ジャムセッションは楽しいのだ!@希望ヶ丘CASK
釣りやバイクの合間を見つけてはジャズのへボサックスの練習を続けているのでありますが、家で一人練習をするだけじゃあ物足らない、何か励みになる目標というものが欲しいものであります。
そんな中で比較的近い街、相鉄線の希望ヶ丘駅のすぐそばにあるCASK(カスク)というお店で、毎月最終水曜日の夜に楽器を持っていけば吹かせてもらえるジャムセッションをやっていると昨年の春くらいに知ったので、昨年6月に初めて参加してみたのでありました。
ジャムセッション、というのは予め演奏する曲やメンバーを決めておくこと無く、その場にいるメンバーでこんな曲やりましょ、とその場で決めたものを演奏するもので、ジャズの場合はある程度スタンダード曲といういわゆる定番曲があるのでその中から選んだ曲を簡単に構成を決めて演奏するのであります。
一緒に仲良く演奏しつつも腕試しをするといったらいいかな。
セッションには毎回顔を連ねる常連の方が何人かいらっしゃるものの、当日集まるメンバーはその日になってみないと分からない。
初めてカスクのジャムセッションに参加した時は人前で演奏するのが数年ぶりだったこともありたいそうビビってしまい、ただでさえヘボサックスなのにボロボロの演奏しかできなかったのでありました。
その後は毎月参加して自分の根性を叩き直しついでに腕も少しでも上がればと思いたったものの、釣りやら何やらで昨年から今年にかけてはバタバタしているうちに時はサラサラと水のごとく流れてしまい一年近くが経ってしまった。
今年の春くらいになってようやく落ち着いたので今年5月に2度目のカスクのジャムセッションに参加をしたものの、間が空きすぎたので昨年の初回と同様ビビって何もできなかった。
それでも毎月行こうと決心し直したのでありますが、本ブログにも書かれているようにあちこち遊びまわって疲弊し体調を崩したり、コロナに感染したりでようやく9月のジャムセッションに参加することができたのでありますが、あいかわらずのヘボサックスながら幾らか場慣れはしてきた感じがしたので今月もその勢いを絶やさないようにと間を空けずにと出かけてきました。
ここのお店のジャムセッションで司会進行のホストをするのはプロのベース奏者の田中洋平さんと同じくプロのピアノの上長根明子さんで、参加メンバーの仕切りは田中さんがやっておられる。上長根さんはピアノのセッションのメンバーがピアノを弾いている時はすっかりお店の店員さんよろしくオーダーを取ったり運んだりして忙しそう。
集まった人をうまくさばいて組み合わせて進行をする田中さんも大変な仕事なのでいつも感心させられます。
プロ二人が演奏のバックをガッチリ固めてくださるので、参加のアマチュアメンバーやフロントのラッパ陣(僕のことね)が多少ヘマしようが、よれて吹こうが、はたまたどこを演奏しているか分からなくなろうがなんとか最後まで演奏をやりきることができるというわけ。
毎回参加者はたくさん来ていて店の席が埋まってしまうほど、今回も満席で立ち見のお客さんが出る程の人気ぶりなのであります。
そんな中で名前を呼ばれて人前で演奏するのはやっぱりビビってしまうのでありますが、そこは酒の力を借りて、「ええい!どうにでもなりやがれ!」と開き直って出て行ってサックスを吹くのでありますが、やっぱりどうにもならない。
やりたいことの半分もできずに演奏し終わった後はガックリするのでありますが、ほかのミュージシャンの演奏がとてもためになるので、そこはしっかり聞き流すことなく聞くのでありました。
演奏する曲もその場で決まるので、必ずしもやったことのあるものばかりではないので、さらにビビるのでありますが、ビビってばかりじゃ先に進まないので、なるようになれ!とここでも開き直ってやるのですがこれがいい勉強になる。
流石にどうにも僕のヘボサックスではお手上げの曲の時には呼ばれても断りますけれどね。
今回はアルトサックスの上手な人がいてすごく良かった。まだ30代くらいの若い人だったけれど僕もあのくらい吹けるようになりたいなあ、などと刺激されたりもするのでありますね。
こんな感じで、これからも毎月通って、毎月自分なりにテーマを作ってやっていこうと思っているのであります。
もし、本ブログをお読みのミュージシャンの方でご一緒することがありましたらよろしくお願いいたしますね。
見学だけもできるのでご興味がある方は見にきてください。
毎月最終水曜日の午後7時半から11時頃までやっています。途中入場、退出可なのでお気軽にどうぞ。
CASKのママさんはミュージシャンの間でもとても評判のいいミュージシャンに手厚い優しいママで、僕もこの人の笑顔を見ていると気持ちが穏やかになる。
何度目かで顔も覚えていただいたようなのでこの先もいいおつきあいをして行きたいなあ。
何よりも、身近にこういうお店があること自体がとてもラッキーなことなのでこれを生かさぬ手はないとココロに命じるのでありました。
※ 写真はお店の SNSから拝借したものを解像度を下げて使用しています。
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