初春の男女群島遠征2022@サンライズ新海
相変わらずの新型コロナウィルス感染拡大のおかげでマンボウが31都道府県に発令されていますね。
そんな中でも僕にとっての釣りは不要でも不急でもないので、釣行前のPCR検査やワクチンのブースター接種などできうる限りの対策をとりながら釣りに出かけるのであります。
今月の遠征はなんと!12月から三ヶ月連続であの人気船、サンライズ新海への遠征となりました。
サンライズ新海さんが連続したのはたまたまの事ではあるものの、釣り師の皆さんはご存知の通り日本でもっとも予約の取れないサンライズさんに毎月のように乗れるというのは幸せな事であります。
今回の釣行は初春の釣行なのでこの時季春先らしく天候は不安定で直前まで何日船が出られるか予測がつかず、当然どこの海域で釣りをするのかも前日まで分からないというミステリーツアーのような釣行となりました。
2月23日の午後、いつもの様に羽田空港に参加者の釣り師が集合し福岡空港に飛び、ここで岐阜から参加のキタさんと合流、素早くレンタカーで糸島のホテルへ移動しここで先乗りしていたバイク大好きさんと合流して全員集合となりました。
今回の参加者は8名。
いつものジギング王にバイク大好きさん、キタさんなどの常連さんに二度目にお会いするサワさんとナベさん、そして初めての女性参加者となるナカちゃんに僕と引率のY店長であります。
ナカちゃんは女性一人での参加。
おっさん7人、いや船長を入れたら8人のおっさんに囲まれて船の上で3日間暮らすというのですからさぞや勇気が必要だったでしょうね。それだけ釣りが好きだという事なのでしょうがその勇気と根性には恐れ入ったのでありました。
ホテルで全員集合後は普通ならみんなで食事に、というところなのですが、何しろマンボウが発令されていてお店はどこも入れない。
仕方ないので近くのスーパーで三日分プラス今夜の晩飯を買い込み各自部屋で寂しくいただくという食事となりました。
翌朝は5時出発でサンライズの田代船長と合流し唐津の呼子港に向かい6時半過ぎに到着。
早速船に荷物と釣り道具を積み込んでさあ出発!と行きたいところなのですが、「ゆっくり準備していいですよお」と船長の一声。
なんでもポイント付近はまだ前日吹き荒れた風が残っているのでそれが落ちるまで時間稼ぎしながらの準備となりました。
明るくなりつつある船の上でまったりした空気の流れる中で僕はキャスティングの道具だけ準備しました。
そんな僕を見て「最近エノさん投げますね」とジギング王。
その指摘通り今回も前回の遠征に続いてキャスティング中心の釣りをしようと思っていたのです。
狙うはでかヒラマサ10キロオーバー。釣れるといいな。
ところが、今日は五島列島方面に向かい釣りをしながら南下して福江島まで移動し明日は男女群島へ行くという計画を知らされ、え〜!?玄界灘の釣りじゃないのお?と驚いたりガッカリしたり。
なぜなら、事前の風の予報を見て僕なりに今回は玄界灘だな、と決め打ちしていたのと、道具も玄界灘でのキャスティングをメインに揃えて持ってきていたので男女群島のデカカンパチ仕様のヘビーなジギングタックルを持ってきていなかったのであります。
ジギング王も僕と同じ考えだったようで、ジギングのヘビータックルなんて用意してないよお!と嘆いておりました。
やがてエンジンが始動し呼子の港を出たのは7時半頃か、港から玄界灘に出た途端船は波に叩かれるほど時化ていた。
この船のハゲしい揺れの中ではコーヒーを淹れることも不可能なのですることもなく、僕はさっさとキャビン奥に入って寝てしまった。
しばらくの間、どん!どん!と波に叩かれて時折背中が浮き上がりそうになりながらもウトウトと寝て起きると最初のポイントについた様子。
キャスティングから始めるというのでキャスティング組6名は即座に配置に就く。
今回はキャスティング好きの多いメンバーだった。
ミヨシからサワさん、ナベさん、僕、そしてトモにナカちゃんとジギング王。
あれ?一人少ない。と思ったらキタさんは激しい船酔いで完全に動けなくなっていた。
気の毒だけれどこればかりはどうにも助けてあげられないのが船釣りなのであります。
ジギング組はY店長と大好きさんの二人。
ミヨシのデッキに立ってキャスティングを始めると陽はさしているのに冷たい北風にさらされて手の指先が痺れるほど寒い。
強い風に乗って投げるルアーはよく飛んでくれるのだけれど、波が高くてルアーは波間に消えたり出たりで良く見えない。
一度流して魚の反応がないのでここはサクッと移動ということになりさらに一時間近く走ったかな?上五島の古志岐三礁の近くに来た。
何度かきた事のある場所で島の形も好きなのですぐに分かった。
デカイのがよく出る場所でかつて僕自身も10キロ弱のヒラマサをキャスティングで釣っている場所なので期待が一気に膨らむ。
ところが投げ始めてみると、魚の反応は全くなく荒々しく波に揺られながらも魚は沈黙。すぐに移動となった。
またまたしばらく走ってキャスティングのポイントに入る。
ミヨシに上がって投げ始めるがキタさんの姿はない。完全にダウンしてしまっている様子で空気のこもりがちなキャビンに入ることもできず、キャビン後ろの椅子に座って後ろの壁にもたれかかって動けずにいる様は誠に気の毒であるのですが、こればかりは耐えて乗り越えていただくしかない。
キャスティングは初めてみたものの、ここのポイントもどうも魚からの反応は乏しくヒットどころかチェイスもバイトも無かった。
田代船長はダメなポイントには執着せずにどんどん移動しながらポイントを攻めてみたもののなかなか結果が出ないので困った様子。
ようやくヒットしたのは何回か移動した後のポイント、ヒットしたのは僕だった。
船から20メートルくらいのすぐ目の前に大きな水しぶきが立つと同時にグン!という重い手応えが伝わる。
すかさず糸を巻いて針が魚にがっちりかかるのを確認しファイトに入る。
魚は根に潜らんとグイグイと海の底に向かって引きこみドラグを出した。
なんとかこらえながら船長の指示に従いミヨシからトモに移動し船の左舷側に回り込んだ魚をいなしたところで魚が一気に引き込んだ。
ギュルギュルギュル!とドラグが音を立てて糸を出される。
「切られる切られる切られる!」と船長が叫びながら僕の横についてファイトをフォローしてくれる。
なんとか魚の走りを止めてリールが巻けるようになり竿をファイティングベルトに収めて立ててファイトに入る。
重い手応えと魚からの圧力を感じながらも意図は少しずつ巻くことができた。
「デカイよ」「15キロくらいはあるかも」と船長が僕のファイトに奮起を促してくれる。
ジリジリ巻き始められて残り20メートルまで糸を巻いたあたりでグン!と嫌な手応えがあった。
針が外れたか?と思ったがまだ魚は付いている、と思いきや再びグン!という衝撃が手元に伝わった途端に竿が軽くなってしまった。
「ああああ!!!!ばれたか〜!?」と僕が叫ぶと船長が「サメかもしれません」と言う。
この一言で前回の釣行に続いてヒラマサをバラしてしまった!と言う僕の気持ちが救われた。
サメなら仕方ない、また魚をかければいいじゃん!と開き直れたのだ。
再びミヨシのデッキに戻りキャストを始めたがこの日は風も魚の反応も冷たかった。
そんな渋い状況の中で一人気を吐いていたのが今回でサンライズ遠征二度目で二度とも男女群島へ出船できるという強運を持つナベさん。
釣りの腕の方は運ではなく実力で前回に引き続き今回も絶好調。
午後3時過ぎにグッドサイズのヒラマサをキャッチしたかと思うとそのおよそ30分後にはまたまたいいサイズのヒラマサを立て続けにキャッチした。
この二本の魚を見てキャスト組には気合が入ったのだがなかなか簡単ではなかった。
トモで投げていたジギング王とナカちゃんにはこの日等々バイトはおろかチェイスすらなかったようだ。
僕にもサメ以降一度バイトがあっただけで夕方を迎えてしまった。
一方のジギング組はバイク大好きさんが絶好調!
早々にぶりを釣り上げたかと思うと次のポイントでもまたまたヒット。
釣れない僕は魚をかけた大好きさんのファイトを僕は羨ましげに見ていた、するとの船長がバイク大好きさんの背後に回り込む。
ファイトのフォローをするのかと思ったら後ろから抱きついてファイトの邪魔をしている。
見ていた一同は爆笑!バイク大好きさんも船長のお茶目な冗談に笑いながらファイトしている。
釣れない時にはこんな風にして船上を盛り上げてくれる田代船長が僕は好きだ。
魚は無事に上がり笑いに包まれながら写真を撮る。
バイク大好きさんはこの後も移動する先々でワラサやヒラマサを釣っていた。
Y店長も写真を撮りながらもカンパチを釣り上げていた。
今までの僕ならこれらの光景を見せつけられた時点でジギング組に回るところなのだのだが今回はその誘惑に負けることなく投げ続けた。
とにかくデカイヒラマサ10キロオーバーが釣りたかったのだった。
夕まずめ近くになって復活してきたキタさんがキャスティングを開始し全員揃っての釣りとなった。
しかしその後薄暗くなるまで頑張って投げるもののキャスティング組は魚のバイトは何度かあったもののヒット無く終わってしまった。
みんな渋い中をよく頑張ったと思う。
特にヒラマサキャスティングは初めてというナカちゃんは一日よく投げたと感心してしまった。
ほくが初めてヒラマサキャスティングをした時など半日どころかポイント一箇所くらいしか持たなかったのに。
本日の釣り終了のアナウンスが船上に流れ船は福江島の港へと向かう。
暗くなった福江島の港に船をつけ、迎えに来てくださった民宿のご主人の車に乗って宿に向かった。
宿に着くと思い思いに買ってきたカップラーメンやらレトルトカレーなどを作って食べた。
飲食店で美味いものを食べるのもいいけれど、こうして思い思いの好きな物を食べるのもいいなと思った。
風呂を浴びて体の潮を流しサッパリする。
船に残って釣具の後片付けを一人でしてくれていた船長がきて一緒に酒を飲んだ。
船の中から酒を飲んですでに酔っ払っていて出来上がっていた僕は食後にコーヒーを淹れてエノカフェを開店した。
たまには船の上を離れて宿でみんながくつろぐ時間にコーヒーを飲むのもいいものだと思った。
明日は6時前に出船して男女群島に向かう。
船長によると先日の男女群島釣行ではヒラマサがキャスティングで入れ喰ったというではないか。
明日への期待は膨らみ話も弾んだが、明朝のことを考えて僕は一番に寝床に入り寝てしまったのでありました。
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