徳之島のコーヒー豆のその後
徳之島遠征の話の中で宿のご主人から徳之島産のコーヒー豆をいただいたことを書いたがその後どうなったかのお話であります。
家に持ち帰った豆はよく見ると色が普段使っているコーヒーの生豆に比べて赤っぽい色をしているので、これはまだ乾燥が足らないのかな?
と思いつつもとりあえず少しだけ焙煎してみた。
いい色に焙煎仕上がっていい気分になっていたのだが、豆を冷ましてから触ってみると何かおかしい。
指で押すと、パリッと音がして豆が潰れてしまうのであります。
どして?と思いつついただいた豆の方を一粒強く摘んでみたところ、同じくパリッと言う感触で表面が割れた。
ここで初めて僕が大きな勘違いをしていたことに気づく。
いただいた豆はコーヒーの生豆になる一つ前の段階で、コーヒー豆を覆う皮がまだついた状態だったのだ。
銀杏に例えると硬い周りの皮がついた状態、あれを潰した中身が食べるところというのと同じで、コーヒー豆も果肉をとった豆はまだ硬い皮をかぶっていたというわけなのであります。
コーヒーの生豆ができるまでの工程をネットで探してみたところ、確かにそのようなことが書かれているのだけれど、実際その工程をどのように行なっているのかを書いてあるものは日本語では見つからなかった。
仕方ないので一粒一粒手でいくつか潰して中の豆を取り出してみたのですが、まだ色が乾燥されきっていない感じだったので、皮のついたまままずは乾燥させて、それから中の生豆を取り出そうということにしたのでありました。
日当たりの良い窓辺に豆を広げて約二週間、周りの皮が乾燥してパリパリになり手で軽く押すだけで潰れて中の生豆が出てくるようになったのでありますが、この作業を一粒一粒手で行うには豆の量が多すぎる。
きっと専門のどウッがあるのだろうし、何か上手いやり方があるのだろうけれど分からないので、仕方なく暇をみては皮を潰しているのであります。
中から出てきた生豆にはさらに薄皮が張り付いていたりするので、これも綺麗に剥がすのは大変手のかかる作業になるのでちょっとどうしようか呆然とするのでありますが、道具がないのでやるしかない。
とりあえずコーヒー一杯分くらいでも良いから生豆を作り、焙煎して飲んでみたいので、現在、暇をみてはその作業を進めている段階なのであります。
手のかかる作業も、出来上がったコヒーの味をいろいろ想像したりしながらやるとまあまあ楽しいけれど、来週くらいにはコーヒーを飲みたいなあ。
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