長野新潟ツーリング①@横浜〜長野
三日間お天気の良さそうな日を狙ってソロツーです。
今回はバイクをBMWに代えて初めての二泊三日のロンツーです。
行き先は長野で一泊、新潟で一泊の日程で、細かいコースは決めずに行き当たりばったりで出かけることにしました。
5月18日朝、横浜の家を出て綾瀬スマートインターから東名高速→圏央道へ進みます。
平日の下りなので車も少なくスイスイ気持ちいい。
圏央道から鶴ヶ島インターで関越に乗り換え群馬方面に。
R1200Rのオートクルーズが大活躍、100キロ走行が快適だし楽チン。
お天気も良く関東平野の広く平らな風景からぐんぐん山が近づいてきます。
藤岡ジャンクション手前で時間を見たら意外に早くここまできたのでこの先のコースはまっすぐ長野に向かわず草津志賀高原道路を走ることに決めました。
藤岡ジャンクションを直進して渋川伊香保インターで高速を降りて一般道に。
山道に入る前に給油をして長野までのガソリンを確保したらその先は美しい新緑と清流に沿って気持ち良く走ります。
ついつい鼻歌が出てくるくらいご機嫌になってしまう。
やがて八ッ場ダムが見えてきた。
ここは以前は吾妻渓谷という美しい渓谷に新緑や紅葉が楽しめた川が流れていて、川原湯温泉といういい温泉もあった。
このダムを作ることに関しては僕は反対派だったのでダム関係の施設や道の駅はなんとなく不愉快で無視して先に進みました。
ダム好きのライダーさんは多いけれど、造形美的だけに関心を持つのではなくダムの功罪も少し目を向けて欲しいな。
ダムって川をダメにしてしまうんですよ。
ダムまでの道はやたら良くなっていて、その先は急に金かけてないところなども、地元に金をばらまいてダム反対の口封じをしているのが見え見えで気分が悪くなる。
そんな感じでちょっと不機嫌になってきたところでコンビニに寄って一休み。
ここでジモティらしいライダーさん二人に会ってちょっとお話をする。
彼らは草津に温泉を浴びに行くらしくのんびり残りの道を走るとか。渋峠までの情報を聞きたかったけれどそこまでは最近行っていないのでわからないというのでちょっぴり残念。
挨拶して先にコンビニを出て走り始めるといよいよ長野原も近く山道のワインディングロードに入り始めた。
両側から新緑のトンネルの中を走るのは気持ちよく再び鼻歌が出る。
長野原から草津に曲がる道が新しくなっていて不安だったのですが、標識通りに走りながらいつ曲がるんだろか?と思いつつ山道を走っていたら、あれえ?どこかで見た街の風景に出た。
丁字路の信号に引っかかって周りを見たらそこはもう草津の温泉街じゃないですか!
あれえ?こんなに近かったっけ?とちょっと拍子抜けしつつも信号を左折して渋峠に向かいます。
ワインディングロードをぐんぐん上がっていくとはじめは美しい新緑だったのが標高が上がるに連れて緑は減り芽吹きの山に入って行く。
季節を逆戻りして行く感覚が楽しかった。
やがて木のない白根山中腹に出ると雪の亡くなったスキー場が見える。
見晴らしの良い駐車場でバイクを停めて写真撮影をする。
さらに登ると、景色のいいところには駐車場があるのでその都度停まって写真を撮った。
駐車場の隅っこに四角い建物があったので良く見たら、火山が爆発した時の噴石除けのシェルターだった。
これを見て数年前の白根山の爆発のことを思い出し緊張感が湧いてきた。
さらに先に進むと、駐停車禁止の看板がたくさん立っている。
渋滞ポイントなのかな?と思いながら走って行くとそうではなかった。
有毒な火山ガスがたくさん吹き出していて危険なのだ。ガスの匂いで頭がくらっと来そうなのをこらえてスピードを上げた。
その先は数カ所道路工事をしていて停まったり走ったりで大きくカーブを曲がったら白根山山頂の駐車場に着いた。
ここでトイレに行こうと思ったらトイレがない。確かうん10年前に仕事できた時にはトイレがあって、観光バスから降りて来た大量のおばちゃんたちが万人の女性トイレを待ちきれず男性トイレになだれ込んで来たのをはっきり覚えている。
仕方ないので渋峠までトイレは我慢しつつも山頂から先の山々を見下ろす風景があまりにも爽快なので所々でバイクを停めて写真を撮った。
渋峠についてトイレを済ませホッと一息ついたら隣のライダーが自撮りをしようとしていたので写真をとて上げて少しお話をする。
ライダー同士のこうしたコミュニケーションが僕は好きだ。
自撮り氏を見送って走り始めようとしたらメーター横のインジケータに!マークのランプが点灯している。
よく見るとどこかのランプのバルブが切れているという警告らしいのでヘッドライト、ウインカー、ブレーキランプの点灯をチェックしたら全部点くじゃないですか。
峠からバイク屋さんに電話して長野市内の店で見てもらうことになった。
一安心してコンビニで買ったお昼のおにぎりを食べた。
安上がりだなあ。
国道最高地点の碑がある駐車場では車で来ていたおばちゃんに写真を撮っていただきご満悦。
そしてその先しばらくしたらランプは消えてその後つかなくなる。
ちょこっと走った渋峠スキー場の駐車場から再びバイク屋さんに電話したら先ほどの人が出て、BMWは時々そういうエラーがあるという。バルブの接触が悪かったりすると起こる現象らしい。
全てのランプが点いているのなら問題ない、ということなので安心してその先のくだり道を楽しむ。
ヘアピンカーブの連続が楽しい。シフトチェンジの時にシフトアシストがついているこのバイクはいちいちクラッチを切らずにシフトチェンジできるのが快適で、シフトダウン、シフトアップも心地よくぐんぐん山を下っていく。
かつてスキーに訪れた志賀高原スキー場を見ながら懐かしんで走る。
スキー場を過ぎたところの大きな橋がありそこからの景色が素晴らしい。
バイクを停めるのは危険なので走りながら景色を楽しむ。
ここを過ぎると地獄谷温泉入り口を通り過ぎて間も無く里の風景が広がり山を降りたことを実感する。
ここから長野市内までは下道を走り友人の事務所に約束の3時前に到着。
一休みしてから善光寺のご開帳に参拝して、夜は飲み屋を二軒はしごして気づいたら深夜一時だった。
明日のツーリングがあるので慌てて帰り友人宅で布団に潜り込むとすぐに記憶がなくなった。
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