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2021年10月 4日 (月)

種子島GT遠征2021①@Life fishing guide service ともみ丸

今年の夏も暑かった。地球温暖化は確実に進行しているのが肌でわかります。

もはや危機的状況という話なので、身の回りからできることはせねばと思うのですが、一度エネルギー頼りの楽な生活にどっぷりと浸ってしまった生活を変えることは容易ではない。

釣りの遠征なども見方によってはいらないエネルギーの無駄遣いもいいところなのだろうから、いつかは遠征も行かなくなる日が来るのだろうか。

などど考えたりしながら暑かった夏も終わり残暑もそろそろ終わって涼しくなり始めた9月末、反省することもなく種子島へGT釣行に出かけました。

 

日程は金曜日の朝の便で鹿児島に飛び、鹿児島空港で種子島行きの便に乗り換えてお昼頃種子島着。

この日の午後から日曜日いっぱい釣りをして月曜の種子島発朝一便でお昼過ぎに東京羽田に戻るというもの。

丸二日と半日の釣行となります。

 

昨年8月もほぼ同様の行程で種子島を訪れたのですが、その時は海は凪、潮がよく動いてGTが爆発し、船中50キロオーバーを頭に10本くらいのGTが二日半で釣れるという爆釣でありました。

そんなもんだから必然的に今回も期待は大きかったのでありますが、果たして結果はいかに。

 

ということで金曜の朝7時、羽田空港に集まったのは総勢6名の釣りバカさん達。

いつものルアーショップ・エブアンドフローさんのツアーなのであります。

メンバーはいつものジギング王に引率のY店長、GTは初めてという足立のヤマさんに横浜のシオさん、そして僕とは久しぶりに釣行となった湘南のネコさん、そして僕という内訳であります。

ヤマさんは8月に佐渡島に同行した方、シオさんはついこの間北海道に釣りに行っていたっけ。

ジギング王とは7月の小笠原以来2ヶ月ぶりの釣行となります。

Img_1011

羽田から鹿児島空港まで一時間半、鹿児島空港からはプロペラ機でぶ〜んと飛んで30分。

飛び上がったと思ったら着陸態勢に入るくらい鹿児島空港から種子島までは近い。

 

高度を下げていく飛行機の窓から海をみると沖の所々に白波が立ってる。

ありゃあ、風が吹く予報だったけれどもう波が高いのかあ?と少々不安になる。

間も無く種子島コスモエアポートに到着し空港で待っていてくれたライフ・フィッシングガイドサービスのカツヤ船長と合流、宿のあるロケットセンター近くまでは車で約30分、途中で三日分の飲み物やおやつとその日の昼食を買い込んで行く。

Img_1016

午後1時前に宿泊する宿セルフィッシュさんに到着。

ここはしゃれた平屋建てのログハウスの宿泊施設で、広いロビーに高い天井、エアコン付きの個室が6部屋あり快適な宿泊施設なのであります。

ここに荷物を入れて早速釣りの支度をし、ここから車で数分の港に向かいます。

 

ロケットセンターの入り口を入り、レプリカロケットを横目で見ながら敷地を突っ切り海に向かって進むと港があり、ここに我らの乗るライフガイドサービスの「ともみ丸」がある。

Img_7901

船についたらすぐにタックルに食料、飲料を積み込んですぐに出船し沖に向かいます。

 

港はそこそこ風が吹いていたので心配したけれど、沖に出るとそれなりに波も風もあった。

「明日はこれよる吹く予報ですよ、明後日は風は落ちます」とカツヤ船長。

揺れる船の上でのキャスティングは怖いので嫌いなのだけれど、まあここまで来てしまったのだからそんなことも言っていられない。

 

今回僕はキャスティングタックル3セットにジギングタックル3セットを持ってきたが、ジギングは主に根魚釣り用で、GTキャスティングがダメなときや休憩中のお遊び用がメインで、カンパチ用のジギングタックルは宿に置いてきた。

 

最初のポイントまでは30分ほど走る、島からかなり離れたそのポイントは昨年爆釣したポイントだ。

早速キャスティングタックルを手にミヨシのデッキに出る。ネコさん、僕、ヤマさんの順に並んでキャスティングを始めた。

 

トモではジギング王がキャスティング。そして足の悪いシオさんはこの船の揺れではキャスティングは無理と判断し仕方なく根魚釣り体制に入る。

 

船は左右に揺れた。キャスティング時には気をつけないとバランスを崩して海に飛び込んでしまうくらい。

ミヨシには腰までの高さの手すりがあるが勢い余ってそれを飛び越してしまいそうになるのだ。

 

昨年はポイント到着後の一投でジギング王にヒットしたので今回も一応注意して投げたが虚しくもその必要はなかった。

ぽちゃんと海に落ちた僕のポッパーは何事もなくジュボッ!ジュボッ!と音を立てながら泡を吹いて船まで戻ってきた。

GT釣りはこれの繰り返しだ。

何百回も投げてはルアーを動かしながらリトリーブするのを繰り返す。

二日半これを繰り返しGTがヒットするのはよくて数回。最悪は一度もでないという大変分の悪い釣りなのである。

しかしその反面、苦労した分釣れた時の喜びは大きいというものだ。

Img_7722

何度か投げているうちに後ろの方から嬉しそうな声が聞こえる。

 

シオさんが早速根魚を釣ったらしい。

それを見て早くも僕の心は揺れ動き、とりあえず僕も根魚を釣ってからGTに専念しようかなあ、などと弱気になる。

Img_7715

その後もGTのバイトはなく魚の気配も少ない。船が何度か流し変えたのをきっかけに僕は根魚釣りに切り替えてシオさんの横に行き、「根魚クラブに入れてください」と冗談を言いながら根魚釣りを始めた。

 

いつもなら数投でバラハタが釣れてくる種子島なのだが今回は違った。

ネチネチとジグで底付近を攻めるもなかなかヒットもなければアタリもない。

船長はポイントを数カ所変えていったがそのうちあまりに釣れないので根魚クラブを退会して再びキャスティングを始めた。

 

確か誰かのルアーに魚が追ってきたというのがきっかけだったと思う。

これはチャンスだと思ったのだ。

 

投げているうちに船長から「ナブラが湧いてる、あそこに届けばチャンスかも」と言われてキャスティングしている先を見ると、小さく波立って海面がざわざわしているところがあった。

僕のルアーはハンマーヘッド社のしゃくれローター。エロい名前だけどよく釣れるルアーだ。

 

一投、また一投とルアーは投げるたびにナブラに近づいていく。そしてとうとうナブラの向こうまでルアーが飛んで、ナブラの真ん中を僕のルアーが通過した時、手元にグググ!というオモが伝わると同時に海面に波紋ができたのが見えた。

ヒット、ヒット!と叫び糸を急いで巻く。

手元に魚の引きが伝わるが何かGTとは違う。GTは針にかかると一気に海底に潜り寝に入り糸を切ろうとするのだが、そういう引きではなかったし軽い。

 

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なんかチガ〜ウ!と声を上げて糸を巻くとすぐに魚は船べりまで寄ってきた。

魚影が見えると細長く見えた。でもシイラではないシイラならかかった途端にジャンプするからだ。

船長のタモに入ったのはアオチビキだった。ヒットして嬉しいのとアオチビキでがっかりするのとなんだか複雑な気持ちのまま、船の後ろに持って行き写真を撮った。

アオチビキとしては大きい方だったろうが、体高のない魚なので大した重さではない。6キロくらいか?

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リリースして気を取り直し再びキャストする。

魚の活性は上がっているように感じたからだ。

 

気がつくとネコさんがミヨシにいない。いつの間にか根魚クラブに入ってハタを釣っていた。

アザハタかな?綺麗な赤い魚体だ。

Img_7717

 

 

この後のおよそ二時間夕まずめまで頑張って投げたがGTは出なかった。

「最後のポイントです」とかつや船長にいわれて気合いを入れて投げる。

すると数投目で魚がヒット!先ほどのアオチビキとは違う引きだが何かGTとは違う。

 

水深15メートル、といわれ魚が寝に入らないように必死で巻いたら魚は比較的簡単に船べりまで寄ってきた。

切られてなるものか!と少々強引に竿をあおって糸を巻いたら魚影が見える直前でバレてしまった。

GTではないのが分かっていたので悔しさはあまりなかったが、自分のファイトの雑さを反省した。

もしGTだったら、さぞや悔しかったことだろう。明日からはもう少し丁寧にファイトしようと思った。

 

Img_7723

 

この1匹を最後に夕暮れと共にこの日の釣りは終了し宿に戻る。

シャワーで体の潮を落としビールを飲んでさっぱりした。

 

明日は一日、朝から夕方まで釣りができる。チャンスは必ずあるはずだ。

 

 

写真協力:Ebb&Flow
釣りに関するお問い合わせはルアーショップEbb&Flowへどうぞ
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