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2023年4月16日 (日)

デカカンパチヒット!@小笠原母島2

小笠原母島遠征二日目。

早朝5時半に港の船に集合する。と行っても宿から港までは歩いて3分くらいのすぐそば。

釣竿と朝昼のおにぎりを手にゆるい坂を下ればすぐに港に出る。

 

港に近づくと船のエンジンの音が聞こえてきて、こちら釣り師のテンションが上がるのであります。

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船に乗り込んですぐに出船。

港を出たら比較的波が穏やかだったので船長にお願いしてコーヒーを淹れさせていただいた。

移動中にコーヒーミルでゴリゴリと豆を挽きながらお湯を沸かしてもらい最初のポイントに入って他の釣り師が釣りをしている間にコーヒーを淹れた。

 

僕がコーヒーを淹れている間に早くもジギング王にヒットがあり大きなチギ(バラハタ)が釣れた。

Img_4885_20230416072601

 

ここ小笠原のバラハタは毒がなく現地ではチギという名前で普通に食されている。

僕も小笠原での釣りでは毎回チギをお土産に持ち帰り横浜の地元の中華料理屋さんで美味しい中華料理にしていただき宴会をすることになっている。

今回もすでに宴会の予約をしてこの釣りにきているのでどこかでチギを釣らなければならないのだが、前回母島に来た6年前には嫌でも馬鹿でかいチギがたくさん釣れたので全く心配していなかった。

 

ジギング王のチギのすぐあとに今度は怪魚ハンターがタマンを釣り上げた。

タマンも南の海の魚で良く引くので釣りの対象魚になっている魚だ。

鱗が綺麗で光っていた。

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この二匹で本命カンパチがこないので移動、という頃にはちょうどコーヒーが淹れ終えていて、移動中に船長をはじめ一同にコーヒーをふるまう。

移動中に海風に当たりながら飲むコーヒーは格別だった。

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チビチビと味わっていると誰かがクジラだ!と叫んだので見ている方向を見るとザトウクジラが尻尾を何度も高く突き出しては海面を叩いているのが見えた。

かなりの距離の場所だったので小さくしか見えなかったが、その距離から換算するとそれなりの大きなクジラだということは容易にわかる。

ジャンプしてくれないかな、と期待していたがこのクジラちゃんはしばらく何度も尻尾を叩きつけただけでやがて姿を消した。

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モーニングコーヒーを船の上で飲みながらホエールウォッチングなんて、なんて贅沢なんだろうと思った。

今日は良いことがありそうだとも思った。

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コーヒーを飲み終える頃に次のポイントに着く。

僕もここからはコーヒー屋から釣り師になる。

 

昨日と同じ釣り座でジグをしゃくる。

するとすぐにヒット!グイグイと良く引くカンパチの引きだった。

カンパチという魚は魚体の大きさの割に本当に良く引く魚なので、かかった時は大物がかかったのではないかと思っても上がってくると可愛いおチビちゃんということがままある。

このカンパチもグイグイと良く引いてくれたが上がってきたらおチビちゃんだった。それでも朝一の一投で釣れるのは嬉しいもので喜んで写真を撮っていただきリリースした。

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僕が写真を撮っている間に未右隣のヤマさんにもヒット。ほぼ同サイズのカンパチが上がってきた。

使っているルアーは僕と同じアンチョビット・シャープ330gの色違いだった。

このジグは6年前に来た時はまだ発売前で、引率のY店長がプロトタイプを一人で使って入れ食いになり、他の一同の怒りをかったというほど良く魚が釣れるイワクつきのジグなのであります。

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この二匹であとが続かなくなったので移動することになりしばらく走った。

小一時間走ってついたポイントでは早々に怪魚ハンターがアカハタモドキを釣り上げる。

この魚は沖縄あたりでは滅多に釣れない魚で大東島地方とここ小笠原周辺でよく釣れるとても美味しいハタだ。

美味しいお土産ができて怪魚ハンターの表情もほころぶ。

 

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次にヒットさせたのはY店長。こちらは本命カンパチだった。

 

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さらにY店長が連続ヒットさせ絶好調!というところでヤマさんにビックバイトがあった。

 

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最初は根掛かり?と僕の方を見て半信半疑で糸を巻いていたのだがその根が動いたので魚だと分かると必死にファイトする。

しかし魚は重くなかなか糸は巻けない。カンパチだったら相当の大物だろうとみんなで様子を見ていたのだが、引き方がどうもカンパチらしくない。

 

 

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大きな岩でもかかってんじゃないの?なんていう声も聞こえ始める中、ヤマさんのファイトは続く。

10分弱かかってようやくその正体が水面位現れた!なんと2メートルはありそうな大きなサメだった。

ルアーをガッチリくわえて上がって来たサメちゃんは、何だこのヤロ!という怒り目でこちらを見ていた。

それでもバタバタ暴れるわけでもなく怒り目のまま大人しく引きずられるように静かに抵抗していた。

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サメだと分かったので一同の期待は落胆とも諦め笑いとも言えない気の抜けた空気が漂う。

船べりまで寄せて来たサメだったが船に上げるのはあまりにも危険なのでやむなく糸を切ってサヨナラをした。

もう二度とかかるなよ〜、と心の中で祈る。

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サメハンターである怪魚ハンターはサメからの呪いがヤマさんに移ったのではないかと喜んでいた。

サメのいない場所に移動すると時間は昼近くになっていた。

ここでジギング王がまたまたカンパチを釣り上げる。さすがジギング王と呼ばれた男だけあって、今回は移動し一番に釣り上げるのはジギング王、という印象だった。

 

僕は天気もいいしビールを飲みながらお昼でも食べようかなあ、などとノンビリ構えていたがビールを飲む前に一匹くらい釣っておこうか、とジグを変えてしゃくり始めた。

 

何度か落としてはしゃくるのを繰り返していると、海底から20メートルくらいしゃくった所で重いアタリがあったと思うとドラグが鳴り糸が一気に出た。

お!これはデカイぞ!でも糸がジージーと音を立てて出て行き止める事が出来ない。

このままでは底の根に入られて糸が切られる。一昨年の父島での同じようなデカいカンパチをかけた時に何も出来ないまま糸を引きずり出されて根に入られて糸が切れるという完敗の経験が脳裏によみがえる。

とにかく巻かないとやられる。とドラグをさらに締めて糸を巻くと何とか巻けた。

よし!行けるかも。と思った瞬間巻いた糸の数倍の糸をジージーと出される。

諦める事なく再び少しだけ巻く、するとまた糸が出される。こんなことを繰り返していたが次第に魚の引きが治まって来て巻ける糸の量が出される量より多くなってきた。

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これなら行けるかも、と竿を持つ手に伝わる重さをこらえながら糸を巻き続けた。

僕の横に入ってY店長がアドバイスしてくれる。もう底は切ったからあとは巻くだけ!と言われると少し気持ちに余裕が出てきた。

 

少しずつだが確実に糸は巻き上げつつあり残りは50メートルくらいになるとここからは重さとの戦いだった。

ノンビリやってるとサメにやられる、ということも頭にあり気持ちは焦るが簡単に糸は巻けない。

時折、グングングンと頭を降るような感触がある度に覚めにやられたのではないか?と不安になる。

そんなやり取りを15分くらいしただろうか、残る糸が20メートルをきる頃から魚が前方に浮かび始めたのが分かった。

ひょっとしてイソンボ(イソマグロ)かも、とY店長が言う。えええ、イソンボ〜?とオレが言うと、いやむしろイソンボの方がこのサイズなら貴重です、と言うではないか。

何でもいいからサメ以外の魚が上がってくれ!と最後の力を振り絞って巻き上げると前方10メートルくらいのところに魚影が見えてきた。

色からしたらカンパチに違いないのだが何だか少し様子がおかしい。さらに巻いて姿を現したカンパチは何と針が尻ビレの元にかかっていた。

ありゃあ、よくこんなところにかかっていてあげて来られたもんだ、と自分でも呆れる。

 

タモに入れようとしたが大きすぎてタモに入り切らない。それでも何とか頭半分をタモに突っ込むような形で何とか船にあげた。

 

目の前に横たわるカンパチはデカかったが期待したほどではなかった。

15キロくらい?と僕が言うと、Y店長がイヤイヤ20キロは有りますと言う。

 

写真を撮るために座って膝の上に魚を乗せてもらっうとその重さがずっしりと太ももに感じられ、確かに20キロくらいあるかもしれないと思った。

 

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過去の僕のカンパチ記録は7年前に男女群島で釣った19.5キロという僅かに20キロに届かないものだった。今回は正確に計量していないので概ね同サイズなのであろうと思われ記録更新という気持ちにはなれなかったがそれでも嬉しかった。

 

何枚も写真を撮ってもらったが顔は笑顔にはならず苦しそうにあるいは辛そうな表情にしかならなかった。疲れた、歳だなと思った。

 

カンパチは写真を撮ったらリリースした。元気に海に返せたのは嬉しかった。今度はもっと大きくなってまた遊んでくれ、と姿が見えなくなるカンパチに向かって思った。

 

時刻はちょうど昼時。疲れとともに空腹に襲われた僕は釣り師一同の祝福を受けた後一人ヨロコビのビールを飲みながらオニギリをぱくついた。

達成感と疲労感が心地よかった。

母島まで来てよかった。と思いながらビールで喉を鳴らした。

 

 

写真協力:Ebb&Flow
釣りに関するお問い合わせはルアーショップEbb&Flowへどうぞ
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