350クラブの親睦会でセッションしたよ@ABスマイル
中島仁トリオを聴いた翌日は横浜エアジンから歩いて数分のところにあるABスマイルというジャズクラブで、ジャズギタリスト岩見淳三さんのファンクラブである350クラブの親睦会に呼ばれてサックスを吹いてきました。
この親睦会は年に一度ペースで行われていてもう20年以上続けられているそうなのですが僕に声がかかるようになったのは10年くらい前からかな。
ちょうどその頃から僕自身が楽器の演奏に真面目に取り組むようになった時期だったので、人前で演奏する場を与えていただいたのは大変ありがたく、釣りのスケジュールとの兼ね合いで毎年とはいかないもののちょこちょこと参加させていただいては、美味しいお酒とお料理に舌鼓を打ちつつサックスを吹くという事をしてまいりました。
今年は三年ぶりくらいの参加でしたが、この会で知り合ったミュージシャンの方も何人かできて久しぶりに会うのも楽しみでしたし、一般的なジャズクラブでのジャムセッションとはまた違うリラックスした雰囲気の中で演奏するのも楽しみでした。
今回の参加メンバーは、三年前とは随分変わっていて、350クラブの楽器をやらない音楽を聴くのが専門のお客さんと岩見さんのお弟子さんたちのギタリストにその仲間的なリズム陣やフロント陣が集まりました。
フロント陣は僕のソプラノサックス以外は三人のアルトサックスの方々で年齢は様々。久しぶりにお会いした文京区のポール・デスモンドと僕が勝手に命名してしまった方にも会えて嬉しかった。
会の仕切りは岩見さんの事務所の社長兼ボーカルのYAYOIさんで、肝っ玉母さんぶりをフルに発揮しながら場を仕切って進行していきます。
全員揃ったところで乾杯してからは社長の命令で呼び出されたメンバーでのセッション。
今回は初めて来る方も何人かいて少し緊張している様子もありましたが、和気藹々と和やかに演奏が進んでいきます。
久しぶりに会うと、太った人、痩せた人、変わらない人など様々いて中にはあまりの変貌ぶりに誰だかわからない人もいたりするのに音を出した途端に、あ!あの人だ!と過去の面影を思い出すところが面白かった。
僕の出番は4番目くらいでちょっと緊張して始まりましたが、一旦音を出してしまえばあとは開き直るしかない。
everything happen to meを吹かせてもらったのだけれど、アドリブに入ったらサビの進行で躓きちょいと焦る。
やばいなあと思いながらも無理やり押し切り最後まで吹き切ってなんとか終わってホッとした。
終わったらYAYOI社長から「今日はいいね」と褒められたので「今日も!でしょ」と絡んで笑をとって引っ込む。
初めて聞く人たちの演奏は新鮮だし、これまであった方々の演奏もときを重ねて腕を上げている様子がよくわかり聴いていてとても楽しいし刺激にもなるのでありますね。
一曲やったら気分が楽になってワインをがぶ飲みしてすっかり酔っ払い、何組かの演奏を終えると中休みの休憩があり350クラブの会長である三浦さんからこの回の歴史や今年の11月に岩見さんのリサイタルが決定したことなどの報告などがあり一休み。
後半のセッションが始まると2番目に呼び出されて一曲やる。
今度はプロのベーシストのジャンボ小野さんと岩見さん、それに大学ジャズ研の先輩のドラムの三浦さん(会長とは別人)とのセッション。
酔っ払った勢いで気持ちよく吹きまくって気分いい。もう間違えたってなんだって怖いものなし、という感じでこういう雰囲気の場での演奏は普段は中々できないので楽しいものでありました。
後半の部が終わると一旦お開きにした後で楽器持ったメンバー全員で大ジャムセッション。
blue bossaをみんなで弾きまくって盛り上がり夜はふけていったのでありました。
ああ、楽しかった。また来年皆さんに会えるといいなあ。釣りとの予定がかぶらない事を祈りつつ皆さんと再会を誓ってABスマイルを後にしたのでありました。
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