のガンゾウビラメが釣れただけで時間となり終了。

Img_0933

結果は4匹とちょっと物足りないが40cmが釣れたからまあ良いか?

後半は何が悪かったのだろうと、港に向かって走る船の上からぼんやり海を見ていてようやく気がついた。

潮が濁っていて色が悪いのだ。

 

Img_0938

この濁りだと水深100mにはほとんど光が届かないであろうと思われる。そんな中で釣りをしていたのだから、もっと魚にアピールする方法を考えなければならなかったのではないか、と考えたがすでに手遅れ。

次回の参考にしよう。

 

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