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2023年8月

2023年8月31日 (木)

2500キロ!ロングドライブ③山口→道後温泉

ロングドライブ三日目

この日の行程は秋吉台のカルストを見てから岩国の錦帯橋に寄って四国に渡り松山の道後温泉までゆくというもの。

仕事以外で車で四国に渡るのは初めてだし、ルート的にも初めての道なので楽しみだが土地勘がなくどのくらい時間がかかるのかも全く分からなかった。

朝6時に鳥の声で起きる


朝ごはんは昨夜の残り物に生卵。美味しい。体は二日間のドライブでかなり疲れていたが精神的にはまだまだなんとかなりそうな余裕もあった。

朝のうちに娘たちが経営している農園を散歩がてらをぶらついて鶏舎などを見て回る。

朝の新鮮な空気の上に場所が街から離れた山間なので自然の音しか聞こえてこなくストレスが発散されて行くのがわかるのでありますね。

とはいえ、ここで自然に癒されて時間を使ってしまうと今日の目的地にいつ着くか分からないので9時頃に出発することにしました。

 

娘も仕事の関係でちょうど道後温泉に用事があるというので一緒に車に乗せてまずは秋吉台へ向かう。

30分ほどで秋吉台到着。

初めて見るカルスト地形は想像以上に広大で山々全体に広がっており感動しました。

この場所を知ったのは遥か大昔に手塚治虫さんの漫画の舞台で紹介されたのを読んでからで、それから六十年近く経ってようやく来ることができたので感慨ひとしお。

 

Dsc02452

最近ではインスタでフォローしているバイク乗りの皆さんの写真で様子を見ていたので概ねの雰囲気は知っていたもののカルストを縦断するカルストロードを走り抜けるとなんだか別世界を走っている感覚になった。

 

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ここに来るのは二度目だという娘もゆっくり見ることができて感動していたようだ。

何箇所か車を停めて写真を撮ったりして一時間ほどカルストを堪能してからユーターンして戻り岩国に向かって走った。

 

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秋吉台のカルストから少し走るだけで高速のインターがありそこから山陽道に入り昨日走って来た道を戻るように広島方面に走る。

またまた大和トンネルばかりの道を一時間半ほど走って岩国インターで降りたら錦帯橋まではすぐだった。

 

高速の出口を出たところのT字路に突き当たったら「錦帯橋」という矢印が左右両方に書かれているのでどちらに行っていいのか迷った。

こういう表記はやめて欲しいですよねえ。交通量が多かったら渋滞にもなるし事故の原因にもなりそう。

結局左折して川沿いの道を下っていくと野球グラウンド4面くらい取れる広い河原が広がり野球グランドで子供達が野球をやっていた。

その先に進むと錦帯橋が見えて来た。これも想像よりも大きい。

しかしながらこちら側には駐車場がないので、一度橋の横を通りすぎてその先の橋を渡って皮の反対側の河川敷にある駐車場に降りて車を停めた。

河川敷の駐車場は広く日曜日とあってかなりの車が停められていたので橋からはかなり離れた場所に車を止めて橋まで歩く。

駐車場が無料なのは好感が持てた。観光地というと周辺の土地持ちの方々が小遣い稼ぎに駐車料金を書いた看板を持って誘導されることがよくあるけれど、そういうスペースがないことからかもしれないけれど、そういうせこい観光客からの金の巻き上げ行動のないここには好感が持てなのでありました。

車を降りて河川敷を歩き端に向かいながら写真を撮りまくる。

立派な橋に感動しコーフン状態になった僕は橋にアングルを変えてバチバチとたくさん写真を撮りまくった。

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錦帯橋は1673年、江戸時代初期に作られた橋で大きなアーチが三つも連続する木造の橋でその姿は美しく迫力がある。

昔仕事で知った知識では、確か富山の宇奈月にある宇奈月橋と山梨の猿橋とで日本三大奇矯と呼ばれている。

江戸時代からその姿は人気があって、大名が橋を見たさに参勤交代のルートを変えて立ち寄ったりもしたらしい。

この日も梅雨時にも関わらず地元山口や隣県、四国あたりからの客が多く来ているのが車のナンバーから推察できたけれど流石に横浜ナンバーは僕の車くらいですごくアウェイな感じを味わったのであります。

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ぶらぶら歩いて橋のたもとまで行き橋を渡ろうとしたら橋の通行料を取る料金所があり料金を払って渡ることにした。大人310円。

ここまで来て橋を渡らずに帰る手はないもんね。ということで木造の橋を渡り始めた。

橋は石の橋脚に木の橋げたで作られていて見事な作りになっている。

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使われている板の一枚一枚が立派な木が使われているし木組みが素晴らしいのでありました。

今ある橋は昭和に一度台風で流されて再築したものをさらに平成の時代に三年かけて掛け直したものらしい。

弓状の橋が三つ連なる長い橋を上り下りしながら写真を撮り対岸へ歩く。日差しが強く汗が出てくる。

橋の下では鮎師が何人か釣りをしていた。覗き込めば川底が見えるくらい水は綺麗だった。

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対岸まで行ったらちょうど昼時でお腹が空いたので行きお昼を食べることにした。

娘がネットで探した店でレンコンそばというのを食べる。

レンコンを練り込んだそばにレンコンの天ぷらやレタスなどの野菜が乗った冷やし蕎麦で美味しかった。

休憩して一息ついたので橋を渡って戻り道後温泉に向かう。

 

ここからは200キロくらいの移動。

山陽道を広島方面に走って尾道の先から四国に渡るしまなみ海道に入り本四連絡橋を何本も渡り島を渡って行くというルートなのであります。

 

しまなみ海道に入ると時折見える瀬戸内海の風景がとても美しい。

適度に車も多くたまたま前を走る車がのんびりだったのでそれに合わせてゆっくり走りながら風景を楽しんだ。

道を行くと横浜のベイブリッジより大きな橋脚の橋がいくつも現れ驚かされた。

鶴見のつばさ橋と同じ構造の吊り橋もあった。同じゼネコンが作ったのかななんて考えながら走る。

最後に四国に渡る橋はひときわ大きく巨大な橋脚が4本くらい経っておりその下の島が土台になっている。

 

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橋を渡りきったところにある大きなパーキングに車を入れて橋の写真を撮った。

ここの駐車場も広く車も驚くほど多かった。インスタでよく見るしまなみ海道のオブジェを発見しウキウキしてその前で写真を撮る。ミーハーなんだよねえ。

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売店で売っている食べ物が魚のすり身を丸く揚げたものが多く普段はあまり見かけない食べ物なので興味津々、写真を撮りまくる。

でも脂っこそうなので買って食べることはしなかった。

このパーキングから直接出られる道で高速を降りて今治から松山まで下道を走り海沿いを走ることにした。

瀬戸内の海の風景を堪能したかったのでありますね。

ところが今治市内を抜けるまでは田園風景でなかなか海が見えてこない。海沿いには巨大な造船所らしき建物がたくさんあったのが印象的だった。

ようやく松山市内に入るあたりから海沿いの道になり瀬戸内の風景が美しい。

波はなくべた凪でまるで湖のようだった。

 

松山市街が近づくとバイパスらしい二車線道路に入ったが、この道は追い越し車線側がスピードを出すとタイヤから嫌な音が出る舗装になっていてその音が酷く不快な音なせいか走る車はみんな左側の走行車線によって走っていた。

右側のガラガラの追越車線をどんどん左車線の車の列を追い抜いて走っていくのは快適だったが、やがて道路から出る音の不快さがそれを上回り耳がおかしくなってきたので右車線を走るのをやめて混んでいる走行車線に入って走る。

こういう道路を作るバカな役人どもの顔を見てみたい。二車線作った意味が全くない。税金をなんだと思ってるんだ。

 

松山市街から道後温泉はすぐ隣で5時過ぎに宿に着く。

ここで仕事で別な宿を取っていた娘と別れる。

 

ホテルにチェックインすると流石に疲れが蓄積して来たので少し休んでから夕食となった。

夕食は地元名物らしき鯛めしの釜飯がテーブルの上で個々に炊かれて炊きたてが食べられて大変美味しかった。

折しもキャンペーンをやっていた地域振興券を4000円分をもらったのでここのレストランで酒を買い使い切る。

酔っ払って9時まで寝てから風呂に入る。風呂はガラガラですぐ一人になった。

明日ん工程を頭でイメージしながらゆっくり湯船に入り腰をマッサージした。

湯上りのいい気持ちのまま部屋に戻りすぐに寝てしまったのでありました。

 

ブログ掲載の文章、画像の無断転載は禁止です ©️enos1091 All rights reserve

2023年8月30日 (水)

2500キロ!ロングドライブ②岡山→山口

2500キロのロングドライブ二日目は岡山から山口に住む娘の家までのおよそ300キロのドライブです。

昨日書き損なったけれど横浜の自宅から岡山までの道のりがおよそ700キロ。早朝5時に出て2時半くらいに岡山市内についたので約9時間かかったことになる。

到着時間が早かったのであまり運転した気になっていなかったのだけれど、こうしてみると結構な距離をか知ったことになるんですね。

これまでの人生で自分一人で一日700キロも運転したのは初めてでありました。

それに比べれば二日目は約半分弱の道のりなので気楽なのでありますが、到着後に運んできた荷物を下ろしたり、持ってきたオーディオのセッティングなどやることは色々あるのでありますね。

 

そんな訳でゆっくりと岡山観光をしている時間はなく、朝9時前にホテルを出て山口に向かいました。

岡山ICから高速に乗り広島方面へ一気に走り、広島県を横断して山口県へ入ると、それまでは山とトンネルの連続で見飽きた風景だったのが突然ひらけて瀬戸内の海が見え美しい瀬戸内海の風景が時折山間から見えると気持ちが和らぐのでありました。

 

やがて岩国に入ると思いがけない工業地帯が広がっているのでちょっとびっくり。

山口県を車で初めてだったので全く土地勘も地理的な知識もなかったのでもっと田舎の都市だと勝手に想像していたのでありますが、よくよく考えてみたら自衛隊の基地もあるくらいだし、それなりに大きい都市に違いない訳で、勝手な想像に岩国にはすまんすまんとおわびしながら走り抜けたのでありました。

 

山陽道の数々のトンネルを抜け山の中を走り続けると午前11時すぎに宇部南ICに到着しここで高速を降りて国道2号を走ります。

お腹もすいてきたのでお昼をどこで食べようかと、お店がほとんどない国道2号線の下りを走りながら、お昼はお店で食べようかコンビニにしようかと迷っているうちに国道2号から山に向かう道に折れてしまいいよいよお店のない田園地帯になってしまい、これはもうお昼は絶望的かな、と娘のところで何か食べさせてもらおうかとすっかりり昼食を諦めかけたところになんと田園地帯の真ん中に洒落たカフェを発見。

 

これは神様のプレゼントか!と一旦通り過ぎてしまったのをUターンして入る。

お店に入るとケーキがたくさん置いてあり一瞬食事はないのかな、と思って店員さんに聞いてみたらランチも食べられるというので迷わず入ることにした。

席に案内されあたりを見回すとガラス張りの壁に天井も高くおしゃれで落ち着いたカフェでランチのお料理の小洒落ているではないか。お客さんもほぼ満席で人気の店のようだった。

カミさんははキッシュのプレートを僕はは海老マヨのプレートというのを注文する。

キッシュ、というのがどんなお料理なのか正直僕は知らなかったのでイメージの湧きやすい海老マヨにしたのでありますが、お料理が運ばれてくるとポテトフライ、五穀米、生ハム、サラダがついていてボリューム満点でお値段は1300円。

ランチとしてはちょっといい値段だけれど味はよかったので満足。

このあたりの方には申し訳ないけれど、正直、こんな田舎にこんな洒落たお店があるなんて想像もしていなかった。

思いがけない美味しいお昼にありつけてすっかり満足したところで、ここから数分で着く娘の住んでいる農場に向かいます。

 

秋吉台に向かう県道から細い山道に折れて5分ほど登ると右手に青い二階建ての建物がありどうやら娘の働く農場の事務所らしい。

そこから左に折れて登るとすぐに娘のの作業所として借りている二階建ての洒落たペンション風の建物があった。

家の横に車をつけると娘が出てきたのですぐに荷物を下ろす。

車の荷台いっぱいの荷物を上から順番におろしていくと、一番下で毛布に被り横たわっていた石膏像は無事に傷つかずにいたので一安心する。

 

 

荷物を全部運び込み一汗かいたので少し休んでからオーディオのセッティングをした。

今回持ってきたオーディオセットはアンプは義父が使っていた肩身のセパレートアンプでパワーアンプは左右別々にでかいのが荷台ある本格的オーディオだったのでありますね。

これを接続したら久しぶりだったのでうまく接続できなくて焦ったが四苦八苦してなんとかなった。

 

オーディオチェックレコードという音が左右別々に出たり、位相の違いをチェックしたりできるものが昔はあったんですよ。それを今回は持ってきたんですね。これが大正解でが役に立った。

音がちゃんと出るようになったので少し大きな音でレコードをかけてみたら、天井の吹き抜けの建物なので音の抜けが良くてなかなかいい音で鳴るではありませんか。

 

ゆったり音楽を聴いてくつろぐ親父(ワタクシのことね)の目に入ったのは畑を耕すのにイノシシよけの金網の柵を立てる娘の姿でありました。

杭打ちを一人でやっているのを見て手伝ってあげたかったが荷物を運んでいるときに腰をギクッとやってしまったので黙って見ていたのでありますが、暑い中での農作業は大変そうで苦労してるな、と思いつつも自然の中で生きて行くのには欠かせない作業だしその道を選んだのは娘自身なのでありますし、本人も好きな生き方をしている感じで辛そうなそぶりはない。

そんな娘の働く姿を見てワタクシ自身は自分の人生にちゃんと向き合って生きているのか?いるのかと自問する。自分の理想を求めて山の中で暮らす娘を見て頼もしく感じたのでありました。

 

娘の農作業が作業が終わると最寄りの新幹線駅まで明後日の帰りに使う車を一緒に運びます。

明日は道後温泉まで走る予定なのでありますが、娘も一緒に行くというので彼女が帰りに新幹線からこの農場までの足を確保する為に車を持って行って駐車場においておくということなんですね。

ここの駐車場がびっくりするくらい安くて驚いた。なんと24時間350円!。都内なら15分の値段くらいかな?とにかく安い。

 

帰りに自分の車にガソリンを入れ足して帰るとすでに夜のとばりが降り始め午後の7時。

風呂と夕飯の支度をカミさんと娘に任せて僕は一人ワインを飲んで音楽を聴いていた。

なかなかいい音で鳴ってくれて予想以上の結果だったので大満足。約1000キロも走ってここまで持ってきた苦労が報われた。

娘の料理してくれ夕食のメニューは農場で飼っている鶏を潰して塩焼きにした焼き鳥に漬物三種自家製。

さらに地元の猟師からもらったというイノシシの肉を焼いたものにポテトサラダとご飯。

どれもみんな自家製なので美味しい。

 

食後は風呂で汗を流してからは娘と一緒に70年ロックのレコードを聴きながら当時のロックのウンチク昔話などする。

娘は最近プログレにはまっているらしく、僕は今回家にあるレコードを整理して同じものがダブっているレコードを60枚ほど持ってきたのだが、その中にもキングクリムゾン、イエス、ピンク・フロイドなどもありそれらを大音量で聴くのはとても久しぶりで懐かしい思い出もたくさん湧き上がってきたのでありますね。

 

プログレにちょっと飽きたのでこんなのも聴くかな?とアルバート・アイラーのスピリチュアル・ユニティをかけたら娘は嫌いじゃないと自然に受け止めたので蛙の子は蛙だなと思った。10時過ぎまでおしゃべりして寝る。

 

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2023年8月29日 (火)

2500キロ!ロングドライブ①横浜→岡山

6月に6日間かけて車で山口から四国を周り琵琶湖周辺の三山にお遍路をするというロングドライブをすることになりまして出かけてきました。

 

地図をざっと見て3000キロくらい走るかな、と思ったので出発前に車のオイル交換と一部タイヤ交換もして準備万端。

と行きたいところだったのに出かける前から釣りの遠征などで体が疲れ気味だった上に出かける直前に車に荷物を積む際に軽いギックリ腰までやってしまって、本当にいけるのか?!と思いつつも、何とかごまかしながら行けるだろ、という楽観的な気持ちで出かけてしまったのでありました。

今回の旅のそもそもの発端は、山口に住む娘がレコードプレーヤーが欲しいんだけど何がいい?と聞いてきたので、プレーヤーならウチに使ってないのが一台あるよ、さらにアンプもチューナーもスピーカーも全部あるからあげる、という事になりそれを山口まで車で運ぶか、という話だったのでありますが、カミさんも一緒に行くというのでついでに四国も回って観光し、最後はカミさんのやってる西国三十三箇所札所巡りのうちの難所と言われている琵琶湖周辺の山寺三つをやっつけてしまおう、という欲張り旅に発展していったのでありました。

せっかく行くのだからと、美大出の娘が我が家に残したデッサン用の胸像やら制作用のガラクタやらてテーブルやらも一緒に運んじゃえ、という事になったのでありました。

この中で一番の問題は石膏でできた胸像をどう運ぶかという事で、何しろガタイのいい男よりデカイ胸像、最初は後部座席に座らせてシートベルトで固定すればなんとかなるべ。と楽観的に考えていたがいざ乗せてみたら肩幅が半端なくドアが閉まらないじゃあないか。

仕方ないので後部座席は全部倒して広くなった荷台に毛布を敷き枕を置いてそっと寝かせてみたらなんとかなりそうなので、さらに毛布で多い養生して周りを柔らかい荷物で固定した。

これをやってる時に軽いギックリ腰をやっちゃったんですね。

 

という事で運転席からミラーで後ろがギリギリ見えるくらい荷物を積み込んで出発。

6月23日朝4時起床して5時出発。

横浜市西部の我が家から最寄りの東名高速綾瀬スマートインターから高速に乗るのでありますが、いきなり高速乗り口の道を間違えて一本手前を曲がってしまいUターンする羽目に。

とりあえず高速に乗ってからは順調で渋滞なしで足柄SAで新東名から先のルートの確認をして新東名に。

最高速120kmの新東名をスイスイ走ったらトンネルだらけで横に長〜い新東名の静岡県部分も2時間で走り抜けて、初めて走る名古屋から先の新名神への道を行くとそれまでは山とトンネルばかりだった風景が一変し、大きな港と四日市の工業地帯に伊勢湾という巨大港湾都市の風景になってちょっとホッとする。

やっぱり単調な風景はどんなに快適に走っても飽きるものなんですね。

大きな橋をいくつか渡り工業地帯を通り過ぎると再び田園風景になったところに鈴鹿のSAがあったので休憩。ここにはモリワキチームのバイクや、有名ライダーの着ていたレーシングスーツ、エノカフェでお世話になっているマーベリックのチタン製カップなどが展示してあってテンション上がってしまった。

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ここを出て鈴鹿山脈をトンネルで潜ると滋賀県に入るのでありますが山の中を走るので風景は再び山とトンネルばかり、土山、信楽、と進み草津で名神に合流し大津、山科、京都とどんどん西に進む。

枚方からは大阪の北側の山を走る新名神を走ると大阪圏の渋滞もなくあっという間に神戸をすぎて加古川、姫路を過ぎれば間も無く岡山県に突入。神奈川、静岡、愛知、三重、滋賀、京都、大阪、兵庫、岡山と9つの県をまたいでやって来たことになる。

もちろんここまで車で来るのは初めてだったのでタイヤが心配だったのでありますがエンジンは快調で燃費も良く岡山に着いた時点でガソリンは3分の1も残っていた。

昼食がまだだったので高速を走りながらお店を調べたら、岡山のソウルフード「えびめし」というのがあるらしいのでそこに決定し、高速を降りたらグーグルさんの案内でえびめし屋というレストランに到着。

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午後2時すぎだったので昼の部がもう直ぐ終わり店が閉まるというタイミングだったけれど、結構お客さんは途切れず入ってくるあたりが岡山の地元民に愛されていることが測れる。

ソース、ケチャップ、カレー粉で炒めたらしい味の海老入りチャーハンがえびめしで美味いが感動するほどのものではなく、いかにも日常食といった感じ。しょっちゅう食べてるとクセになるのかもね。

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地元の人は次々と入って来て一様に「えびめし!」と注文していたので人気なのだろうと思ったのであります。

ここから宿に向かったのでありますが途中でガソリンを入れた。

ハイオクがリッター174円のガソリンを7300円入れる。高い!とあの時は思ったけれど今(8月下旬)の価格と比べたら10円/Lくらい安い。ガソリンの高騰なんとかしてくれ!高速代は13300円くらいとこれもねえ、慣れちゃってはいるけど諸外国の高速代の数倍から十倍くらい高いのですよ!なんとかしてくれ!。と岡山の地でなんとかしてくれ!気分になってしまった。

 

3時ちょうどにこの日の宿のビジネスホテルにチェックイン。

昼寝してのんびりし午後5時になったので、あらかじめネットで目星をつけていた岡山農業高校レストランという店に電話したら、今日は満席で入れないが、今から6時半までならなんとかなる、と言われたので、行きます行きます、と慌てて出かけた。

宿から10分ちょっと歩いた繁華街の一角の外壁修理中の細長いビルの3階にその店はありました。

想像していた大衆酒場的なイメージの店ではなくちゃんとした料理屋風の内装で個室には農業科、畜産科、園芸科、というように学校の科名がついており園芸科に通されて食事をする事になった。

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この店は地元岡山をはじめ、全国の農業高校と提携しているらしく、高校生たちが作った野菜や加工品、米を原料にした酒、いも焼酎まである。

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生野菜の盛り合わせ、大根の竜田揚げ、大根の田楽、だし巻き卵、メンチカツなどを頼むがどれもうまいじゃあないですか!突き出しで出たポテトサラダに入っていたベーコンもスモーキーで美味しい。

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ビールと梅酒を頼んだが日本酒がうまそうなので冷酒を頼んだら季節商品で生酒があった。これもまたうまい。

ご飯に味噌汁を頼んですっかり満足し、そのあと行こうと話していたグルービーというジャズバーはどうでも良くなりぶらぶら歩いてホテルに戻る。

まだ明るい夕方の岡山の街の真ん中を流れる掘り割りに沿って歩くと水の流れが気持ちを和ませるのでありました。

流れは速く落ちたら危険な感じだが、柵をしていないところも多く地元の人たちは危険を十分心得ているのでしょうね。

水辺に降りられる階段もありカナダ藻が揺れる周りには小魚の群れもあった。都市の中に水が流れているというのは心和ませてくれるもので、岡山の街はなかなかいいじゃあないかあ!と、来る前には「何もない街」という勝手な思い込みをしていたのだけれど「なかなかいい地方都市」という評価にぐんと格上げされたのでありました。

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7時頃宿に戻り食休みしてからホテルにある大浴場にいくと他の客は二人だけでガラガラに空いていて気分よく湯を浴びていたら、後から入ってきたまだらハゲ親父が独り言はでかい声で話すし、湯船から上がって水シャワーを浴びるときに流れた水がワタクシにの足元にかかったらすまない、というようなことを言ったと思ったら返事をする間も無く水をじゃあじゃあ流してきて足元に水がかかりイラっとした。

他人にかからないように浴びるのが常識だろうと思いながら我慢してたら、ハゲ親父が風呂場から出るときに乱暴に戸を閉めたので反動で戸が空いてしまったのに放置したままいってしまったので仕方ないので戸を閉めた。

せっかくの素敵な街岡山という気分を、お馬鹿な奴にすっかり壊されてしまいこの旅の先に何が起こるのか嫌な予感がしてきてしまったのでありました。

 

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2023年8月28日 (月)

マッコイ・タイナー@Enlightenment

ものすごく久しぶりにジャズネタであります。

それも大昔のレコードの!

マッコイ・タイナーファンであれば間違いなくご存知であろうアルバム、エンライトゥンメントであります。

このレコード(CD・その他)は1973年のスイスのモントルー・ジャズ・フェスティバルでのライブ録音で、エンライトゥンメント組曲と銘打った組曲構成なのは皆さんご存知の通り。

長〜い演奏は当時二枚組のLPレコードの四面にこれでもか!というくらいいっぱいいっぱい録音が刻まれていたのでありますね。

僕はこの録音のCDは聞いたことがないのですが、LPレコードでは二枚組になっていました。(おそらくCDなら一枚に入りきったのかな)

なんたって長〜い演奏なのでちょん切らずには片面25分くらいしか入らないLPレコードには入りようがないので四分割され他レコードを我らレコード世代は聞いていたのでありますが、その評価はというと、まあごく一部の身の回りの評価と僕自身の印象なのですが、一曲目と最後の曲はまとまっているけれど他の曲がどうも演奏内容は良いにも関わらず散漫に聞こえてイマイチの評価だったのでありますね。

 

あれから50年。

半世紀経った本日、ふとコロナになってレコードやCDを買いに行けなくなったことから入ったSpotifyで聴いてみようという気分になり聴いてみました。

 

すると!以前持っていた印象とは大違い!

ワンステージの構成、演奏共に素晴らしいじゃあありませんか!

こんなに素晴らしい録音を低評価していた自分を強く反省すると共に感じたのは録音メディアの発展というものなのであります。

 

僕が初めてこのレコードを手にした時はLPレコードで聴くかカセットテープへのダビング、または当時のお金持ちオーディオ・マニアならオープンリールテープに録音し直して一気通貫で聴く、というくらいしか視聴方法はなかったんですね。

オープン・リールテープなら片方向で90分くらいの市長はできたのかもしれませんが、多くの人はレコードで聴いていたと思われるのですね。

 

問題はこのレコードの曲の割り振りなのですが、司会によるメンバー紹介から始まりパートⅠからパートIIに始まったあたりでフェードアウトされて裏面はフェードインから始まるというLPの構成になっていたんです。

 

レコードっちゅうものは昔のヒトは当たり前に知っているけれど、片面が終わったらレコードをひっくり返す、という手間と時間が必須だったのでありますね。ここでどうしても片面の音楽が完結して次の面に移るというのが脳みそに染み込んでいたのでありまして、レコード制作者側もその辺を分かって曲の割り振りを考えていたと思われるのであります。

LPレコードが曲の寄せ集めではなく一枚のアルバムとして成立させるにはここが大変重要なキモになるわけで、例えばビートルズのサージェント・ペッパーズなどはその辺をよ〜く心得てA面からB面に移っていくのは皆さんもご存知ですよね。

ジャズの世界ではさらに前の1950年代後期のマイルス・デイビスのカインド・オブ・ブルーあたりからこのようなことが行われていたと認識しているのでありますが、このエンライトゥンメントに関してはその辺りがとてもおざなりにされていて、演奏の途中でフェードアウト、フェードインというのをイージーにしてしまったのがこの演奏全体の評価を大きく変えてしまったのではないかということを半世紀もたった本日、強く感じたのでありました。

 

思い返せばキース・ジャレットのソロ・ライブなどをみると最初の三枚組のソロあたりは途中フェードアウト、裏返してフェードインがあった気がしますが爆発的人気のケルンコンサートでは贅沢に曲ごとにLP片面を使うことで演奏の臨場感を損なわないようにしていたような。

当時ケルンコンサートのLPを手にして片面の半分くらいしかデータが刻まれていない盤面を見ながら「もったいない」と思った僕が間違っていた!

ライブ音源は演奏の途中で切ってはならないということをこの年になって痛感したのであります。

 

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