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2023年9月 2日 (土)

2500キロ!ロングドライブ⑤高知→大津

6月27日ドライブ5日目

ぐっすり寝たらだいぶ疲れが取れた感じ6時頃起床して朝食をとる。


昨夜の食事も美味しくて食べすぎてしまったが、これまた朝食も立派で色々出て来たのだけれどさすがに胃が疲れていたので少しずつだけ食べて半分以上残してしまった。


食後部屋で少し休みながらテレビで朝ドラを観ていたら昨日行った四国カルストでテーマの背景を撮ってたのがわかってなんとなく楽しい。

今やっているNHKの朝ドラは高知の地元牧野富太郎の話なのだ、ということを知った。普段僕はスポーツ中継以外のテレビは見ないので全く知らなかった。初めて見た今回の朝ドラがその舞台の地だなんてなんとなく面白い偶然で楽しい。

 

さて、この日は南国土佐を後にして一気に滋賀の大津まで走る予定なのだが、大津近郊の山寺にカミさんを拝観に連れて行くのが主なミッションなので、寺が空いているうちに到着せねばならないという、今回初めての時間の制約のあるドライブとなるのでありました。

そういうことなので、高知城、はりまや橋、などの高知の名所観光はすっ飛ばして、これだけは見ておきたかったという坂本龍馬の像を桂浜という海辺まで観に行くことにした。

9時頃に宿を出て桂浜に直行すると30分で着く。

坂本龍馬の像が見たかっただけなのであるが特に龍馬ファンということではない。ただのミーハーなのである。

彼の歴史的評価だって僕から見たら民主国家を作ろうとしたわけでもなく日本国家の近代化や明治政府にとっては都合良い人だったのだろうけれどまあ、それだけの人、というのが僕の評価なのですね。

こんなこと言うと叱られちゃうかもしれないけれど、正直に言っちゃいます。間違ってたらごめんなさい。

 

んで、まだ時間が早いのでガラガラの桂浜の駐車場に車を止めて降りてみればすぐ横の丘の上に像が見えた。

思っていたより大きく立派な銅像だったのでちょっと感動する。丘の上まで歩いて上り像のたもとで写真を撮ったりしてから浜辺に降りて白い砂浜で何枚か写真を撮った。

Dsc02652
Dsc02669

中年不倫カップル風がいちゃついていたのが白い砂浜に青い海、白い波頭と妙にいいバランスで可笑しかった。

30分くらい見て回りここを後にして一気に滋賀県の正法寺という寺に向かう。

駐車場を出ようとしたら大型の観光バスが続々と入ってくるではないか。早くきて正解だった。

さて、桂浜からは高知市街を避けてすぐに高速に乗り高松方向に山を走り上り四国を縦断し、高松手前で東に曲がり徳島県を吉野川沿いに走って横断するコース。

 

トンネルと山ばかりの風景の道を進むと山はどんどん深くなっていき標高も上がる。

最高地点は350mくらいで意外と低かった。

高速の分岐を徳島方面に向かうと最初はトンネルだらけなのがしたいに山が開けて吉野川が見える。

この川も昨日の四万十川同様立派な川で山に囲まれながら流域は広く街や田んぼが広がり美しい風景だった。

吉野川の上流部に達したときは昨年3月に亡くなったカヌーイスト野田知佑さんの終の住処となった日和佐はこのあたりだろうか、と思いを巡らす。

思えば僕の四国の旅は野田さんへのオマージュのような旅だった。

四万十川、吉野川と野田さんの愛した川を訪れる旅になった。通り過ぎるだけの旅ではあったが色々と思い感じたのであります。

 

徳島からは淡路島に向かい鳴門海峡と明石海峡二つの海峡を大きな橋を渡って本州に入る。

 

それぞれの橋の近くのサービスエリアに止まって写真を撮った。

Img_2068

どちらも大きく立派な橋だ。

 

橋の上から見た海流も鳴門では渦巻きがよく見られてすごい潮の流れだと感心する。

明石大橋側もかなり潮がぶつかり激しく潮波が立っていた。

Img_2089

明石に入ってからは寺の閉まるまでの時間との戦いになる。

 

正法寺という山寺が目的地なのだが先ほども書いたように4時までしか拝観できないのでそれに間に合わせねばならない。

カーナビの示す到着時刻は3時半、何かトラブったり、のんびり休憩したりしていたら間に合わなくなる。

 

本州に入り車の数も増えてスピードが出せなくなり焦りを感じた。

 

神戸から大阪の山側を通って渋滞を避け京都の手前で最後の高速の分岐に差し掛かったところで道を間違えてしまった。

カーナビのいうには4分ほど遅く着くルートに入ってしまったたのだ。

焦りつつもsy列を乱すことなく走って京都、大津とすぎて瀬田西インターで高速を降り住宅街から山に入り狭い急坂を登る。

 

かなりの狭い山道だったのだけれど昨日の四国山地で林道を走ったのでこのくらいはどおってことない。

ぐんぐん登って3時半過ぎにお寺についた。

駐車場の手前で車を止めてかみさんだけ先におろしてお参りに行かせてから駐車場にゆっくり車を止めてホッと一息。後からついていく。

 

後からかみさんを追うようにお寺に向かうと参道には古い立派なお寺やお堂が並ぶ。

カミさんは本堂に上がり丁寧に座って拝んで御朱印を書いてもらっていた。

受付のお姉さんが茶髪の人妻っぽくていい雰囲気で気になってしまう。バチ当たりだなあ。

Dsc02780

境内には直径1メートルくらいの鉢が六つほどあり、覗き込んだら銀色や様々な色の混ざった今流行りの人工的に荒廃させて作ったメダカがたくさん泳いでいる。

こんな山寺でメダカのブリーディングかあ、となんだかとおかしくなる。

 

いつもはオートでしかとらない写真を絞りをマニュアルにして写真をたくさん撮った。大きな神木に囲まれた歴史ある建物に感動する。

Dsc02739

山寺が閉まるまで堪能してから山を降りてこの日の宿に向かう。

途中、石山寺の横を通り去年春に電車で来たのを思い出し懐かしい。

まさかこの昨年歩いてきた道を自分の車で走るとは夢にも思わなかった。

その先で平和堂石山店という滋賀県ではとてもメジャーなスーパーマーケットを発見したので今日の夕食はここで買って軽く食べようということになった。もういい加減に胃が疲れて勘弁してくれと言っているのでありました。

 

店に入り夕食を買い込む。ハモの寿司が売っていたので季節ものだし京都らしいので買い込む。新鮮そうなアジの寿司も買った。

宿にはすぐに着きチェックインすると去年きて止まった時と同じような眺めの部屋だった。

 

カミさんと二人で同じホテルに二度来る、というのはもしかしたら初めてではないかと思った。

もちろんカミさん以外の女性ともないけど。

 

部屋の窓は前回同様広く大きく琵琶湖の南端が眼下に見下ろせて遠くは湖東の名山である三上山も見える。

さらに北を見ると明日登る長命寺の山も見えた。

琵琶湖周辺についてはかつて仕事で現在草津市の琵琶湖半にある琵琶湖博物館の展示映像の企画を全て手がけ、映像も三年ほどかけて制作したことがあるので、地理的なものにとどまらず歴史・文化・漁業など広範囲にやたら詳しいのだ。だいぶ忘れちゃったけれどね。

 

5時前に着いたのですぐにシャワーを浴びてさっぱりした後はくつろぎ、のんびりダラダラと買って来たお寿司をビールと一緒にいただく。

夕焼けが見られたら綺麗だろうな、と疲れてはいたもののすぐに寝ないで夕焼け待ちをしていたが、ビールが効いて来てウトウトしなてしまう。

結局8時頃まで起きていたが夕焼けは見られず外も暗くなったので寝る。

 

この日は四国の南から一気に琵琶湖南端への移動であったが鳴門大橋、明石大橋と日本の土木技術の高さを感じつつもこれらの建設には一体巨額の金がどのように動いたのだろうか、などとまたまた捻くれたことを考えた一日でありました。

 

さあ、明日はいよいよ最終日!気合い入れて行こう!

 

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