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2024年2月 5日 (月)

モルディブGT遠征でいろいろ考えた@タックル編

9年ぶり、二度目の海外遠征では国内遠征とは違った釣りの経験が沢山出来たので今後の遠征への忘備録ついでに経験や気づいたことなどを書き留めておこうと思います。

素人が書くとりとめのない文章になると思いますが南の島に海外遠征を企画している皆さんの参考になればとも思います。

 

まずは釣りの話なのでタックルについて、まずはロッドから。

飛行機で預かってくれるロッドケースが2mまででしたのでまずはこの長さをクリアするものが必須ですね。

今回持って行ったのはGT用キャスティングロッドを4本にショアでの小物釣り用にスピニングのバスロッド一本でした。

GTロッドは船に持ち込める数はマックス3本と分かっていたので初めは3本にしようと思っていたのですが、なかなか3本に絞り込めずに迷っていたところ、万が一のトラブルに備えてもう一本持って行ったらいかがですか、というエブフロ 店長か声をかけてくださったので、お言葉に甘んじてもう一本追加し4本にしました。

Img_4826_20240205051101

竿の型番は以下の通り

・TRUTH JAPAN    WHITE INSITE  828

・RIPPLE FHISHER  ULTIMO83

・CARPENTAR   PJ80/36

・TRUTH JAMAN   Ocian Sprinter 711

 

結果的には四本持っていったことが大正解でした。

二日目の釣行でウルティモ83のガイドのリングが一つ外れてしまうというトラブルがあったからです。

真冬の日本から飛行機で一気に真夏の国に竿を運ぶと飛行機の貨物室で冷やされたところから一気に30度以上に竿が温められるので、微妙に素材が伸縮・膨張をするようでこのようなトラブルが発生すると考えられます。

この他にもガイド割れも起こるようで店長の竿が一本このトラブルに遭っていました。

Img_5623_20240205051101

バス竿はモルディブのショアキャスティングには弱すぎたようで、同行者がいいサイズのカスミアジを上げたり、翌日はさらに大きいサイズの魚に切られたりしていたのでもう少しヘビーなタックル、シーバスロッドくらいは最低必要かな。

シイラロッドの柔らかめのでもいいくらいに感じました。ルアーもそれに合わせてもう少し大きなモノですね。

 

 

リールは機内手荷物で持ち込み糸の伸縮膨張を避けましたので特にトラブルはありませんでした。

が、問題は糸でした。

今回PEラインは白のラインを使ったのですが、モルジブの海にはダツがとても多くて、これが白い糸をエサだと思い糸をめがけて食ってくるんですね。

これがかなり頻繁に、ポイントによっては毎キャストごとにダツが跳ねるような状況で、ラインのチェックを頻繁にせねばならないのですが、リーダーは指で触ればわかるもののPEラインの方は見ただけでは分からないこともありますし、ダツがラインのかなり手前側に食ったりもするのです。

このダツに明らかにやられたというのが分かればラインを切ってシステムの組み直しとなりますが、分からずにキャストしていると小さいGTがかかった時には糸は切れずに上がるのですが、大きいのがかかった時に切られてしまうんですね。

これで今回僕は大きいのを2匹かけましたけれど2匹ともラインブレイクで取れず。

初めは糸が古かったかな?とも思いましたがキャプテンが切れた糸の切り口を見てダツだ!と明言していました。

 

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ダツの白いPEラインへの攻撃は9年前にコモド島に行った時にも同じような経験しています。

一方でグレーのPEラインを使っていた同行者にはこのようなことがほとんど無かったので、白い糸は澄んだ海では魚からは丸見えなんだ、と感じました。

次回行く事があれば多少値段が張ってもグレーのラインにしようと思います。

 

リーダーは今回はいつも使っているプロセレの名のダックスリーダー230LBを使いました。

これに関してはトラブルはなく、サメに噛まれたりはの鋭い魚がルアーにアタックした時に傷がついた程度で、今回は比較的水深があった事もあり根ズレで切られることもありませんでした。

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リーダとルアーの結束は僕はスリーブを使って、リーダー→スリーブ→スイベル→スプリットリング→ルアー

の順で繋いでいるのですが、今回使ったスイベルの軸が細かったため、キャストを繰り返しているとスプリットリングの隙間にスイベルが入り込んでしまい、キャストの勢いでルアーが外れて飛んでいくという事が二度ありました。

 

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一度めにルアーが外れた時はキャプテンが回収してくださったので事なきを得てその後こまめにリングをチャックしていたにも関わらず、最終日にまた外れてルアーを一つ失ってしまいました。スイベルを使う時には軸の太いものとスプリットリングも締りの強いものを次からは選びます。

 

これも原因としては気温と太陽からの熱が半端なく暑い南の国だったので金属が膨張して柔らかくなってしまったことが原因としてあるのではないかと思います。

普段の沖縄方面では経験がないことからこう考えました。

 

次はルアーについてです。

正直申し上げて釣行前、僕はGTが沢山いるならどんなルアーでも食うだろう、とタカをくくって普段沖縄には持って行かないような古い方のルアーを適当に選んで一箱持って言ったんですね。

ところが今回のモルディブはものすごくGTの量が豊富でバイトは物凄くあるのですがルアーに対しては非常にセレクティブで色や動きの微妙な違いで反応が全く変わりました。

時間によっても派手目のものがいい時間帯と比較的地味なものがいい時間谷分かれたりという事がありました。

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ルアーサイズはあまり大きなものには反応がイマイチでしたがかと言って小さいものを使うとGTの活性が良い時は小さいGTが先に食ってきてしまったように思えます。

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これらは時によって傾向が変わると思いますので絶対ということはないのですが、経験として言えることはそれなりのバリエーションのルアーをそれなりに持っていく事が大事だなと思います。古い新しいは関係ないのですが、もう少し慎重なルアー選びが必要だったとの反省をしました。

目の前で入れ食っているのを指を加えて見ているのは辛いものです。(笑)

 

ルアーの次はフックです。

せっかく大金かけて海外まで行ってかけたGTをバラしたくないので、今回は針は全て新しいものを用意しました。

メインはシングルフックとツインフックでしたが結果的に僕にはツインフックが一番掛かりが良かったですね。


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トレブルフックも掛かりは良いのですがサメがけっこういるのでサメがかかってしまった時には外すのが大変でキャプテンも苦労していました。

ただフックとルアーのバランスによってはトレブルフックも大切で店長はその辺をうまく使い分けて、一つのルアーにツインとトレブルを併用して魚をかけていました。

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タックルについてはこのくらいかな。

なんだかお金がかかる話ばかりになってしまったけれど、せっかく大金をかけて行く海外遠征ですから少ないチャンスをモノにするにはこういう事が必要だなとしみじみ思ったのでありました。

 

素人の僕が書いている事なので他にも色々あるんでしょうけれど悪しからず。

 

写真協力:Ebb&Flow 
釣りに関するお問い合わせはルアーショップEbb&Flowへどうぞ
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